きららファンタジア 魔法工学教師は八賢者 作:伝説の超三毛猫
“そのシャベルは、女王を守る近衛の盾のように、ゆき様を狙った不届きな矢を弾き飛ばした。そして、振り返った姿はまさしく戦乙女のそれであり、わたしは心のどこかで必ず助かるという確信をこの時、得ていた。”
…ランプの日記帳(のちの聖典・きららファンタジア)より抜粋
『今の私は―――先輩たちと一緒に生きたいんです。』
そう強く宣言したみーくんの瞳は、何よりも輝いていた。俺は、それを見ることが出来て安心した。
なんせ、慣れない悪役をやったんだ。人間云十年、基本的には法を守って社会人として生きてきた俺が、だ。言葉のチョイスやさじ加減を間違えてみーくんの心を折っちゃったらどうしようと内心ビクビクだったのだが、あの強い決意ならそう簡単には揺らがないだろう。
しかし、なぜみーくんはあんな事を真っすぐ俺の眼を見ながら言えたのだろうか? バイオハザード的世界で生きてきたからだろうか?
否。それだけではあるまい。
俺自身が、そんな世紀末で生きてきた訳ではない。前世はボケるほど平和な日本育ちだったし、今もバイオハザードな世界とは程遠い。でも、あの時のみーくんには、全てを乗り越えんとする逞しさが―――『黄金の意志』が、そこにはあった。
それはきっと、彼女を変えるきっかけをくれた人が、支えてくれた人がいたからだろう。圭ちゃん、ゆきちゃん、くるみちゃん、りーさん、あと……直接的ではないが、めぐねえも。
なんにせよ、みーくんは俺に彼女の生き方を見せてくれた。
だったら、俺も見せなくてはならない。俺なりの覚悟を、行動で示さなくてはならない。
「……サルモネラ。覚悟はいいか?」
俺は、教会の展望台に登って、あるものを組み立て始める。
それは、俺が開発した『パイソン』よりも一回り大きく、銃身の長い……いわゆる、
モデルにした銃からとって、『ドラグーン』と名付けた狙撃銃。これに、スコープを取り付けて準備完了。
まずはドラグーンを一度置いて、俺は双眼鏡であるものを探し始める。
それは、
きらら達一行は、直射日光の当たらない洞窟を抜けた後、みーくんを助けるために向かってくるだろう。学園生活部のみんなも一緒に来る。故に、単独の人影が見えたら、十中八九それはヤツであると確信できる。
きらら達はすぐに確認できた。
猛暑の中、複数人で歩いているのを見つけたのだ。まぁ、彼女達の格好が格好なんで砂漠でも見つけやすいといったところかな。
問題は―――サルモネラだ。
今思い出したことだが、あいつは砂漠の景色に溶け込める色のローブを着ていた。クソ暑いってのに、それを脱ごうとしないのは、行商人などを襲う時、できる限り気付かれないまま獲物に近づくためだろう。通気性や涼しさをかなぐり捨てたメリットが奴にはあるのだ。
そんな探しにくい奴がクリエメイトと出会ったらどうなるのか。
きっと、容赦なく、そしてしぶとく学園生活部のみんなやきらら達を殺しに来るだろう。
特に純粋なきららや戦う力のないランプ、悪意への耐性ゼロのゆきちゃん、意外とメンタルの弱いりーさんあたりが心配だ。ゆきちゃんはめぐねえ(という名のゆきちゃんの本能)がなんとかするかもしれないが、それだけで安心するのは希望的観測がすぎる、というものだろう。
奴がクリエメイトを見つける前に、俺が奴を見つけるんだ。もたもたしていたら誰かが死ぬ。
これほどまでに焦燥感をおぼえたのはソラちゃんを呪いから守ろうとした日以来だろうか。
あの日のように悲惨な結果を出さないために、双眼鏡を顔にくっつけ、目を皿にして探し始めた。
◇◆◇◆◇
「まさか、あそこまで追い詰めたのに逃げられるなんてな。」
「最後、すっごい速かったよね……」
洞窟でカルダモンと交戦した私達は、出口から再び砂漠へと出ていた。圧倒的なスピードを誇り、私でも目で追うのが精一杯だった。でも、心に引っかかっている、この違和感はなんだろうか?
「でも…あれは……」
「あれは?」
「まだ、余裕があったようにも見えて……」
くるみさんに聞かれたので、まとまらない考えを、思いついたままに口に出していく。
「カルダモンが本気を出さない理由なんてあるかい?」
私の言葉を聞いたマッチがそう尋ねてくる。確かに、現在私達とアルシーヴは敵対している。である以上、アルシーヴの部下である賢者が、敵である私達に、手心を加える道理などない。
ランプもくるみさんも悠里さんも、マッチの疑問に明確な答えを出せずにいると、ゆきさんが突然沈黙を破った。
「わかった! 出さないんじゃなく、出せなかったんだよ!」
………
「……どうしてだ?」
「そ、それは……わからないけど、なんとなく!」
「なんとなくかよ……」
「でも、ゆき様の言う通り、出さないよりも出せなかったという方が納得はできます。」
ゆきさん自身は思い付きで言ったようだけど、ランプは腑に落ちたようだ。
私も、ゆきさんやランプと同意見だ。カルダモンもシュガーやセサミと同様クリエメイト確保が狙いだったようだし、全力で奪いに来るのが普通だ。でも、洞窟内では全力を出せなかったと考えるのならば合点がいく。
もしかして、
でも、なぜ? 暗かったから? それとも―――
パンッパンッ
「はーい、みんな。考えるのもいいけど、準備は出来たかしら?」
「おう、あたしはもう大丈夫。」
悠里さんが手を叩く音で考えを中断し、意識をそっちに向ける。
「くるみちゃんはシャベルさえあれば百人力!
鬼に金棒、くるみちゃんにシャベルだもんね!」
「誰が鬼じゃい!」
「お喋りはそこまで。今度は理由があってだけど、砂漠を一気に抜けなくちゃならないもの。」
学園生活部のみなさんのやりとりを見ていると、とてもほほえましい気持ちになる。特に、ゆきさんの笑顔や言葉は、学園生活部の心の支えになっているようで、その絆がパスを通じて感じ取れた。こうして見ると、とても彼女たちの世界が滅んでしまったとは思えない。
「きららさん、美紀さんの方向ってわかるかしら?」
「うん……ここならハッキリとわかるよ。このまま真っすぐ東に行ったところにいる。」
「もう本当にはっきりと感じられるようになってたんだな。」
くるみさんの言う通り、洞窟を抜けた今、美紀さんのパスは明確に察知できる。あとは、パスの感じる方向に向かって歩を進めるだけだ。そこにはきっと、美紀さんだけでなく、カルダモンもいるはずだ。
「……洞窟を抜けたと思ったらまた砂漠だった時は正直、どうなることかと思ったけどね。」
「本当にきららさんがいてくれて良かったです。」
マッチが心配する通り、この砂漠は広い。手がかりなしで探すのはかなりの無茶だ。そういう意味では、クリエメイトの皆さんの居場所が分かるこの力で、みんなの助けになれることがとても嬉しい。
「よーし! 学園生活部、砂漠遠足の始まりだよ!」
私達と出会ってから、様々なことを学校の行事というものに見立てて(ランプ談)ムードを盛り上げてきたゆきさんが右手を振り上げ、そう宣言する。
遠足………ランプによると、学校でのイベントの一つで、クラスなどの同年代の仲間と共に遠出をすることらしい。
戦いの予感を感じさせない、ゆるやかで優しい雰囲気に私たちの笑顔が綻んだ――――その時。
「いつの間にそんな名前――――ッ!!?」
ガンッ、と。
「「「「「!!!?」」」」」
何かが激しくぶつかったような音がした。
音のした方を見てみると、くるみさんが、ゆきさんの前に立って、シャベルを盾にするように構えていた。
宙に舞う細長い何かを見て、ようやくそれがどこからか飛んできて、くるみさんがそれを防いだことを悟る。
砂上に落ちたそれは、木の棒に金属の
「走れ!!」
くるみさんがさっきとは打って変わって緊迫した声を発したことで、みんなに緊張が走った。
「ゆき! 私のそばから離れるな!! 避難訓練だ!!」
「えっ? えっ……??」
状況が未だ飲み込めてないゆきさんの手を引っ張り、走り出すくるみさん。
「みんな! 早く!」
私達に声をかけることを忘れずに、くるみさんの言うとおりに走る悠里さん。
突然のことに理解が追い付いていないが、それでも分かったことがひとつだけある。
―――――――私達は今、何者かに攻撃されている。
「ランプ! マッチ! 走るよ!!」
「は、はい!」
「分かった!!」
◇◇◇◇◇
「「盗賊ぅー!!?」」
「……はい。皆さんと出会う前、砂漠に住み着く盗賊がいると、聞いたことがあるんです。」
しばらく走り続けて、岩場にまで逃げ込むと、あれ以降続いていた矢の攻撃が止んだ。そこで、私は歩みを止めずに学園生活部の皆さんに、港町からの船の上で聞いた話について教えておくことにした。
「砂漠にはやり手の盗賊がいて、行商人達を襲うという噂を、この砂漠行きの船の上で聞きました。なんでも、積んでいる食料や衣服、薬品などを中心に奪っているそうです。」
「……なんであの矢を放ったのがそいつだって分かるんだ?」
「砂のような色のローブ、黒い髪。そして……クロスボウのような、矢を撃つ武器がその盗賊の特徴だと聞きました。」
「美紀さんや賢者のことに加えて、盗賊も出てくるのね……この遠足、厳しいものになるかしら。」
「いや、待てよりーさん。その盗賊とやらは、食料とかを狙うんだろ? あたしたち、目ぼしい
「えぇ。私達は、危険を覚悟で神殿への近道である砂漠を進みましたが、召喚された皆様はそんなに多くのものを持って来れなかったはずです。
しかし、くるみ様が防いだ最初の矢は、明らかにゆき様を狙っていました………」
「ああ。どうやら、一刻も早く美紀の元へ向かった方が良さそうだ。」
新たな脅威に頭を悩ませる悠里さんに、盗賊に狙われる理由を探るくるみさんとランプ、迅速な行動を促すマッチ。ここまで静かに皆の話を聞いていたゆきさん。
みんながみんな、不安に感じている。私が、先頭に立って皆さんを安心させなければ。
「……大丈夫です。私が『コール』で、みなさんを守りますから。」
「おおっ! きららちゃん、先生みたい!」
私の言葉に、ゆきさんが明るく反応する。先生って、私が教えられることなんて全然ないと思うんだけど……
「先生というより……外部協力者ね、きららさんは。」
「がいぶきょうりょくしゃ?」
「ええ、部活の時だけお手伝いに来ますよーっていう人ね。運動部のコーチとか、指導員さんみたいな。」
首を傾げるゆきさんに悠里さんが説明をしている間、くるみさんはずっと少し遠い場所にある岩陰をずっと睨んでいた。
「………あの、くるみさん。どうかしたんですか?」
「…出てこいよ。さっきからコソコソ狙いやがって……!」
「!?」
そう言うとシャベルを構えて近づこうとする。
「く、くるみ様……!?」
「まさか、そこにいるっていうのかい?」
「っていうか、マッチが確認してくださいよ!」
「無理だよ! 高く飛んでる時に撃たれたりしたらどうするんだ!」
ランプとマッチのその会話をきっかけに、また雰囲気は一変する。悠里さんがゆきさんをさりげなく庇い、くるみさんはゆっくりと、だが確実に岩に近づいていく。
すると、岩の向こうから何かが見えた。まるで弓のような形の―――っ!!
「くるみさん!!!」
ガンッ
再び、金属同士の音がした。
そして、くるみさんが岩陰にむかって走り出し、そこにシャベルを振り下ろした。
「あっぶね!? ……んだよ、ただの子供だったんじゃねーのかよ」
シャベルの風切り音と共に、裏から表情が驚愕に満ちた何者かが飛び出してきた。そしてそれは、私が聞いた、盗賊の特徴と一致していた。
砂色のローブ、黒く長い髪、右手に持ったクロスボウ……
何よりも確信した決め手になったのはその表情だ。
嗤っている。今までの人生の中で、ここまで人の顔が醜く見えたのは初めてだ。
シュガーやセサミ、カルダモンは敵だったが、楽しそうに、もしくは何かしらの誇りをもって戦っていた。シュガーは楽しそうに戦い、セサミも今考えると卑怯な戦い方を嫌っているようだった。カルダモンについてはまだ本気を出してない可能性があるから分からないけど。
でも、目の前の男は違う。私達を「敵」として見てはいない。力の差、ということではない。
見ていると気分が悪くなってくる。心が不穏にざわついてきて、自分であることの価値が、少しずつ削れていくような感覚がする。本当に同じ人間なんだろうかと、疑問さえ湧いてくる。
これが、盗賊なのか。
「『コール』!!」
そんな気味の悪さをおぼえながら、私は戦いの準備を始める。
宮子さんと青葉さん、そしてりんさんの魂の写し身が、力を持って現れる。
そして、コールの宮子さんが男に肉薄する。
「チッ!! めんどくせえ!」
バックステップで身を躱した男は、悪態をつきながら、矢を込めたクロスボウを向けた―――
――――――悠里さんの方に。
「きゃあっ!!!」
「悠里さん!!?」
「悠里様!!?」
バシュッ、という風切り音がしたかと思えば、あっという間に矢は悠里さんの制服を切り裂き、肩に細くない紅い線を残した。
「あいつ、ゆきを庇っている悠里が動けないのを知ってて……!!」
「おまええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「よくもッ!!!」
カッ、と頭に血が上っていく。くるみさんも完全に怒っており、真っすぐに男の方へ走っていく。
私も、『コール』したクリエメイトに魔力を注ぐ。
男は、矢を取り出しながら、こちらの攻撃を食らうまいと距離をとりつつ―――
「ハッ! なに怒ってやがる? 動けないヤツから殺る……この程度、
―――
それはつまり……私達のことを、獲物か何かと見ているということだ。
体中の血が熱くなり、心が煮えたぎっているかのような不快感が自身を襲う。
「………許せない」
更に魔力をクリエメイトに注ぎ込む。この後のカルダモンとの戦いなんて関係ない。
目の前の男を、一刻も早く倒さなければ。
出来るだけ迅速に、この外道を、こ―――
バキン
「「「!!!?」」」
突如、男が持っていたクロスボウの弓が折れる。
「…はっ?」
思いもよらない出来事だったのか、折れた弓を見た男が素っ頓狂な声を上げて一瞬、固まる。
その様子を見たお陰か、私にほんの少しだけ、冷静さが戻る。
「宮子さん、くるみさん!」
「…! おう!」
男が呆けた隙を突き、私の合図で宮子さんの武器とくるみさんのシャベルがその体に迫る。直前で男が攻撃に気づくも、その時には既に避けたり防いだりするには遅すぎた。
「ぐッ!!?」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
「はあああああああああああああっ!!」
「ぐおはァァーーーーーーーーッ!!!!?」
二人の武器が、男の鳩尾に食い込み、そのまま吹き飛ばす。ローブが脱げ、クロスボウが手から離れ、空中で錐揉み回転しながら吹っ飛んでいく。
やがて砂上に落ち、その衝撃で起こした砂煙が晴れても、彼が起きてくる気配がなくなった。
「……やりました! さすが、きららさんです!」
「すごーい! きららちゃん、本当に強いね!」
「ありがとう、きららさん。」
ひとしきりの沈黙の後、ランプが歓喜する。それで私達が勝ったことを確信したのか、りんさんに傷を治してもらっている悠里さんとゆきさんは安堵の息をつく。
「皆さんが無事で良かったです。」
「……なぁ、きらら。こいつ、どうする?」
くるみさんが、先ほどの男を親指で指しながらそう尋ねる。彼は今まで何度も強奪を繰り返してきた盗賊だ。どこかの治安機関に引き渡すべきなのだろう。
「仮に縄で縛ったとしても、連れて行く余裕なんてないよ。それに他にやることがあるだろ、きらら?」
「うん。分かってるよ、マッチ。」
だが、マッチの言うとおり、先にやるべきことがある。東に反応があるクリエメイト――恐らく美紀さんだ――の元へ向かわなくてはならない。
「この人は、ひとまず念入りに縛っておこう。その後、美紀さんの所へ向かいましょう。」
「オッケー。カルダモンとコイツから挟み打ちを食らったらたまらないからな。」
「私も手伝います、きららさん。
一刻も早く、美紀様を迎えに行かなくては。」
突然襲いかかってきた男を、再び誰かを傷つけることのないように縛り上げた後、私達は美紀さんの反応のある東へ急いだ。
◇◆◇◆◇
………嫌なものを見てしまった。
サルモネラの野郎、ゆきちゃん達に向かって矢を放ちやがった。しかも、何の躊躇いもなく。
幸い、誰も大怪我を負っていないが、そんなものは結果論だ。
見つけた時は、ゆきちゃんに矢が撃ち込まれたことで皆が走り出しており、狙撃の準備に入り再び奴を見つけた時はりーさんに向かってクロスボウを構えていた。
スコープ越しから、汚い本性を感じ取れるかのような奴だった。
サルモネラに狙いをつけて撃った弾は――――どうやら、奴の持っていたクロスボウの弓に直撃し、それをへし折ったようだ………体を狙ったはずなんだけど、まぁそこはよしとしよう。
それがきっかけで、宮ちゃん(多分、きららがコールで呼んだのだ)とくるみちゃんのダブルアタックで、仕留めることが出来たのだから。
さて。
きらら達がカルダモンとみーくんの所へ行っているスキに、あのバイ菌野郎には……洗いざらい吐いて貰おうか。
―――楽に死ねると思うなよ?
キャラクター紹介&解説
ローリエ
クリエメイト達を害そうとしたサルモネラを発見し始末するべく、教会の展望台からゴルゴした(訳:狙撃を敢行した)八賢者。間一髪でサルモネラの攻撃には間に合わなかったものの、結果的にはサルモネラの武器を折り、きらら達の勝利に貢献する。しかし、まだ任務も彼自身の怒りもまだ終わっていないようだ……
きらら&ランプ&マッチ
原作主人公一行。砂漠で学園生活部と出会い、洞窟でのやりとりを通じて情報交換を行い、学園生活部への仮入部を果たす。拙作では語らなかったが、洞窟内で一度カルダモンと交戦済みであり、そこで美紀が彼女に捕らわれていることを知った。『コール』を使った戦闘の描写はいまだ模索中。
恵飛須沢胡桃
きらら達と合流した学園生活部のシャベルの子。今回の話に出てきた、胡桃がクロスボウの矢を弾き飛ばすシーンは、原作「がっこうぐらし!」の大学編の序盤を意識している。また、尾行するサルモネラに気付いたり、コールの宮子と同時にとはいえ人ひとり吹っ飛ばすシーンもあったが、原作中に出てきたとある事件をきっかけに身体能力が向上したことに起因するものである。時系列? 気にするな!(魔王ヴォイス)
丈槍由紀&若狭悠里
きらら達と合流した学園生活部の部長&ムードメーカー。本家にはないサルモネラ襲撃でもあまり活躍する場を与えられなかったが、そもそもこの二人は戦闘に向いていないので仕方ない部分もある。ゆきについては、カルダモン戦にて出番が増えるかもしれない。
サルモネラ
クリエメイトを連れた女子供を襲ったと思ったら、案外手ごわかった上に『コール』とくるみの身体能力に押され、更に戦闘中に武器が折れた隙を突かれ敗北した盗賊。しかし、弱い者・動けない者を積極的に狙い、きららとローリエの地雷を踏んだ。彼への受難は、まだこれで終わりではない―――。
△▼△▼△▼
ローリエ「紆余曲折こそあったものの、サルモネラを無力化したきらら達。彼女達はこの後、カルダモンに挑むことだろう。俺は俺で―――やることがある。そう……色々とやることが、な。」
次回『依頼の謎』
ローリエ「…絶対、見てくれよな」
▲▽▲▽▲▽
きららファンタジアに登場する作品群の中の、次の作品の中で、最も皆様が好きな作品は?
-
あんハピ♪
-
三者三葉
-
スロウスタート
-
ゆるキャン△
-
こみっくがーるず