ん~・・・また出来が悪い話ですけど、どうぞ!
リーンボックス
それがこの国の名前、この国の特徴は主要都市以外は木々に囲まれ、穏やかな生活を過ごせるのが売りらしい
しかし、犯罪組織とかいう、私を信仰してる連中の勢力が拡大しているせいで、モンスターの大量発生や窃盗とかの犯罪が勃発しており、穏やかな生活どころではないとのこと
最悪、安全な国に逃げることも考えている・・・と
クロワールや道中にいた住民から聞いた
それを聞いて、内心で苦笑するしかなかった
本当に・・・・・
何てことしてくれたんだ!。過去のクロムも犯罪組織も!!
過去のクロムはともかく、犯罪組織の連中め!新たな人生を過ごせるはずだったのに、奴らのせいで女神に狙われるはめになったに違いない
こうなったら奴らを捕まえ、女神に差し出せば誤解は解けるはず
「いや、無理だろ。お前の危険性はあいつらに知れ渡ってたようだし、その組織の幹部連中を捕まえたとしても、漁夫の利を狙われるだけだぜ」
「なん・・・だと・・・」
「それに今のお前が女神ライドもできないとなると、女神になれるかどうかも怪しいんだぜ。当分の間はギルドで金を稼ぎながら身を潜むしかねぇな」
「・・・・なぁ、結局『女神ライド』って一体何なんだ?爆発魔法なのか?」
女神ライドって言った瞬間、大爆発するとか聞いてないんだが
「んなわけねぇだろ。女神ライドってのは女神のお前が持つ特殊スキルでな。スキルは二種類あって、1つは他次元にいる女神を呼び出す事ができる。おまけに全盛期の状態でだ」
「2つ目は倒した女神を強制服従させて、女神同士で戦わせる事ができる」
なにその、ディエンドみたいなチート能力
「だがな。稼働時間に難があってな。他次元の女神なら最大20分、強制服従状態の女神だと更にその半分。シェアエネルギーも、一体呼び出すだけで3割も持っていく、諸刃の剣でもあるんだが・・・」
「まぁ、シェアエネルギーがなくなったら命にかかわる問題になるし、あの時は失敗してよかったと思ってるよ」
命にかかわるか・・・だとするとシェアを糧に戦う女神は現状、犯罪神(俺)にシェアを横取りされて死活問題なんだろうな
あれ?もし、犯罪神のレッテルさえ取り除くことができれば、善良な女神として平穏な生活をおくれるんじゃないか?
・・・まぁ、地道に宣伝活動もやってみるか。それが実ればいいけど
それにしても・・・最近、自分が男だって事を忘れそうになってきてる。順応って怖いな
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「ここがギルド「なんだと!?」なんだ?」
ギルドの建物からクロワールの声を遮るほどの怒鳴り声が聞こえてきた。中に入って確認すると、いかにもRPGにある大剣を背負ったおじさんとひょろひょろな男の二人が受付の女性に殴り掛かりそうな勢いで迫っていた
「依頼の難易度に比べて、報酬が少なすぎるじゃねぇか!さてはお前ら、金を横領してやがるな!」
「そんなことはしてません!」
「じゃあ、なんで最初に見た報酬額と達成した後の報酬額が10000
「それが・・・犯罪組織にギルドの大金庫を丸ごと盗まれてしまって・・・」
「それは・・・・残念だったな・・・・」
いきなり素に戻って、ちょっと吹き出してしまった。バレてませんように
「だからといってよぉ!額が下がるのは納得いかねぇぜ!」
「ううっ・・・。じゃあ、どうすればいいんですか?」
「ふんっ、決まってるだろ。『なんでもしますから、許し』グヘっ!?」
なんか長くなりそうだからおじさんの頭を刀の鞘で叩いた。それにしても世界が変わっても「なんでも」系はあるんだな
「今、なんでもしますって言ったな。だったら、とっとと金を受け取って消えろ」
「てめぇ!よくも親分を!」
ちょっと待て。まだ親分、死んでもないし、倒れてもいないからその言葉は合ってないから
「待てぃ!」
「お、親分・・・!」
「貴様ァ!俺の名前を「知らん」・・・」
だって本当に知らないもの。初めて会ったんだもん
「なら教えてやるぜぇえええ!こぉ~のお方はぁ~!」
「前振りはいいから、さっさと教えろ」
「へぃ・・・。このお方はトレジャー業五年のジャギさんといいます」
「この人は、人が入れないような所で珍しい鉱石を発掘し、納品して生計を経てていました」
「?なんでそんな奴がギルドで討伐系の依頼を受けてるんだ?普通に鉱石発掘して、お金に換えればいいはずだ」
「それが・・・。その鉱石を発掘する場所が五年前、犯罪組織に占領されてしまいまして・・・」
また犯罪組織か。本当、崇拝してるやつらはどういう考えしてるんだ
「はぁ・・・。だからと言って、その娘に脅迫じみたことはするな。もし捕まったら、金どころの話じゃなくなるぞ」
「「「ごもっともです」」」
・・・なんか、
「・・・・はぁ。なぁ、君」
「はっ、はい。なんでしょうか」
「その鉱山はこの国にとって、どれぐらいの価値があるんだ?」
「え?そうですね・・・。100万Gぐらいだと思いますけど」
「そうか。なぁ、ジャギさん」
「なっ、なんでしょうか」
「その鉱山には人はいるのか?」
「え?そうですね・・・。私が三週間前に様子を見に行ったときには、発掘のロボットと警備モンスターしか見ませんでした」
「しかし、最深部も今どうなっているかは・・・」
「決まりだ。あんた、私に依頼しないか?依頼内容は『奴らを鉱山から追い出して』で」
「え?・・・・はぁあああああ!?(えええええええ!?)」
ジャギとその周りの男とギルドにいる人達が驚きの声を上げた。あれ?なんか駄目だった?
「いやいやいや!奴らのモンスターはあんたが思ってるより、手強いんだぞ!あんたみたいな女が行く場所じゃねぇ!」
悪いな、男だ(中身が
「そうですよ!そんな意気地なしのクズ野郎の豚にそこまでしなくても!」
それ酷くない?
「大丈夫だ。それに依頼は達成するまで金は払われないんだろう?だったら、ないものねだりで頼んでみるのもありだと思うが」
いや、むしろ頼んで。じゃないと、安い賃金で働くことになるから
「・・・わかった。だが、一つ君の実力を見せてもらってから決めてもいいか?」
「ああ、もちろん。で?どうやって決める?」
「もちろん、剣で!」
バキィン!
「へ?」
おじさんが構えた大剣は、剣の部分だけ地に落ちていた
「ああ、悪い。最悪の場面を想像していたのでな。先に斬っておいた」
「これで、実力はわかっただろう?」
「・・・・」
「なにか?」
「「「イェ、ナニモ!」」」
「なぁ、お前ってさ。平和主義じゃなかったか?」
依頼書の写しと鉱山までの地図をカバンに詰めながら歩いているとクロワールが聞いてきた
「そうだが・・・なんでだ?」
「いや、だってよぉ。いつの間にあいつの剣を斬ったんだ?一歩間違えれば、あのじじいの背中から血の噴水が噴き出ていたかもしれないぜ」
そう言われて考えてみると・・・・ドッと汗が噴き出してくる。確かにあの場で、間違えて切っていたら通り魔になっていた
「お前、どこからそんな自信出てきたんだよ・・・・」
「ま、まぁ、上手くいったんだからいいじゃないか」
「はぁ・・・。ほんとに大丈夫なのかー?」
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「なぁ、回復薬ってこんなんで足りるのか?」
現在、わたしはおじさんとギルドからもらった前金2500Gを使って道具屋で回復薬とか調達している
「はぁ?足りるわけねぇだろ。だけど、お前って基本逃げてるじゃねぇか。そうなると煙幕玉を大量に買ったほうがな」
「ん?」
「どうした?」
「いや、ギターの音がしたなって」
「ギター?」
耳を澄ましてやっと聞こえる程度なんだが、気になってしかたない
「なぁ、ちょっと見に行ってみてもいいか?」
「はぁ?」
「どうせ鉱山に侵入するのは夜中なんだし、ちょっとぐらいはいいだろ」
「仕方ねぇなー。少しだけだぞ」
「ありがと」
ギターの音を頼りに歩いていると街に幾つかある広場に出た
そこには遊具で遊んでいる子供やスケーボみたいな物で技を練習している人もいたが
広場の真ん中にあるベンチに座りながら、ギターを弾いている人がいた
先程、聞こえていた音色とは違うがおそらくこの人だろう。その人に思い切って話しかけてみることにした
「あの」
「はい?なんですか?」
・・・・え?
「えっと、その・・・。良い音色ですね」
「ありがとう!実はこのギター、さっき買ったばっかりなんだ。昔使ってたギターと瓜二つだったから、必死でお金貯めて買ったの。でも、買ったら財布がスッカラカンになっちゃったけどね」
買った事に後悔なんてしてないように彼女は笑った。その笑顔に俺は見覚えがあった。画面の向こう側でしか生きていられないような存在
「そういえば、自己紹介してなかったね。私、戸山 香澄。よろしくね」
Poppin'Partyのボーカル「戸山 香澄」がそこにいた
「へー、鉱山に・・・。でも、大丈夫?私も最近知ったんだけど、犯罪組織には強い人が四人いて、女神さまも手出しできなかったって」
「ふーん。女神にも勝つ人もいるのか、それを聞くとちょっと怖くなってきたな」
いや、ちょっとどころじゃない!めっちゃくちゃ怖くなってきた!
え?なに!?あんな奴らを倒せる人がいるのか!?
「まぁ、聞いた話だとモンスターしかいないと聞いているからな。そんな奴らに会うことはないと思う」
「まぁ、そうだよね」
彼女との話は面白いがそろそろ行かないと、夜に着かないかもしれない。名残惜しいが別れようとしたとき
後の話に関わるほどの無駄な行動をとってしまうほどのとんでもない墓穴を掘ってしまった
「じゃあ、私はこれで。そろそろ行かないと間に合わなそうだからな」
「そうですか。じゃあ、頑張ってきてください!」
「ああ。じゃあ、またな(それにしても、なんでポピパの戸山香澄がここに?)」
ベンチから立ち、去り際に誰かに聞こえないと思うほどの小声で言った瞬間だった
グイっとなにかに右手首を引っ張られた。ぎょっとして確認すると座っていたはずの彼女が手首をつかんでいた
「な、なんだ?」
「なんで・・・」
「え?」
「なんで、初めて会った人が
それを聞いた瞬間、私の脳内は
(ヤベー、なんかの地雷源踏んだー(棒読み)・・・・戸山香澄に手を握られたヤッター!!)
歓喜の声をあげていたが察しられないように、どうにかして堪えた
「私、家族に看取られながら意識がなくなったと思ったら、この場所にいて・・・誰も私の事知らないし、もしかしたら他の皆もどこかにいるんじゃないかって、街の外に出たら・・・」
そう言った彼女は顔を赤くして涙ぐんでいた
ああ・・・。そういえばこの街の外って『スライヌ』っていうスライムに犬のような懐っこさを加えた無害なモンスターがいるんだよな
だが、女性の冒険者とって相手にしたくないモンスターNo.1になるほどの危険性を持っている。つまり、こいつもその犠牲になったのだろう
「もうどうにもできなくて、ここで小さな仕事して過ごすしかないって思っていた時にあのギターを見つけたの」
「必死に働いて、やっと買って、広場で弾いていれば私の事を知っている人や友達が来てくれるんじゃないかと思って」
おい、その選択肢は危険だぞ。確かに今ここに引っ掛かったやつがいるが下手すれば、死ぬまで見つからない可能性があるんだが・・・まぁ、こいつバカだからなぁ・・・・
「だから」
ヤバい。まさか・・・・
「お願い!私のお友達を見つけてくれないかな!」
「断る」
「ええ!?」
当たり前だ。私は確かにあのメンバーの特徴や顔もわかるから探しやすいのだが・・・・・
私、女神から追われてる身なんです。ごめんなさい
「そんなこと言わずにさぁ、助けてよぉ」
「駄目です」
「お願い!」
「駄目」
「そこをなんとか」
「無理です」
「メンバー見つけてくれたら、ライブしてあげるから!」
「やる!あ・・・」
「本当!?じゃあ、見つけたらこの番号に電話して!あっ、これから仕事があるから私はこれで!」
そう言うとメモ帳を一枚破って無理やり私の手に握らせ、ギターケース担いで走っていった
「・・・・まじか」
「おいおい、どうすんだ?」
いつの間にかクロワールがこっちに来ていた。おそらく、先程の会話を盗み聞きしながら出る機会をうかがっていたのだろう
「はぁ・・・めんどくさいがやるしかない。それに」
「それに?」
「生ライブを
そう、前世で引き籠っていたからライブに行きたくても金はないし、奴らの餌食になるから望み薄だったが、まさかの幸運がここに!
「よし!早く鉱山に行って依頼を解決して、リーンボックスの端から端まで徹底的に探すぞ!」
ハイテンション状態の私は誰であろうと負ける気がしねぇ!!
そう思いながら、鉱山の方向に走る。全速前進だ!!
「はぁ・・・。お前、狙われるってことわかってんのか?」
クロワールはハイテンション状態のクロムに対し、呆れながら彼女を追うのだった
【物陰】
・・・はい。見つけました。どうやら鉱山に向かうようです。・・・・わかりました。でも、すぐに追います
一応、
うーん、バンドリキャラのセリフ・・・合ってないように思えてくる
バンドリキャラについて勉強不足だなー
というわけでバンドリキャラの捜索クエストについては『.5話』系、番外編でやっていきたいと思います
なんでバンドリキャラを出したって?
後のストーリーに関係する人物にアイテムを渡す役割を担ってもらうためです
評価に☆8がついていて、ビックリしました。「嘘やろ・・・」って声に出してました
お気に入りもだんだん増えてきて嬉しいです
後書きなのに長くなってしまいましたが評価してくれた方、そしてお気に入りをしてくれた方、そしてなにより視聴してくれた方々、ありがとうございます!