バカとお酒とダイビング   作:群武

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9杯目

ー明久サイドー

明久「それにしてもあの人すごい美人だね」

雄二「あー奈々華さんか 確かに優しいし面倒見良いが・・・玲さんとある意味同じ人種だぞ」

明久「姉さんと同じって・・・もしかして、常識がないのか!?」

雄二「そういう訳では無いが、まーいずれわかるだろう」

なんだろう この先は知ってはダメなような気がする

明久「隣の金髪の人もサークルの人?」

僕の目線の先には鉄人ほどではないにしろかなり鍛えられた金髪の男性がビラを配っていた

・・・・・・・・・・・・股間の部分にアヒルが着いている全身タイツを着て

明久「どうしてこの学校には変態が多いんだ!!!」

僕は衝撃的な光景に崩れ落ちた

雄二「何かおかしな所はあったか?」

秀吉「いや、みんなしっかり衣服も着ておるし大丈夫じゃろ」

ムッツリーニ「・・・平和な景色」

明久「おかしな所だらけだよ!それに全身タイツは衣服に含まれないよ秀吉!あれは異様な景色だよ!」

もしかして僕の見ている世界と3人が見ている世界は違うのではないかとさえ思えてくる

しかしそんな確認も出来ないことを悩んでも仕方がない

明久「そういえば雄二達はいつからこっちに来てたの?」

雄二「俺は明久が来る2日前だ」

秀吉「わしは一週間前くらいにはこっちに来ておったぞ」

ムッツリーニ「・・・俺も雄二と同じくらい」

明久「みんなそのくらいなんだね それにしても雄二はこっちにいる間ほとんど二日酔いなんじゃない?」

雄二「それは否定しない」

雄二にしては意外と素直だ

雄二「そうだ明久 これを腕に貼ってくれ」

そう言って雄二は僕に絆創膏のようなものを渡してきた

明久「これって」

雄二「流石の明久でも知ってるだろ」

勿論知ってるよ パッドテストだよね

雄二「アルコールパッチテストだ って明久いきなり恥ずかしそうに赤面しているんだ!?」

明久「(いくらなんでもこれは恥ずかしい!)」

とりあえず僕の恥ずかしさが収まったらパッチテストをすることにした

それから少しすると

「「うぇぇーるかぁぁーむ!!」」

「謀ったな貴様ぁーーーーーッ!?」

遠くから悲鳴が聞こえてきた

 

ー伊織サイドー

寿「よくわからんがもう大丈夫だぞ 伊織」

俺は不本意ながらも寿先輩に助けて貰っていた

伊織「ふぅ・・・・・・助かりました」

寿「まったく・・・通報されるなんて何をやっているんだ」

伊織「それ 先輩にだけは言われたくないです」

先輩は呆れたように言ってきた

伊織「というかその格好は何ですか?」

寿「ウエットスーツの代用品だ なにせうちはダイビングサークルだからな」

伊織「・・・・・・」

そう言う先輩の格好は全身タイツだ

しかも股間の部分にアヒルがついているタイプ

伊織「ま いいか それよりちょっと頼みがあるんですけど」

寿「ん?なんだ?」

伊織「何か服を貸して貰えませんか」

寿「おいおい いきなり変な事を言い出すヤツだな」

伊織「いや変じゃないですよ 俺こんなん格好なんですから」

俺はパンツ一丁の状態なため何か衣服がほしい

寿「しかし この後飲みに行くなら二度手間になるだけだろう?」

伊織「あれ?今俺が酒を飲む上に服まで脱ぐ事を前提として話を進めてませんか?」

寿「今日は新入生歓迎コンパだ 俺たちの奢りだぞ?」

伊織「奢りというのは魅力的ですがとりあえず服をなんとかしないと・・・」

寿「貸してやりたいところだが俺もTシャツ一枚だけになってしまうからな」

伊織「昨日公道を裸で走っていた人が今更何を・・・?」

この人の羞恥心はどうなっているんだ

寿「じゃあこうするか 誰か新人を一人でも引っ張ってきたら服を貸してやる どうだ?」

伊織「そうですね・・・」

寿「飲み会も奢りだ」

伊織「それは元々でしょ」

俺は考える

伊織「先輩がたならグランブルーの場所も教えてくれるだろうし悪くないかな・・・」

考えがまとまったので

伊織「よし 乗った!」

寿「交渉成立だな ところでアテはあるのか?」

伊織「ええ 任せて下さい」

俺は思い当たる人物を思い浮かべて答えた

 

耕平「くそ・・・っ!どうしてだよ・・・っ!」ドゴッ

耕平「どうして 俺を中心にした女子高生美少女ハーレムサークルがないんだよ・・・・・・!!」

耕平「どうして・・・どうしてっ」

ポンッ

耕平「!」

耕平「お前?」

伊織「なぁ耕平諦めるなよ」

俺は悟ったように言う

伊織「諦めなければ夢は叶う 世の中ってのはそういうもんだろ?」

耕平「・・・だが 現実は冷たいんだ」

こいつもしかして

耕平「どいつもこいつも やれ「寝惚けるな」だの「大学に女子高生がいるか」だの「漫研に行け」だのと わけのわからない事ばかり・・・・・・!!」

間違いなく馬鹿だ

こいつ本気で悔しがってやがる

耕平「大学に来たら 新世界が広がって夢のような生活が待っていると思っていたのに・・・」

伊織「あるさ」

耕平「・・・え・・・?」

伊織「あるに決まってる 新世界も夢の生活も ただ お前はその入口に気付いてないだけなんだ」

耕平「そう・・・なのか・・・?」

伊織「ああ どうだ?一緒に――夢の入口に踏み込んでみないか?」

俺はそう言って耕平に手を伸ばした

 

寿・時田「「うぇぇーるかぁぁーむ!!」」

耕平「謀ったな貴様ぁーーーーーッ!?」

伊織「ふぅ・・・服は人類の叡智の一つだなぁ・・・」

それは衣服の有難みを全身で味わっていた

耕平が何か言っているが気にするまい

 

ー明久サイドー

時田「新入生はこっちに集まってくれ」

角刈りの先輩が集合をかけた

時田「さて それでは新入生諸君 ダイビングサークル『Peek a Boo』へようこそ!」

寿「早速だが席を決めるので皆さっきテープを貼った腕を出して並んでくれ!」

指示された通り新入生と思われる人達は金髪と角刈りの先輩の前に並んだ

時田「よし Cテーブルに行ってくれ」

寿「お前は 向こうのBテーブルだ」

そして前に並んでいた雄二の番だ

時田「おーしっかり来たな雄二 お前達は安心してAテーブルに行ってこい」

Cテーブル・・・ソフトドリンク アルコール度数0%

Bテーブル・・・ビール、サワー類 アルコール度数3~8%

Aテーブル・・・ウイスキー、ウオッカ類 アルコール度数20%~

雄二「おかしくねーか!先輩!」

先輩A「おー坂本こっちこいよ」

先輩B「木下も土屋もこっちこい」

秀吉「いやじゃー!向こうがいいんじゃー!」

ムッツリーニ「・・・・・・・・・・・・」(フルフルフルフル)

秀吉が叫ぶなんてお化け屋敷以来じゃないだろうか?

ムッツリーニはいつも否定してるよりも首振りが激しい気がする

明久「(これやばいんじゃないか?捕まる前に逃げてしまおう)」

雄二「よー明久 なに逃げようとしてんだ?」

先輩A「なんだ 坂本の友達か?ならこっちで一緒に飲もうじゃないか」

明久「嫌だー!」

必死に逃げようとしていると隣でも

先輩C「お!昨日の新人か!こっちだこっち!」

先輩B「今日も楽しく飲もうじゃないか」

先輩D「よーし今日の野球挙は負けねぇぞ」

伊織「チェンジ!Bテーブルにチェンジで!!」

なんとさっきまでパンツ一丁の変態がTシャツを着て僕と同じ状況になっていた




明久&伊織(強制)入部おめでとう

本作に出して欲しいキャラ※やってみたかったのでやってみます

  • 久保くん
  • 玉野さん
  • 根本くん
  • 清水さん
  • 鉄人又は高橋先生かババ長
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