俺は仮想現実で新たな本物を手に入れる   作:泉谷 晶輝

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仮想現実へ

八幡 side in

 

昨日は驚くことがありすぎたな。ただの一般家庭だと思っていたら超名家だったりしかもその家の当主にさせられたりいろいろなことが──

まぁなんにせよ起こってしまったことは仕方がない。

さて今日は昨日買ってきたSAOをやろうかな、βテストには落選してしまったが製品版が買えたのはラッキーだったぜ!

 

えーとなになに?まずはゲームカセットをセットしてナーブギアを被るそしてキャリブレーションを行う── よし、設定完了これでログインするだけだな。さて始めますか──

 

八幡「リンクスタート!」

 

 

Welcome to Sword Art Online!!

 

 

オクト「おお!すごいな感覚が現実とほとんど変わらない」

  「さてまずはレベル上げか。このゲームにはソードスキルってのがあるらしいがどうやるんだ?」

 

オクトがソードスキルについて困っていると誰かから声がかけられた。

 

???「すみません、大丈夫ですか?」

 

オクト「ヒャ、ヒャイ!!」

 

???「うお!?びっくりした」

 

オクト「すいません、なんでしょうか?」

 

急に声かけられたから思わず変な声を出しちまった。相手に変なやつだと思われてなければいいんだが。

 

???「いや、なんか困ってるようだったから声かけたんだが、なんか困ってるのか?」

 

オクト「いや、あの、えとソードスキルの出し方で困ってまして」

 

よかった変な奴だとは思われてないようだな。

 

 

???「なんだ、そんなことか。それなら俺についてこないか?今ちょうどその事を教えてるやつがいてな」

 

な、なんだこのコミュ力の高いやつは。一瞬葉山かと思ったぞ!でもこいつ葉山とは違って童顔だな。

 

オクト「じゃっじゃあお言葉に甘えさせてもらいます」

 

キリト「ハハハ、そんなかしこまんなくていいいぞ。そういやまだ自己紹介がまだだったな。俺の名前はキリトだ」

 

オクト「俺はオクトだ。じゃあこれからはタメ口でいかせてもらう」

 

キリト「んじゃ行くか」

 

オクト「わかった」

 

そして俺たちはキリトが教えていたところに戻りそこにクラインと言う奴がいてそいつもめちゃくちゃコミュ力があった。と言うか、俺の周りコミュ力の塊みたいなやつが二人もいるってどう言う事だよ。

 

そして基礎的な事を教えてもらい休憩していると

 

キリト「よし今日はここまでだな。もう遅いしログアウトするか」

 

クライン「おう!今日は17:30にアツアツのピザを予約済みだぜ!」

 

キリト「ハハ、準備万端だな」

 

オクト「俺もそろそろ落ちようかね」

 

キリト「おう、またどこかで会おうぜ」

 

オクト「おう」

 

そうしてログアウトしようとしたらクラインがいきなりこんな事を言い出した。

 

クライン「あれ?ログアウトボタンがねぇ」

 

は?そんな事あんのか?そう思いながら見て見ると確かにねぇな

 

オクト「たしかにないな」

 

クライン「だろ?ま、正式サービス初日だしこんなこともあるだろ。今頃運営は半泣きだろうな」

 

キリト「クラインお前もだぞ。今17:25だ」

 

ん?そういやクライン17:30にピザ頼んであるとかいってなかったっけ?

 

クライン「へ?ああああ!?俺のジンジャエールとテリマヨピザがぁぁ!!!???」

 

キリト「さっさとGMコールしろよ」

 

クライン「いやさっきからしてるんだが反応がなくってよ」

    「他にログアウトする方法ってあったか?」

 

キリト「・・・ないなプレイヤーが自主的にログアウトする方法はメニューを操作する以外ない」

 

おいおいまじかよなんかやばいことになってきたぞ。

 

クライン「いやなんかあるだろ!ログアウト!戻れ!脱出!!」

 

だが何にも起こらなかった

 

キリト「ないっていったろ?マニュアルにも緊急切断方法は載っていなかった」

 

オクト「このままじゃまずいな。・・・そうだ、ナーブギアを外せば・・・」

 

俺が頭に手をやり外そうとすると

 

キリト「無理だ。脳から送られてきた五感は全てここでシャットアウトされている」

 

そう言いながらキリトは手でうなじをさしながらそういった。

 

キリト「今ここから抜け出せる方法は家族が頭からナーブギアを外すしかない」

 

クライン「でも俺一人暮らしだしよ」

 

キリト「俺は母親と妹がいるから夕飯になれば気づいてくれると思うが」

 

キリトがそう言うとクラインがキリトに迫った。この光景はたから見てると赤いメガネかけた誰かさんが鼻血吹きそうだな

そんな余計な事を考えていると突然視界が青色に包まれたかと思うと始まりの街にいた。

 

オクト「転移したのか?」

 

キリト「そうみたいだな」

 

話していると空に何かが写ってそこから何かが出てきた

 

???「プレイヤーの諸君。私の世界へようこそ」

 

キリト「私の世界?」

 

茅場「私の名前は茅場 晶彦 この世界をコントロールできる唯一の人間だ」

 

「本物かよ」

 

「ずいぶん手が込んでるな」

 

茅場「プレイヤー諸君はすでにメインメニューからログアウトボタンが消えていることに気づいていると思う。しかしこれはバグではなく仕様である。繰り返す、これはバグではなく、 SAO本来の仕様である」

 

クライン「仕様?」

 

茅場「プレイヤー諸君は自発的にログあとすることも、外部からのナーブギアの停止、解除もありえない。もしそれが試みられた場合ナーブギアが発する高出力マイクロウェーブが諸君の脳を焼き切り生命活動を停止させる」

 

「どう言う事!?」

 

「盛り上げるだけの演出だろ?ったくはやく終われよ」

 

茅場「今現在家族や友人が警告を無視しナーブギアを外そうとして SAOそして現実世界から永久退場した人間が213人いる」

 

オクト「213人!?」

 

茅場「この事をニュースなどのメディアで多数報道されているのでその心配も低くなった。なので、諸君らには安心してゲーム攻略に励んでほしい」

 

 

茅場「だが十分に留意してほしいこの世界では蘇生がほぼ機能しない。ヒットポイントがゼロになった瞬間諸君らのアバターは永久に消滅し同時に諸君らの脳はナーブギアによって破壊される」

 

拝啓小町へ

 

お兄ちゃん仮想現実に囚われちまったよ。どうしよう?

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