問題児アカデミア   作:炎火水祖

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やっと投稿です(泣)


ガッツの「G」

拝啓

天国にいるお父さんお母さん元気にしていますか?俺は愉快な仲間達と楽しく元気に過ごしています。

俺は今雄英高校に向けてトレーニングを開始して早二か月。

今友達の虚とまだ日も出ていない時間帯にて海岸沿いの道路をランニングしています。トラック用のタイヤを引きずりながら・・・。何十キロ走ったか覚えていません。てか、知りたくないです。

正直言ってもう心が挫けそうです。

気合で走っていますがヤバいです。膝が笑う所か大爆笑してます。

今になって相談相手を間違えたと後悔しています。

受験するまでこの体が持つか心配ですが天国で見守ってて下さい。

 

P.S.

絶対にヒーローになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オロロロロロロロロロロッ!!!」

「汚ねぇな」

「誰のせいでリバースしてっと思ってんじゃい・・・・・」

 

雄英受験に向けての体力強化を虚に相談したのがそもそも間違いだった。強化個性でもないのに馬鹿力を発揮する男に相談すれば楽々に強くなるだろうと思った俺が浅はかだった!!ぶっ飛んだ奴の鍛え方もぶっ飛び過ぎててオーバーワーク一歩手前じゃボケェェ!!

朝から吐く!膝は大爆笑!!オーバーフローマジヤベ―――ッ!!!

トレーニングメニュー改善しないと俺の体が持たん……。

 

「虚ちゃん…。トレーニングキツイんじゃが」

「俺は毎日やってるぞ」

「はぁ!?クソ重たいタイヤ何個も付けて何十キロ走ってんの!?!?」

「ああ。いつもなら走った後素振りとかやるが、今はお前がいるからスパーリングになってるな」

因みに虚とのスパーリングは手足に重りを付けて全力で行っております。危険な行為なので良い子は真似しちゃだめだぜ☆

お兄さんとの約束だ!!

 

「再認識したよ。お前人間やめてるわ」

「フッ、褒めてもんめぇ棒はやらんぞ」

「褒めてねぇよ!!」

 

もうやだこの子。

毎日こんなトレーニングしてればあんな馬鹿力になるわけですよ。俺も軽く鍛えていたがここまでやっていないもん。

 

「小大もこんだけハードじゃ根を上げるぞ」

 

そうそう、小大も雄英受けるみたいだったから虚が小大用で考えたトレーニングを別でやっている。がこの分だと小大のメニューも鬼畜使用だろう。

 

「いや、唯に渡した奴はちゃんと考えたやつだから問題ないはずだ」

 

なん・・・・・だと……!?

 

「唯は俺らと違って個性を頻繁に使ってないから個性中心のメニューにしてある」

 

やだ、この子本当に虚ちゃん?

ちゃんと考えているなんて珍しい。明日は槍でも振るのかな?

 

「小大のメニューちゃんと考えてるなら俺のも考えてよ~」

「メンドイ。それに俺と同じ事やってもテメェなら死んでもどうにかなるだろ」

 

どうにかってどうなるの!?!?

死者蘇生でもするの!?死んだら土管が出て来てそこからコンテニューしちゃうの!?残念ながらそんな個性持ってないよ!!

つかなにこの子。小大の事になるとこうも優しくなるのかね?無意識に惚れちゃってるの?恋しちゃってるの?

そうでなきゃ虚がそこまでするなんてないよ。

その気持ちに気づくのに何年掛かることやら。

 

「駄弁りはここまでだ。さっさと行くぞ」

「ざけんなゴラァ!!朝から壮大にブチ撒けた後に全力スパーリングなんか出来るか!!」

「いや暫くは個性強化にすっからここいらにある不法投棄をぶっ壊す」

 

なるホロ、だから何時ものルートじゃなったのか。

今走っている海岸は海からの漂着物とそれに付け込んで大量の粗大ゴミで溢れかえっている。そのゴミを使って個性強化する訳か。

法律で個性の無断使用は禁止されているが、此処なら一目が付かないしゴミを破壊しても文句は言われない。虚にしては中々の考えだ。

 

「ほうほう、中々いいトレーニングだ。だけどな・・・・・・・・・・・オデノガラダハボドボドダ!!」

「いいから行くぞ」

「ボケを無視しないで!?地味にキツイから!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「もう~露骨に嫌な顔する~~。でもガチで休息したいです。お願いします(土下座)」

「テメェにプライドはねぇのか?」

「休む為ならプライドなんぞドブに捨てるわ!!」

「やっすいプライドだな」

「うっせ、こちとら命の危機なんじゃい!今なら三回回ってワンも付けてやる」

「ハァ……なら少し休憩だ」

 

長きに渡る戦いに俺は休息を手に入れたぞぉぉおお!!!!

ほんとこのまま続けていたらマジヤバかったな。

 

「あ~つっかれた…。取りあえず腹に何か入れないと」

「なら丁度いいのがあるぞ」

「マジか!」

「ミルク味のんめぇ棒だ」

「サンキュー虚ちゃん♪体を鍛えるにはまず骨を強くしないといけないもんね!んめぇ棒一本で十分なカルシウムが取れるね・・・・って取れるかぁああッッ!!!!」

「食わんのか?」

「運動中に食うもんじゃないよ!!」

「そうか・・・・。塩味の方が良かったか」

「そうそう、塩分はしっかり取らないと熱中症になっちゃうもんな。段々と熱くなってくるから油断してると急にくるからな・・・・・だからんめぇ棒から離れろぉぉおおおおッッ!!!!」

「これも違うのか」

「当たり前じゃボケェ!!食ったら口ん中の水分全部持ってかれるわ!!」

「ああ、そういう事か。だが、今はこれしか持ち合わせていない」

「今まで良く死ななかったな!?」

「んめぇ棒は万能だ」

 

もう狂気の沙汰だよ。どんだけんめぇ棒を信仰してんだよこの子ったら。

 

「他はないの?」

「ない。あるのはんめぇ棒だけだ」

「やだよ~~んめぇ棒に殺されたくないよ~~~~」

「はぁ・・・・。近くにコンビニあるから買ってくる」

「マジ!ありがとう虚ちゃん♪10秒飯ゼリーとアクエリよろ」

「後で金よこせよ」

 

虚の請求に了承し、俺は海風を感じながら待つことになった。いや~駄々をこねてみるもんだね。

 

海風に当たりながら今のトレーニングを見直さないと命が幾つ有ってもたりん。それに勉強の方もそろそろ力を入れていきたい。俺と小大は油断しなければ大丈夫だ。だが虚テメェはダメだ。この前の模試はギリB判定、あと一門間違えていたらC判定になっていた。そして恐ろしい事にこのB判定は山を張ってドンピシャだったらしい。それを聞いた時は頭を抱えた。普段顔に出ない小大もこの時ばかりは顔を曇らせていた。

体力・個性強化はぶっちゃけ俺と虚は後回しでもいいはずだがそれを虚が了承するか。人を言いくるめるのは得意分野の俺だが虚はそうはいかない。最終的にはんめぇ棒で買収するのだがそれを使うと俺の財布がオケラちゃん状態になるのでそれは避けたい。

上手く訓練と勉強のバランスを取れればいいのだが難しい。勉強に時間を割いて俺と小大の二人掛かりで教え込まないと筆記面が怪しくなる。逆に訓練を減らすと小大に支障をきたし実技試験が怪しくなる。

こっちを立てればあっちが立たず・・・・。

アレ、コレツンダンジャネ……?

一度小大と交えて予定考えんとヤバい。全力で取り組むなら少しでも不安要素となくしていきたい。でもそれで決まらず一日無駄になるかもしれないし。

あ~~~~~~~~!!!どうしたらいいんじゃ~~~~~~~~~~~!!!!

 

「―――、――――!!」

「――――!!」

 

ああだこうだと頭を悩ませていたらどこからか声が聞こえてくる。こんな不法投棄まみれの海岸に来るなんて余程の変わり者だな。(※壮大なブーメラン)

体力もそこそこ回復したので声のした方へ行ってみよう。

 

声のした方へ足を運ぶとそこには何か言っている金髪で長身なガリガリ男と俺とタメ位な濃い緑色のモジャヘアーの少年がゴミをえっちらほっちら運んでいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・。

なにこの光景?

何でガリガリの人はモジャ君と一緒に片付けてないの?モジャ君遠くから見ても普段運動はしていないのが分かる位ヒョロヒョロじゃぁないか。ほらめっちゃ必死やん。汗も滝の様にドバドバ流して今にも死にそうやん。

あ、大型タイヤを二個抱えて走ってズッコケた。顔面から行ったぞあれ痛そう~。

めげずに立ち上がった。ガッツだけはあるなモジャ少年。ナイスガッツd(・ω・´)

と思ったら急に止まり顔を青くしたぞ?

まさか・・・・。おぉう、やはりリバースしたか。見るからにキツそうだったもん。気にすることないぞモジャ君、俺もさっきリバースしたから仲間だね☆

リバースしたモジャ君に駆け寄って来たガリガリさん、何か話しているが此処からだと聞こえないがもしかしてアドバイス的なこといっているのかね?今にも死にそうな顔をしているがモジャ君は頷いている。あのガリガリさんってもしかしてスポーツのトレーナーさんか何かか?それにしても細すぎだろ。ちゃんとご飯食べてる?

アドバイス的な事を言ったガリガリさんは離れどこかに行き、モジャ君はその場で大の字に倒れた。どうやら休憩みたいだな。まぁそのままやってたら死にそうだもんね。

虚もこういう優しさを身に着けて欲しいな・・・・・。(白目)

 

気になって来てはみたがリバースした後に合うのは流石に気まずいよな。俺だって気まずいよ。誰だって気まずい。

と言う事で、清血 千鳥はクールに去るぜ………。

 

 

 

 

 

だが、神の悪戯かカッコよくターンをキメた俺だが、肘が積みあがったゴミの一部に当たり壮大な音と共に崩れた。

 

 

 

 

「のわぁぁあ!!潰されるぅッ!!」

「うわぁあ!!いったい何が―――」

 

轟音に飛び起きたモジャ君がこちらに振り向き華麗にゴミ雪崩を躱した俺と目を合わせる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

二人の間で静寂が広がっていく。

ま、まずい!非常に気まずい!恐らくモジャ君は何時から居たのかもしかしてリバースした所を見られていたんじゃないかとパニクっているはずだ。ここは小粋なジョークで場を回復しか方法はない!!

 

「いや~人生という道に迷ってしまってね~~。君、ここが何処かわかる?」

「……………。はへ?」

 

ああ、神様……。もしも居るなら俺の願いを叶えてください。

今すぐに俺を穴に落としてください。

 




ようやくデクくん登場です!!
絡ませるか悩みましたが絡ませたら面白いと思い登場させました。

次の投稿は早くしたいな………。
取りあえず頑張って書きます!!


ご愛読ありがとうございます。
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