どうも、女湯担当の
そして、温泉と言えば恒例の覗きタイムです。この一か月弱、結構な頻度で覗いているのですが全く飽きません。肉眼で見る美少女たちの肢体はもう、ほんと もう………ッ! 生まれてきた意味とかいろいろ考えさせてくれるのです。
で、現在「自分」は男湯でジンくん・十六夜さんと混浴…じゃなかった。男同士の裸のお付き合い(目の保養)。「僕」は温泉に生える樹に引っ付く虫に擬態して窃視中でございます。
今いるのは飛鳥さんと妖精さん。
何度見てもイイものだ。ふ、人の姿だったら僕のナニがおっきくなってしまうところだった。シンプルに興奮します。
(楽しい一日だった)
(自由に走り回り、見たいものを見て…だけど…)
(どうしてネズミには、私のギフトが通用しなかったのだろう…ルイオスの時はともかく……いくら何でも、私の霊格がネズミよりも劣るということはないはずよ)
(だとしたら、他に考えられる理由は一つ)
―――「だったら…操作されているものは操作できないとか そういう感じなのでは?! 」
(私より、強力な誰かの支配を既に受けていた………)
(やっぱり…私のギフトは使い勝手が悪いわ。…相手によって、効果が左右されてしまうのだから。私の望んだ、『ギフトを支配するギフト』なら 尚更ね)
(たとえ強力な武器のギフトを支配したとしても、十六夜君たちみたいな大立ち回りができるわけじゃなし)
(―――選択、誤ったかしら)
(でも! 私は人を操る魔女になりたいわけじゃない。心を歪ませてまで、頷かせることに価値なんかない! )
( 『ギフトを支配するギフト』 ものにしてみせる…っ! )
ぼんやり空を眺めたりお湯の中にもぐったり、何考えてんだろうと思っていたら急に飛鳥さんが立ち上がった。
当然、普通は見えてはいけない色々なところが丸見えになる。
湯気? 僕の覗きを防ぎたかったらこの10倍は持ってこいッ! 全部丸っとお見通しだ! ありがとうございます!
―――ガラッ! と戸を開ける音。
「飛鳥さん! お怪我などは本当にないのでございますか!? 」
桃色オパーイのエントリーだ! 豊満ボディをプルンプルンに揺らして駆けてくる。
ありがとうございます! ありがとうございます!
僕の目は人間以上だから余裕で捉えられるのだ。ぎょろりと動かして飛鳥さんのオパーイと黒ウサギのオパーイを同時に見ることだって出来る。
勢いよく飛び込んできた黒ウサギは、
「待て待て黒ウサギ‼ 家主より先に入浴とはどういう了見だいやっほおおおお! 」
後から飛び込んできた白夜叉に抱き着かれすごいポーズで温泉に飛び込んだ。
白夜叉さま…ノーコメントで(こわい)。
「ちょ、ちょっと大丈夫!? 黒ウサギ! 」
「
いやいや突き刺さってる突き刺さってる。
「…………」
―――ぞくり、と。
今までに感じたことのない感覚が僕を襲った。
ぽとり、と樹から落ちる。肢が動かない。呼吸ができない。痛みも、苦しみも、何もないのに。体に異常なんてあるはずがないのに。
心が震える。
魂が千切れる。
僕が僕でなくなって、僕の形が分からなくなる。
「………」
「―――から臍へのボディラインには一切の崩れがなくされど触れば柔らかな女人の肉であることは間違いなくしかも臀部から腿への素晴らしい脾肉を揉み解せば 指と指の間に瑞々しい少女の」
あれ? なんでぼく降りてるんだ? いくら目が良くてもこれじゃあ見えないよ。
バレないようにひっそりと登って、っと。
飛鳥さんが腕で胸を隠しつつ白夜叉さまに桶を投げつけていた。
そのポーズの方がえっちぃと思う。おっぱいむぎゅっ!ってなってる。
「なに?! 白夜叉ってこんな人なの? 」
「すごい人ではあるのですが、それ以上に残念なお方なのでございます…」
うんうん。
「「「うん うん」」」
いつの間に! リリちゃん、レティシアさん、耀さん!
「あなたたちいつの間に! 」
「騒いでいる間に」
気づかなかった。というか記憶がないんだが…?
それにしてもレティシアさん(大人モード)、パイオツカイデーでござるな。くふ、コミュニティでは専ら少女形態なので貴重ですぞ。
ちっちゃいおっぱいはちっちゃいおっぱいでいいものですが、おっきいおっぱいはおっきいおっぱいでまた良いものですな。再確認でござりゅ、くふ。
「さて! おんしらにはまだ魔王襲来の件について話しておらんかったの。裸の付き合いがてら、じっくり聞かせるとしようぞ」
白夜叉さま、桶被って紅葉ニップレスって…。エロさが増した気がする。肉眼はやっぱいいわ。ギャグ感よりエロスが直で来る。アニメだったら欠片もエロさを感じない場面だが、現実で見るとえっちい。フェティッシュな感じ。
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男湯(カット)。
「眼福でした。あと普通に温泉気持ちよかった。風情があって最高。
邪な気持ちを忘れて空と温泉に心を委ねてしまっていた。
次の世界でも温泉旅行とか行ってみたい。
………好きな人と一緒に」
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温泉から上がった自分と十六夜さん、ジンくんは女性陣を待っていた。
「魔王襲来の予言…ね。ここまで来たかいがありそうな話だわ」
湯上り飛鳥さん。えっちい。早く帰ってこい「
「あ、ジン坊ちゃんに十六夜さん、奴良さんも。私たちが上がるのを待っていてくださったのですか? 」
「おお? これは中々いい眺めだな」
「はい? 」
返事代わりに深く頷いてみる。
「黒ウサギやお嬢様の薄い布の上からでもわかる二の腕から乳房にかけての豊かな発育は扇情的だが相対的にスレンダーながらも健康的な素肌の春日部の髪から滴る水が鎖骨のラインをスゥッと流れ落ちる様は視線を自然に慎ましい胸の方へと誘導するのは確定的」
そこまで言ったところでスパーンッ! と顔を赤くした黒ウサギ&飛鳥さんのツッコミ(桶)が入った。
「変態しかいないの! ここには! 」
「白夜叉さまも十六夜さんもみんなお馬鹿様ですッ‼ 」
即座に復活した十六夜さんは白夜叉と変態同盟(自分命名)の固い握手を交わしていた。
「お、落ち着いてください二人とも」
「そうそう湯上りの皆が綺麗すぎただけだから。自分としても、心が洗われたというか。美しいものを見たというか。とにかく、ここに二人変態以外の人種がいるから落ち着いて」
「あれ? レティシアさんとリリは? 」
「もう少しお風呂にいるって」
なるほど。それで帰ってこないのか。まぁええわ。しっかり裸を記憶して戻ってきておくれよ。
「まぁ、二人は抜きでもよいだろう。明日以降のことを少々おんしらと話しておかねばなるまいな」
「ということは」
「ああ」
場所を移して、白夜叉がマジトーンで話し出す。
「―――それではこれより! 第一回、黒ウサギの審判衣装をエロ可愛くする会議を」
「始めません!」
「始めます」
「始めませんっ!」
白夜叉の提案に悪乗りする十六夜。速攻で断じる黒ウサギ。漫才のノリだ。
「もうっ! 魔王襲来に関する重大なお話かと思ったんですよ! 」
「いやいや、審判の話は本当だぞ? 実は耀も出る明日のギフトゲームの審判を、黒ウサギに依頼したいのじゃ」
「それはまた…唐突でございますね」
あ(察し
「おんしらの起こした騒ぎのおかげで月の兎が来ていることが公になってしまっての。そうなれば出さぬわけにはいくまい。むろん、別途報酬も用意する」
やっぱりウサギは人気者なんだぁって。次の世界で ガワとして、大いに活用させてもらおうっと。
「わかりました。明日のギフトゲームの審判・進行役、この黒ウサギが承ります」
「感謝するぞ。で!審判衣装はシースルーのエロ可愛い黒いピスチェスカートを!」
「着ません! 」
「着ます! 」
「断固着ませんッ‼ あーもう! いい加減にして下さいお二人とも! 」
「「はーーい」」
耀さんが小さく手を挙げて質問。
「白夜叉、私が明日戦う相手って…? 」
あー、そんなのもあったな。ジャックさん出てくるやつ。あと~…メタンガスのやつ。死体から発生するガスで云々のやつ。『自分』の記憶はぼんやりしてていけねぇな。
「すまんが、教えられるのはコミュニティの名前だけだ。
決勝に残ったのは“サラマンドラ”と“ノーネーム”の他に二組」
白夜叉が指パッチンするとギアスロールが現れた。今初めて思ったんだけど、“サラマンドラ”残ってたのね。決勝っていうか準決勝? よくわかんにゃいや。
「“ウィル・オ・ウィスプ”と…“ラッテンフェンガー”ですって?! 」
パチリ。目を膝に配置する。うん、よく眠ってやがる妖精さん。
………よく考えなくても飛鳥さんの膝を枕兼ベッド代わりにしてお休みとか羨ましいこと限りなしだな。
「“ラッテンフェンガー”…ドイツ語か。要するに、明日の敵はさしづめ『ハーメルンの笛吹き』ってことか? 」
へぇ~、という飛鳥さん耀さんの声をかき消すように
「ハ、『ハーメルンの笛吹き』ですか?! 」
「どういうことだ小僧」
二人が驚きの声を上げた。
???となる問題児たち。(自分は除外だけど、知らないふり)
「すまぬ。おんしらは知るはずもないな。『ハーメルンの笛吹き』とは、とある魔王に仕えていたコミュニティの名だ」
「魔王? 」
「その魔王は200篇以上からなる魔書から悪魔を呼び出し“
「―――けれど、とあるコミュニティとギフトゲームで敗北しこの世を去ったはずなのです」
「魔王が死んだ以上…『ハーメルンの笛吹き』も力を失ったはずじゃが………そもそも小僧、なぜ“ラッテンフェンガー”が『ハーメルンの笛吹き』なのだ」
十六夜さんはにやりと笑って、ジンくんの頭に手を乗せた。いいなぁ。
「それは、我らが御チビ様が説明する! 」
「は、はい! 『ハーメルンの笛吹き』という物語がグリム童話にあることはご存知ですね。ハーメルンとは、実際にその物語のもととなる事件が起こったとされる都市の名前です。町の石碑にはこう刻まれています。
―――1284年 ヨハネとパウロの日 6月26日 あらゆる色で着飾った笛吹き男に130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され丘の近くの処刑場で姿を消した―――
このグリム童話の笛吹き男が“ラッテンフェンガー”が『ネズミ捕り』『ネズミを操る男』と考えられます」
読んだ覚えあるわー。ネズミ退治したのに王さまが対価を払わなかったから子どもたちを連れて行っちゃったんだよね?
あ、あと。『ツバサクロニクル』で見た覚えが。ん? アニメでそこやったっけか
♪「時の向こう 風の街へ ねぇ 連れて行って」
ってフレーズがずっと耳から離れない…という記憶が浮かんできた。いらない。カット、カット。
「ネズミを、操る…? (まさか…)」
飛鳥さん…。心中お察しします。
「ふむ…それが予言の魔王かどうかはともかく、“
なんて言っておきながら、並みの相手なら一瞬で片づけられるのが白夜叉なのですよね。ね?
話は終わり、皆退室していく中で座ったままの飛鳥さん。
(ラッテンフェンガー…ハーメルンの笛吹き…まさかこの子が魔王の配下なの…? )
「それはないんじゃないかなぁ? 」
「きゃっ! ぬ、奴良くん! 」
「ごめんなさいね。てっきりその子が魔王の仲間とか、そういうことで悩んでるんじゃないかと思って」
「……ええ、この子がもしも魔王の配下だったなら私は」
「うん、だからそれはないと思う。全然そんな感じしないし」
「でも」
「そもそもさ、仮にもし魔王の仲間だったとして、別に何もないでしょ? 」
「え? 」
「だって妖精さん、よわっちぃしちっちゃいし。馬鹿にするわけじゃないけど、すごい子供っぽいし」
「………言われてみたら、確かにそうだわ」
「ね。悩みは晴れたみたいだし、お休み。良い夢を」
「ええ。ありがとう奴良くん、おやすみなさい」
いいことをしたら気分がいいなぁ。
明日はいよいよ魔王のゲーム。この世界もそろそろ終わりか。
楽しかったなぁ。
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部屋に行く道中で、白夜叉に『覗き』のことで“威嚇”された。生まれて初めて『殺気』ってのを感じた。生きた心地がしなかった。
走馬灯が流れた。自分の生涯と『自分』の生涯が流れまくった。
こわかった。涙出てきた。
思い出したら心臓が止まった。
心臓を引っこ抜いて再生、動かす。
抜いた心臓が勝手に動き出そうとしていたので食べて止める。ふぅ………。
今日はもう眠れないかもしれないな…眠らなくても問題ないけど。
こわかった。