「やぁっ!」
「っ!」
「逃げるな、魔王!」
「殺す気満々な奴に近づくと思うのか?!」
拝啓 前世の家族(父母)へ
またです、また女の子に殺されそうになってます。おまけに
「待ちなさい、魔王クロム!乙女にパンを食べさせ続けた罰は重いわ!」
一時的に仲間になっていた紫も大きくなって追ってきてます
何故?!
この物語は時の女神ことクロニクルハートであるクロムはゲイム業界に現れた偽物の女神・・・面倒なのでアナザーハートと言っておきましょうか
彼らを倒し、このゲイム業界に平穏をもたらそうとしていた
そんな彼女にある出会いが・・・いや出会いというよりは対立する存在が現れるとは
カンペ通りに読んだけど、これでいいのかな?OK?じゃあ、私忙しいからもう行くね
―――――――――――――
数時間前、門番が私達の姿を見えなくなるまでリーンボックスを離れると私はカードデッキから移動するのに最適で、前世でファンが乗りたくなる一枚を取り出し召喚する。その名はチョコボ、黄色い羽毛が特徴の鳥だ。これを二羽召喚したのだが何故か・・・
「?」
一羽だけ、でぶチョコボを召喚してしまった・・・失敗したなーでも、もふもふだし、タレ目可愛いし、あーもふもふで駄目になるぅ
「もふもふ・・・」
「もふもふだぁ・・・」
「もふもふだねぇ・・・」
私とフィリン、紫はもふもふの誘惑に負けてしまう。だってもふもふなんだもの、もふもふ、もふも・・・
「寝るんじゃねぇ!」
「ぐぇっ!?」
クロ本の角でおもいっきり頭を叩かれ反射的に手に力が入ってしまい、チョコボの横っ腹を握ってしまう
チョコボは驚き、背中に張り付いていたフィリンを乗せたまま、ぴょんと前に飛び跳ねる
そして、でぶチョコボの前にいた紫は潰れてしまった
「重っ!?」
手足をじたばたして抜け出そうとしているが相手はでぶチョコボ、ピクリとも動こうとはしない
「♪~」
そして最悪なことに紫のじたばたが気持ちいい所に当たっているのか、でぶチョコボはそのまま伏せてしまった
あーあ、ただでさえ重いのに御愁傷様です
「それにしてもよ。初めて聞いたときは驚いたがその召喚、結構使えるんだな」
この召喚、『ゲイムライド』はクロワールでも知らなかったし、おまけに前世のクロムも一度も使ったことも教えたこともなかったとのこと。そもそも、前の戦いで行った、女神ライドの召喚方法すら違っていたらしい
前世のクロムは次元砂が入った小瓶に自身のシェアエネルギーを注ぎ、他次元の女神を召喚していたようだ
そもそも、ドライバーすら持っていなかったとのこと
それを聞いて疑問が頭に浮かんだ。だとしたら何故これを私に与えたのだろうか。こいつを最初から使っていれば封印もされずに今も生きられただろうに
そういえば確か、あいつからの預かりものとかなんとか言ってた気がするがあいつって誰なんだろうか
なにかが頭の中で引っ掛かっている気がするのだが思い出せない
んー・・・と悩んでいる時だった。先程まで聞こえていなかった音が二つ聞こえてくる。それもだんだん近づいてくると思ったとき、私は咄嗟に上に飛んでいた
するとどうだろうか、私が立っていた場所に二つの剣がぶつかっていた。おまけに一つの剣はでぶチョコボを避けて飛んできた、ということは
ギュンッ!
先程の回転はなかったが二つの剣の切っ先が私に向けられ、強力な磁石に吸い寄せられるような勢いで飛んでくる
上に逃げた時点で逃げられないと考え、直ぐ様、刀で一方を弾き飛ばすがもう片方の剣が腹を擦ってしまった
体制を整え着地するが、切られた傷が開き、痛みで膝をつく
「くっ・・・!」
急いで探知魔法を唱え、見えぬ襲撃者を探す。幸いか必然か、先程弾いた剣が持ち主の所に戻っていったのでそれを頼りに襲撃者を見つけ出す
「(・・・・・・いた!)」
ここから大体50mの距離からこちらに向かって走っている奴を見つけた
今使っている探知魔法はサーモグラフィーと双眼鏡を組み合わせたような効果を目に付与するので、双眼鏡に切り替えると相手の外見の特徴がよくわかった
長髪であの紫と服のデザインが似てる・・・いや、むしろそっくりなやつだった。あと30mの付近で相手はいきなり上に飛んだ
襲撃者を目で追いかけるが追いかけた先には一面緑、おそらく相手は見られていることを察したのだろう
なんとなくだが私はこう予想してしまった。相手は今まで会ったなかで一番強い奴だと
「クロワール!フィリンを連れてここを離れてろ!」
「言われなくなってそうするさ。ほら、行け行け!」
でぶチョコボの頭の上にクロワールが乗っかり、先端にカボチャを吊るした竿を小さい体でどうにか持ち上げる
目の前に吊らされた餌を見たでぶチョコボは、時速60km・・・いや更にスピードを上げて餌を追いかけていく
あれ?でぶチョコボってあんなに早かったかな?
そんな呑気なことを考えているうちに枝が揺れる音が聞こえ、ハッとなって上を見ると、太陽を背にして私に剣を突き刺そうとする敵がいた
私は横に転がって避けるが、相手は左手に握っていた剣を離すとポケットに突っ込み、拳銃を取り出すと間髪入れずにこちらに向けて放った
流石にビーム砲は見えるからいいのだが銃弾は見えずらいので、咄嗟に両手を使い、刀を横に回転させて一時的な盾を作り出すが、放たれた弾丸の六発中二発は左肩とニの腕に命中してしまった
痛みで倒れそうになるがこらえ、左肩の撃たれた部分を右手で押さえるがその行為が仇となってしまった。素早く距離を詰めてきた敵に腹部を蹴られ、地面に倒れてしまう。すぐに立ち上がろうとするが、足で左肩を踏みつけられ身動きをとれなくされてしまう
「っ!」
「これで終わりだよ、魔王」
「・・・また魔王か」
私も負けじと素早く銃を掴み、肩を押さえている足首に向けて銃弾を放つ。こっちは銃弾ではなくエネルギー弾、直径3cmぐらいの穴が瞬時に開き、よろけた瞬間を見計らい相手の背中を蹴って脱出した
「いい加減聞き飽きてきたぞ、そのセリフ。魔王だ魔王だ、で殺しにかかる。お前達は戦うんじゃなく、話し合いという選択肢は頭にはないのか?」
「そう言う割には・・・こんな仕打ちをするんだねっ・・・。やっぱり魔王は横暴だよ」
あっ、ダメだこりゃ。話を悪い方向に持っていったぽい。でもこっちは肩と二の腕をやられてるし、これでイーブンだろ
こっちは魔法で完治するけど
「とりあえずお前は再起不能になってもらおうか」
肩を押さえながらゆっくりと紫大に進んでいくのだが、突如後ろから殺気を感じ、すぐさま後ろを向くと刀を構え、まるで「親の
それはまぎれもなくヤツさー。紫ィイイイイ?!ナゼ?!ドウシテ?!
「弱気ものを虐め、乙女にプリンを捧げぬ魔王はここで討つ!」
(おまけに後半は私情じゃねぇか!おまけになんだその男口調!)
最悪なことに紫は女神状態で殺しにかかってくる。そして女神状態ではない私は攻撃を躱すのが精一杯。こいつだけならまだ良いのだが、紫大が回復薬のような瓶を飲んでいるのを見て、絶対立って向かってくるのがわかったので私は・・・
全速力で逃げた(チョコボの存在を忘れて)
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で、冒頭にいたるぅううう?!
かれこれ10分、いやそれ以上は逃走している。女神は元の小さな体には戻らない。おかしいだろ!?あの時は確かに3分で元に戻ったはずなのに!
あれか?3分間は建前で実際は違うっていう特撮のお約束が発動しているのか?!
「ふっ!」
おまけに、こいつらの連携が思いのほか上手すぎて体のあちこちに薄い切り傷ができるほど。一歩間違えたら確実にこっちの命が消える
「なんでこうなって・・・!」
突如、右足の踵に接地感がなくなった。すぐに後ろを見ると地面はなく谷底に落ちる一歩手前の位置に来ていた
バックステップで攻撃をかわし続けていたせいか、後ろの状況を理解できてi
「隙ありぃ!!!」
「ぐふっ!?」
説明途中であの紫大がお腹にタックルしてきやがった。そして案の定
「あっ」
「えっ・・・?」
「「うわぁああああああ?!?!?!」」
谷底まで真っ逆さまに落ちていく二人
しかし、読者の皆様は冒頭からこう思ったのではないだろうか。
『女神化したらいいんじゃね?』と
説明しよう!クロムの女神化は今現在、他の女神と同じで不安定になっているよ
なったばっかりってあるかもだけど元々、古い女神だからバグも多いんだ。最近、作者もipadに入っているミリオンアーサーをアップデートしたら重すぎて動かなくなったからアンインストールしたよ
6万つぎ込んだデータが一気に無に帰ったよ。皆もアップデートするときはこまめにしようね。作者からの約束だよ
ヤバい、刀を壁に・・・!駄目だ微妙に届かない!くそっ!最後に見る景色が谷底なんて絶対に嫌だぁあああああ!?
二人が落ちていく先で突如、空間がひび割れ崩壊した。そして二人はそのまま崩壊した空間にダイブ、紫女神が崖下を覗いた時には崩壊した空間も二人の姿もどこにもなかった
そして紫女神は汗をダラダラ流しながら、この事(クロムを消した)をあの二人には言わないことにしようと心に決めてしまった
後に、愛と怒りと悲しみの『爆裂フィリンフィンガー』を喰らうことになるとは思いも知らずに
随分・・・五ヶ月も遅くなって申し訳ありません。アプリゲームやら、性懲りもなくまた新しい作品書いたりして作成が停止してました。本当に申し訳ない
今後はアプリゲームを封印していくと決めているので以前より早くなる・・・かも
前回も同じこと書いた気がするけどき、気のせいだよね(震え声)
ご、ご視聴ありがとうございました。(。´・ω・)ん?なんだお前・・・!やめろ!!そんなハイライトがない目で俺を見るんじゃぁない(;゚Д゚)!そして、鉈を持ったまま近づくな!
お、俺の傍に近寄るn(ピー