きららファンタジア 魔法工学教師は八賢者   作:伝説の超三毛猫

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“あいつは好きなものの為なら命令や法律すら破る。特に女と女同士の愛の為なら命くらい投げうちそうだな。”
 …コリアンダー・コエンドロ


第17話:恋仲に首を突っ込むのは野暮というもの

 俺達は、寝落ちしてしまったセサミに代わって色々準備をすることにした。

 

 ……ホントはもっとセサミの過激な写真を撮りたかった。セサミのあぶない水着が脱げかかっていて、あと少し水着を動かせば全てが見えてしまう状況。手を出さなかったら股に付いている砲台の機能不全を疑うほどだ。

 でも、良い所で(ことごと)くコリアンダーに邪魔された。水着(上)を引っ張り上げようとしたら頭を掴まれ床に叩きつけられ、水着(下)の紐を完全にほどこうとしたらその手を踏まれた。

 「添え膳食わねば男の恥」といくら説いても「セサミは添え膳じゃねーよ!」と反論される。結局、満足したものは撮れなかった。

 

 

 頭に来たので、コリアンダーには眠っているセサミを叩き起こして働く意味を思い出させる役目を押し付けた。

 結果、思った通り真っ赤になりながら寝ているセサミの傍で正座して、彼女の肩に手を伸ばしたかと思えば引っ込めるのを繰り返すだけしかできなくなっていた。

 

 …何というか、絵面が背徳的だ。あらぬ誤解をされても仕方ないだろう。人間、ああはなりたくないもんだ。

 

 

 俺も俺で、コウりんのためにやるべき事をやらねば。

 一途にコウのことを想い続けているりんと、人の気持ちを察するのが苦手なコウ。同性であることもあって、りんは本当の想いを告げられず、コウは勿論気付くはずもない。コウがフランスへ行く直前に想いの一片をりんは告げたが、言われた本人は顧みることこそすれ、りんの真意には気づいてないだろう。

 

 だったら、エトワリアに召喚されている間だけでも、二人をくっつけてやろうではないか。これについては賛否両論あるだろうが、少なくとも俺はそうしたい。しかし、俺も()()()である以上仕事はしなければならない。

 

 

 故に、行った準備は内装と二人の服装チェンジ。

 内装は、まるで教会のようにテーブルと椅子を並べる。奥に即席の神父席を用意する。

 二人の服装は、クロモン達に指示してウェディングドレスを着せておいた。遠山さんだけじゃなくて八神さんもだ。本来ならスーツかドレスか選ばせようと思ったんだが、寝ている人にそんなこと聞いても答えが返ってくるワケがない。

 本人達に尻込みされても癪だ。そうなるよりは、引き返せなくなる所までお膳立てして、関係を築く所をスタートラインに設定すればいい。

 

 要するに既成事実である。

 流石の奥手CPでも、なし崩し的に結婚式を上げてしまえば、一緒にならざるを得ない。あとは二人が愛を育むのを見守るだけ。

 式の台本も作った。あとはセサミが船を漕ぎながら司会を全うするだろう(きらら達と対決することにもなるだろうが)。

 

 更に、俺自身もきらら一行の足止めをしておく。

 金髪のカツラ、神父の服を利用して外国人風神父に変装。そして、ドラ○エごっこを思い切り演じることで、彼女達の足止めはした。笑った人をケツバットするクロモン達のオマケ付きで。

 ダメ押しに、コテージの中に隠しメッセージとして『KIRARA THAI KICK』の文字を残しておいた。まぁまず見つからないだろうし、読み上げた所でタイキックさんは現れないから意味はないけど。

 

 

 そんな訳で俺がやったことを簡単にまとめると、

 

 ①結婚式の設営

 ②コウりんのウェディング・ドレスアップ

 ③セサミ用の式の台本制作

 ④金髪の神父の演技

 

 まぁ、こんな所だ。

 ここまでやって原作が変わって(きらら達が負けて)しまわないか心配だが、G型魔道具で見守り、いざという時は金髪の神父姿で助太刀すればいい。コリアンダーはセサミ相手に赤面し続けてオーバーヒートしかかっているし、セサミは寝落ち寸前なので自前の武器(拳銃や閃光弾)を使うみたいな大ポカをやらかさない限り問題はない。

 

 

 さて、しばしLIVE観戦といきますか、と思った所で。

 

自分(テメエ)を信じられずに生徒を信じられないし、生徒を信じられないと教師なんてやってられねえ。』

 

 セサミに言った言葉を思い出した。

 

 ……生徒を信じられないと教師やってられねぇ、か。

 肝心な時に生徒(ランプ)に手を差し伸べなかったどころか、彼女を見ようともしなかった癖して、我ながら何を言ってるんだか。

 

 でも、そう思いながらも、俺は『先生』でありたいし、『アルシーヴちゃんの友人』でもありたい。

 ここで彼女達を見守ることが信じることなのか。それとも、彼女達を信じるからこそ、余計な横槍を入れるべきではないのか。

 俺はしばし魔道具と中継を繋げられないでいた。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 まだ、頭がくらくらする。脳内に(もや)がかかったかのようにまだ前の記憶を思い出せない。

 

 目を覚ましてみると、コテージの内装が変わっていた。重たい目を擦ってみても、内装は変わらない。

 

 更に、自分の衣服に違和感を感じた。周囲を確認するときに、自分の手に白いグローブ―――花嫁とかが手に着けているアレである―――が着けてあることに気付いたことがきっかけだ。

 

 鏡で見た彼女、遠山りんの格好は―――

 

 

「う、ウェディングドレスぅぅぅぅぅぅぅっ!!!?」

 

 

 ―――花嫁そのものだった。

 

 (いやなんで? どうして私がこんな格好をしているの!?)

 そんな疑問が頭に浮かび、顔は熱くなり、眠気は吹っ飛ぶ。

 

 動揺を隠せないまま改めて周りを見渡すと、今度はりんと同じ格好(ウェディングドレス姿)の女性を見つけた。

 その人は金髪だが顔はこっちを向いてないためかよく見えない。さっきのりんの叫び声にも反応しなかったあたり、まだ眠っているのかもしれない。

 

 りんが回り込んでその顔を見ると、その人は意外な人物だった。

 

 

「コウちゃん………」

 

 

 りんの同僚、八神コウ。

 彼女同様純白のウェディングドレスに包まれて眠る彼女は、一番の同僚でさえも一瞬誰だか分からなくなるほど美しかった。

 いつもはファッションに全く気を使わない彼女が、オシャレ次第で綺麗になれることをりんは思い出して、ちょっと勿体ないなと思い、ふふっと少し笑みが零れる。

 

 

「すみません! 誰か、誰かいませんか!?」

 

 そこで、扉からそんな声と人が入ってくる音がした。

 

 まず入ってきたのは、赤い髪を二つにまとめた中学生くらいの女の子。そして、ベージュの髪を星の髪飾りで短いツインテールにした魔法使い風の女の子が入ってきて、その後にりんの見知った顔ぶれが現れた。

 

 

「遠山さん!」

 

「青葉ちゃん、みんな……!」

 

 

 きららとランプ、マッチ……そして、イーグルジャンプのブースメンバー・涼風青葉、篠田はじめ、飯島ゆん、滝本ひふみの6人(と1匹)である。

 急な声と見知らぬ人に驚いたりんだったが、信頼できる仲間が現れたからか、再び安心感と睡魔が蘇る。

 

 

「……って、何ですかその格好!!?」

 

「んー? あー、青葉だ~。やっほー。」

「ふぁ~あ……」

 

「やっほーじゃなくて……

 って八神さんまでウェディングドレスを……!?」

 

「なんや、二人とも様子が変やな。」

 

「遠山さんまであくびしてるし……」

 

「何か……街で会った人達と、似た感じ……さっきの、神父さんの言ったこと、本当だった……?」

 

 完全に睡魔に負け、ウェディングドレス姿を受け入れつつあるりんやコウを見て皆不思議そうな顔をしている。

 なにがそんなに不思議なんだろう。変なことをした自覚はないし、コウちゃんは……いつもよりも可愛い格好をしているだけだし……と、りんの思考は途切れつつある。

 

「ふあぁ……何なんですかさっきから。

 静かにしてください、私は寝たいんです……」

 

 そう考えていると、会話にセサミが乱入してきた。コウとりんを捕まえた賢者であるにも関わらず、その声に凛としたものはもはやなく、寝ぼけているのが丸わかりである。 

 

「あっ……!あの人は『八賢者』のセサミ!!

 アルシーヴの秘書も勤める、強敵です!」

 

「ぐぅ……ん?

 手元に何か置いてある……この本は……? ぐぅ」

 

「………強、敵……??」

 

 完全に眠りこけているセサミにひふみも首をかしげる。

 ランプの説明は間違っていないのだが、セサミもまた、オーダーの影響下に陥り、だらけきっている為、どうみてもマダオ(まるでダメなお姉さん)にしか見えないのだ。

 

「あのぅ、どうしてこんなことをするんですか…?」

 

「え………? あれ、なぜでしょう?」

 

「……どう見てもオーダーに毒されてるね。」

 

 現に、きららの質問にも、まともに答えられていない。彼女もまた、働く意欲をオーダーの副作用に奪われてしまっている。

 

「八賢者までこんなことになってるなんて……」

 

「……これ、今がチャンスなんじゃ………」

 

 

 賢者にまでオーダーの副作用が及んでいることに驚くランプに、敵である賢者が無力化されている今が二人を救出する好機なのではと考える青葉。

 

「……そうだね。今のうちに助け出してしまおう。」

 

 青葉の言葉にマッチが乗ると、きらら達一行は、その場から動こうとしないウェディングドレス姿のコウとりんに駆け寄った。

 しかしそこに待ったがかかる。

 

 

「させませんよ。

 私は八賢者。アルシーヴ様の秘書ですから………!!」

 

 

 それは、先ほどまでだらけきっていたセサミからのものであった。

 瞳はしっかりと見開かれ、両の足できらら達の退路を塞いぐように立っている。そこに、既に眠気は存在しなかった。

 

 

「復活、しちゃいましたね……。」

 

「あなたたちのお陰で私が働く意味を思い出しました…………感謝します。」

 

「しまった……!」

 

 おそらくランプが「八賢者」と口にしてしまったからだろう。それに反応して、セサミもまた、オーダーの副作用から脱したのだ。

 

 

「お二人は返して貰います! 青葉さんたちのためにも!」

 

「そんなことはさせませんわ。この二人には―――」

 

 きららが他の仲間を庇うようにセサミの前に出て、杖を構える。セサミもまた、コウとりんを取り返されまいと杖をきららに向けた。そして余裕の表情を崩さぬまま平然と

 

 

 

「―――ここで結婚式を挙げてもらいます」

 

「イヤ何でぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!?」

 

 そう言ってのける彼女に、ランプが指をつきつけて叫ぶ。

 

「働く意味を思い出したけど仕事内容忘れちゃったよこの人! なんで異国の地に呼んでまで結婚? 禁忌破るまでしてやることが結婚式!? しかもコウ様とりん様を!? どんだけおふたりの仲をいじくる気なんですかアナタは!!!」

 

「いや、だってアルシーヴ様がそうしろってこの本に……」

 

「アナタの独断じゃなくて命令だったの!!? 何がしたいんですかアルシーヴは!! オーダーして賢者派遣してまでクリエメイトの仲を深めたいとかどんだけ奥手な性格してんですか!!! しかもあらゆる順序吹っ飛ばしていきなり結婚式とかタチ悪いわ!!! もっとマシな方法いくらでもあったでしょうが!!」

 

 セサミが見せつけてきた本は、もちろんアルシーヴの命令書ではない。ローリエが一日で完成させた式の台本である。ただ、そこには「セサミの活躍を期待している。目覚めたらこの本の内容を忠実に進行してくれ  byアルシーヴ」とか書かれていたりするのだ。筆跡や訪問時間など、アラは探せば簡単に見つけられるが、寝起きのセサミにはそれができなかった。

 そんなトンデモ命令書に従うセサミに、ランプはいつもの敬語を忘れてキレる。

 

 

「こっ、コウちゃんと私が結婚……!?////」

 

「…………っ////」

 

「なんで二人ともちょっとノリ気なんですか!? 女の子同士ですよ!? 正気に戻ってください! あとコウ様は何か言ってください!!!」

 

「愛に性別は関係ありませんわ!」

 

「セサミは黙ってなさい!!」

 

 突然の結婚式宣言を受けて赤面するコウとりんを窘めているとセサミが再び会話に乱入してきたので、それを怒鳴って追い払った。

 

 このセサミとランプのコントを傍からから見ていたきらら達は。

 

 

「な、何ですかこれ……」

「ランプちゃんええツッコミしとるな」

「…えっと……」

「ランプ……」

「……これ、クリエケージを巡る戦いだよな……?」

 

 

 完全に勢いを削がれてしまっていた。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 コテージから立ち去った俺は、コリアンダーに連絡して合流した後、きらら達一行が直した橋を辿って再び街へと繰り出していた。

 コリアンダーからの視線が、疑いの強いものとなっている。

 

 

「なぁ、何でコテージから離れたんだ?」

 

「あそこまで演出したんだ。もう必要ないだろ?」

 

「いや、召喚士達の妨害目的とはいえ、結婚式はないだろ。セサミをいつまでも起こせなかった俺が言うのも何だが、なんであんな演出(こと)したんだ?」

 

「いやなんでってお前……『new 〇ame!(聖典)』の内容もっかい頭に叩き込んでから出直して来いや」

 

「………? 何言ってんだ? あの聖典の登場人物、恋愛関係とかないだろ?」

 

 

 ウソだろこの眼鏡、と絶句してしまう。

 コイツは、まさかコウりんに気付くことすら出来なかったというのか。そんなラノベのハーレム主人公並みの朴念仁だというのか!? 歴代ハーレム主人公でももっと察し良いぞ!?

 明らかな描写あっただろ! ひふみんが「にぶちん」っつってただろ! コウがフランスに行くシーン、見てねーのか!?

 ……コイツ、コウ以上のにぶちんだ。だが、ハーレムを譲ることは出来ない。

 

 

「……鈍感ヤローがハーレムラノベ主人公やる時代は終わったんだ。大人しくモブに甘んじてろ」

 

「なんでそんな言い方されなきゃならねーの!?」

 

 

 教えてたまるかバカ野郎。

 

 そんな事で頭を悩ませていると。

 

 

「待った。コリアンダー、あれ」

 

「?」

 

 

 町の木陰でキスをしているカップルを見つけた。

 ()()()()()()。くせのついた銀色のショートヘアの女の子と薔薇のように赤いロングヘアの女の子が、口付けを交わしていたのである。

 彼女達のしている事がストレートに分かったコリアンダーが頬を朱に染める。眼鏡の男がそんな事しても可愛くないぞ、性転換してから出直せ。

 ま、それはともかく。

 

「あの子たちは愛し合ってると思うか?」

 

「と、当然だろう……だって…き、キス、してるもんな……」

 

「さっき出したコテージに残ろうという提案は、あの二人の邪魔をすることと同義。万死に値するのだ」

 

 

 見知らぬ百合CPに感謝&見つからないように隠密しつつ、コリアンダーに小声でそう諭す。これで、コテージから離れる理由を作り出せた。

 あとは、彼女達の邪魔をすることなく立ち去るだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんか、理論がゴリ押しだった気がするが……」

「気のせいだ。」

 

 この後、もうひと悶着あることを、俺達は知らない。




キャラクター紹介&解説

ローリエ
 ランプの先生とアルシーヴの友人の狭間で迷い続ける男。今回は百合を全面的に押し出し、コウりんを(結婚的な意味で)追い詰めた。上手く暗躍している風を装っているが、彼の目的とアルシーヴの目的のズレをコリアンダーに指摘される前に百合理論で押し通るなど、力押しの部分が否めない。ギャグだから。

コリアンダー
 ローリエの相棒とは思えないほど純情で紳士的な男。女性の交友関係に疎いハーレム主人公気質の持ち主。バレンタインデー編にアルシーヴのチョコに気づいたのは、友情にあついから。しかし、ローリエからの(ギャグ的な)ヘイト値は上がってしまった。
 名字の由来はコリアンダーの和名『コエンドロ』から。この単語が元々ポルトガル語由来でもある。

セサミ&八神コウ&遠山りん
 真面目な淑女枠からボケ役に出世した八賢者&クリエメイト。
 ローリエが用意した台本には、アルシーヴからと装ったメッセージが書いてあるお陰で、働く理由を思い出せても別のものを忘れた模様。

きらら&ランプ&マッチ&涼風青葉&篠田はじめ&飯島ゆん&滝本ひふみ
 前回に引き続き、ローリエが仕掛けたネタに翻弄される人々。ランプに至っては、ツッコミ役も引き受けた模様。前話ではマッチがツッコミ役になるとのことだったが、ニヒルな口調が難しく、ランプにツッコミ役が取られてしまうかもしれない。

マッチ「いや別にいいよ……」
ローリエ(金髪神父ver.)「レベルアップできまセンよ?」



マダオ
 元ネタは『銀魂』の長谷川泰三。政府高官だったが不祥事で失職。「まるでダメなオッサン」略してマダオとされた。エトワリアでは、マダオは「まるでダメなお姉さん」を略すことが多くなるだろう。(メインが女性だから)


△▼△▼△▼
ローリエ「さ、コウりんの結婚式は問題なく進めてるな。良き哉良き哉」
アルシーヴ「良くないわァァァァ!! 誰が許可したあのメチャクチャな命令は! 色んな人々に誤解されるだろうが!」
ローリエ「怒らないのアルシーヴちゃん。程々にしないとキャラ壊れちゃうよ?」
アルシーヴ「誰のせいだと思ってるんだ……!」
ローリエ「そうカッカしなくても、百合CPのピンチを救う位やってやるさ」

次回『愛の形』
ローリエ「(こ○)の形じゃないからな?」
アルシーヴ「どこまで好き勝手やるつもりだこの男……」
▲▽▲▽▲▽

きららファンタジアに登場する作品群の中の、次の作品の中で、最も皆様が好きな作品は?

  • きんいろモザイク
  • ステラのまほう
  • ゆゆ式
  • うらら迷路帖
  • 夢喰いメリー

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