きららファンタジア 魔法工学教師は八賢者 作:伝説の超三毛猫
“私はこの旅でいろんなことを学びました。それは、クリエメイトの皆様のような素晴らしい点だけではありません。―――ヒキョウで、許せないと思える人間のきたない一面もです。”
…ランプの日記帳(のちの聖典・きららファンタジア)より抜粋
ひでりくんを保護したきららちゃん一行とスティーレの皆は、どうやら俺達を一時的に仲間と認識したようであった。
そして、とうとう最上階のドアの前に辿り着いた。金と赤のクドいくらいに派手な装飾からビブリオの趣味の悪さが伺える。
「鍵がかかってますね……」
「ちょっといいか? 俺が吹き飛ばす」
袖から蟻を取り出し、地面に置く。蟻たちは、ドアの鍵部分と
「みんな、ドアから離れて、耳を塞いで。今から
「え、ちょ、まさかさっきのアリが……」
「そう。
左手でスイッチを押す動作をすると、爆音が鳴り響く。ドアを見れば、黒焦げになったドアが、ゆっくりと部屋の奥へ倒れた。
蟻型小型爆弾・ニトロアント。
基本的にはG型魔道具とほぼ同じだが、俺のスイッチを押す動作で爆発する魔道具だ。山道でるんちゃんやきららちゃんを吹っ飛ばしたのもコレだ。ちなみに最初名前を「甲冑アリ」にしようと思ったが、
「ドアが開いた!」
「突入します!」
こじ開けたドアを確認した俺ときららちゃんを先頭に、部屋の中へ突入した。
そこは、一言で言うなら和室だった。畳の床に洋風のソファや社長テーブルが置かれている上、一部ガラス張りの壁をしているので、ミスマッチ感半端ないが。おそらく、日本家屋で生まれ育った苺香ちゃんの影響だろう。
そして……無駄に広いその部屋には、やはりというべきか、苺香ちゃんともう一人、目に優しくない装飾の服を着た、メタボリック体質の大男がいた。ほぼ間違いなくアイツがビブリオだろう。
そして、俺達を待ち構えるように取り囲む、武装した人相の悪い男たち。17、8人はいるな。
「「苺香ちゃん(サン)!!」」
「……………………ぁ……!」
「よくもまぁ、ここまで来たんだぁぁぁな!」
そして、苺香ちゃんは、やはり木の檻の中にいた。
夏帆ちゃんとディーノさんの呼びかけに反応こそするが、なにか様子がおかしい。一体なんなんだ?
しかし、こっちを見据えたビブリオはそれについて深く考える時間も与えてくれないようだ。
「このビブリオ様の崇高な『イモルト・ドーロ』に小汚い足で踏み込んできておいて、ただですむと思わないことだぁぁな!」
苺香ちゃんに檻越しに薙刀を突きつけて続ける。
「この小娘に傷をつけられたくなかったら、武器を捨てて大人しくするんだぁぁな!!」
そして……やはり、人質を盾にしてきたか。
「召喚士と賢者とやらの命を差し出せば、この小娘をオリから出してやらんでもないんだぁぁな! たぁだし! ほんの少しでも変な事をしたと
「ダンナぁ、こいつら殺すのはまだですかい?」
「こちとら早く金もらって帰りたいんでねぇ」
「まぁ待つんだぁぁな。コイツらにやられたら、折角の報酬も貰えなくなるんだぁぁな。言うことを聞けば、しっかり金は出してやるんだぁな!」
「ヘヘッ、それもそうだなぁ。」
「―――っ、そんな……!」
「なんて、汚い……!」
「卑怯よ!!」
「黙るんだぁぁな! そんなに小娘を殺してほしいのかぁ!!?」
ビブリオと雇われた傭兵らしき男達の厭らしい笑い声に、ランプが悲痛な声を漏らす。
想像はしていたが、あまりに卑劣な手段にきららもマッチも、スティーレのみんなも、怒りの籠もった眼差しでビブリオを睨む。夏帆ちゃんや麻冬さんが抗議したくなるのも分かることだ。
「おーら、早くしろ9人と1匹! この小娘が死んでも良いのか!?」
しかし、ビブリオに煽られるようにそんな脅しをされてしまっては、クリエメイト達は言うことに従わざるを得ない。ディーノさんはランスと盾を、秋月くんは日本刀のような出刃包丁を、夏帆ちゃんや麻冬さん、美雨さんやひでりくんも持っていた武器を地面に捨てていく。
しかし……俺ときららちゃんは、武器を捨てない。
ここで武器を捨てようものなら、苺香ちゃんを助けることが出来なくなってしまう。クリエメイト達はそもそも戦うことができないので捨てようが捨てまいが問題ないのだが、俺達は違う。
俺の強みは相手の未知な武器と手札の数であるから、自らそれを見せるような真似はしない。きららちゃんも、『コール』の力は無闇やたらに見せたりはしないだろう。―――それに、お互い形は違うとはいえ世界の命運を背負っている身。ここで命を差し出す訳にはいかない。
「おい、そこのお前とお前!! 早く武器を捨てるんだぁぁな! じゃないとこの小娘をぶっ殺すぞ!?」
「……よく言うよ。どっちにしろ僕達を殺す気しかないくせに。」
「あ゛ぁん!!!? なんか言ったかクソ猫ォッ!?」
ぼそりと呟いたマッチの言うことは思い切り的を射ている。今ビブリオが行っているのは成立した取引などではない。たちの悪い脅迫だ。言うことを聞こうが聞くまいが、『全員殺す』という結論ありきの言動である。
ビブリオに雇われた傭兵達が雇い主にも負けぬほどのゲスな笑みでじりじりと近づいてくる中で、俺は。
「なっ………!!?」
「ちょっと!!?」
「先生っ!!!!?」
「何やってるの、ローリエさんッ!?」
一歩、前へ出た。
「おいおい、雇い主の話聞いてなかったのか!?」
「あーあー、あの小娘死んだな! この男もだけど!」
「テメエから死にてぇってことだな!?」
「………話を聞いていたのかぁぁな? 変なことをしたらどうなるか分かっての行動なのかァァァァァなぁ!!!!?」
傭兵達が嘲笑い、ビブリオが勝ち誇る中、俺は言葉を発した。
「………そんなシャバい脅しが八賢者に通用するかどうかはテメー自身がよく知っている筈だ。
筆頭神官アルシーヴ……他でもないテメーを一度逮捕した女だぜ。」
他にカルダモンか、セサミか、フェンネルか、誰が出向いたかまではまだ分からないが………ともかく、そんな子供の癇癪みてーな脅迫だけで勝てると思うなよ。
「やめれば許してやる。……だが苺香ちゃんに手ェ出した瞬間…テメーの命も取る………!!!」
「ちょ、待ってくださいローリエサン!! あまり挑発しては苺香サンが……!」
ディーノさんの言うことは正しい。この絶体絶命の盤面、彼にとっては俺が悪手を打ったようにしか見えないだろう。流石の俺もルーンドローンをいま起動させたところでこの状況を打開するのは難しい。
「……ぶっっっ殺してやるんだぁぁぁな!!!!」
「やってみろッ!
―――そう、一人ならば。
「ごっぱァァ!!?」
「ぐうっ!? があああぁぁぁ!!?」
「ギャアアァァァァアアア!!?」
まず、苺香ちゃんを刺そうとしたビブリオは、
俺は素早く
残った傭兵達は
スティーレの皆は敵勢が大きく体勢を崩した原因を探るべく周りを見渡して―――
「見てくだサイ! 外にドローンが!」
「アリサさん……そこにいたのですか?」
不意打ちの為に建物外を浮遊していたルーンドローンと入口に隠れていたアリサを見つけ出した。
そう。さっきの突入、バカ正直に全員突入した訳ではない。アリサには待機して貰い、相手が勝ちを確信・もしくは怒りで冷静さを失ったところで風魔法で吹っ飛ばしてもらったのだ。
「アリサ! きららちゃん!」
「了解…!」
「えっ!? あっ、はい!」
一瞬のうちに出鼻を挫かれたビブリオ側に呆気に取られているきららちゃんに声をかければ、『コール』されたくるみちゃんとあおっち、乃莉ちゃんが出てきて、つむじ風のような剣の一閃と雪だるまが起こす吹雪が巻き起こる。クリエメイトの強大な力に、傭兵たちは再び吹き飛ばされ、たじろいだ。割れた大窓から転落する傭兵も2人ほど見受けられたが誰も気づいてないと思いたい。
きららちゃんが呼び出した乃莉ちゃんとくるみちゃんが苺香ちゃんとビブリオの間に入り、あおっちが魔法で撹乱しつつ、俺ときららちゃん、アリサがクリエメイトに近づく傭兵を一人ずつ薙ぎ倒していく。
「おいビブリオさん! こんなの聞いてねぇぜ!? 相手が強すぎる!」
「そうだ!この仕事降りさせて貰うぜ!」
そうして降りかかる火の粉を振り払っていくと、傭兵の何人かはビブリオに声をかけ、逃げ出し始めようとする。
「黙れ! このオラが雇ってやったってのに給料泥棒する気か!? 役立たずがッ!!」
「いや、でも――――ッ!!?」
「お、おいどうし―――っ」
突然、ビブリオの手―――その、指輪、だろうか? が妖しく光った……気がした。あまりに一瞬だったからよく見えなかったけど。
「……命令だ。何に替えてもアイツらを皆殺しにするんだぁぁな!」
「「……………はい。」」
逃げ腰だったはずの傭兵達が直立不動になり、ビブリオの命令を受けた途端まっすぐこっちに向かって武器を構えながら近づいてくる。その表情と足取りはまるで幽鬼のようで、生気が感じられなかった。
「味方を洗脳した……!?」
「洗脳………まさか、『サブジェクト』……!?」
そんな風にこちらに向かってくる傭兵達は、みんな……目が赤くなっていた。
ソイツらに向かって非殺傷弾を発砲する。当たりはするものの、さっきまでの傭兵達のように痛がる素振りもなく、武器を弾き飛ばしても傷んでいる手を気にすることなく得物を拾い、まるで効いていないかのように襲いかかってくる。これは、ランプの心当たりの通り、洗脳魔法を使われてる可能性がデカいな。
洗脳魔法・サブジェクト。
対象をほぼ物言わぬ傀儡にする魔法。この魔法を受けた人間の特徴として、目の充血・意識の朦朧・足取りの不安定などが挙げられるが、命令させれば本来のスペックを大幅に超える力を引き出すことも可能性である。存在が判明してすぐに準禁忌に指定されたため、詳細がいまだ不透明な部分が多い。
「地味に嫌なことしやがる……」
「なんて奴だ……!」
うっかり愚痴が溢れる。マッチも少し悪態をついたようだ。痛覚を無視して戦わせる真似も出来るのか、ビブリオは……いや、多分指輪にその『サブジェクト』が起動する仕掛けがあるんだろうな。
「炎魔法で装備や体が焼けるのも厭わず向かってくる……!」
「アリサ、風魔法で吹き飛ばせ! そっちの方が有効だ!」
「わ、分かりました!」
アリサが攻撃を風魔法に切り替えて傭兵を吹き飛ばしたのを見計らって、スキだらけのビブリオの左手にパイソンの照準を合わせる。そのまま引き金を引いて放たれた非殺傷弾はまっすぐビブリオの方へ飛んでいって――――――命中する目の前で、なにか見えない壁のようなものに弾かれた。
「………やっぱり対策してくるか……!」
「…さっきは油断したが、同じ手はもう食らわないんだぁぁな! この魔術師が生きてる限り、魔力のカベがオラを守ってくれてるんだぁぁな!!」
頬の脂肪を震わせてビブリオは笑う。言われて見てみれば、確かにビブリオの影に誰かがいる。おそらく、さっきの顔面集中砲火で痛い目を見て学習したのだろう。ならばソイツをと狙おうとするも、ビブリオの肥満そのものな体に隠れている為、撃ってもまた防がれてしまうだろう。
「きらら! この檻、壊せるけどいいか?」
「お願いします、くるみさん!」
「その檻に手を出すんじゃねぇーーーーー!!!」
「おっと。ここから先には行かせませんよ!」
「邪魔するんじゃあねぇんだぁぁな! この人身商売のセンスを1ミリたりとも理解できねぇ偽善者が!!」
「口悪っ!!? 人身売買とか怖すぎでしょ!」
勿論、ビブリオはそれを止めようとするが、ナイトの乃莉ちゃんがビブリオの攻撃を全て受け止め、または受け流してくるみちゃんの方へ攻撃を通せていない。
「ま、待て、そこのシャベルの娘! 金を…金をやるんだぁぁな! だから、それを壊すのは……!」
「おりゃあっ!!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーっ!!!!?」
やがて、くるみちゃんの斬撃で木の檻がバラバラになり、苺香ちゃんを繋げている手錠の鎖を断ち切ると。
「やったッ! 苺香ちゃんを救い出せた!」
「はい、やりました! 流石です、きららさん!」
「苺香、こっちよ!!」
「苺香サ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!」
スティーレの皆とランプが喜びに湧き上がる。それと同時にビブリオが俯いたまま動きを止め、苺香ちゃんが両手を広げたディーノさんに向かって無言で走り出した。
―――そう、
「えっ!!? まっ、まままま苺香サンっ!!!?」
ディーノさんが彼女を受け止めると、まさか自分の方に走ってくるとは思わなかったのか、鼻血を出すまいと我慢しつつもテンパっている。そして、苺香ちゃんは―――
「っ、させるか!!」
「……っえい!!」
それ以上行動させないように俺といつの間にか近付いてたのだろう、きららちゃんが苺香ちゃんを取り押さえた。
手首を押さえられた彼女の右手には……白鳥のような姿の彼女には全く似合わない、コテコテに装飾された金色のナイフが。
「え…………!?」
「苺香、サン………? きらら、サン……?」
「ローリエ先生……………??」
他の皆は、呆気に取られて何が起こったのか分からないという面持ちだった。………というよりも、ナイフを見て苺香ちゃんが
「…………ビブリオ。テメェ、
その質問でアリサときららちゃん、そしてランプが息を呑む。
「………はぁぁて? なんの事か分からないんだぁぁぁな??」
「とぼけるなよブタ野郎。ディーノさんに刺そうとしたナイフと苺香ちゃんの
その宣言で、マッチやクリエメイト達が信じられないものを見る目でビブリオを見る。その目つきは、だんだん怒りを帯びていった。
……嫌な予想は当たるものとはよく言われていることだが、今回ばかりはこの予想は当たって欲しくなかった。
ビブリオの舌打ちの音が聞こえる。
「……小娘。こっちに戻ってくるんだぁぁな。」
「……………はい。」
「うおっ!?」
「きゃっ!?」
苺香ちゃんが、ビブリオの命令を聞くと取り押さえていた俺ときららちゃんを振り払って跳躍する。その動きは、おおよそ普通の女子高生ではなかった。
「今の小娘は、オラが『死ね』と言ったら死ぬ。普段なら出せない力で、躊躇なく自分のノドをかっさばくんだろぉぉな。」
ビブリオの説明の中、確信する。苺香ちゃんには、すでに
「命令だ小娘。
―――賢者を殺すんだぁぁな。勝てそうにないと判断したら、すぐにノドをかっ切っても構わん。
オラは……こっちのガキ共をなぶり殺すッ!!」
「………………………………………はい。」
「そんな…苺香ちゃん……っ!」
「苺香………!!」
「苺香様、目を覚ましてください!!」
「正気に戻ってくだサイ、苺香サンっ!!!」
俺の前には無表情でナイフを構える苺香ちゃんが。
きららちゃん達の前には自身の薙刀を特大のモーニングスターを持ち替えたビブリオが迫る。
今の苺香ちゃんは体のリミッターが全て外れている状態だ。元々の体力もなさそうだし、あんまり激しい動きはさせられない。彼女の体力が尽きたら、自害されるかもしれない。
………ビブリオは後で殺すのは確定として。
さて。―――どうやって彼女を正気に戻そうか?
キャラクター紹介&解説
ローリエ
苺香救出に手を貸し、敵に不意打ちのファーストアタックを決めた八賢者。ビブリオに洗脳された苺香と戦うことになるが、戦力としては雲泥の差がある。しかし、傷つけられないクリエメイトであり、自害も防がなくてはならない為、今までで一番集中力を要する戦いを強いられることだろう。
桜ノ宮苺香
人質だとおもったら洗脳され敵の伏兵にされた「ブレンド・S」主人公。体力や戦いの経験はきららやローリエと比べて格段劣るが、ビブリオの「サブジェクト」の影響でリミッターが外れている上、姉の事もあり日本武術の心得はありそう。しかも、傷つけないように、自害されないように戦わないといけないので苦戦は必至。
ビブリオ
すごく汚い悪徳商人。作者自身、「吐き気を催す邪悪」とか「皆に嫌われるゲス野郎」みたいなキャラは初めて書く故、どこまで醜く書けたかは自信がないが、基本的な性格(金が一番・従業員は道具・少し馬鹿)が決まっているので、そこから嫌われる行動を弾き出して今回の話の行動を書いた。彼の言動にキレそうになったりキレたりした方が大勢いたら一応悪役としては成功だろうか?
きらら&アリサ&乃莉&恵飛須沢胡桃&涼風青葉
ローリエと共に戦った呪術師&召喚士および召喚されたクリエメイト。初めて人(というよりモブ)と戦った訳だが、攻撃しても致命傷は与えず、いい感じで気絶させる補正みたいなものがかかっているのだろう。間違いない。
ランプ&マッチ&日向夏帆&星川麻冬&天野美雨&神崎ひでり&ディーノ&秋月紅葉
ほぼ出番が与えられなかった被保護勢。正直悪いと思っているが、苺香救出に誰かが活躍するかもしれない。
ニトロアント
ローリエの魔道具の一つ。基本的にはG型魔道具とほぼ同じだが、所持者のスイッチを押す動作(ジョジョ4部の吉良を連想すれば分かりやすい)で爆発する魔道具。数によって爆発の威力が変わる。
『サブジェクト』
対象をほぼ物言わぬ傀儡にする洗脳魔法。この魔法を受けた人間の特徴として、目の充血・意識の朦朧・足取りの不安定などが挙げられるが、命令させれば本来のスペックを大幅に超える力を引き出すことも可能性である。存在が判明してすぐに神殿によって準禁忌に指定され、使用を忌避されたため、詳細がいまだ不透明な部分が多い。
△▼△▼△▼
苺香「…物心ついた時から、分かっていました。私の目つきが、好かれていないことは。」
苺香「独りになったわたしは……わたしなりに変わろうとしました。変わらなければならないって思っていたのかもしれません。」
苺香「でも、あの人だけは違いました。あの日のことは、昨日のことのように思い出せます……」
次回『ポジティブ・レボリューション』
苺香「次回をお楽しみに……」
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次のうち、もっとも皆さんが好きな人は?
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大宮勇
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佐倉恵
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二条臣
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飯野水葉
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タイキックさん(♀)