おはこんばんにちはー。ぬらりひょん(仮)こと奴良九朗どぅえーっす。
ペルセウスとのギフトゲームからしばらく、小規模なゲームにちょいちょい手を出して勝ったり負けたり。早く次の話にならないかなーと思いながら日々を送っています。
いやね? バトル系のゲームだと思ったら知恵を試されるゲームだったとか、よくあるのよ。自分お世辞にも頭がいいとは言えんからさぁー、ゲットした“
そんなこんなでプラスマイナスゼロ。うんにゃ、+であるけどその+分はコミュニティに収めているから、実質自分の手持ちギフトは増減なし…悲しみー。
他3人が連戦連勝しているだけに、焦らずにはいられないね。黒ウサギやジンくんは総合的にはプラスだからいいって言ってくれてるけど…。
今日は明け方に開催されるとあるギフトゲームに参加して、勝ってきました。賞品はちょっとした毒のギフトが付与されたナイフ。蔵の方に納品してホームへ。
飛鳥さんに耀さんに…あー、リリ(だっけか、狐の)
「よっすー。どしたの3人ともそんな興奮と怒りが混ぜこぜになったような表情で」
「奴良君、帰ったのね」
「奴良さん、お帰りなさい」
「ゲームどうだった? 手ぶらってことはまた負けたの? 」
「ぐふう、いやいや負けてないからね。もう置いてきただけだから。それでどうしたの? 」
「ちょうどいいわ。詳しいことは後で話すから、今は私たちについてきてちょうだい」
飛鳥さんはそう言って歩き出してしまった。
とりあえず耀さんの隣に立って歩き始める。
「で、どこに向かってるの? 」
「地下の書庫に」
…………ようやく始まったみたいだ。火竜誕生祭のエピソードが。
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「ジ、ジンくーん! 」
顔面に膝をもらった我らがリーダー、半泣きで くずおれました。
「オイオイお嬢様、寝起きにいきなり飛び蹴りは命にかかわるからやめた方が…」
ゴメンゴメンとジンくんに謝ったのち、キッと十六夜さんを睨めつけ
「緊急事態よ! これを見て! 」
手紙を十六夜さんに渡した。
自分も見せてー。ひょっこりと後ろからのぞき込む。なんだかドキドキするよぉ………きゃっ♡(キモい)。
「“火竜誕生祭”だぁ? 北側の美術品展覧会及び品評会に加え、様々な主催者のギフトゲームを開催。メインは
あ、髪が顔に。あ、少し興奮すりゅ(キモイ)。
「ノリノリね」
「どうしたんだよこれ」
そろーり、離れる。名残惜しいが。
「黒ウサギが秘密にしていたみたいなの。春日部さんがたまたま見つけたんだけど」
「たまたま見つけた」
「へぇ……? 秘密にねぇ……」
流し目でジンくんを見る。素敵!
「だ、駄目ですよ?! ここから北の境界までどれだけの距離があると思ってるんですか」
知らなーい(めちゃんこ遠いのは知ってる)。
「こんなに面白そうなお祭りを、秘密にされてたんだね私たち…くすん」
おーっと、小芝居フェイズ。
「毎日コミュニティを盛り上げようと頑張っているのに、残念だわ…ぐすん」
「ここらで一つ黒ウサギたちには痛い目に遭ってもらうのも大事かもしれねぇなぁ!…くすん」
もれてるもれてる。
「コミュニティの仲間にこんな
「あの、聞いてます? 」
聞いてるけど聞いてない。
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“黒ウサギへ
近日おこなわれる箱庭の北と南の“
私たちにこの祭りのことを秘密にしていた罰として、
今日中に私たちを捕まえられなかった場合4人ともコミュニティを脱退します。
死ぬ気で探してね♪
なおジンくんは案内に連れていきます。”
「あ、あの―――
問っ題児様方はああああああああ!!!!」
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かっふぇ(敢えての舌足らず発音)にて、お祭りに行くための会議中。
「―――さてと、それで北側に向かう方法だが…せっかくの旅路だ。オモシロオカシク過ごすべきだと思うが」
「せやね」
「賛成」
「異議なし」
「つーわけで、何か素敵なプランはねーのか 我らがリーダー? 」
「予想はしてましたけど、やはり北側の境界壁までの距離を知らないのですね」
はぁ…と肩を落としてジンくん。「この箱庭の世界は恒星級の表面積を持っています。“
「恒星級の表面積…? 」
「どれくらい? 」
「仮に太陽と同等だとすると、地球の約一万三千倍だな」
どっしぇ~~。
空間転異系能力欲しいな(唐突)。
「一万三千っ?!
ちなみにここから北側の境界壁までの距離は…? 」
「大雑把でいいなら…ここは少し北寄りなので、98万kmぐらいかと」
「「「「わぁお」」」」
「そういう訳なので、今なら笑い話で済みます。諦めてもう戻りませんか? 」
「そ、その方がいいんじゃないかな…? 」
そういえばなんでリリいるんだろう…。マジでなんでいるの?
じー………。
「な、なんですか? 」
「いやいやなんでも」
「黒ウサギたちにあんな手紙を残して引けるものですか! 」
「おうよ! こうなったら招待状送ってきたサウザンドアイズに責任取ってもらうぞコラ! 」
「もらうぞーコラ」
「あっはっは。ジンくん、ここはしょうがないよ。この三人は言い出したら聞かないんだから。諦めて流れに乗っちゃおうよ、ね? 」
ぽんぽん、とジンくんの肩をたたく。
「奴良さん…」
うん どんまい。笑みが引きつっているが耐えるのだジンよ、乗り越えた先に立派なリーダーになる未来が待っているはずなのだ。
移動してサウザンドアイズ支店。
「つーわけで北側まで連れてけやコラ」
「いきなり脅迫とは礼儀を知らんのぉ 小僧」
うん…十六夜さん、よくもまぁ上から(?)言えるものだ、度胸が違う。自分はおっそろしくてそんなふうには言えんわ。
「まぁ座れ。招待者としてそれくらいのことは考えておった」
「おお話が早え」
「だがその前に一つ問いたい。
おんしらが魔王に関するトラブルを引き受けるとの噂があるそうだがまことか? 」
「ええそれなら本当よ」
「それはコミュニティのトップとしての決定か? 」
ええ人だよなぁ白夜叉。心配+リーダーを立ててくれてるんだろうか。わからんけど。
「ふむ………」
あ、煙管をくるっと回して灰をカンッって落とすやつだ。かっけぇ、すごいロマンを感じる。今度自分も人前でやってみよう。
「その魔王打倒を掲げたコミュニティに東の
ニヤリとした笑み。えろい。表情でエロいっていいよね。
「は、はいっ! 謹んで承ります! 」
「ところでおんしら、
「私は全く知らないわ」
「私も」
「自分も」
「俺はそこそこ知ってる」
さすがやでー。十六夜さんアンタさすがやでー。
「
差の義務と引き換えに、我々
「“サラマンドラ”?! 」
「知っているの? 」
知っているのかジンくん!
「先代のリーダーがいたころに親交のあったコミュニティです」
なるほどリリはこれを言うためにこの場に…! いや多分違うけども。
「まさか頭首が変わっていたとは知りませんでした。それで今はどなたが頭首を? 」
「頭首は末の娘、サンドラが火竜を襲名した」
『サラマンドラのサンドラ』って、覚えやすいね。名前かな?名前で選んだのかな?
「サンドラちゃんが?!」
「ちょっと待ってください、彼女はまだ11歳ですよ? 」
11歳とかまだ子どもだからな、確かに。自分的にはぎりぎりかな。
「ジンくんだって、11歳で私たちのリーダーじゃない」
「そうそう、それに能力が伴っていれば年なんて関係ないんじゃん? この箱庭では」
たしか龍の角がどーたらこーたらでサンドラちゃんが頭首になったんじゃなかったかな? 詳しいことは覚えてないけど。
「それはそうですけど…」
「だーから“火竜誕生祭”か」
「うむ、今回の大祭は北の次代マスターであるサンドラのお披露目も兼ねておる。
しかしその幼さ故、東の
「あら、それはおかしな話ね。『一角』ということは、北側にはほかにも
「…まぁ、そうなのだがな」
「幼い権力者をよく思わない組織があるとか…? 」
フロアマスターのコミュニティともなれば尚更ねぇ…?
「そんなところだ」
「呆れた…」
「いやそれに様々な事情があってのお―――」
「ちょっと待って、その話長くなる? 」
こら耀さん! 人の話遮っちゃダメデショー!
「ん? そうだの、短くともあと一時間くらいかかるかの」
耀さんグッジョブ。一人脳内漫才たのちい。
顔を見合わせる問題児たち(自分含む)。
「白夜叉! 今すぐ北側に向かってくれ! 」
「それは構わんが…依頼の件は受諾でいいのか? 」
「構わねぇから早く!
事情はおいおい話す。何より、その方が面白れぇ…」
「そうか、面白いか。それなら仕方ないの」
そう言うと白夜叉様は目をつむって柏手二つ。
「よし、北側に着いたぞ」
さすがである。みんなポカーンとしているが、当然である。あんなのでなんだっけ…えー、98万㎞だっけ?を移動とかわけわからんよな。自分もわけわからん。
「「「「「は? 」」」」」