デート・ア・ライブ Assassino's Bizzare Adventure   作:キミと永久にただ堕ちていく

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ボスかっこよすぎ問題。


二週間ぶりの投稿です。

後書きが茶番入ってます。

苦手な方はスキップ推奨です。



後書きが利用規約に引っかかってたので変更いたしました。


第七話 目覚めた男たち

 西暦2001年 イタリア ローマ駅

 

 「聞こえてるぜギアッチョ! だがまだしくじったわけではない!」

 

 フィレンツェ行き特急の乗客たちが目的地についたことでぞろぞろと列車から出てくる中で一人、メローネは電話の主である仲間のギアッチョに向けて叫ぶように応えていた。

 

 「ブチャラティの血液はまだある! ジュニアは何度でも生産可能だ! 直ぐに奴らを追わせる」

 

 メローネはイタリアのギャング組織「パッショーネ」に置いて「暗殺チーム」に所属していた。彼らの実力は組織の中でも非常に優秀なものだったのだが、その職業上、決して人々から信用されず高い地位に就くことが出来なかった。さらに賭場などを仕切る権利なども与えられなかった為、チームはいつも肩身の狭い思いをしていた。

 

 与えられるのはいつ来るかもわからない危険な「暗殺」の任務、その報酬はボスから直接渡される2000万リラ(約120万円)程度の金。仲間たちはいつも組織に対する不満を漏らしていた。

 

 そんな中、チームのメンバーの二人であるソルベとジェラートが莫大な利益を生み出す麻薬ルートを手に入れようと決して姿を現さないボスの正体を探ろうとしたが、死体となって発見される。

 

 そのあまりの無残な殺され方は、「正体を探ろうとしたものの末路」というボスからの無言のメッセージだった。

 

 チームはそれ以来ボスや組織に反抗することをやめ、低い地位に甘んじていた。

 

 

 だが、彼らは決してあきらめてはいなかった。

 

 「ボスに娘がいる」という情報が彼らの耳に入ってきたのだ。

 

 今まで足取り一つ掴ませなかったボスの正体に近づくヒントになる、と思ったチームのメンバーは組織を裏切り、娘であるトリッシュを手に入れようとした。

 

 

 しかし、ボスは自分の娘が狙われることを見越し、トリッシュに護衛をつけさせていた。本来トリッシュは刑務所に収容されている幹部ポルポが護衛する予定だったのだが、彼はちょうどその日牢屋の中で拳銃自殺をして死体となって発見されていた。

 

 よって、護衛の任務はポルポの後釜として幹部に昇格したブチャラティという男とその仲間が引き受けることになった。

 

 暗殺チームは彼らとトリッシュを巡って死闘を繰り広げる。しかし、奮闘虚しく仲間は次々と返り討ちに遭っていった。

 

 仲間たちの死を背負い、なんとしてでも目的を果たす、メローネはそう意気込んでいた。

 

 彼は「スタンド」という特殊な超能力を持っている。このスタンドは同じスタンドを持つものにしか見えないものであり、組織では多くの者がこの能力を持っている。

 

 

 彼のスタンド「ベイビィ・フェイス」は、男性の血液を取り込み、女性を「母親」として受胎させることで「息子」を作り、遠隔操作をすることが出来る。

 

 メローネは、仲間であるプロシュートとペッシがブチャラティと戦ったことで飛び散ったブチャラティの血液を採取し、このフィレンツェ行き特急に乗っていた女性に受胎させ、息子に護衛チームを追跡させた。

 

 一度はトリッシュとブチャラティを捕らえることに成功したものの、護衛チームの新入り、ジョルノ・ジョバァーナによって息子を撃破されてしまったことで、追跡を撒かれてしまった。

 

 だが、メローネはさほど焦ってはいなかった。何故なら、

 

 

 「ブチャラティの血液はまだある! ジュニアは何度でも生産可能だ! すぐに奴らを追わせる」

 

 これこそがメローネの能力の優れた点である。万が一「息子」が撃破されたとしても、対象の血液と女性が手元にある限り新しい「息子」を作り出すことが可能なのだ。この能力を何とかするには本体であるメローネを叩かなくてはいけないのだが、遠隔操作という特性上メローネ自身は遠くに離れているのでそれすらも非常に困難なのである。

 

 

 「新入りは要注意だ、一番最初に始末する」

 

 メローネは駅のホームを見回し、自分の目の前を通り過ぎた女性を目に捉える。

 

 

 「もっといい『母親』を見つけて、パワーアップした完全無敵の」

 

 女性の後ろ姿、足から腰までを舐めまわすように見つめて舌なめずりをし、

 

 「『息子(ジュニア)』を追撃させてやる」

 

 と笑みをこぼした。 

 

 

 

 

 シュルルルルル

 

 

 

 メローネの足元からその奇怪な鳴き声がしたのはそんな時だった。

 

 

 「!?……なんだ? 蛇みたいだったが……」

 

 片足を上げて足元を確認するが、そんなものはいなかった。

 

 「なんでローマの駅に蛇がいるんだ?」

 

 

 と、その時。

 

 

 ドサッ

 

 と下を向いていたメローネの背中に何かが乗っかった。

 

 恐る恐る首を後ろに回そうとすると、メローネの顔をのぞき込もうとしたそれと目が合う。

 

 「……!?」

 

 大きな蛇だった。全長2メートルは間違いなくいっているだろう。さらにその蛇は……

 

 「こ、焦げてるッ……。これはあの新入りの能力……ッ! 倒したジュニアの残骸を……!!」

 

 メローネは、先程「息子(ジュニア)」が戦った新入りが持っていた能力が何だったのか(・・・・・・)を思い出したが、そのときにはもう遅かった。

 

 「う、うわああああああああああああああああ」

 

 蛇はメローネの舌に思いっきり噛みついた。

 

 視界がぐらぐらとし始めてきてそのまま後ろに倒れる。

 

 『おい聞いてんのかよ? メローネ もしもし!? もしもしよォ~~メローネ?』

 

 電話から聞こえる仲間の声も次第に薄れていく。

 

 プスプスと蛇が焦げる音さえも聞こえなくなり……

 

 

 

 『おめーを頼りにしてっからな! メローネ』

 

 

 

 

 

 その言葉を最後にメローネの視界は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メローネが再び目を覚ましたのはやけに明るい場所だった。

 

 「おいおい、なんだァ~~こいつは~~~」

 

 起き上がったメローネがあたりを見回すと、そこは信じられない光景が広がっていた。

 

 「な、何だ!? い、一体どうなっていやがるッ!?」

 

 

 「おいおいおいおいィ!」

 

 

 「こいつは……」

 

 

 「あ、兄貴ッ! プロシュート兄貴ですかい!?」

 

 自分の周りには死んだはずの「暗殺チーム」のメンバーが同じように立っていたのである。

 

 「どういうことだこれはッ!? 幻覚でも見ているのか!?」

 

 メローネは思わすそう叫ばすにはいられなかった。

 

 ナランチャのスタンド「エアロスミス」の機関銃でハチの巣にされたはずのホルマジオ。

 ポンペイの遺跡で肉片一つ残らず溶かされたイルーゾォ。

 停止したフィレンツェ行き特急の傍でグチャグチャの死体で発見されたプロシュート。

 ブチャラティのスタンド「スティッキーフィンガーズ」でバラバラにされたペッシ。

 

 その顔と言動は紛れもなく長年行動してきた彼らそのものであった。

 

 「何だァァァァアアア?」

 

 「……」

 

 さらには、先程電話をしていたギアッチョとリーダーのリゾットまでもがここにいる。

 

 メローネが困惑していたのはそれだけではない。

 

メローネはフィレンツェ行き特急の停車駅であるローマにいたはずだ。しかしこの場所は…

 

「なんで、俺はこんなところにいるんだァ~~ッ!?」

瓦礫の山と化した建造物。クレーターのようになくなっている(・・・・・・・)地面。

 

 紛争地域を連想させるそこは、どこをどう見てもイタリアには見えなかった。

 

 

 

 

 「あ、兄貴ッ! ど、どうして!? み、みんなも、お、俺、確かにブチャラティの奴に……ッ!!」  

 

 ペッシが甲高い声でプロシュートに向かって叫ぶ。

 

 「ペッシ、落ち着け。お前は落ち着けばできる奴なんだ。騒ぐんじゃあない」

 

 そう答えたプロシュートも状況が理解できていないらしく、彼にしては珍しく冷や汗をかいている。

 

 が、直ぐに平静を取り戻す。

 

 「俺にもどういう訳かは知らねーが」

 

 そして、目の前にいる大剣をもった少女とそれを突き付けられた東洋風の少年を睨み、

 

 「あの女ならば、何かを知っているかもしれねーな」

 

 暗殺チームはプロシュートが言った少女に目を向けた。

 

 

 

 瞬間、

 

 

「————————————」

 

 メローネは絶句した。

 




てん♪ てん♪ てん♪ てん♪

天・宮・市 レ~ディオ~♪ 


(カイ原田)
「Good Morning! おはようございます。

天宮市レディオ、今日もお相手は私、あなたの隣人 カイ原田。

すがすがしい朝ですねぇ~。 

ここからは、こちらをお聞きください。




デート・ア・ラジオ!

(ジョルノ)
「皆さんこんにちは、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の主人公 ジョルノ・ジョバァーナです」

(タマちゃん)
「こんにちはー。『デート・ア・ライブ』の岡峰 珠恵でーす。よろしくお願いしまーす」

(ジョルノ)
「えー、このラジオはこのジョジョ×デトアラのクロスオーバー作品『デート・ア・ライブ Assassino's Bizzare Adventure』を、我々が陰から実況しつつ、ゲストの皆様と一緒にジョジョやデートアライブについて語っていくという番組となっております」

(タマちゃん)
「メタ発言、キャラ崩壊、激寒ノリ等が苦手な方は視聴をお控えくださーい」

(ジョルノ)
「『激寒ノリ』という言葉からしてもうすでにキャラ崩壊してますよね……」




(ジョルノ)
「さてそれでは早速ゲストの方に来ていただきましょう」

(タマちゃん)
「記念すべき初ゲストはこのお方です!」

(士道)
「どうも~、五河 士道でーす。ってタマちゃん先生! 一体どういうことですか!!」

(タマちゃん)
「はい? どういうことと言いますと?」

(士道)
「もともとこの『デート・ア・ラジオ』って、主人公である俺とタマちゃんがMCやるんじゃなかったんですか!?」

(ジョルノ)
「ああ、すまない。その件に関しては本当にこころが痛むんだけど、パッショーネの力をちょっと使ってMC譲ってもらったんだよね」

(士道)
「なんで!!? 譲るっていわれたってそんな話全然聞いてないんですけど!!?」

(タマちゃん)
「いや、それには少し事情があって……」

(ジョルノ)
「あ、先生。僕が説明するので大丈夫です。いいですか士道くん。もともとこのクロス小説って暗殺チームが主役なんですよ」

(士道)
「はい」

(ジョルノ)
「つまり、僕は作中全く出番がないんですよ」

(士道)
「それで?」

(ジョルノ)
「出番がないと退屈じゃないですか」

(士道)
「知ィィィィいるううゥゥゥううかああああああ」

(ジョルノ)
「まあまあ、君は僕と違って本編で主人公やってるからいいじゃないですか」

(士道)
「さっき暗チ主役っつったろ」

(ジョルノ)
「それでも主人公でしょう」

(士道)
「ぐっ……」

(タマちゃん)
「ま、まあまあ二人とも、そろそろ尺があれなので……」

(ジョルノ)
「それもそうですね。じゃあ士道君この話はここまでにしてそろそろ始めましょうか」

(士道)
「いや、ちょっと、まだ話は……」

(ジョルノ)
「士道君…二度同じ事を言わせないでください。そろそろ始めましょうか」

(士道)
「うっ……はい。わかりました。(す、凄みがヤバすぎる……)」

(タマちゃん)
「それでは気を取り直して……せーのっ」


(ジョルノ&タマちゃん)
「「デート・ア・ラジオ!」」


(士道)
「なんか納得いかないなぁ~~」



To Be Continued
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