月に寄りそう乙女の作法2~二人の小倉朝日~ 作:ヘソカン
ゼロ(レプリロイド)様、秋ウサギ様、烏瑠様、誤字報告ありがとうございました!
side才華
「では来週の旅行についてですが……」
とても気分が暗い。こんな経験はニューヨークの学校に通っていた頃も、何度かした。
僕は日中、外出できない。それは仕方ない事だし、周りに迷惑を掛けるよりも、教室や部屋でデザインをしていた方が有意義だと思っていたので別に寂しくもなかった。でも、アメリカの友人達からお土産話を聞くのは楽しかった。
夏休みに、エスト達が梅宮伊瀬也の実家へ旅行に行った時もそうだった。いや、梅宮家に行くこと自体が無理なんだけどね。多分、女装して女子部のクラスに入るよりも難易度が高いよ、梅宮家は。
……それにしても今朝もエストから修学旅行の話が出て落ち込んでいたのに、学院で紅葉から言われると尚更気分が暗くなってしまう。
とはいえ、僕の個人的な感情でこれ以上危険を冒す訳にはいかない。ただでさえ今は総裁殿も危うい立ち位置にいるんだ。身内だとバレたら、総裁殿にまで迷惑が掛かるし、それに忠告を受けているのにパリに行ったりしたら伯父様までお怒りになってしまう。
なので、どうやっても修学旅行に関して参加するのは……うん、無理。
「ああっ、せっかくのパリ旅行だというのに、お姉様も小倉お姉様も来られないなんて」
「とても残念でなりません」
クラスで『コクラアサヒ倶楽部』に参加している飯川さんと長さんには、僕と小倉さんが修学旅行に参加しない事をとても残念に思ってくれている。
その気持ちに応えられないのは大変申し訳なく思うけど、応える訳にはいかない。
「す、すみません。授業の遅れを少しでも取り戻したいので」
小倉さんの方も申し訳ないと思っているのか、近づいて来た飯川さんと長さんに謝っている。
隣に座っているジャスティーヌ嬢も残念そうに溜め息を吐いている。出来れば小倉さんとパリに行きたかったのだろうか?
おっと、余り暗い顔をしていると、隣に座っているエストがまた僕に修学旅行の参加を勧めそうだから、気にしてない風を装う為に優しく微笑んで見守るふりをしていよう。出来れば修学旅行の話はもう聞きたくないなあ。
「えっ。メイドさんもパリに行かないんっすか」
そう思っていたのに、一般食堂で昼食の席を共にしたパル子さんに修学旅行の話をされてしまった。
思えば、総合部門に一緒に参加するパル子さん達に話しておくのを忘れていた。いや、あんまり話題にすると寂しくなるから無意識に避けていたんだけどね。
「はい、話すのが遅れて申し訳ありませんでした。事情は幾つかありますが、修学旅行の集合時間が朝ですから行けないのです。それに向こうについても、日中は行動できませんし」
「あ、健康上の理由ってやつですか。以前、そんな事を言っていたので、もしかしてと思って調べました。勝手にすみません」
「私の健康についてご理解いただけるのはありがたい事です。ですが、そういう事情もありまして、修学旅行には参加出来ないのです」
「それはまた残念すなあ。メイドさんと旅行するの楽しみにしてたのに」
「ほんと。てっきり一緒に行けるもんだと思ってたから、集まった時にセシルさんのアパートメントで落ち合おうなんて皆と話してたし」
うっ! ……セシルさんに会えるのは非常に心が惹かれる。
僅か2日間だけしか教えて貰えなかったけれど、本当に為になったからね、セシルさんの縫製の教え方は。出来る事ならもっと教えて貰いたかったと心から思う。
総合部門の班の皆はパリに行ったら必ずセシルさんのところに行くつもりのようだから、とても羨ましい。
「朝陽っち、何とか来れないの?」
「海外旅行なんて、一生に一度行けるかどうか何だしさあ?」
「メイドやってるけど、お嬢様なんでしょう? 個人で来るとかはどう?」
「申し訳ありません。両親の方からは身体の方を大事にして欲しいと言われているので、その気持ちに応えたいと思います」
「もったいないよねー、せっかくパリへ行ける機会なのに、服飾の勉強しててパリへ行ったことないなんて、ルーブルに行った事ないのに美術を語るようなもんだよ」
「えっ、多いと思いますよそう言う人」
「パリを見ずに死ぬ人って何の為に一生を過ごすんだろうね」
祖国の話だけに何時になくジャスティーヌ嬢は饒舌に語っている。いや、僕も一度は行きたいと思っているけどね、芸術の都パリに。
「マジすか。うちら初パリなんですけど。今まで何のために生きてたんすか。ギャラッハさんと梅宮さんは行った事ありますか、パリに?」
「何度かは行った事があります」
「海外旅行は何度かしたことがあるけど、パリは私も初めて」
因みに梅宮伊瀬也と大津賀かぐやも、今では一般食堂で食事をするのに慣れている。
最初は難色を示していたが、パル子さん達が特別食堂の方に来る方が他の特別編成クラスの生徒の迷惑になるので、グループ行動だからと受け入れてくれた。と言うよりも、特別編成クラスの食堂に無い料理もあるので、其方を食べたいという気持ちもあるのかも知れない。
どうやら梅宮伊瀬也の中ではもう、一般クラスとか特別編成クラスとかの垣根はないようだ。
「海外旅行って、マジすか。ギャラッハさんはパリに行ったこともあるみたいだし、やっぱ凄いっすね」
「だな。私らからすると本当に遠い世界だわ」
「そうだ。マルキュー、パリに行ったら経営科なんだから、路面店やデパートとかも見に行った方が良いよ。ディスプレイとか服の配置とか見るだけで勉強になるから」
「あっ、はい、勿論見に行くつもりです。幾つか良い店を聞いてますから」
うん? 聞いている? 誰からパリのお店をマルキューさん達は聞いたんだろうか?
気になったのは僕だけじゃないのか、ジャスティーヌ嬢も興味深そうな顔をマルキューさんに向けた。
「どんなお店を聞いたの?」
「えーと、教えて貰った店の名前は……」
それからマルキューさんは幾つかのパリにあるらしいお店の名前を告げた。
告げられた名前にジャスティーヌ嬢は真剣な顔をして頷いている。どうやら挙げられたお店は彼女も知っている店のようだ。
「何だ。ちゃんと調べてるんだね」
ジャスティーヌ嬢が駄目出しをしないところを見ると、マルキューさんが挙げたお店は彼女も認めている店のようだ。
「特にあの店の事まで知ってるなんてね。パリで暮らしてないと知らないお店だよ、あそこは」
「ジャス子。そのお店ってそんなに凄いの?」
「凄いよ、あの店は。個人でやってるから、そんなに大きくない服の仕立て屋のお店なんだけどね。ブランドを開いていたカトリーヌの友達がやっているお店なの」
「えっ!? ブランド開いていたんですか、そのお店の店長!?」
「マジすか!? 其処までは聞いてませんでした!?」
マルキューさんとパル子さんも驚いてる。一体誰からそのお店を聞いたんだろう?
「どちらのお方から、そのお店をお2人はお聞きになったんですか?」
「小倉さんです。この前偶然食堂で一緒に食事が出来て、パリで有名な服飾店を教えて貰ったんですよ」
なるほど、小倉さんからの情報か。そう言えば小倉さんは1月中はパリで過ごして……待てよ?
以前はブランドを開いていて、カトリーヌさんの友人がやっているお店で、小倉さんも知っているって事は……まさか、その仕立て屋にいる人って!?
「ブランドを開いていたって、凄いね。ジャス子? そのお店をやっている人誰なの?」
「メリル・リンチだよ」
思いっきり僕の親戚だ!? そうだよ!?
パリにはメリルさんもいるじゃないか! うん、やっぱりパリには行けない。
メリルさんも僕のした事を知っているそうだけど、それに対してどんな考えを持っているのか分からない。しかもこの流れだと絶対にメリルさんのお店には行くだろうから、ますますそんな危険は冒せないよ
会った瞬間に固まられるだけなら良いけど……『才華君』なんて呼ばれでもしたらアウトだから。
「そう言えばお店で思い出したけど、お金の方は大丈夫? 有名店の生地屋だと、安いのでも結構するよ」
あっ……それは確かにそうだ。
日本のお店でも良い生地はそれなりにする。パリの有名店となれば品揃えは日本のお店よりも良い物が揃ってそうだけど、その分高い筈だ。総合部門の衣装で使う生地だったら支援できるけど、服飾部門のショーや『ぱるぱるしるばー』で使用するなら無理だ。
大丈夫なのかなと思ってマルキューさんを見てみると、彼女は笑みを浮かべていた。
「資金の方は大丈夫です。スポンサーの衣遠さんから事前に連絡が来て、パル子の衣装に興味を持ったお店があったらしくて、その店に出す衣装を4着渡す代わりに、生地代として資金は貰っていますから」
流石伯父様! これでパル子さん達も問題なくパリ旅行に行けそうだ。
「へぇ、パル子の衣装がお店に出るんだ」
「はい、まあそうらしいです。きゅうたろうから聞いた時は私も驚かされました」
遂にネット上や雑誌だけじゃなくて、お店にもパル子さんの衣装が出るのか。
本当に凄いなあ、パル子さん達。伯父様の支援もあるから、余計な横槍とかはないだろうし。
「何処のお店? 親戚のピエリちゃんに教えて上げたいんだけど」
どうやら梅宮伊瀬也の親戚の子は、相当パル子さんの衣装がお気に入りのようだ。
「いや、それがまだお店の方は教えて貰えてなくて。でも、衣装の方はもうちゃんと渡してあるんで大丈夫ですよ」
伯父様なら以前の映画会社のような事は絶対にしないだろうから、確かに安心だ。出来れば僕も見に行きたいから、近場が良いなあ。
「じゃあパル子達へのお祝いにパリへ行ったら、私のおすすめの料理店で奢ってあげるよ。美味しいものいっぱい食べさせてあげる。お菓子なんて、パリの一流のものしか口にしたことないからね。日本の有名店が、パリの街では普通のお菓子屋さんだよ」
「マジっすかあああああ! すごいすね、マジでパリすごいすね!」
「行きたあああああい! 早く花の都に行きたい行きたい! やっぱもう待ちきれなくなってきた!」
「しかも奢って貰えるなんてえええええ!」
「パル子達のバイトを話を受けて、マジ良かったああああ!」
「ほんと! ほんと! パリに行けるのが楽しみ!」
……楽しみにしてくれるのは良いけど、もう少し修学旅行にいけない僕の事も気遣って下さいぐすん。
だけど羨ましそうな顔をする訳にはいかないから、表面上は穏やかな微笑みを浮かべる。あんまり修学旅行関係で感情を出していたら……。
「やっぱり朝陽も……」
ほら、エストが反応してしまう。此処は気付かないふりをして。
「はい、なんでしょうお嬢様」
「あ、ううん。此処で話す事じゃなかった。今日の作業の後に部屋で話そう」
……エストは一体何を考えているんだろうか? 可能性としてはやはり僕にも修学旅行に来て欲しいということなんだろうけど、既に学院の方には修学旅行には不参加を伝えてある。航空券だって、もう取れる筈がない。
でも、注意だけはしておこう。エストは時々僕の予想を超えて行動するからね。
「そう言えばギャラッハさんとメイドさんは、服飾部門の方もやっぱオリジナルの衣装なんですか?」
「はい、朝陽と一緒にオリジナルの衣装を着て舞台に立つつもりでいます。その事はもう担任の先生に伝えて了承を貰っています」
「えっ? 一緒の舞台って?」
「服飾部門の方のショーで、そんな事出来るんですか?」
まあ、その辺りは確認しないと普通は分からないだろうからね。
パル子さんとマルキューさんの疑問に、何処か面白そうにしているジャスティーヌ嬢が答える。
「出来るよ、それ。私も前に黒い子と一緒に製作出来ないかなって確認したら、2人の分の衣装を用意すれば良いって言われたからね」
「その……今更ですけど、ジャス子さんの考えを盗むような形になってしまいますが、良いですか?」
「別にいいよ。寧ろそっちの方が張り合いが出るし」
勝つのは自分だと言うようにジャスティーヌ嬢は自信に満ち溢れた笑みを、僕とエストに向けた。
これは間違いない。ジャスティーヌ嬢は、服飾部門の方でアトレが着る予定の衣装のデザインを既に描き終えているに違いない。しかも絶対に自分が最優秀賞を受賞出来ると確信しているほどのデザインを。
僕とエストの最大のライバルは間違いなく、ジャスティーヌ嬢だ。
……そう言えば、もう1人のライバルになりそうなパル子さんの方は?
「パル子さんの方はどうされるおつもりなのですか?」
「私ですか? 一応オリジナルを目指してみるつもりです、はい。ただまあ、総合部門の皆の衣装を作りたい方が今は気持ちが強いんで、そっちを優先します」
うぅっ、凄くパル子さんに申し訳ない気持ちとありがたいという気持ちが湧いて来る。
とは言え、実を言えば総合部門の衣装で一番製作が進行しているのは、パル子さん達の衣装だ。やはり製作に慣れているという事なのだろう。
side遊星
昼休みになると、僕はカリンさんと共に人目を忍んで総学院長室を目指していた。
目的は言うまでもなく、ラフォーレさんからりそながフィリア・クリスマス・コレクションの為に描いたデザインを受け取る為。今朝樅山先生からそれとなく、『昼休みに総学院長室へ』と言われたので、こうして向かっている。
大丈夫だとは思うんだけど、誰がりそなの衣装を製作するのか気になった生徒がいるかも知れないから、人目を忍んで移動している。
「……何だか悪い事をしている見たいに思えますね」
「警戒するに越した事はないと思いますので、ご安心下さい」
カリンさんのフォローが少し嬉しい。
うん、そうだよね。悪い事をしている訳じゃない。ただやっぱり知られると問題になりそうなので注意しながら総学院長室前に立つ。
深呼吸してノックすると……。
「どうぞ。入って構いませんよ」
室内にいるラフォーレさんから許可を貰ったので、入室させて貰う。
「失礼いたします」
「失礼します」
僕とカリンさんは挨拶しながら総学院長室に入った。
入って扉を閉じると共に椅子に座っていたラフォーレさんが立ちあがり、僕達を出迎えてくれた。
「待っていましたよ、小倉さん。やはり貴女が審査に合格しましたね」
「はい。選んで頂きありがとうございました」
「謙遜しなくて構いません。今回の審査は実力勝負。私を含めた審査員達全員が悩んだ末に選んだ衣装が、君の衣装だと知った時は流石だと心から思いました。半月ほど休学していたので少々心配していましたが、以前クワルツ賞の衣装を製作していた時よりも実力が上がっていて何よりでした」
言い終えるとラフォーレさんは机の上に置いてあったデザイン画らしき紙を手に取った。
家では描いていても見ないようにしていたから、漸くフィリア・クリスマス・コレクションに向けてりそなが描いたデザイン画を見る事が出来る。
僕は内心でワクワクしながら差し出されたデザイン画を受け取った。
「……」
………デザインはとても素晴らしかった。
これがりそなが本気で描いてくれたデザイン。このデザインを僕が衣装として製作できる。
その嬉しさに思わず目が潤んでしまう。
「どうやら感動しているようだね」
「す、すみません……漸く本当のスタート地点に立てたのだと思ったら思わず」
「其処までやる気を見せてくれるのなら、これは期待せずにはいられない……ところで君の担任の樅山教諭から聞いたのですが……本当に製作者として名前は発表しなくて良いのですか?」
「あっ、はい。それでお願いします」
用意されていた封筒にデザイン画を仕舞いながら僕は返事をした。これは最初から決めていた事だ。
別に名誉が欲しい訳じゃない。りそなの衣装を製作したいから応募したんだし、それがこのデザインの衣装なら尚更に光栄だ。
「……学院側としては君の方針は助かりますが……個人としては少々思うところがありますね」
「申し訳ありませんが、最初からそうすると決めていましたから。悔いはありません……それに製作はこれからするので」
「……分かりました。君の方針に従うとしましょう……ところで、少々君達に調査員側として尋ねたい事があります」
「調査員としてですか? ……何でしょうか?」
何かラフォーレさんの方で気になる事でもあったのだろうか? カリンさんも考え込むような顔をしてラフォーレさんを見ている。
「実は先日国際電話で私の方に電話が掛かって来ました。文化祭で開かれた服飾のコンペのモデルは自分だった筈なのに、妹が押しのけて出場したなどと言う話を聞かされたのですが、何か覚えはありませんか?」
……アレ? それに似た話を僕は何処かで聞いたような。
「あ、あの……その妹さんと言うのは誰の事でしょうか?」
「君も良く知っている人物ですよ。『エスト・ギャラッハ・アーノッツ』。連絡して来たのは、その双子の姉だという『エステル・グリアン・アーノッツ』です」
……はっ?
驚きの余り僕は固まってしまった。だって、それは在り得ない。
僕らの班のモデルとして選ばれたのは、エストさんだ。双子の姉だというエステルさんじゃない。
「その相手の言葉は戯言ですから、お気になさらないでください」
横で聞いていたカリンさんが溜め息を吐きながら断言した。そうだ。エストさんからもその件は謝罪された。
双子のお姉さんがやって来て、コンペの直前にモデルの入れ替わりをしようとしつこく言われて、コンペに参加する順番が変わってしまったって。
「確認しますが、事実ですか?」
「服飾には明るくない私ですが、明るい貴方ならばコンペでの衣装がちゃんとモデルに合わせて製作された物だと分かると思います」
「……確かにそうですね。つまり、妹の功績を妬んでの嫌がらせと言う事ですか。電話越しでも少々品の無さを感じてはいましたが……そう言う事ですか。失礼。私も少し警戒を強くし過ぎたようです」
「い、いえ、お気になさらないで下さい……では失礼します」
挨拶をして僕とカリンさんは総学院長室を出た。
出る時に考え込むような顔をしていたラフォーレさんが気になる。
「……少々不味いかも知れません……あの様子ではエスト・ギャラッハ・アーノッツの過去に興味を覚えてしまったかも知れないですね」
「それは……不味いですね」
エストさんは過去にモデルの入れ替わりを双子のお姉さんと一緒にしていた。
その事実をお父様が見つけて才華さんに報告したと聞いている。お父様が認めるラフォーレさんなら気付いても可笑しくない。
でも、文化祭では順番こそ変わってしまったけど、不正自体は回避できたんだから大丈夫なはず。
「……一応りそなさんに報告はした方が良いですね」
「その方が良いと思います」
何事も起きなければ良いと思いながら、僕はりそなが描いたデザイン画が入っている封筒を大切に抱えて教室に向かって歩いて行く。
もうすぐ最後の波乱の前触れとなる十一月です。
これからも頑張ります!