伊織と先輩達との出会いを書いていきます
会話や展開は原作通りですが若干変化があります
読まなくても原作を知ってる人は飛ばしてもらっても大丈夫です
明久が伊豆に来た時と同じ頃
四月伊豆
俺は電車から降り改札を抜けると
「お 来たか伊織」
そういってこっちに手を振っている男性が居た
「おじさん」
この人は俺がこれからお世話になるグランブルーのオーナーで俺の叔父に当たる人物で古手川登志夫さんだ
さっそく俺は叔父さんの車に乗せてもらいこれからお世話になる叔父さんの店に連れて行って貰うことになった
海岸沿いを走り店に向かっている途中
「大きくなった 10年ぶりか?」
「それくらいになりますね」
「伊織これからは家族だ 敬語なんてよせやい」
「あ・・・・・・はい わかりました」
「わかってねえよ!」
そういっておじさんは大きな手で俺の頭をぐしゃぐしゃに撫でた
その後会話が途切れたので俺は窓を開け外の景色を見てふと
「海の近くの大学か―――」
そう小声で漏らしたがエンジン音と海の音に消されてしまった
「おじさんこれって」
「おう 俺の自慢の店diving shop"Grand Blue"だ」
とおじさんは胸を張って言った
「ダイビングショップ・・・」
「立派なモンだろ 俺は車を置いてくるからそこらでも見て待っててくれや」
「あ はい」
そう言われたので俺は店の周りを少し見て回ることにした
店の裏側には海に直行出来るように階段もついている
そこから海を見ていると
ビュオッ
「わっ」
いきなりの突風に驚き目が閉じてしまう
風が止んだので改めて海を見てみる
先程は見逃していたのだろうかウエットスーツの女性が歩いていた
彼女は髪の毛が腰ぐらいまでありとても綺麗に手入れされている。顔もとても整っており優しいお姉さんという雰囲気だ。そしてなによりおっぱいが大きい。ウエットスーツを着ているせいか胸の大きさがかなり強調されている。
そんな彼女に見蕩れているとこちらの視線に気づいたのかこちらを見た
「ドキッ」
目が合ったらだけで俺は緊張してしまった
「にこっ」
「っ!?」
なんと!彼女は俺と目が合うとニッコリと微笑みを返してくれたのだ!
「あ・・・あのっ!」
俺は勇気を振り絞り声をかけようと思ったが
「おーい伊織どこ行ったー!?」
おじさんが戻ってきたようだ
「あっはい!」
「先に中に入ってるぞー」
「今行きまーす!」
そう答えた
「(さっきの人・・・なんか・・・見覚えがあるような?綺麗な・・・人だったな)」
大学進学を機に引っ越してきた海沿いの町
聞こえてくる潮騒と照りつける陽射し
今までとは全く違う環境で
俺はどんな出会いをするのだろう―――
そう期待に胸をふくらませてドアを
ガチャ
「「「「ドドドドド わああああ ウキーーーーッ」」」」
「「アウトォ!!セーフッ!!よよいのッ」」
パタン
開けて異世界に繋がっていたようなのでそっと閉じた
「・・・・・・」
1度間を置き
「すぅーっはぁーっ」
深呼吸をしもう一度ドアに手をかけ
今までとは
全く違う環境で
俺はどんな出会いを―――
ガチャ
「「よよいのよいっ!!!」」
屈強な肉体をした男性達が野球挙をしていた
ガターンッ
「違う!俺が望んだ新生活とこの光景は180度真逆なんだよ!」
俺はそう言い膝から崩れ落ちた
「伊織 改めてようこそ 俺の自慢の店へ」
おじさんは平然とそう言ってきた
「おじさん!なんで平然としているんですか!?絶対におかしいでしょう!?」
「うん?ああ よく言われるんだよ」
やはり他の人からも苦情は来ているようだ
「俺にこのエプロンは似合ってないって」
「俺が言いたいのはそういう事じゃない!」
「なんだ?服装の事じゃないのか?」
「服装です!服装ですけど似合う似合わないの次元じゃないんです!」
俺はそう言って後ろの光景を指さした
「あーあ」
後ろの金髪の男性がパンツを脱いだ
「ギャー!!」
「いつもの光景だが?」
その言葉を聞いた瞬間俺は外に走り出した
「実家に帰らせて頂きます―――っ!!」
バタンッ
ー???サイドー
「ふむ ホームシックか・・・」
ここの店長の古手川さんがそう零した
「店長 今のは誰ですか?」
「叫び声が聞こえましたけど」
俺達が尋ねると
「伊豆大に入る甥を連れてきたんだがどこかへ言ってしまった」
「え?店長の甥っ子って伊豆大生なんスか?」
「この四月からな」
その言葉を聞いた俺達は顔を見合わせた
「って事は時田」
「ああ そうだな寿」
「「((新人ゲットのチャンスだな))」」
ー伊織サイドー
「なんだったんだアレ・・・」
俺は店が走って逃げ少ししてふと思った
「なんで店の中に裸の連中が・・・!?」
声に出してみると
「いやでもダイビングショップってそういうもんか・・・?店の中で着替えるとか・・・」
よく考えるとウエットスーツに着替えるのだから当たり前である
「だとしたら店の中に全裸の人がいるのも普通かもしれない―――」
そう思いふと後ろを向くとこちらに向かって2人の男が走ってくる
―――全裸で
「待てや新入生〜〜ッ!!」
角刈りで筋骨隆々の男が言った
「新入生確保ぉーーつ!!!」
隣の男ほどではないがかなり筋骨隆々で金髪の男が言った
「店の外だと完全にアウトだー!!」
俺は全力で走って逃げる
しかし距離はだんだんと近づいてくる
そしてかなり距離が詰まってくると角刈りの男が
「待て新人!なぜ逃げる!!」
そう問いかけてくる
「逃げるに決まってるでしょう!?なんなんですか貴方がたは!?」
「さてはお前人見知りのシャイボーイだな!!」
次は金髪の男が阿呆なことを言ってきた
「自分の今の格好分かってます!?」
俺は逆に問いかける
「そんな事はどうでもいい!!」
「良くないよ!?すごく大事ですそこは!」
「とにかく俺たちの話を聞くんだ!!」
「嫌だああああーーっ!!」
ガチャ
俺は角刈りの男の脇に抱えられグランブルーに戻ってきた
俺は体力には自信があったがこの2人の体力は尋常ではない
「おかえり伊織 ホームシックは治ったか?」
「まあ 男はいずれ親元を離れるもんだ すぐに慣れるさ」
「困った事があれば何でも相談してくれ」
「待って下さい どうして俺に原因があるかのような話になっているんですか」
俺はまず間違いを訂正する
「違うのか?」
「違いますよ!店に入ったらいきなり全裸の人たちがいたから驚いて逃げたんです!」
逃げた理由を説明すると
「なんだ後輩 お前は俺たちが好きでこんな格好をしていると思っているのか?」
金髪が言ってきた
「違うんですか?」
「否定はしない」
角刈りは断言した
「変態だ・・・」
俺は頭を抱えた
「まあ聞け後輩 この格好には理由があるんだ」
「そりゃ理由もなく全裸になっていたら文明レベルは原始時代まで遡りますよ」
「温故知新というヤツだな」
「ツッコミませんからね」
俺はあえてボケには突っ込まず
「それで 全裸だった理由は何なんですか?」
最大の疑問を投げかけた
「うむ 実はだな タンク準備のジャンケンをやっていたんだ」
金髪はそう答えた
「タンク準備?」
「ダイビングに使う空気の準備だ 外に置いてあっただろう?」
「ああ アレの事ですか」
店に入る前に見かけたヤツだ
「それをお客さんが使う場所まで運ぶ係をジャンケンで決めていたってワケだ」
「はあ・・・それで?」
確かに物事を決めるのにジャンケンはよく使う
「それでとは?」
「いや タンク準備はわかりましたけどそれが全裸と何の関係が?」
先程の説明では全裸になる必要が無い
「何を言っている野球挙をしていたら全裸になるのが常識だろう?」
「貴方がたは野球挙以外のジャンケンを知らないんですか!?」
「いや聞くんだ後輩 誤解しないで欲しい 俺は服を脱ぐつもりはなかったんだ」
「はあ・・・」
金髪が変なことを言い出した
「ただ自然と脱げていた 俺の言っている事わかるよな?」
「いいえ微塵も」
その説明で俺が納得するとでも?
「くだらない事を話していないで そろそろタンクを運んでくれ」
「「ういーす」」
「ちょうどいい機会だ 伊織も一緒に行ってみるか?」
「どこへです?」
「海だよ 海」
続きます
本作に出して欲しいキャラ※やってみたかったのでやってみます
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久保くん
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玉野さん
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根本くん
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清水さん
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鉄人又は高橋先生かババ長