ナツ:気になったんだけど
Mayu:はぁい?
ナツ:この前にアイドルのみんなといても間違いを起こさないとか言ってたけどさ
ナツ:もしかして佐久間みたく好きな人いんの?
Mayu:いますよぉ
ナツ:全員プロデューサーさん?
Mayu:遺憾ながら、ですねぇ
ナツ:ちなみに何人くらい?
Mayu:まゆの所感ですけど
Mayu:ざっと180人を超えてますねぇ
ナツ:俺ちょっと首吊ってくるわ
第二話「仁義なき女どもの戦い」
ナツ:というか何?
ナツ:全アイドル?
ナツ:全アイドルなの?
Mayu:アイドル以外も含めたらもっと増えますよぉ
ナツ:馬鹿じゃないの?
ナツ:ていうか、あの、普通に小学生とかいますよね……?
Mayu:あくまでも所感ですよぉ
Mayu:あ
Mayu:佐久間でも所感ですよぉ
ナツ:言い直すなよ……
ナツ:お前俺のこと言えないダジャレセンスだぞ
Mayu:ちょっと手首切ってきます
ナツ:そこまで嫌かよ
ナツ:ということは、トライアドプリムスの三人も……?
Mayu:あの三人は全員強敵ですねぇ
ナツ:ジーザス
ナツ:神は死んだ
Mayu:誰にも言わないでくださいね
ナツ:言わないけどさ
ナツ:あー
ナツ:割とショックだ……
Mayu:夏くん……
Mayu:諦めも時には肝心ですよぉ?
ナツ:フォローしろや
Mayu:夏くんは恋とかしてないんですか?
ナツ:特にないなぁ
ナツ:子供の時から佐久間を知ってたからハードルが高くなっちまってる
Mayu:夏くん……
ナツ:あ、勘違いするなよ
ナツ:おまえを恋愛対象として見たことはマジで一度もないからな
ナツ:お前の良いところも知ってるけど
ナツ:同時に面倒なところも知ってるからな
Mayu:もしかして一生独り身でいるつもりなんですか?
ナツ:お前のそういうところほんと嫌い
ナツ:実際うちは男子校だし
ナツ:それに将来的にも今は勉強と部活を両立しないとな
Mayu:カメラマンさん、でしたっけ
Mayu:懐かしいですねぇ
Mayu:夏くんが高そうなカメラでずっと撮影会ごっこしてたの
ナツ:……あったなぁそんなこと
ナツ:親父のカメラでテレビで見たようなカメラマン意識してた
Mayu:まだ持ってるんですよぉ
Mayu:夏くんの撮ったまゆの写真セレクション
ナツ:え、俺もう捨てたんだけど
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:なんで出てくれないんですか?
ナツ:ごめんなさい
Mayu:夏くんがああやって写真を撮ってくれたから
Mayu:今のまゆがあるのかもしれませんねぇ
ナツ:確かにな
ナツ:いきなり読モとかアイドルになるとか言い出したときは驚いたが
ナツ:まぁ妙に納得したし
Mayu:あの時は夏くんに迷惑かけましたねぇ
Mayu:お父さんの説得、夏くんもしてくれたの聞いたんですよぉ
ナツ:聞いたのか
ナツ:はっず
Mayu:その節はありがとうございました
ナツ:お前のプロデューサーさんの熱弁には負けるよ
ナツ:あれ、俺の家まで聞こえてたからな
Mayu:あの説得には私もキュンキュンきましたねぇ
ナツ:そっか
ナツ:因果的には、俺のカメラがあったからお前がアイドルになったのかもな
Mayu:やっぱり、運命なんですよぉ
ナツ:……俺のせいでこの地雷女を押し付けちまったのかぁ
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:着信拒否
Mayu:なんで出てくれないんですかぁ?
ナツ:ごめんなさい
Mayu
最近は小学生組こそ警戒すべきなのではないかと思い始めている。
ナツ
カメラマンになりたい。誰が夢の起因かは絶対言わない(バレてる