俺は仮想現実で新たな本物を手に入れる   作:泉谷 晶輝

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月夜の黒猫団編は結構端折って書いてますご了承ください。


クリスマスイベント

オクト side in

俺とキリトがビーターという汚名を被ってから約1カ月経った。俺は今アスナとユナの3人で行動している。第一層のボスからは順調に攻略が進み今では24層まで来ていた。そして今は2023年12月25日クリスマスイベントが行われる日だ。

 

オクト「なぁ、お前らって今日始まるクリスマスイベントとの噂って聞いてるか?」

 

アスナ「うん、聞いてるよ?確かイベントのモンスターが蘇生アイテムを落とすんだったっけ?」

 

ユナ「そうだよ。でもその噂ほんとなのかな?」

 

オクト「まぁやってみなきゃわからんだろ」

 

アスナ「あ、そうだ。キリト君に聞いてみたらどうかな?」

 

オクト「そういえば最近キリトを最前線で見ないな。フレンド登録してるから場所はわかるがメッセージ飛ばしても帰ってこないんだよな」

 

ユナ「二層で別れて以来一切連絡取ってなかったからね。キリトって今低層にいるんでしょう?そんなところで何やってるんだろ」

 

オクト「キリトならこのイベントに出てくるだろ。その時に聞けばいいさ」

 

アスナ「そうだね。よし、じゃあそろそろイベントに向かおうよ」

 

ユナ「うん!ほら行くよ!オクト!」

 

オクト「わかったからそんな焦んなよ。転ぶぞ」

 

そうして俺たちはクリスマスイベントへと足を運んだ。

 

 

キリトside in

 

俺は今クリスマスイベントが行われる場所へと来ている。だが俺は、他の奴らとは違う理由でアイテムを取りにきた。そのアイテムさえあればサチをケイタを・・・

俺は自分の情報を隠して入っていたギルドを壊滅させた。もしあの時俺が本当のことを話して入ればこんなことにならずに済んだのに!

俺は自分に怒りを感じながら場所絵へと歩いて行きとうとうイベントボスのところへ着いた。

 

イベントボス

「ぐがががががががががががが」

 

キリト「うるせえよ」

 

ボス「ぐががががががががが」ブォン

 

キリト「うああああああああ!!!!!」

 

20分後

 

キリト「はぁ、はぁ」

 

やっと終わった。これであいつらを蘇生できる。蘇生させたらいろんな罵声が飛んでくるかもしれない、だが俺はそれを受け入れなければならない。そう思い俺はドロップ品を確認した。そこには・・・

 

 

        蘇生結晶

 

このアイテムのポップアイテムメニューか ら選択するか《蘇生:対象プレイヤー》と発声することで対象プレイヤーが死亡してから効果光が消えるまでの間(10秒間)の間のみ使用できます。

 

と書かれていた。

 

キリト「はは、ハハハハハ」

 

俺のやったことはそんな簡単に消せることではないってことか。そうだよななんせ俺は見殺しにしたんだからな。

 

キリト「戻るか」

 

そうして俺は来た道を戻って行った。

 

 

オクトside in

 

俺ら3人はクリスマスイベントが行われる場所へと着き奥の方へと進もうとすると先にきていたのかクラインたちに止められた。

 

クライン「待ってくれオクト今はキリトがイベントに挑んでる邪魔しないでやってくれ」

 

オクト「どうしてだ?」

 

クライン「キリトのやつボスのところへ行く時何か重いものを背負ってるような感じがしたんだ。今のキリトにはこのイベントでドロップするアイテムが必要なんだと思うんだ」

 

オクト「何か重いものを背負ってるような感じ?まぁわかった。じゃあここで待ってる」

 

クライン「ありがとな」

 

そうして俺たちはキリトの帰りを待つことにした。

 

40分後

 

キリトを待ってから約40分やっとキリトが帰って来たと思ったら、キリトが俺の目のような濁った目をして帰って来て。

 

オクト「よう、キリト。大丈夫だったか?」

 

俺がキリトに話しかけるとキリトはその場に立ち止まって何かをこちらに投げて来た。

 

オクト「おいキリトこれはなんだ?」

 

キリト「それは蘇生アイテムだ。オクトが本当に必要と思った時に使ってくれ」

 

オクト「お、おい!待てキリト!」

 

俺はキリトを呼び止めキリトの腕を掴んだ

 

オクト「お前は絶対に生き残れよ。絶対にだ。お前はこの世界には必要なんだ」

 

キリト「ああ」

 

俺はキリトのその言葉を聞き腕を離した。

 

キリト「じゃあな」

 

キリトはそう言い残し去って行った。

 

アスナ「キリト君行っちゃったね。本当にどうしたんだろう?なんかこの世界に絶望したような目だった」

 

ユナ「うん、何か大切なものを失ったようなような感じだった」

 

オクト「俺は薄々と感じてはいるがこれはキリト本人にとってあまり触れられたくないことだろう。詮索はしないでおくか」

 

アスナ「うん、そうだね」

 

ユナ「それがいいと思うよ」

 

俺たちはこの世界で絶対に死なないと言う決意を一層に高め攻略をすると誓いここから去った。

 

 

キリトside in

 

俺は今俺が入っていたギルドのホームに来ている俺の部屋のある机にうつ伏せにしていると音声メッセージが届いた。

 

キリト「サチ?」

 

そこにはギルド仲間だった今は亡きサチの名前があった。俺はそれをタップし音声を起動した。

 

サチ「メリークリスマス、キリト」

 

キリト「え?」

 

サチ「キリトがこれを聞いている時には私はもう死んでいると思います」

 

サチ「なんて説明したらいいのかな?・・・ほんとのこと言うと私始まりの街から出たくなかったの。でもそんな気持ちで・・・結構時間余っちゃったね。クリスマスだしなんか歌を歌うね」

 

サチ「ふっふふふっふっふふーふっふふふっふっふー・・・」

 

サチ「じゃあねキリト。君と出会えて、君と一緒に要られて本当に良かった」

 

サチ「ありがう・・・さよなら」

 

コトン

 

そこで音声は終わった。

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