ぬらーり ひょーん(G)な異世界旅行記   作:しゃしゃしゃ

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アニメ3話~でーす。主人公が関わらない場面はスキップしていく所存です。


第三話「美少女のお風呂とお着替え。覗くのはいけないことでしょうか?」

「では、行きますよー! 」

 

 そう言って黒ウサギは十六夜さんがゲットした水樹をコミュニティの元は竜の瞳(だったっけ? 名前までは記憶にないわ)…ともかく水源となる恩恵が備え付けられていた場所にセットした。

 

 

 はろはろー。奴良九朗こと、ぬらりひょん(G)でーす。

 現在自分は“ノーネーム”居住区の水路・貯水池に来ています。

 

 さっきまでは入り口付近の魔王の痕跡に戦慄するテンプレをしていました。読むのと見るのでは想像以上に違いましたね。感知系は持っていない自分でも「ヤヴァイ」って感じられるほどの空気がありました。

 

 そんでもってコミュニティの子どもたちと挨拶をして、現在に至るわけです。子どもたちも()()()()()だった…。キラキラした目で見てくれちゃってもーなー。『自分』はロリもショタもイケる口ですものなー………言っているように、初めては女性とラブい感じでやりたいから我慢するけども。

 

 

 そんなことを思っている間に水樹から水が湧き出し、ちょっとした湖ぐらいある貯水池に水が満ち始めた。

 

「すごい…! 」

 

「これが水樹の力…」

 

 いやほんと、すごいわ。あんな苗木程度でこれだけの水を放出できるとは、改めて恩恵(ギフト)ってすごい。

 

「これなら生活以外にも水を使える…ギフトゲームに参加しなくても着実にコミュニティを大きくしていける…! 」

 ヒトリゴトというには若干大きい声で希望に満ちた声を上げる、我らがコミュニティのリーダー ジン坊ちゃん。そして彼を見つめる十六夜さん。どうやら気に入らないようですねー(すっとぼけ)。

 

 

 卵がないということで、『黒ウサギ特製卵焼き』はまたの機会ということになった。卵を自分の体から作って手渡したのだが、気味悪がられてしまった。残念。

 

 

 

*********************

大浴場温泉以上に大きく月の見えるお風呂にて

 

「はー………本当に長い一日でしたー。新しい同志を呼ぶのが、こんなに大変だったとは想像もしておりませんでした」

 髪をピンクに染めた黒ウサギが湯に その豊満な肢体をつけ、ストレッチをするように腕や肩を動かし呟く。

 

「それって私たちへの当てつけ? 」

 からかうような飛鳥さんの声。

 

「め、滅相もございません! とんでもございません! そんなんじゃありませんからね? 」

 慌てたように黒ウサギ。

 

 にゃーにゃーと三毛猫が鳴くと耀さんがそれに応えたように

「ほんと、このお湯森林の匂いがする」

 

「水樹の水をそのまま使ってますから。気に入っていただけて、何よりです」

 

「でも、こうやってお風呂がつかえるようになったのも、あの子たちのおかげよね」

 

「お気になさらずに、ギフトゲームに参加できない者は、ギフトプレイヤーを支えるのはこの箱庭の掟なのです」

 

「ふーん……。ギフトゲーム、か……。

 楽しければそれでいいと思っていたけど、コミュニティのことを考えると、無茶できないわねぇ」

 せやですね。ギフトゲームに挑むにしても、調べてからじゃないと、怖くて参加できんわい。俺―――もとい『自分』は知恵を試すようなゲームは不得意だし。

 

「―――ねぇ、春日部さんはどう思う? 」

 

「あ、私は…とにかく勝てばいいと思う」

 こなみ。

 

「勝てば私たちも楽しい。コミュニティも嬉しい、一石二鳥」

 

「耀さんの言うとおりでございます。ゲームを楽しむのは一流プレイヤーの条件ですよ」

 

「うん。そう言ってもらえると助かるわ」

 

 

「ところでところで、こうして裸のお付き合いをしているわけですから、お二人様のことを聞いてもいいですか?

 ずっとずっと待ち望んでいた、いわゆるガールズトークでございますよ♪」

 ガールズトーク盗み聞き…漂う犯罪臭がやばいな。

 

「ガールズトーク…? 」

 

「YES ! 例えば、ご趣味や故郷のこと等々」

 

「故郷、か…」

 飛鳥さんはなぁ…言葉一つでどうにでもなる中で生きてきた感あるし。

 

「私のことより黒ウサギのこと聞かせて。髪の色が桜色になるなんて、ちょっとカッコイイ」

 桜色という表現が可愛いな。

 

「黒ウサギってばかっこいいですか? そんなことございませんよ~」

 照れ照れじゃねぇか。

 

 

 そうしてガールズトークは続いていった。

 

 

*********************

 

―――ハエになって覗きに行っていた『俺』との同期をして、悶々とした気分で発情しているのが自分です。

 どうも。

 多分ギャグ漫画なら鼻血ビュー!!です。

 

 やべぇよやべぇよ。美少女三人の裸はやべぇよ。現在DTの自分には刺激的すぎだったのだぜ………。

 

 一つ言えることはおっぱいがいっぱいだった。

 オで始まってニーで終わるそれをしたいのだが我慢。耀さんがいる以上、後黒ウサギも感覚鋭いはずだから、したら匂いでバレちゃうかもしれない。磯の匂いでバレちゃう。それはさすがの自分も恥ずかしい…。

 ムラムラはごろごろ転がることで解消します。

 

 

 ん? 「変身できるならお湯になって触りに行けよ? 」…HAHAHA☆ 無理!!

 これがファンタジーが存在しない世界なら「きゃあ! なにこれぇ! 」で触手のようにうねる水に変身した自分が、おにゃのこ達の柔肌をねっとりじっくり堪能するエロ回になれるけど、この世界じゃ無理だよ。現に釘刺されたし、「奴良さん、変身して覗きに来たらお仕置きですヨ? 」と言われました。見張り付きで部屋にいるって言って何とかなりましたが。

 

 彼女らは自分が変身できることは知っていても、増殖することまでは知らないですからね。その点で覗きには成功しましたが…。まぁ、いずれバレるかもなとも思っています。十六夜さんはなんとなく察しているでしょうし。飛鳥さんと耀さんも優秀な頭脳の持ち主ですし。だから今この時、この瞬間のえちえちな記憶を大事にしたい、自分です。

 

 

 いやー、良いもんを見た。脳内フォルダ永久保存だわ。

 

 

 こんこん、と窓の外から音がした。鳥だ。

 

「おい、開けろ」

 外に放っておいた『自分』の内の一体らしい。

 

 開けて招き入れると奴良モード(さっき名前つけた。今のこの肉体に変身すること)になった。

 

「なにかあった? 」

 

「おうあったあった。原作通り、ガルドの傘下のやつらが子ども攫いに来て、十六夜さんが石投げてドカーンして、ジンくんを打倒魔王の象徴に据える方向にもっていった」

 

「やっぱね」

 

「今頃は言い合いになって、けど説得されて、かと思ったら「俺 明日のゲームで負けたら抜けるわ」宣言されてると思う」

 

「オッケーご苦労。じゃ、来て。いったん同期して、そっからまた頼むね」

 

「おう」

 

 

 取り込んで、その後体をちぎって『自分』を生み出し、放った。

 

 

 

「おーい」

 

 またか。

 

「なにー? 」

 

「女子のおきがえ覗いてきたでー」

 

 早速同機開始!

 

 

*********************

 衣装の山。お風呂から上がった3人。

 

「お二人ともいつまでも着た切り雀じゃ、乙女心が痛みますものね」

 

 そう言って笑顔で服を並べる黒ウサギとは対照的に、並べられていくチャイナ服やメイド服といったコスプレ的な服を見て微妙な表情を浮かべる飛鳥さんと耀さん。

 

 私的にはー、可愛い服とか着てみたいなーって『自分』の中の乙女心が言っているけどね。コスプレとかそんなできることじゃないし。いや、服も体の一部だからやろうと思えばできるけど、ちゃんと服を着るといった過程を経てコスプレしてみたいのよ。

 『自分』に対して欲情はしないけど、綺麗だとは思うし、テンション上がるし。フリフリひらひらのキュートなのとか。思いっきり露出した挑発的なのとか。楽しいだろうなぁ…次の世界で機会があったらやってみーよぉっと。

 

「! ち、ちがいます! これは、白夜叉様が黒ウサギに着せようと無理矢理………」

 

「せっっかくの異世界が………あら? 」

 赤面おこ。かわい。

 と思ったら衣装の中の赤いドレスに興味がわいたようで試着。もちろん着替えシーンも覗かせていただきました。下着姿もええですな。

 

「素敵ね。それにとても動きやすい」

 

「よく似合ってる」

 

「審判用に白夜叉様から頂いた衣装の一つでございます。

 身を守るための加護が付属されておりますので、明日のギフトゲームに来ていくのもよろしいかもしれません」

 

「気に入ったわ」

 ずるり、とドレスの片側がずり落ちそうになった。うむ。サイズ差がね。

 

「あやゃ! 今晩中に飛鳥さんのサイズに直しておきます…」

 赤面てれ。かわい。

 

「お、お願いするわ――はぁ………」

 黒ウサギを見て、というか黒ウサギのたわわなおっぱいを見てため息をつく飛鳥さん。どんまい! 発育は負けてないぞ! 美少女のおっぱいはすべて平等に尊いのだから!

 男と老女の胸はおっぱいじゃないから矛盾してないセーフ。

 

 

 

*********************

 

―――ええなぁ。ええなぁ。

 

 ばったんばったん寝返り打って、じたばたじたばたして、その日は寝られませんでした。

 まぁ、自分睡眠はとらなくても大丈夫ですしね。

 

 フォレス・ガロ居住区画にて、

 “ハンティング”ゲームスタート。

 

 しゅーりょー。

 

 特に何事もなく、決着しました。

 指定武器の白銀の十字剣でもって飛鳥さんが鬼化したガルドを刺し貫いてゲームクリア。

 ただし耀さんが十字剣を奪う際怪我を負った。出血で気を失っていたので、ゲーム終了後、自分が肉と血を『変身』させて移植(くっつけ)ましたとさ。

 目を覚まさなかったので今は横にならせていますが、時期に目を覚ます…んじゃないか、なぁ?

 

 

 そして、大々的に『打倒魔王』を掲げる「ジン・ラッセルの“ノーネーム”」が発表されました。

 

 

 

 

 




 移植…傷の治癒と共にはがれていくように設定しています。要はかさぶた的なもの。
    もちろん移植した血肉を変身能力で変えて移植相手を殺すこともできます。しないけど。テレパシー的な能力はぬらりひょんにはないので、時間経過や外的刺激で活性化するようにあらかじめ決めておかないと、アクション出来ません。

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