魔法少女あべ☆こべ   作:ただのアホ

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  まだ原作キャラは出て来ません。


第一話

                         どういうことだ?さっきまで俺は高校の卒業式で先生達への挨拶や友達との話しを終えて家に帰っていたはずだ。それが気がついたらこんなことになっているなんて、わけがわからない。

 

 

 

 

ここはどこなんだ?真っ暗で何も見えない、それどころか身体すら満足に動かせない。   

でもなぜか心地良い、温かくてとても落ち着く、ずっとこうしていたいとさえ思えてくる。  

だがいつまでもこうしている訳にはいかない、なんとかこの状況をどうにかしようと身体をできる限り動かしてみるが、何かにあたりうまく動くことができない。

 

どうやらかなり狭い場所のようだ。先程動いたせいか疲れを感じた、たったあれだけの動きで?と疑問に思いつつも疲れに身を任せ眠りに落ちた。

 

 

 

                                                    しばらくすると強く押し出されるような感覚に襲われた。

 

 

 

 

だが頭がつっかえてなかなか出ることができない、少しずつ数時間かけてようやく出ることができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っ!これは光?しばらくぶりの光に少し驚いていると少しずつぼやけていた視界がクリアになりしっかりと見えるようになった。

 

 

 

 

そこには優しく微笑みながらこちらを覗き込んでくる女性の顔があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?     え?     え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、元気な男の子ですよ」

                                                                                                    

「オギャー!!! オギャー!!!亅

 

 

 

 

 

 

 

 

な、なんなんだこれは、それにさっきから聞こえてくるこの泣き声は。

 

 

 

 

                                                  

そこで俺はすべて理解した、先程から聞こえてくるこの泣き声は自分自身から発せられているものだと。   そして自分が赤ん坊になっているということを。 

 

 

 

先程は病院の先生に抱かれていたが今は俺を生んだらしき長い黒髪の綺麗な女性に抱かれている、出産した直後で苦しそうに息切れを起こしながらも、愛おしそうに微笑みながらこちらを見つめ、抱きしめてくる。

 

 

 

「あぁ、私の可愛い子供、無事に生まれて来てく

れてありがとう」

 

 

 

「オギャー!!!  オギャー!!!」

 

 

そんな言葉を投げかけて来るが返事をすることなどできるはずもなく、オギャー!!と泣き声をあげることしかできない。

というか先程から泣き止もうとしているのだが身体に釣られて無意識にやっているのか、本能なのか泣き止むことができないのだ。

 

 

 

 

 

少しして俺を産んだ女性、いや母親と呼ぶべきなんだろう。母親は出産の疲れで寝てしまった。

母親と離れ、これからまだ色々な診察や検査があるのだろう。退院するのはもう少し先のことになりそうだ。

疲れていたのはどうやら母親だけではなかったらしい。この身体もずいぶんと疲れを感じていたらしく、俺は再び疲れに身を任せ眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

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