シャルロッ党のお姉さま   作:小雲八泉

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 この小説を書くとき、決まってアトリエシリーズのほのぼのBGMかお髭様の『月の繭』を聴きながら書いてます。

 それで、インスピレーションが閃くと筆が進みますw


13.経過と世間話

 ご機嫌よう、皆さま。

 

 ゆったりカフェオレを飲むのが好きなヴィオレットです。

 

 名誉挽回の為に使用人の方々に振舞ったマカロン・パリジャンはとても好評だったようで、皆さん華が咲くような笑顔を浮かべていました。

 

 誰かが嬉しそうな笑顔を浮かべる時、その周囲はとても癒されるものです。私にとっては幾万の財宝よりも尊いものを得られて嬉しい限りでした。

 私が作ったものだと知ってからは少し戸惑ったみたいですが、皆さん食べ始めると目の色を変えていきました。私がそれを見兼ねて、

 

 

「また作りましょうか?」

 

 

と訊ねると、

 

 

「是非お願いします!!」

 

 

 と、言ってくれたのでこれからも遠慮なく作っていきましょう。誰もが損しない素晴らしい考えです。

 

 そうそう、先日のIS適性検査で結構凄い数値を叩き出したせいか、私達は揃って代表候補生の審査を受けることになったのです。

 デュノア社の中ではその話でもちきりみたいで、社員達からその話をネタに話しかけられました。予想外ではありますが仲良くなれるきっかけを持てて嬉しかったですね。

 

 

「まあ、そんなとこです」

 

「……そうか」

 

 

 目の前にはガラス張りの窓から外を見下ろす父の姿。外は雨が降っていて、そんなこと知らぬとばかりの車達が水たまりを跳ね上げています。

 車が正面を過ぎるたび、ブォン、と雨風を切り走る音を微かに感じます。

 

 

「それで、私達をテストパイロットにするんですか?」

 

「そうだ。デュノア社専属のテストパイロットにする。これからはISに関する学術を学び、IS学園に入学するんだ」

 

「……分かりました」

 

 

 癪ですが別に拒否する理由もありませんし、素直に頷きます。

 父は外を見たまま仏頂面で続けて話しました。

 

 

「代表候補生の審査は二人とも突破していたが、政府の方からどちらかに絞って欲しいと打診があってな」

 

「それなら、あの子の方がいいと思いますよ」

 

「何故だ?」

 

「あの子の方が、よりISを乗りこなせます。それよりも私は整備開発面で動きたいですね」

 

 

 当然ですが代表候補生になるべきなのはシャルです。代表候補生はあらゆる面で優遇されますし、ある程度国の顔を背負うので、『原作』のような状況でも国や企業に見捨てられにくくなります。

 

 それに単純にシャルのほうがISを使うのが上手いと思いますし。

 

 

「ならばそのように手配してやる」

 

「ありがとうございます」

 

 

 容姿や性格、愛想や愛嬌に運動や器用さなどのあらゆる面でシャルに劣る私ですが、ただ一つ決定的に優っているものがあります。

 それは……今世のやたら優秀な頭脳。

 

 頭が回るとかそう言うのではなく、前世と今世で培った知識と地元の教諭達が叩きつけた挑戦状によって磨かれた教養。

 中学生の年齢にして国際大学試験を無勉強でスルーできそうなこの頭でっかちな頭脳こそ、唯一お姉ちゃんできる要素なのです。

 

 要はテストの成績だけは負けませんよというガリ勉自慢なのですが、そんなちょっと虚しい特技も活かしていなければこの先生きてはいけません。

 

 

「……お父様」

 

「なんだ」

 

「少しは家族に対する顔を見せてくれてもいいと思いますよ?」

 

「…………」

 

 

 そう言っても目を閉じるばかりで何も言ってくれません。

 

 私はこの関係が家族にあるべきとは微塵も思ってはいません。

 だって家族が心を寄せる居場所になれないなんて、そんなの悲しいし悔しいじゃないですか。

 

 

「これは我儘ですか……?」

 

「……いいや違う」

 

「だったら」

 

「すまない……もう少し時間をくれ」

 

 

 父は固く目を瞑るばかりで、今日も答えてはくれませんでした。それから私が退室するまで父は動く事はなく、私も事務的な儀礼以外を話すことができませんでした。

 

 父は何を迷っているのでしょう。私達は父の家族にはなれないのでしょうか……?

 未だ塞がらない家族の境界を見て、私は胸を締め付けられるようでした。

 

 

 

 

 

 

 

「車椅子卒業おめでとうー!」

 

「ありがとう、やっと自由に歩けるわ」

 

 

 漸く医者からのお墨付きを得て車椅子生活が終わりました。立ち上がった時の足の頼りなさといったらありませんが、人はたった二本の脚で歩いていくものですから文句など言えません。

 

 そんな私達はデュノア社に赴き、テストパイロットとしての訓練を受けている真っ最中。

 

 ISのテストパイロットとしての研修はディアナさんが監修してくれました。

 この前のIS適性の件はショックだったみたいですが、直ぐに持ち直して私達と嫌厭なく接してくれるところに生来の人の良さを感じますね。

 ただし訓練試合では適性差など無駄と言わんばかりの猛攻に手も足も出ず完敗。ちょっと大人気ないと思います。

 

 

「私の方が先輩なんだから、お姉ちゃんには負けないからねっ」

 

「油断してるとたった一回の差くらい簡単に覆してしまいますよ?」

 

 

 そんなやりとりをしながら始めたのが最初の研修でした。

 銃の扱い、ISの基本的な動かし方、武装呼び出しのやり方。瞬時加速(イグニッション・ブースト)を初めとした高等技術。それらをディアナさんから教わり、目で見て盗んでいきます。

 明確な目標がいて、同じくらいのライバルがいる。そんな恵まれた環境で、私達は着実に力を身につけていきました。

 

 

 

 それから1ヶ月もの間、ISの修練は恙無く進みました。特にシャルの上達は目覚しく、ディアナさんとの二対一で私がちょっと後押しするだけでそれなりに戦えるようになったのは流石です。

 そして私とシャルが試合をすれば、シャルの遠ざかったり近づいたりする目まぐるしい戦い方に翻弄されて目を回しながら撃墜されてしまいます。きゅう……。

 

 

「うぅ……」

 

「だ、大丈夫?」

 

「ええ、平気……シャルって凄いのねぇ」

 

 

 私って本当に適性Aなのでしょうか?少々どころではないヤラレっぷりに自身のポテンシャルを疑ってしまいます。

 どこに飛んでくるかは分かるんですが、こっちを対処したらあっちをやられ、あっちを対処したらこっちを斬られといった感じ。

 気がつくとISを纏ったシャルにお姫様抱っこをされていました。あらやだときめいちゃう。

 

 

「いやいや、お姉ちゃんも大概だよ?」

 

「そう?」

 

「なんで回避しながら対物ライフル当ててくるかな?」

 

 

 だってマシンガン出そうにもすぐ射程外に逃げるんですもの。

 なら全距離をカバーできる対物ライフルを持ってくるのも仕方ないと思います。思いませんか?

 で、そうすると今度は撹乱機動で近付いてくるんですよこの子。対応が早いのと上達の早いので気を抜くとすぐ置いてかれそうです。

 

 

「なんで撹乱機動をとってる相手に当てられるの」

 

 

 当てないとボコボコにされるからだと思います。

 

 それにしてもシャルのこの戦い方は画期的ですね、全武装をフル回転で使い回すので火力も申し分ないですし。かなり器用さを要求されますが。これが洗練されれば『原作』の砂漠の逃げ水(ミラージュ・デ・デザート)になるのでしょうか。

 どんな距離にいても対応されるのは厄介極まります。

 

 

円状制御飛翔(サークルロンド)で戦うとダメージレースで負けるからね……自由機動戦で負けるわけにはいかないよ」

 

「シャルも大口径を持てばいいのに。これとか精度良くて良いわよ?」

 

「いやいや、それ取り回しが悪すぎて使えないから。機動戦でそんな暴れ馬使えるのお姉ちゃんだけだから」

 

 

 因みに私が使っているのはマクミランTac-A1-R2と呼ばれる対物ライフルを元に口径等をIS用に改修したもので、油圧式の反動軽減装置のおかげで反動も少なく機動戦でもそこそこ対応してくれる長射程高精度高弾速の良い銃です。

 因みにこの銃のバリエーションが、たしか狙撃世界記録を持っていたはずです、実績のある銃なんですね。

 

 

「シャルロット様の戦い方を十全に活かすには切り替え速度の高速化が必要そうですね……いっそ専用機を持ってみますか?」

 

「ええ!? 良いんですか?」

 

「社長に掛け合ってみますよ。多分OK出されると思います」

 

 

 とっても気前の良いディアナさんを尻目に、私は知らず知らずに詰まっていた息を吐き出しました。

 ISは既存の兵器を駆逐するほど防弾防刃に優れる、それは分かっているのですが、シャルに銃口を向けるのはどうにも心が荒立ちます。

 何かの間違いでISのシールドが張られていなかったら……そんな妄想が頭を過るのです。

 衝動的にシャルの首に腕を回して、その心音をしかと感じ取りました。……暖かくて、少しだけ癒されます。

 

 

「……お姉ちゃん?」

 

 

 しかしシャルが折り合いをつけているというのに、姉たる私がなよっていては示しが付きません。

 絶対安全とは言えませんが、せめて慣れるようにしなければ。

 

 

「……そうです、御二方とも昼食に行きませんか?今日はビーフシチューだそうですよ」

 

「それは良いですね」

 

「じゃあ、行こっか」

 

 

 ディアナさんの御好意に甘える形で訓練を終えて、シャルの腕の中から降ります。少し心惜しいですが。

 いつかの日の朝を思わせる穏やかな心地で、昼食へと向かいました。

 

 

 

 

 

 ランチルームでは皆さんが思い思いの場所で和やかな団欒を過ごしています。しかし聞こえてくる会話はISの機能に関することや、顧客の要求に対する愚痴など、仕事人らしいもの。

 

 備え付けのテレビには今日もニュースキャスターが世界の出来事を紹介していました。

 そんな光景を見ながら私達は一緒にビーフシチューを運んで机を囲みました。

 年若い私達の存在は大変珍しいようで、チラチラと視線を感じることも。

 

 

「んー、コクがあっていいわねー」

 

「美味しいね」

 

「しっかり手作りなんですね、これ」

 

 

 料理にはシェフのこだわりを感じる作り手の調理の腕が出ていました。昨今のインスタント風味に頼らず、一から作らなければこうはなりません。

 

 フランスの料理は案外質素、と言われています。確かに間違いではありません。平日なんかキッシュとスープがあれば十分って感じですし。

 

 しかし、庶民的な歴史こそ尊ぶフランスではそういった質素なものの中に確かなこだわりを感じることも少なくないのです。主張せず、自然に。しかし胸を張って。

 お国柄と言うんでしょうか。そういうところ、大好きなんですよね。

 

 

「また交通事故だって」

 

「最近多いですね」

 

 

 ニュースはとある市街の男性が人を轢いてしまったというニュースが流れていました。

 本人は警察に連絡して自供したみたいです。

 

 

「男って後先考えませんから……」

 

「まあ……たしかに?」

 

「美徳でもありますが、こういったとこに出るのは嫌ですね」

 

 

 最近のニュースはISに纏わるポジティブな話と、交通事故や事件のようなネガティブな話のどちらかが殆どです。

 これでも昔はネガティブ大好きと言わんばかりに事故事件や汚職関連の話ばかりだったので、まだマシなのでしょうか。それとも隠されているだけなのか。

 

 交通事故といえば、最近取り上げられることも多いですが、これを防止するために世界の自動車メーカーは自動運転の技術をモノにしようとしているようですね。

 人間どうしてもヒューマンエラーは起こり得ますから、事故を完全に無くすためにもそういった努力をすることには大賛成です。

 

 ただ交通事故、とりわけお年寄りの事故が取り上げられることが多い気がしますが、統計的にはむしろお年寄りの事故は減っていってるんですよね。

 老人に運転させるなと今更ながら声を上げる人達を見て、なんだかなあと思ったりすることもあります。

 

 因みに故郷には一昔前のフィアットを高度な技術で運転する、通称『快速お婆ちゃん』がいたのですが、普段はおしとやかで大人しいのに車に乗ってるときは某豆腐屋の魂が乗り移ったような顔付きになるのが面白かったです。

 

 

「快速お婆ちゃん、懐かしいなー」

 

「今日も峠を攻めてるんでしょうか」

 

「そ、そんな人がいるんですか」

 

 

 あれに相乗ると余りに細かい制御に車は人の操作ありきなんじゃないかと思ってしまうんですよね。

 老人車乗会の織斑千冬、なんて呼ばれていたり。

 

 前世にも知り合いの50代くらいのバイク乗りが新人にも優しいイケメンおじさんだったのを思い出します。

 案外ドライバーにとっては若さを超えたその頃くらいが脂が乗った全盛期なのかもしれません。

 

 

「もし? 今大丈夫かい?」

 

「あ、はい」

 

 

 そんなやりとりをしながらシチューを堪能して、お腹も膨れて惚けている時にそんな声をかけられました。

 何でしょうか?と思い振り撒くと、ツナギを着たいかにも技術者っぽい女性がいました。

 

 

「君だろ? 社長(しゃっちょ)さんのとこのヴィオレットちゃんてのは」

 

「はい、そうですが」

 

社長(しゃっちょ)さんから連絡があってね。君にIS関連の技術を教えてやってくれって言われたんだ」

 

 

 あら、早速でしたか。父も手が早いですね。

 どうやら技術を教えるにあたって挨拶回りや初歩的な部分を予め教えたいようで、ついてきて欲しいと伝えられました。

 せっかくの団欒を、とも思いますが、貴重な時間を割いてくれているのは向こうも同じ。これからご教授頂くのに失礼があってはいけません。

 それにしても中々訛りの強い人です。どこの地方の方なんでしょうか?

 

 

「シャル、ディアナさん。ちょっと席を外しますね」

 

「はい、いってらっしゃいませ」

 

「いってらっしゃーい」

 

 

 二人に見送られて、技術者のお姉さんと歩き始めました。

 

 

「社内の生活には慣れたかい?」

 

「はい、少しは」

 

「いーやまだまだだね。こんなにカタいんだから」

 

 

 お姉さんはニヤリと笑って肩を叩きました。

 婉娩聴従とは無縁と言わんばかりの豪快さに、思わず身体が揺れてしまいます。

 

 

「なんだいお姫様、ちゃんと食ってんのかい?」

 

「い、一応食飯は欠かさぬようにしてます」

 

「それでこんな嫋々(なよなよ)しくなるのかい? もっと食いなよ肉とかハンバーグとかスパムとか」

 

 

 それ全部肉では?というツッコミをしたいですが、ここはグッと我慢をして愛想笑いを返します。

 肉は嫌いでは無いのですが、余り脂があり過ぎるのは苦手なんですよ。野菜とかなら胃にも優しいですし、果物は甘くて非常にエクセレントです。

 

 

「多分この前まで車椅子だったからでしょうか?」

 

「あ、病み上がりか。こいつは悪いことしちまったな」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ」

 

 

 バツが悪そうに呟くお姉さんに首を横に振ります。多分車椅子関係なく揺れると思いますし。

 シャルもそうですが、私達は太らない体質だと思うんです。シャルは更に胸の方に栄養が行くので尚更スラリとしています。

 私?……まあ、そこそこかな。

 

 

「午後もこなせるかい? キツそうなら後日にするけど」

 

「今で良いですよ」

 

「そうかい……なら問題ないね」

 

 

 再びニヤリとし始めたお姉さんに思わずこっちも笑ってしまいます。こういう、遠慮なく向かってきてくれる人って良いですよね。パーソナルスペースが広い気難しい人にはアレですが、中々味方の多そうな人だと感じました。

 

 

「……本当に絵本の中のお姫様って感じだね。笑い方一つとってもウチとは全然違うじゃないか。課の奴等に見習わせたいくらいだ」

 

「いえそんな、私なんてまだ14ですよ?」

 

「年季なんざ関係ないのさ。どっかの偏屈爺も言ってたよ。 工業大学を出た新入りより小学生の孫の方がよっぽど使えるって」

 

 

 それは孫が可愛いだけではないでしょうか?

 私もシャルとそこらの新人なら絶対にシャルを選びますし。やはり可愛いは正義なのだと思います。

 

 そんな話をしていく間に、目的の場所に着いたようです。『整備課』と書かれた看板は、オイルに塗れて工具が散らばるようなイメージとは裏腹にとても小綺麗でした。

 ISは女性が扱う以上、整備も女性がすることが多いらしいですが、そんな女性趣味が影響しているのでしょうか?

 

 

「いやぁ、ISって油とか殆ど使わないんだよ。どっちかというと電子機器やプログラミングに近い感じなんだ」

 

「なるほど……あれ、なら何故ツナギなんです?」

 

「ウチは汚れ仕事だからね」

 

 

 曰く、プログラミングやOSのメンテナンスも整備課の仕事ではあるのですが、彼女は更に武装や装甲の修繕や内装フレームの整備も担当する、整備課のリーダーでもあるようなのです。

 どうしても体力がいる上、汗をかくことが普通なこの仕事は、整備課の中でも"汚れ仕事"と呼ばれているんだとか。

 

 

「変な話ですね……こんなにカッコいいのに」

 

「そう行ってもらえると嬉しいね。さ、入るよ」

 

 

 例えばテレビやゲームも、いくらプログラムを作れても部品を作り組み立てる人がいなければ全くの無力なのです。一握りの才能の持ち主しか拝めないISでも、それは同じ。

 

 こそばゆいように頬を掻く整備課リーダーさんは、とても人間味に溢れていて格好良い人でした。

 

 

 




マクミランTac-A1-R2……カナダとかアメリカとかがよく使う新型モデルのアンチマテリアルライフルの発展形。小銃の反動軽減に油圧サスみたいなのを使うとかいう変態技術を取り付けてるらしい。それよりも狙撃世界最長記録の内容が頭おかしいと思いましたまる。

フランスの食事の伝統……チーズとかワインとか種類が多すぎて全部網羅とか無理だと思えるくらいいっぱいある。日本でいえば焼酎みたいなもの、歴史の重要さがよく分かりますね(なおイギリス)

快速お婆ちゃん……ヴィオラ達を乗せて峠を走る車好きのお婆ちゃん。
元ネタは筆者の体験ネタ。ホンダトゥデイをこよなく愛する近所のお婆ちゃんでした。やたら駐車が上手かった。
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