バカとお酒とダイビング   作:群武

18 / 37
明久「やっと僕達の自己紹介だね」
雄二「ここまでくるのに時間かかりすぎだろ」
伊織「未だにダイビングしてないならな」
明久・雄二「「?」」
明久「何言ってるの伊織?」
雄二「この作品はダイビングじゃないだろ?」
伊織「お前らこそ何言ってんだ!ダイビングじゃなかったらなんのサークルなんだ!」
明久・雄二「「酒飲みサークル」」
伊織「否定出来ねー」


18杯目

ー明久サイドー

ムッツリーニ「・・・次は雄二」

ムッツリーニはそう言ってボイスレコーダーをポケットにしまってしまった

雄二「名前は坂本雄二。大切なものは平穏な日常」

秀吉《雄二ボイス》「と霧島翔子」

雄二「嫌いなものは・・・・・・っておい秀吉!何アテレコしてんだ!」

秀吉「明久がこう言った方が良いと言うのでな」

秀吉は少し楽しそうに言う

雄二は隣に立っている僕の方を向いて耳元で囁いた

雄二「明久、後でぶち殺す」

ガチトーンなのがめっちゃ怖い

先輩達は秀吉がアテレコしたことに気づかなかったので何が起きたのか理解していないようだ

時田「何かあったのか?」

明久「何にもないですよ」

時田「そうか、何も無かったなら雄二も自己紹介を進めてくれ」

雄二「納得いかないが・・・では改めて、嫌いなものは明久の幸せ。願うことは明久の不幸、将来の夢は明久をぶち殺すこと」

明久「待って雄二!それだと僕の明るい未来が閉ざされてるよ!」

雄二「何を慌ててるんだ?」

明久「ぐっ・・・そんな純真無垢な笑顔を向けられるなんて」

雄二「お前は何か勘違いしてないか?」

明久「へ?」

雄二「俺が手を下すまでもなくお前の未来は閉ざされてる」

明久「一体僕の未来に何が起きるの!?」

雄二「あと運動と料理は結構得意です」

明久「無視をしないで!」

伊織「へー意外と料理出来るんだ」

雄二「訳あってな」

明久「雄二はこの見た目の割に結構上手なんだよ」

僕と雄二は高校3年になってから料理勝負をするようになってから今のところ勝率は五分五分である

ちなみにこの中に姫路さんが入ると姫路さんの一人勝ちになる(物理的な意味で)

雄二「苦手なものは頭蓋骨を握りつぶせる握力を持っている人間、とある人物の家に用意されている部屋、犬小屋」

明久・秀吉・ムッツリーニ「「「・・・・・・・・・・・・」」」

高校からの付き合いの僕達3人は雄二が霧島さんにアイアンクローをされている所を思い浮かべる

寿「よくわからんものが怖いんだな」

時田「犬ではなく犬小屋が苦手とは不思議な事だな」

イマイチ理解出来ない先輩達

耕平「さっきはスルーしたけど霧島翔子って誰なんだ?」

明久「雄二の婚約者だよ」

雄二「明久、お前は黙ってろ」

伊織「雄二の婚約者らしい」

雄二「お前もか!」

耕平「写真とかないのか?」

明久「ムッツリーニ」

ムッツリーニ「・・・・・・・・・」スッ

ムッツリーニは1枚の写真を見せた

伊織・耕平「・・・・・・」

雄二「や、やめろ!お前ら!」

伊織と耕平は無言で雄二をボコボコにする

明久「どんな写真を見せたの?」

ムッツリーニ「・・・これ」

明久「どれどれ?」

秀吉「おーこれは」

写真には文月学園の校門の前で仲良く腕を組んで(関節技を決められて)いる2人が写っていた

何があったのか分からないが霧島さんの表情が今まで見た中で1位2位を争うくらいいい笑顔をしていた

明久「雄二」

僕はボコボコにされている雄二に歩み寄った

雄二「助けてくれ明久!」

明久「オマエヲコロス」

雄二「や、やめろ」バタ

僕達3人に処刑をされた雄二はその場で力尽きたようだ

明久「雄二はもう喋れる体じゃなくなったので僕の自己紹介をしてもいいですか?」

寿「おー」

時田「いいぞ」

明久「僕の名前は吉井明久です。好きな事はゲームと雄二の処刑、苦手なものは人を殺せる料理、あと家事全般得意です。よろしくお願いします」

伊織「人を殺せる料理ってなんだ?」

やっぱりそこ気になるよね

明久・秀吉・ムッツリーニ「「「サイエンスクッキング」」」

伊織「なんで秀吉と土屋も応えるんだ?」

僕達は高校3年間を思い出すと足が震えてくる

伊織「お前ら大丈夫か!?」

明久「だ、大丈夫だよ。」

秀吉「少し昔のことを思い出しただけじゃ」

耕平「お前らは雄二の処刑については何も感じないのか?」

明久「何かおかしなこと言ったかな?」

秀吉「いつもの事じゃ」

ムッツリーニ「・・・日常生活」

伊織「お互い様なんじゃないか?」

耕平「そんなものか」

明久「そんなもんだよ。これで僕の自己紹介は終わりですね」

寿「そうだな」

時田「まだ1人自己紹介してない人がいるだろ」

明久「???」

誰かいたっけ?

伊織「あー、おーい千紗お前の番だぞ」

そう言って伊織が古手川さんに声をかけた

千紗「・・・・・・」ハァ

古手川さんは見つかったと言う表情をした後溜息を吐いた

千紗「古手川千紗です。好きなものはダイビング、嫌いなものは汚れてる人、よろしくお願いします」

汚れてる人の所で古手川さんが伊織を見る

寿「伊織、少しは行動を改めろよ」ポン

ムッツリーニ「・・・どんまい」ポン

明久「どんまい伊織」ポン

伊織「俺はそんなに汚れてねー!」

伊織の虚しい叫びはみんなの笑い声にかき消されてしまった

雄二「ぐっ、一体何があったんだ?」

処刑から目覚めた雄二は何が起きたのか理解することが出来なかった

 

伊織「そう言えばお前ら4人はどこの高校から来たんだ?」

伊織は思い出したかのように問いかけてきた

明久「僕達は文月学園っていう所から来たんだ」

耕平「あの有名な文月学園か?」

明久「そんなに有名なの?」

雄二「試験召喚システムや試召戦争があるからな」

そう言えば他の高校にはないシステムなんだよね

3年間も過ごすとあれが普通と勘違いしてしまう

伊織「それもあるが色んな噂を聞いたことがある」

耕平「俺も色々聞いたな」

明久「どんな噂だったの?」

伊織「確か入学式にセーラー服で登校した男子生徒と悪鬼羅刹と呼ばれた不良が全校生徒に喧嘩を売ったとか」

耕平「一学年全男子生徒が覗き騒ぎで停学とか」

伊織「校舎を花火で爆発するとか」

時田「高校生なのに結婚してるって噂もあるな」

寿「確か緊急放送を使って告白するとか」

伊織「男子同士で子供を作ったやつもいるらしいな」

耕平「この噂は本当なのか?」

明久「まさか〜そんなことしてたら停学じゃなくて退学になるよ」

雄二「そんな事があったとしても俺達は健全な高校生活を送ってたから関わったことないな」

僕と雄二は白を切る

秀吉「今の噂の全てがこの2人が主犯じゃ」

明久・雄二「「秀吉!?」」

まさかの秀吉の裏切りに僕達は動揺する

伊織「お前らよく退学にならなかったな」

耕平「やはりお前らデキてるんだな」

雄二「あれは誤解だ!」

明久「どれも深い事情があったんだよ!」

伊織「だからお前らずっと一緒にいるんだな」

明久「間違った情報に確信を得ないで!」

耕平「悪い噂だけじゃないぞ」

明久「そうなの?」

伊織「そうそう、文月学園はかなりの美人揃いらしいな」

明久「確かにそうだね」

僕の知り合いだけでも姫路さん、美波、秀吉、霧島さん、工藤さん、秀吉のお姉さん、後1つ上の先輩の小暮先輩とかかなりレベルが高い

伊織「確か美少女メイド・アキちゃんって言うのが俺の高校でも噂になってたな」

明久「!?」

ま、まさか!

伊織「どうした明久?凄い汗だぞ?」

明久「だ、だいじょ、大丈夫だよ」

耕平「めっちゃ動揺してるな」

伊織「こんな子なんだが知らないか?」

そう言って1枚の画像を見せられた

ムッツリーニ「・・・至高の1枚」

ムッツリーニは誇らしく胸を張る

その画像は学園祭の時に撮られたメイド姿の僕だった

雄二「それは明久だ」

秀吉「流石明久じゃの、よく似合っとる」

明久「いやー!見ないでー!」

僕は知られたくなった過去を見られて頭を抱える

伊織「お前だったのか」ガク

そんな隣で伊織が膝から崩れている

耕平「どうした北原?」

伊織「少しほっといてくれ」

耕平「?」




耕平「なんでお前あんな画像持ってたんだ?」
伊織「俺の友達が文月学園に通っててな」
耕平「それで入手したと」
伊織「そういう事だ」
耕平「それにしてもなんであんなに絶望的な顔をしていたんだ?」
伊織「あんな可愛い子が実は男でバカで彼氏持ちとか衝撃的すぎるだろ!」
耕平「確かにそれはそうだな」
伊織「しかも色んな女子生徒の写真を買ってその中の1位がアキちゃんだったんだよ」
耕平「あいつは女の子として生まれた方が幸せだったんじゃないか?」

本作に出して欲しいキャラ※やってみたかったのでやってみます

  • 久保くん
  • 玉野さん
  • 根本くん
  • 清水さん
  • 鉄人又は高橋先生かババ長
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。