プロローグ
八幡side in
クリスマスイベントが終わりあいつらとも仲良くなれた。俺が欲しかった『本物』をやっと手に入れることができた。そんなことを考えていると──
母「八幡、あんたに話があるからちょっとリビングに来て」
ん?なんだ?こんな時間に
八幡「わかった、今行く」
リビング ──
母「きたわね、じゃあそこに座って」
八幡「急に通したんだ?仕事クビになったか?」
そんなことになったらマジで困るな。親父の給料母ちゃんのより少ねぇし。
母「そんなわけないでしょ、内容は私たちの家のことよ」
八幡「?俺たちの家族は別に特別な家じゃないだろ?親が県議会議員やってるとかないし」
母「実はね、うちの比企谷家は世界中を探し回っても知らない人はいないってぐらい有名なのよ。あんたが今まで会ってきた人たちはみんな別の比企谷だと思っているわ」
ま、マジかよ。俺もよくテレビ比企谷の名前をテレビで見ていたが俺たちとは関係ないと思ってたんだが、まさか関係があったとは。
八幡「うちがすごいことはわかった。だが、なんで俺だけに話したんだ?小町には教えないのか?」
母「私のお父さん、あんたの祖父がね現当主なの。それでね、その祖父から昨日電話があって、八幡をこっちによこせっていうのよ」
八幡「なんでだ?まさか俺を当主にしたいとか言ってないだろうな?」
もしそんなことになったらめんどくさい。夢の専業主婦になる夢が叶わなくなってしまう!
母「そのまさかよ。昨日電話で八幡を当主にしたいと言っていたわ」
予想が当たってしまったーーー!!
というかなんで!?こんな目の腐ってるやつなんか選ぶの!?ぜってーやんねーよ!?
母「あ、それと八幡が当主やらないって言うなら、小町を当主にするって言ってたわ」
八幡「全力でやらさせていただきます!」
母「あら?てっきりやらないとかいうと思ったのに。まぁ、やってくれるのはとても有り難いんだけどね」
小町にやらせるわけにいかねーだろ!そんなことしたら俺が小町に会えなくなるかもしれないじゃないか!
母「まあいいわ。迎えは明日の正午に来るわ。迎えにきた車を見ても驚くんじゃないわよ」
八幡「一体どんな車で来るんだよ──」
母「あ、それから、これからはこのバッチを絶対に外さずに生活して行ってね。このバッチがないとこれからの生活色々と不便になるわよ」
八幡「へいへい分かったよ。ん?うわぁー」
渡してきたバッチのデザインは某アニメの調査兵団のエンブレムと瓜二つだった。違うところをあげるとしたら片方の翼の色が青ではなく、金色だということだけだ。
母「これから、頑張りなさい。そしていつでもこの家に帰ってきなさい。帰ってきた時は歓迎するわ」
八幡「ああ」
そして翌日の正午 ──
ピンポ-ン
執事「八幡様お迎えにあがりました」
来てしまった。しかたない行くか。
八幡「じゃあな母ちゃん、親父そして小町みんな元気でな」
母「ええ、頑張ってね」
父「いつでも帰ってこいよ八幡」
小町「お兄ちゃん、どうしてもいっちゃうの?
小町もうお兄ちゃんと離れたくない!」
八幡「小町、昨日も言ったが、これはも決まっちゃったことなんだ。俺も小町と離れたくないけど行かなくちゃなんねぇ。だけど、いつか帰って来るから、待っててくれ」
小町「ほんと?」
八幡「ああ、約束する」
小町「うん!分かった!小町お兄ちゃんの帰り待ってるね。だからお兄ちゃんも頑張ってね!」
八幡「おう!よし、じゃあ改めてみんな行ってくる」
母父小町「「「いってらっしゃい」」」
そうして俺は比企谷家本家へと向かった。
やっと着いた・・・というか車長すぎじゃね!?ゆうに7メートルあったぞ。あと門を通ってから家まで30分かかるってどういうことだよ!
??「おう来たか八幡。面と向かって会うのは今日が初めてかの」
話しかけて来た人物はこの世で最も有名な人
比企谷 月冴(ひきがや つかさ)だった。
月「なんじゃ、そんな惚けた顔をして。何か不満があるのか?」
八幡「いえ、まぁ不満があるとしたらいきなり俺を当主にしたことですかね」
月「はっはっは。それはすまんかったのう。どうしてもお前になって欲しくての」
八幡「なんで俺なんですか?」
月「敬語は要らん。まあその話はおいおいするとしていきなり当主にしたということで、何か詫びよう。何か欲しいものはあるか?」
うーん、欲しいものか今は特にない───あ、2つあった。
八幡「強いていうならナーブギアとSAOっていうゲームですかね」
月「敬語要らんと言っているのに。まあいい、わかったそれでは、明日それを買ってこい金ならいくらでも出す」
いつもならこんな施しは受けないが今回は有り難く受け取っておこう。
八幡「わかりました。ありがとうございます」
月「うむ。それでは、これからはここの当主として頑張ってくれよ八幡」
八幡「はい、わかりました。よろしくお願いします」