プロローグ
「君は死にました。しかし、社会に貢献できなかったのでもう一度、別世界で人生やり直してきてねー(^^)」
「はぁ?」
「いやいや、無能な俺がやり直せって言われても」
「大丈夫、大丈夫。転生者が好きなちょっとした特典もつけるからいいよね。答えは聞かないけど!」
「いや聞けよ!」
「答えは聞いてない。じゃあねー(^_^)、ポチッとな」
何かのスイッチが押されたと思ったらパカッとくす玉が割れる音がした
・・・・・・パカッ?
おそるおそる下を覗いてみると足場がなかった
「ふ・・・・・。ふざけんなァアアア!ァァァァ・・・」
簡単な自己紹介をしよう
死因は栄養失調もしくは餓死。何も食べず引きこもった結果だ
趣味は特撮とゲーム
以上
_______________________________
・・・身動きができない
ついさっき、目を覚ましたのだが真っ先に見えたのは闇と僅かな隙間から零れでる光だった
おまけにここは埃っぽいし、時々どこかで何かが崩れる音がする
おい、神。人生やり直す前に死にそうなんですがそこんとこどうなんだ
おまけに「ドカン!」とか「ギィンッ!」とか特撮で聞くような音が聞こえるし、転生先はバトルor戦争系なのか?
だったら新しい人生を生きていける自信ないんだが
・・・・よし、考えるのをやめよう。どうせ、身動きでさえできない状況だし、何かが崩れて死ぬならそれも1つの人生だ
私はなにも悪くない。神よ、私は悪くないからな。こんな状況で転生させたお前が悪いんだからな
こうして、私は考えるのをやめた
・・・あれから何ヵ月もしくは何日経った?
珍しく目を開けたが相変わらず、状況が変わっていない・・・
と思っていたのだが、体に正体不明の異変が起きていた
異変といっても妙な満腹感を感じる程度なのだが、同時に力が
もしかしたら、この身動きできない状況から脱出できるかもしれない
そう思うとすぐに集中する。イメージするのはドラゴン◯ールのような力を溜める感じで・・・
イメージすると更に力が漲ってくる。そしてピークに達したと同時に力を前に解放する(注意:あくまでイメージです)
瞬間。目の前の暗闇が消滅し、あの隙間からしか見えなかった光が私を包んだ
その光に慣れた目を開けた瞬間、私は外に出たことを後悔した
何せ、目の前が墓場のような光景だったのだから
◆
「この本によれば。この後、彼・・・いや、彼女が墓場のような場所で今後の運命を左右させるほどの存在に出会うことになり」
「そして、その存在に会うことで彼女は神から与えられた力を目覚めさせる」とこの本に書かれている」
「果たしてそれは善き力かそれとも悪い力かはまだ先の話・・・」