バカとお酒とダイビング   作:群武

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お久しぶりです。
お忘れの方も居られると思いますが群武です。

ぐらんぶるの実写映画を観て制作意欲が掻き立てられたので書きました。
小説の書きたかを教えてくれる優しいお姉さん居ないかな…


31杯目

ー明久サイドー

明久・雄二「「お前らは!!!」」

目の前に現れたのはソフトモヒカンがモヒカンへ、坊主頭がスキンヘッドへ進化した常夏コンビと前髪だけでなく全体の長さが切りそろえられたおカッパヘアーに変化した根本くんだった

常村・夏川「「げっ!吉井に坂本!」」

僕らの声に反応し最悪だと言いたげな表情になった常夏コンビと無言で逃げ出そうとする根本くん

雄二「抑えろ明久」

明久「了解!」

逃げようとする根本くんとの距離を一瞬で詰め手に持っていた看板で後頭部をぶっ叩く

根本「ぐへっ」

後ろから殴られた根本くんは顔面から地面にダイブする。その上から逆エビ固めで身動きが取れないように拘束する

雄二「よう先輩ら。ちょっくら面を貸してもらおうか。明久はここでその変態を拘束しといてくれ」

雄二は腕組みをして2人に睨みを利かし校舎裏に連れていく

それに対してあっさりついて行く常夏コンビ

明久「あっちょっと待ってよ」

雄二は校舎の方に歩いて行ってしまったけど僕はどうしよう?

僕は少し考えてから大きな声を出す

明久「この人変態です!!!」

結構僕の女声も様になってきたんじゃない?

 

ー雄二サイドー

校舎裏に来るまでに明久が変な事言っていたが今はどうでもいい。それより今はこっちの方が問題だ

雄二「あんたら2年前と同じ方法で何やってんだ?」

2年前と同じ方法とは、俺らのクラスである2年Fクラスの評判を落とす為に翔子のクラスであるAクラスで悪評を吹聴するって言う手口の事だ。そして今回も同じ手口でおそらく俺らの屋台を蹴落とそうとしている

夏川「は?お前には関係ねーだろ!」

常村「そうだぜ!今回は無関係だ!」

雄二「そんなケチな事言うなよ先輩。同じ高校の交じゃねーか」

夏川「お前らとはこれ以上関わりたくねーんだ。行くぞ常村」

常村「そうだな。夏川」

俺は今の反応を見てこいつらが屋台の邪魔をしている事に確信を持つ

雄二「今度はどこの屋台の邪魔を企んでんだ?」

常村「それをお前に教える義理はねーんだよ」

夏川「そんなに教えて欲しけりゃそれなりの態度があるんじゃねーか?」

雄二(ちっ、こいつら意地でも教える気は無さそうだな)

雄二「そんなに言いたくねーなら無理には聞かねーよ」

俺はそう言いながら右手を上げる

常村「だったら聞くんじゃねーよ」

夏川「さっさと行こうぜ常村」

常夏コンビは来た道を戻る為に踵を返そうとした時

 

シュッ

 

1本の矢文が常夏コンビの間に突き刺さる

夏川「うわ!」

常村「あぶねぇ!」

夏川「おい!坂本!」

常村「てめぇ危ねーじゃねーか!」

雄二「おいおい先輩方。勘違いするなよ。それを撃ったのは俺じゃねぇ」

夏川・常村「「あぁん?」」

常夏コンビが怪訝な顔をしているともう1本の矢が俺の横に突き刺さる

そこにはさっきと違いボイスレコーダーがついていた

雄二(相変わらずの手際の良さだな)

俺はそのボイスレコーダーを取り再生ボタンを押す

そこから聞こえて来たのは目の前にいる常夏コンビと聞き覚えのない男性の声だった

 

??「夏川と常村ちょっといいか?」

夏川「どうしたんすか工藤会長?」

工藤「実はPeek a Booの連中と売上勝負をする事になってな。奴らの妨害をして欲しいんだ」

雄二「(Peek a Booっていったら俺らの所属してるサークルじゃねーか)」

どうやら俺らの知らないところで売上勝負が決まったらしい。

常村「別に妨害しなくても先輩らなら売り上げトップ取れるんじゃないっすか?」

工藤「確かに学園祭に来た女共を使えば負けないとは思うが、奴らには浜岡 梓っていうかなりいい女がいてな。それに加え噂では可愛い1回生が入ったらしい。元々男性比率が多いこの学校だと油断すれば負ける可能性があるんだ」

常村「分かりました。その代わり勝った暁には合コンのセッティング頼みますよ」

工藤「そのくらい朝飯前さ。じゃぁよろしく頼むわ。後念の為に悪知恵の働きそうな1年も呼んどいた」

夏川・常村「「了解っす」」

 

そこにはPeek a Booの邪魔をする決定的な証拠が残されていた

夏川「これがどうした?それにお前には関係ねーだろ!」

スキンヘッドを輝かせながら夏川がキレ気味に食いついてくる

雄二「それが関係があるんだよ」

常村「あぁん?どういう事だ?」

雄二「あんたらが邪魔をしてるPeek a Booに俺も所属してんだよ」

夏川「嘘だろ…」

常村「チッめんどくせぇ事になりやがった」

雄二「お互い過去の事は水に流して手を引かねぇか?」

俺の提案に常夏コンビの警戒が強くなる

常村「坂本てめぇにしてはエラい温いこと言うじゃねーか」

夏川「何か考えてんじゃねぇのか?」

雄二「何言ってるんすか先輩方。俺はただ初めての大学祭を楽しみたいだけですよ」

夏川「はっ!白々しい」

常村「絶対何か企んでるだろ」

雄二「ただ売り上げで豪華な打ち上げをしたいだけさ」

俺はここで餌をまく

常村「ほぉ〜」

常村の目が怪しく光る

常村「夏川ちょっと耳を貸してくれ」

夏川「おっおう」

そう言うと2人は俺に聞こえないように内緒話を始める

俺の予想通り2人は見事に餌に食いつく

少しすると話が終わったのか2人は俺の正面に立ち直る

常村「おい坂本」

夏川「俺らと勝負をしねぇか?」

先程までとは違いやけに自信満々な表情になる2人。

俺は敢えて分かりやすく警戒する

雄二「あぁ?」

常村「勝った方が負けた方に何でも命令出来るって言うのはどうだ?」

雄二「別に良いが勝負内容はこっちが決めても文句はないだろ?」

夏川「別に問題ないぜ。流石に頭の悪さで勝負されたら勝ち目はねーけどな!」

常村「そんな勝負したら吉井と坂本に勝てるやつなんて地球上に存在しねーよ!」

相変わらず2人は馬鹿みたいに笑う

雄二「そんなつまらねぇ勝負なんてする訳ねぇだろ。それとも何か?そんな勝負でしか勝てる自信がねぇってか?」

夏川「そんな訳ねーだろ!何でもいいから早く内容を決めやがれ!」

相変わらず短気な性格の夏川が顔を赤くする

雄二「そうかっかするなよ先輩。禿げちまうぜ。勝負の内容は今夜行われるミスコンと男コンでよりいい結果を出した方の勝ちっていうのはどうだ?」

伊豆春祭中に行える勝負となればそこまで多くはないだろう

それにこの2人が所属するようなサークルに古手川に勝てるやつが居るとも考えずらい

俺の提案に対し常夏コンビは獲物が罠にかかったと言いたげな表情をする

常村「勝負内容はそれで構わねぇが例えば男コンとミスコンが互いに受賞した時はどうすんだ?」

笑いを隠しきれない表情で常村は最終確認をする

雄二「その時はドローということで痛み分けだ」

夏川「万に一つもお前らが受賞出来るとは思わねーがな」

常村「あー、こっちには工藤会長が居るから負けることは絶対にないしな」

ニヤニヤと気色の悪い笑みを浮かべる2人

雄二「なら勝負の内容はこれで大丈夫か?」

常村「問題ない」

夏川「負けた時ように土下座の準備でもしておくんだな!」

そう言い残し常夏コンビはグランドの方に歩いていく

2人の姿が見えなってから俺は明久に電話をして根本を解放するように指示をし、こちらに来るように伝える

 

ー明久サイドー

雄二「って事になった」

僕は雄二の方で何があったのか説明を受けてから少し疑問を感じる

明久「そんな勝負を仕掛けるってことは何か勝算でもあるの?」

雄二は勝算の無い勝負は仕掛けるような性格では無いので何か策があるはずだ

雄二「単純にやれば耕平はともかく古手川は優勝出来るだろ」

明久「それは確かにそうだね。それに常夏コンビが入るようなサークルに優勝できる人がいるとも思えないよね」

古手川さんに勝てる子なんて美波や姫路さんレベルでも連れて来ないと無理だもんね

雄二「いや、アイツらの自信からしてかなりの美形がいるだろうな」

明久「それじゃ勝てないじゃないか!」

常夏コンビがいるようなサークルの事だからてっきりむさっ苦しい人ばっかりが所属してる様な所だと思ってた

雄二「まーそう焦るな明久。ミスコンはともかく男コンに関しては何も美形だけが優勝する訳じゃない」

明久「え?そうなの?」

僕達も何回かコンテストには(強制)出場したことあるけど毎回可愛さやかっこよさを競ってきた

雄二「伊豆春祭の男コンでは過去にネタ枠が優勝したこともある」

明久「へーそうなんだ」

確かに僕達が参加したコンテストでも雄二の女装がどストライクの変態が居たっけ

明久「はっ!?もしかして!あの変態が審査員なんじゃ!?」

もし、そうだったら今すぐ雄二の首をへし折り女装させ、秀吉に雄二の声を真似てもらい告白すれば優勝は確実!

明久「そうとなれば、まずは注意を逸らす所から始めないと」ブツブツブツ

僕はいかにして雄二を落とすか策を練る

雄二「まずは今回の審査員はあいつじゃないから俺に変な殺気を向けんな。取り敢えずアイツらに協力してもらうか」

明久「秀吉とムッツリーニ?」

僕はパッと出てきた悪友2人の名前を出す

雄二「あの2人には俺から連絡入れておくから、クズ2人に連絡頼む」

明久「了解」

クズと聞いて思い浮かんだ片方へと電話をかける

丁度お昼時なので電話には出られないと思ったけど意外と早く繋がり、電話の向こうから能天気な声が聞こえてくる

伊織「どうした明久?」

明久(この事をどうやって説明しよう?)

常夏コンビの事、勝負の事、賭けの事とどうやって説明したらいいか分からないので簡潔に聞くことにする

明久「叩き潰したい所があるんだけど協力してくれない?」

伊織「いいぜ。あと明久イケメン集団にやるなら何がいい?」

流石伊織。即答で返事が来る

明久「ねー雄二。伊織からイケメン集団には何をやるか?だって」

雄二「あ?そんなの1つに決まってるじゃねーか」

明久「だよね」

後ろで連絡を取っていた雄二に問いかけるが反応した時の目で何が言いたいかを感じ取る

僕の隣に来た雄二と声を揃えて言う

明久・雄二「「イケメンには死を」」

こうして僕達と常夏コンビとの勝負が1年ぶりに始まったのだった




???「それにしてもアキ達はどこに居るのかしら?」

???「本当ですね。明久くんなら直ぐに見つけられると思ったのに…」

???「・・・焦らない。・・・まだ時間はある」

???「そうだね〜。折角来たのに吉井君達を探すだけじゃ勿体ないよ。伊豆春祭も楽しまなきゃ!」

???「わ、私はも、も、元々そのつもりだったし!」

本作に出して欲しいキャラ※やってみたかったのでやってみます

  • 久保くん
  • 玉野さん
  • 根本くん
  • 清水さん
  • 鉄人又は高橋先生かババ長
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