スーパーロボット大戦N   作:黒百合蜂

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しゃあっ、深夜・更新
分岐からの合流回です!

色々詰め込みすぎた気がするし何か無理矢理で「えっ、何これは…」みたいな展開もありますがああ許し亭許して


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合流1


~???~

緑の広がった草原、その中に立つ1人の少女。

 

ジゼラ「この景色は……?」

 

心当たりのない景色に疑問符を浮かべるジゼラ。

 

???「ここにいたのね」

 

その時、後ろから声をかけられる。声の主は金色の髪を後ろに縛っており、眼鏡をかけた女だった。

 

ジゼラ「あなたは……?」

 

???「? 何を言い出すかと思えば……あなたのお姉ちゃんでしょ」

 

ジゼラ「え……?」

 

自分を姉と名乗る人物に驚きを見せる。それもそのはず、自分には存在したかどうかも分からない姉はもちろん、ほぼ全ての記憶がないのだから。

 

ジゼラの姉「寝ぼけてるの? まあ、確かに心地よい場所なのは分かるけどね……さ、もう帰るわよ。お父さんとお母さんが待ってるわ」

 

ジゼラ「う、うん……」

 

よく分からないながらも、姉について行くジゼラ。ふと目を閉じ、再び開けると……

 

ジゼラの姉「何……これ……」

 

仄暗く血に塗れた部屋の入り口で、ジゼラの姉が立ち尽くしていた。

 

ジゼラ「お姉……ちゃ……?」

 

喋ろうとするも、上手く発声する事ができない。それに体は上から押さえつけられたように動かず、何故か嫌な気分を感じていた。

 

ジゼラ「うぅ……」

 

あまりの不快感に目を閉じ、再び開ける。

 

???1「さて……これで何体目だったかな」

 

???2「お前も覚えきれねえか。なんせ、あいつはこのクローンを造らせては殺してんだからなぁ」

 

薄暗い研究室のような場所で、2人の男が話していた。1人は紺色の外套を羽織っており、もう1人はモヒカン頭の……

 

ジゼラ(ジョット……ライ……!)

 

ジョット「いくらクローンだからってよ、流石に殺しすぎてやしねえか? ま、俺も何回かは止めてるとはいえ、結局戦場で死んじまった奴もいたけどなぁ」

 

???「まあそう言うな、あいつにとって見た目は同じでも、中身に違和感があるのだろう。情があるからこそ、些細な違いを目にすると、壊したくなるものなのだろうな」

 

ジョット「そんなもんか? だからってなぁ……」

 

ジゼラ(何……何の話……?)

 

訳も分からない話を聞いていたが、次第に意識が薄れてゆく。それに抗えず目を閉じ、そして開けると……

 

ジゼラ「……!?」

 

そこはコックピットの中だった。更に、その外では炎と鮮血が一面に広がっており、まるで地獄を表しているかのよう。

 

ジゼラ「うっ……!」

 

異様な光景に、思わず吐き気を覚える。

 

くそっ……ここまでか……!

 

嫌だ……まだ死にたくない……!

 

何でこんな事に……!

 

脳裏に響く数多の声。鉄屑と鮮血が撒き散らされた、足元の光景。

 

ジゼラ「もう……嫌だ……!」

 

あまりの光景に目を閉じ、開くと、今度は空の上にいた。

 

ジゼラ「この空は……?」

 

ジョット「ヒャハハ! 逃がすかよぉ!」

 

後ろからの声に振り向くと、黄色の機体……フェルミニが自分を追っていた。不規則ながら荒々しく速いそれは、青空を飛ぶ自分の機体……イールソウルの目と鼻の先まで迫っている。

 

ジゼラ「!?」

 

何で私を……!?

 

ジョット「てめえは唯一の成功例なんだ! ぶち殺せねえのは癪だがしょうがねえ! 生け捕らせてもらうぜ!」

 

フェルミニが鉈のような刀を取り出し、イールソウルを斬りつけた。

 

ジゼラ「うう……っ!」

 

衝撃でコックピット内も揺れ、ジゼラがよろめく。

 

ジゼラ(思い出した……私はあいつらから逃げてて……!)

 

何とか引き離し、振り向きざまに、ジゼラは機体の腰回りにある武器……ファッシオ・ランチャライジを展開すると、敵の方向へビームを放った。

 

ジョット「なあっ!?」

 

太いビームがフェルミニの真横を掠め、よろめく……が、すぐに体勢を立て直すと一気に加速し、ジゼラの眼前に迫った。

 

ジゼラ「!!」

 

ジョット「俺のスピードに追いつくなんざ、100年早え!」

 

振り下ろされた刀による衝撃が、コックピット内部を襲った。

 

ジゼラ「くうッ!」

 

そして、ジゼラは闇の中へと落ちてゆき、それと共に意識も沈んでいった……

 

~JUDA・医務室~

ジゼラ「!」

 

目が覚めた。全身が嫌な湿り気に覆われ、不快な気分になる。

 

ジゼラ(今のは……)

 

ふと、右手に温もりを感じ、起き上がってその方向を見てみる……と、オレンジ髪の少年が、ジゼラの手を握っていた。

 

ジゼラ「辰也……さん……?」

 

ジゼラが起きたのに気付いたその少年は、神妙な面持ちから一転、嬉しげに笑みを浮かべた。

 

辰也「おっ、やっと起きたか! うなされてたけど、大丈───」

 

辰也が言い終わらない内に、ぎゅっ、とジゼラが抱きついた。

 

辰也「!? お、おい!?」

 

突然の事に驚く辰也。そのまま両者一歩も動かず……いや、動けず。

 

ジゼラ「!!」

 

しばらく経って我に返ったジゼラが、バッと辰也から離れた。

 

ジゼラ「す、すみません! 安心してしまって、つい……」

 

顔を赤らめながら謝罪するジゼラ。あまりの恥ずかしさに顔を伏せ、目を逸らしている。

 

辰也「い、いや……いいけどよ……お前の見た夢、そんなに怖かったのか?」

 

ジゼラ「は、はい……色々と……」

 

辰也「そうか……でも、大丈夫そうで安心したぜ。お前が苦しそうにしてると、俺も……な」

 

ジゼラ「辰也さん……」

 

辰也の顔を見る。どことなく不安げで、寂しそうな表情だ。

 

ジゼラ「……それよりも、何で辰也さんはここに?」

 

辰也「ああ……これからミーティングやるから、お前を呼びに来たんだ。何でも、日本とアメリカの部隊が合流したから、その情報交換なんだとよ」

 

ジゼラ「そうですか……」

 

辰也「んで、お前行けそうか? 無理なら無理でいいんだけどよ」

 

ジゼラ「では……」

 

少しの間考えていたが、すぐに顔を上げて答えた。

 

ジゼラ「せっかくですので、話を聞きに行きましょうか」

 

辰也「決まりだな。んじゃ行くぞ!」

 

そしてベッドから立ち上がると、ジゼラは辰也の後へと続いた……

 

~JUDA・地下神殿~

地下神殿には、既に多くの人数が集まっていた。

 

ジゼラ「すみません、遅れました!」

 

辰也「結構集まってるみたいだな……」

 

石神「おっ、来たようだね……ソレじゃあ情報共有と顔合わせを始めようか。森次クン、頼んだよ」

 

森次「はい……では、日本での経緯について話させてもらいます」

 

話し始めたのは森次……日本に残ったメンバーの、リーダー的存在だ。

 

森次「まず、下関を出た後だが……我々は大魔界と機械化帝国、そしてワルザック共和帝国との三つ巴の戦いに巻き込まれた」

 

由木「大魔界と機械化帝国……聞き馴染みのない名前ですね……」

 

シロー「ですよね……ワルザックならともかく……どういう奴らなんです?」

 

森次「ソレについてですが……ひとまず、彼らに説明させようと考えています……では君達、頼んだぞ」

 

森次が小学生達に、話のバトンを渡す。

 

ブルーガンバー「は、はい! 僕達ガンバーチームとザウラーズは、大魔界や機械化帝国から地球を守るために、エルドランからロボットを託されました!」

 

しのぶ「大魔界も機械化帝国も、目的は地球の侵略……それに対抗するため、私達がガンバルガーとゴウザウラーに乗って、戦う事になったんです」

 

バトンを渡された小学生達は、自分達の置かれた状況について話し始めた。

 

イエローガンバー「そして俺がイエローガンバー……ガンバーチームのリーダーだぜ!」

 

レッドガンバー「いつお前がリーダーになったんだよ!? ……あ、俺がレッドガンバーだ!」

 

ブルーガンバー「ブルーガンバーです……よ、よろしくお願いしますっ!」

 

ガンバーチームの面々が挨拶をする。

 

アキト「覆面……まるで変身ヒーローみたいだね」

 

ブルーガンバー「あ、こ、これは……」

 

ドモン「気にする必要はない、覆面の理由も色々ある……今は触れないでおこう」

 

ブルーガンバー「あ、ありがとうございます……!」

 

イエローガンバー(ふぃ〜、なんとか正体はバレそうにないな……)

 

レッドガンバー(ああ……だけど、用心はしとくぞ……!)

 

覆面の下について、不問となる彼ら。安堵しながらも、警戒は続けるようだ。

 

アレンビー「この子達がガンバーチーム……ガンバルガーってのに乗ってるのね。で、こっちの子達が……」

 

拳一「おう! 俺たちがゴウザウラーに乗ってる……ザウラーズだ! 俺は峯崎拳一、よろしくな!」

 

浩美「立花浩美です……よ、よろしくお願いします!」

 

しのぶ「朝岡しのぶって言います……で、ザウラーズは私達だけじゃなくて、他にもいるんですけど……」

 

レイン「代表として、貴方達3人が来たって訳ね」

 

しのぶ「は、はい!」

 

レインの問いかけに、緊張しながらもはっきりと答えるしのぶ。

 

オリファー「ガンバーチームとザウラーズについては分かった。後は……」

 

ドラン「そこからは我々から説明させてもらおう」

 

整備区画から、ドランが話し始める。ロボットが喋った事に対して、少しだけざわめきが広がった。

 

三日月「喋った……?」

 

ウリバタケ「ほほう……凄いテクノロジーじゃないか!」

 

ドラン「私は黄金剣士ドラン……レジェンドラの勇者だ。この地球で眠っていたところ、主達が封印を解き、目覚めさせてくれた」

 

アドベンジャー「私も勇者の1人……アドベンジャーだ! よろしく頼むぞ」

 

レジェンドラの勇者達もまた、新しい仲間に対して挨拶を行った。

 

アル「主……汝等にもそういう存在がおるのか?」

 

ドラン「ああ。それが……」

 

タクヤ「それがオイラたちの事さ! オイラは原島拓矢、タクヤって呼んでよ!」

 

カズキ「こらタクヤ、みっともない……あ、俺は時村和樹……カズキで大丈夫です」

 

ダイ「須賀沼大……ダイです、よろしくお願いします」

 

そしてまた、その主である子供達も挨拶を行う。

 

ルリ「彼らが、その主という訳ですか」

 

ドラン「その通りだ。パワーストーンとなって各地に眠る仲間達を探すため、それらを狙うワルザック共和帝国と戦うため……そして主達を守るために、我々はここにいる」

 

短いながらも分かりやすい説明を行うドラン達。話が終わると、会話のバトンはまたも森次へと渡った。

 

森次「……続いて、早瀬達を岩手へと派遣……阿戸呂村の伝承がマキナのモノであると仮説を立ててな」

 

道明寺「助っ人兼保護者役として、俺もついて行ったんですよね」

 

浩一「オマエ、まだそんなコト擦ってんのかよ……」

 

ドモン「邪悪獣騒動の時にいた少年……君もJUDAに加わったのか」

 

道明寺「覚えていてくださって光栄ですね。改めて自己紹介させてもらいますが、俺は道明寺誠……普通のスーパー中学生です」

 

トロワ「……」

 

ウッソ「普通なのにスーパーなんだ……」

 

ルリ「何だか、バカっぽい人ですね」

 

フォント「ま、まあよろしく……」

 

道明寺の挨拶に、若干引き気味ながらも応じるアメリカ部隊の面々。

 

シズナ「……ま、このアホは置いといて……ウチらがその村に行ったんやケドな……」

 

宗美「そこで早瀬クン達と出会い、ぶつかり合い、共闘などを経て……僕がここにいるワケです」

 

マーベット「貴方は?」

 

宗美「ああ、自己紹介がまだでしたね……僕は中島宗美、マキナ『タリスマン』のファクターです」

 

中島宗美……そう名乗る男は、にこやかに挨拶を行った。

 

ジュンコ「あら、随分といい男ねぇ」

 

剣児「見た目に騙されんなよ。宗美さんは何十年も生きてる爺さんで、しかも強えんだぜ」

 

つばき「ちょっと剣児、デリカシーがないわよ!」

 

宗美「はは……まあ事実ですので、気にしてませんよ」

 

ユリカ「お爺ちゃん? どう見てもお兄さんだけど……」

 

ルリ「宗美さんはファクター……マキナにナノマシンを注入された人間です。そのナノマシンが、老化を妨げている……と、データにはありますね」

 

ミナト「それじゃあ、ずっと若いまま……って事よね? 正直、羨ましいって思っちゃうけど……」

 

宗美「……ですが、やはり僕としては、あまり良いコトだとも思えません……愛する人と同じ時間を歩めないというのは」

 

ミナトの言葉に、遠くを見つめる宗美……その表情は、どことなく寂しげなものを感じさせた。

 

イズミ「……」

 

ミナト「……変な事、言っちゃったわね」

 

宗美「いえ……お気になさらず」

 

竜馬「……ケッ、しみったれた話はやめにしやがれ。とにかく、宗美が仲間になったんだがよ……」

 

隼人「その際にマキナを狙う加藤機関や、パワーストーンを狙うワルザックとも戦った」

 

アドベンジャー「そして、村で眠っていた私の封印も解かれた……という訳だ」

 

アドベンジャーの補足も加えながら、岩手での一件についての説明が終えられた。

 

森次「……そして、その後我々はJUDAにて待機していたが……加藤機関とその傘下となった犯罪者集団、更にエレミタとの戦闘になった」

 

舞人「加藤機関はジョーだけでなく、有名な犯罪者も取り込んだんだ」

 

凱「影の軍団を率いるショーグン・ミフネに、窃盗集団ピンク・キャットのカトリーヌ・ビトン……」

 

隼人「ウォルフガングの一味にアジアマフィアもな」

 

ガイン「だが、どんな相手が来ようとも、我々は負けない」

 

ライオボンバー「加藤機関だろうが犯罪者だろうが何だろうが……俺達がそう簡単に倒れる訳にはいかねえな!」

 

浩一「ああ……何てったってオレ達は『正義の味方』なんだからな!」

 

森次「……長々と話したが、これにて我々からの説明は終わりだ」

 

森次が話を終える。

 

石神「ありがとう森次クン……さて、次はアメリカに行った人達に話を聞きたいな」

 

由木「では、ここからは私が説明させていただきます」

 

話し始めるのは由木……別任務で抜けた鉄也の代理を務めるようだ。

 

由木「我々は下関を出た後、まずギアナ高地へと向かいました」

 

ドモン「鍛錬のためそこへ赴いたが……その際、DG細胞を利用していたエレミタと戦闘になった」

 

凱「DG細胞……あのデビルガンダム事件の元凶か」

 

レイン「ええ……」

 

凱の発言に、過去を思い出し俯きかけるレイン。だが瞬時に切り替え、顔を前に向けた。

 

レイン「……でも、悪い事だけじゃなかったわ。その戦いの中で、昔ドモンと競い合ったシャッフル同盟や、プリベンターも仲間に加わったから」

 

サイ・サイシー「って訳で、ドモンのアニキ達と一緒に戦う事になったんだぜ! オイラはサイ・サイシー、中国のガンダムファイターだ!」

 

チボデー「俺はチボデー・クロケットだ! よろしくな!」

 

ジョルジュ「ジョルジュ・ド・サンド……フランスのファイターです、以後お見知り置きを」

 

アルゴ「アルゴ・ガルスキーだ」

 

シャッフル同盟の面々が、挨拶を行う。

 

ダイ「すごい……本物のガンダムファイターだ!」

 

竜馬「へえ……強そうな奴らばっかじゃねえか……ドモン! 後でこいつらとやらせろよ!」

 

剣児「俺も戦いてえぜ!」

 

ドモン「そう急くな……戦いの場は用意しておいてやる」

 

チボデー「こっちこそ、骨のある奴らばっかで、戦い甲斐がありそうだぜ!」

 

シャッフル同盟……ガンダムファイターと、その強さを感じ取った面々に熱が帯びる。

 

由木「そして、こちらにいるのがプリベンターの……」

 

トロワ「……トロワ・バートン」

 

五飛「張五飛だ。俺も俺の目指す平和のために、ここで戦わせてもらう」

 

プリベンター2名もまた、挨拶を行った。

 

柳生「……あのオペレーション・メテオやマリーメイア戦役で活躍したガンダムパイロット達ね」

 

身堂「その彼らが仲間になるとは……頼もしい限りだな」

 

かつて軍に所属していた者は、彼らを見て、評価する。

 

由木「……そして、彼らを加えた我々ですが……道中でジャブローに立ち入りました」

 

身堂「ジャブロー……かつての戦争で基地となり、そして戦場にもなった場所か」

 

由木「はい。そこで我々は木星蜥蜴やザンスカール帝国の襲撃を受けましたが……リガ・ミリティアや鉄華団、蛇の足(セルピエンテ・タコーン)やナデシコとも合流し、これらを退けました」

 

オリファー「そのリガ・ミリティアの……シュラク隊隊長を務めているオリファー・イノエだ。以後、よろしく頼む」

 

ジュンコ「ジュンコ・ジェンコ、よろしくね。他にもシュラク隊はいるんだけど……今は控えてもらってるわ」

 

マーベット「マーベット・フィンガーハットです」

 

ウッソ「ウッソ・エヴィン……Vガンダムのパイロットやってます。後はオデロにウォレンにスージィ……シャクティやカルルマンもいます」

 

リガ・ミリティアの面々も、流れに乗り挨拶を進めていった。

 

剣児「……柳生さん達から聞いたけどよ、リガ・ミリティアのシュラク隊って言ったら……」

 

弁慶「美人揃いの部隊とな……一度はお目にかかりたいものよ!」

 

ジュンコ「ええ、また戦う事になったら、改めて紹介させてもらうわ」

 

やや興奮気味の面々を軽くいなすかのように対応するジュンコ。

 

つばき「剣児ったら……柳生さんも! あんまり変な事教えないでください!」

 

柳生「はは……悪かったね、つばき」

 

竜馬「生臭坊主、煩悩が捨て切れてねえみてえだな」

 

小言が交わされる光景に、マーベットは不安を感じていた。

 

マーベット「……こんな雰囲気で、うまくやっていけるのかしら」

 

オリファー「あまり深刻になりすぎるのも悪手というものだ。引き締める所は引き締め、緩める所は緩める……メリハリもまた大事だとは思うがね」

 

マーベット「そういうものかしらね……」

 

その不安も、オリファーの言葉で多少は和らいだようだった。

 

由木「それで、こちらが鉄華団の……」

 

オルガ「ご紹介に預からせてもらうぜ……俺が鉄華団団長、オルガ・イツカだ」

 

ユージン「副団長のユージン・セブンスタークだ、よろしくな」

 

三日月「三日月・オーガス、バルバトスのパイロット」

 

昭弘「昭弘・アルトランドだ。グシオンリベイグのパイロットをやってる」

 

三日月「あと……アトラもいるけど……」

 

オルガ「今はイサリビの方で色々やってもらってる……その内、紹介させてもらうぜ」

 

鉄華団の自己紹介が終わる……と、小学生達の方からざわめきの声が上がった。

 

仁「すげえや……本物の鉄華団だ!」

 

拳一「ああ……まさか会えるなんて思ってもなかったぜ!」

 

騒ぎ立てる子供達……それに困惑するユージン達。

 

ユージン「な……おいおい、どういう歓迎だよ!?」

 

三日月「ねえ、何でこんなに騒いでるの?」

 

仁「そりゃあ鉄華団って言ったら、火星でお姫様連れてドンパチやったからな!」

 

吼児「仁君……社会の授業で鉄華団の話になると、ちゃんと聞いてるもんね」

 

道明寺「鉄華団の活躍で、格差や社会問題についての議論が進んだ……なんて話もあるくらいだからな」

 

しのぶ「団員も私達と歳が近い……だけど、すごい事をやったっていうから……子供達の憧れなんですよ」

 

ユージン「そう言われると……俺らも戦った甲斐ってもんがあるな」

 

飛鳥(だけど……褒められる事ばかりかって言われたら……)

 

カズキ(鉄華団が活躍して、色んな問題を解決しようって話になったのも事実だけど……同時に裏では、少年兵の利用が増えたりとか、色々な問題もまた増えていったんだよな……)

 

昭弘「……」

 

オルガ(ま……そんな喜ばしい事ばっかって訳でもなさそうだよな)

 

歓声が上がる一方、冷ややかな視線を感じたのか、オルガ達の顔も曇る。

 

アキト「……そんなに暗くならなくでもいいんじゃないかな? 確かにまだ、解決しなきゃいけない事とか、色々問題はあるけど……ここにいる子供達とか、助けられた人達にとっては……鉄華団はヒーローなんだしさ」

 

オルガ「アキト……」

 

三日月「ま、俺はどうでもいいけど」

 

……だが、アキトの言葉に少しばかり晴れたようだった。

 

森次「……そのネルガルの徽章……察するに、君はナデシコ隊の一員というコトか?」

 

アキト「えっ、あ、はい! 俺、ナデシコでパイロットとコックやってる、テンカワ・アキトって言います!」

 

ルリ「流石はJUDAの室長さん……というところでしょうか。私はホシノ・ルリ……オペレーターです」

 

ユリカ「そして私が艦長のミスマル・ユリカです! よろしくね、ぶいっ!」

 

隼人「……」

 

森次「……」

 

門子「……」

 

宗美「はは……面白い方ですね」

 

朗らかなユリカの挨拶に、若干引き気味の日本残留組。

 

アキト「お、おいユリカ! あんまりみっともない事するなよ!」

 

ユリカ「大丈夫だよアキト〜、ここの人達、そんなに堅苦しくないっぽいし」

 

ルリ「バカ……ごめんなさい、基本はこんなテンションなんです」

 

リョーコ「こんなノリに付き合ってられるかよ、とっとと自己紹介済ませちまおうぜ……俺はスバル・リョーコ、エステバリス隊のパイロットだ」

 

ヒカル「アマノ・ヒカルで〜す! 皆よろしく〜!」

 

イズミ「マキ・イズミ……どうも」

 

ウリバタケ「ウリバタケ・セイヤだ! メカの整備は任せとけよ」

 

ミナト「ハルカ・ミナトよ……ナデシコの操舵士をやってるわ。他にはジュン君やメグミちゃんもいるけど……また今回紹介させてもらうわね〜」

 

道明寺「いやァ……なかなか個性的な人達が多いなァ」

 

シズナ「アンタがソレ言うんか……」

 

山下(……そう言えば、アマノ・ヒカルって、あの有名な同人作家だよね……機会があれば、後でちょっとだけお話したいなァ……)

 

森次「ナデシコはネルガルの私設部隊として、木星蜥蜴やザンスカールと戦っていると聞きましたが……」

 

イネス「その通りよ……ナデシコは、地球連邦の代わりに木星蜥蜴やザンスカール帝国と戦うために作られた艦……って話だから」

 

緒川「貴方は?」

 

イネス「イネス・フレサンジュ……ネルガルの科学者よ。元々は火星の研究所にいたけど、ナデシコや鉄華団に助けられて、一緒に行動してる……って感じね」

 

森次「そうでしたか」

 

緒川「……ネルガルはJUDAと分野は違えど、ある時は競い合い、ある時は協力し合う存在……力になってくれるコト、ありがたく思います」

 

タクヤ「それに、オイラ達と同じくらいの子供もいるし……仲良くできそうだよ!」

 

ルリ「そうですね……では改めて、よろしくお願いします」

 

柳生「……で、後は蛇の足……だったかしら?」

 

フォント「! は、はい! 俺がその蛇の足の一員、フォント・ボーです!」

 

ハロロ『ハロロで〜す!』

 

ジャック「んで、俺がジャック・フライデイだ! 元々はサーカスにいたが、色々あってボスに雇われることになったんだぜ!」

 

柳生の言葉をきっかけに、海賊軍……蛇の足からの挨拶も進められた。

 

凱「蛇の足にサーカス……確か、木星の組織と聞いたが……」

 

フォント「ええ……俺たちはカーティス・ロスコの下、エンジェル・コールの捜索のため、地球へと降りました」

 

道明寺「エンジェル・コールって言えば、確か人体を溶かしちまうヤベェ細菌……って、ネットの噂で見たな」

 

フォント「そう、それを持ってるエリン・シュナイダーって人を確保するために鉄華団と……色々あって、リガ・ミリティアとも協力することになったんだ」

 

オルガ「エリンの野郎は見つからなかったが、今はカーティスさん達や名瀬の兄貴、鉄華団地球支部の奴らが探してる……ザンスカールの奴らに取られる前に見つけねえとな」

 

オリファー「今後、蛇の足本隊とも協力する事となるだろう……カーティス氏とはコンタクトを取れたが、またいずれ協力の算段をつける事になるな」

 

フォント「はい……あの、本当にありがとうございます」

 

オリファー「構わんよ……それに、それは彼らも同じらしい」

 

そう言ったオリファーが顎で示す先には、柳生達の姿があった。

 

柳生「木星ってのはあの蜥蜴共の件もあるけど……貴方達は信用できるって思うわ。何せ、由木達とも戦ってくれたんでしょう?」

 

舞人「それにそのAI……よくできているじゃないか。ガイン達のいい話し相手になりそうだぜ」

 

ガイン「舞人……そうだな、よろしく頼むぞ」

 

ドラン「同じく私も、君と仲良くしたい……そう思っている」

 

ハロロ『わぁ……ありがとうございます!』

 

フォント(ふぅ……いろいろと不安だったけど、何とかまとまってよかったよ)

 

自分達が受け入れられた事に安堵するフォント。その間にも、由木からの説明は進められていた。

 

由木「……そして、我々は目的地である『アーカムシティ』へと辿り着きました。その際にブラックロッジと呼ばれる組織や加藤機関との三つ巴の戦闘が起こりましたが……最終的にはマキナ……正確に言えば『鬼械神(デウス・マキナ)』を連れて来る事ができました」

 

浩一「でうす……まきな?」

 

森次「我々の知るマキナとは違うモノなのでしょうか?」

 

アル「ふむ……そうだな。鬼械神とは高位の魔導書によってのみ召喚する事ができる『神の模造品』……汝等の技術では、到底再現できぬものよ」

 

九郎「アル……あんま偉そうにすんなって」

 

森次達の疑問に際し、背が低く不思議な雰囲気を纏った少女……と、それを諌めるかのような態度の青年が現れた。

 

飛鳥「えっと……君は?」

 

アル「うゆ……失礼した、妾はアル・アジフ……アブドゥル・アルハザードが記し『ネクロノミコン』の精にして、今はこの男……大十字九郎の従者だ」

 

九郎「変な誤解されそうだが……俺がその主、大十字九郎だ!」

 

ドラン「主に従者……我々と同じようなものか」

 

カズキ「でも……こんな姿なのに、魔導書なんて言われても……」

 

アル「凡人共には俄かに信じられんだろうが……力を持つ魔導書は人の姿を取る事ができるのだ。ちなみにこれでも1000年は生きておるぞ」

 

レッドガンバー「いちいち一言多いな、こいつ……」

 

ブルーガンバー「ま、まあまあ……」

 

しのぶ「じゃあ、何でそんな姿なの?」

 

アル「……それは九郎の趣味だ。何、この男はそれはまあ色々と拗らせていてな……」

 

九郎「なっ、おいアルお前! 変な事言ってんじゃねえぞ!」

 

凱「耳を塞ぐんだ……君達にはまだ早い」

 

突拍子もなく始まった暴露話にあたふたする九郎。大人組は、子供達の耳を塞ぐよう指示……中には直接手を当てる者もいた。

 

九郎「ま、まあ……とにかく、俺もここで戦う事になったから……よろしくな?」

 

凱「あ、ああ……」

 

竜馬「どんな趣味してようが関係ねえよ。ここにはスケベ小僧も生臭坊主もいるんだからな」

 

九郎「あ、はい……フォローありがとよ……」

 

デュオ「随分ヘコんでやがんな……」

 

カトル「アルの冗談は結構キツいですね……」

 

門子「……ってかお前ら、しれっといるけどよ……オペレーション・メテオのガンダム乗りじゃねえか?」

 

意気消沈の九郎を見て、苦笑する2人組……それを見た門子が彼らに話を振る。

 

デュオ「あ、バレちまったか? まあ隠すつもりもなかったが……俺はデュオ・マックスウェル。色々あってジャンク屋やってたんだが……こっちに来る事になったぜ」

 

カトル「カトル・ラバーバ・ウィナーです。アーカムシティで建設会社をやっていましたが……地球の危機だと聞いて、ここに参加しました」

 

プリベンター2人とはまた別の……オペレーション・メテオのガンダムパイロットが挨拶を行った。

 

トロワ「2人の腕は保証する……よろしく頼む」

 

森次「ソレに関しては問題にしていない。だが……加藤機関もその鬼械神を狙っていたのか」

 

九郎「何が何だか分かんなかったが……話を聞く限り、マキナって名前ならどんな奴でも狙ってる……って感じだな」

 

デュオ「おまけにブラックロッジも動いてやがってな……ま、鉄也があの町を守る事になったけどよ」

 

舞人「鉄也さんが……だが、あの人の腕もまた確かだ。そのブラックロッジとやらがどんな奴らだとしても、そう簡単にやられる事はないだろうな」

 

九郎「自分と引き換えに俺をここに連れてきてくれたんだ、その分の働きはするぜ」

 

由木「……といった所で、私達からは以上です」

 

由木が話を終える。

 

石神「ありがとう由木クン……じゃあ、コレで話は終わりだ。各自解散!」

 

石神の号令で散り散りになるメンバー。辰也達も去ろうとする……が、石神に呼び止められた。

 

石神「……あ、ジゼラ君と辰也クンなんだケド……今から社長室に来てくれないかな?」

 

辰也「……」

 

ジゼラ「……分かりました」

 

神妙な面持ちで、2人は社長室へと向かった……

 

〜JUDA・社長室〜

社長室では、石神をはじめ森次、柳生、由木が控えていた。

 

辰也&ジゼラ「「失礼します」」

 

石神「おお、よく来てくれたね」

 

扉を開ける辰也とジゼラ。その顔はどことなく暗く、沈んでいる。

 

ジゼラ「……」

 

辰也「何で俺達がここに……ってのはまあ、大体察しはつきますが……」

 

石神「……そう、キミ達を呼んだのは他でもない……ハッキリ言ってしまえばエレミタについてなんだ。辰也クンも、ジゼラ君と一緒に戦ってるから、いた方がいいかと思ってね」

 

やっぱりな……

 

森次「話を始めよう……奴らとの戦闘で、ジゼラがかつてそこに所属していたと判明した。無論、ソレについてどうこう言う訳ではないが、このコトは我々にとって重要なカギだ」

 

石神「この世界の裏で暗躍し、様々な陰謀が囁かれている組織……その情報を得るコトで、奴らへの対処も容易になると思うんだ。だから教えてくれないかな? エレミタについて、知ってるコトをね」

 

エレミタについて聞き出そうとする石神……それを遮るように、辰也が口を開いた。

 

辰也「待ってくれませんか? ジゼラは記憶を思い出した瞬間、あんな事になったんです……情報よりもまず、こいつの心配を……!」

 

柳生「もちろん、私達もジゼラの心身に不安がない訳じゃないわ……話すのが辛いなら、先延ばしにしてもいいって思ってるしね」

 

辰也「だったら……!」

 

ジゼラ「……辰也さん、心配しないでください」

 

辰也「ジゼラ……」

 

声を荒げる辰也に、辿々しくもはっきりと答えるジゼラ。

 

ジゼラ「私にできる事があれば、協力させてもらいたいです。それに、いくつか思い出した事も……」

 

石神「ほお……なら、聞かせてもらおうかな」

 

ジゼラ「はい。それでは……」

 

そしてジゼラは、ミーティング前に見た夢の事を話した。

 

石神「ふむ……なるほどねェ」

 

森次「エレミタというよりはジゼラの記憶だな」

 

由木「も、森次室長……!」

 

辰也「お前……そんな夢見てたのか……」

 

ジゼラ「まあ、夢だと言ってしまえばそれまでなんですけど……」

 

石神「ケド、夢っていうのは記憶の整理だって話もある。そこからエレミタ……というよりは、ジゼラ君の過去を推測してみようと思うんだ。辛いと思うケド、大丈夫かな?」

 

辰也「……いいのか?」

 

ジゼラ「……先程も言いましたが、構いません。それなりの覚悟はできています」

 

じゃあ……と石神が前置きし、そして語り始めた。

 

石神「まず、ジゼラ君にはお姉さんがいた。そのお姉さんとは仲良くしていたが、ある時事故が起こり、おそらくだが、ジゼラ君が死んでしまった」

 

辰也「!? じゃあ、ここにいるジゼラは……!」

 

森次「落ち着け瀧城、まだ話は終わっていない」

 

石神「……話を続けるよ。そしてエレミタによって、クローンとして新たに造り出された……のが、今のジゼラ君だ」

 

辰也&ジゼラ「「……」」

 

石神「更にジゼラ君はエレミタの活動にも関わっており、ソレには多くの犠牲も出してしまったと考えられる」

 

森次「……」

 

石神「しかしある時、そこから逃げ出すも、追手により撃墜され、今に至る……って感じかな」

 

ま、あくまでも推測だケドね……と付け加える石神。

 

ジゼラ「……分かりました、ありがとうございます……」

 

柳生「とりあえずある程度の事は分かったわ。辛い事を話させてごめんね」

 

ジゼラ「! いえ……お気になさらず……」

 

石神「じゃあ、この話は終わり! みんな、もう解散しちゃっていいよ!」

 

ジゼラ「はい……」

 

辰也「分かり……ました……」

 

重々しい雰囲気の社長室。石神が明るく振る舞っても、それは変わらなかった……

 

〜JUDA・廊下〜

神妙な面持ちで廊下を歩く辰也とジゼラの2人。社長室での話以降、互いに一言も話せないでいた。

 

ジゼラ(私も忘れていた過去……一度死んでて、そして人を……)

 

そんな自分を辰也はどう思っているのだろうか。やはり自分は拒絶されてしまうのではないか……そう思っていた。

 

辰也「……考えてたんだけどよ」

 

ジゼラ「! は、はい……」

 

そんな中、辰也が口を開く。何を言われるのだろうか……覚悟はしているが、それでも不安は拭いきれないでいた。

 

辰也「……お前はジゼラ・ジェノだ」

 

ジゼラ「……はい?」

 

当たり前にも聞こえるその言葉に、ジゼラは呆気にとられた。

 

辰也「お前が一度死んでようが、クローンだろうが、俺の知ってるジゼラ・ジェノはお前しかいねえ」

 

ジゼラ「!」

 

辰也「それに……はっきり言っちまえば、人を殺してた事もよ……結局そりゃあエレミタにやらされてたんだろ? 全く悪くない……なんて正直、言えねえけど……そう落ち込む必要もねえよ」

辰也「てか、むしろ謝るのは俺の方だ。お前を守るって言ったのに、不安にさせちまった……本当にごめんな」

 

ジゼラ「いえ! そんな事……私だって自分が言おうと思ったから言ったまでです! だからそうやって謝らないでください!」

 

辰也「はは、悪かったな……んじゃま、そういう事だ! これからもジゼラは大切な仲間だし、俺がお前を守る……だから、改めてよろしく頼むぜ!」

 

ジゼラ「……はい! でも、無理はしないでくださいね。それに私だって、JUDA特務室の一員なんですから、守られてばっかりでもいられませんよ!」

 

辰也「言うじゃねえか! ま、お互い頑張ろうな!」

 

ジゼラ「はい!」

 

……辰也さんはやっぱり、私を守ってくれようとしている……そんな辰也さんが、私は……!

 

けど……とまたもや思案に耽る。

 

ジゼラ(そんな辰也さんでも、不安を感じる事だってある……一見すごくても、中身まで完璧だとは限らない……だから……!)

 

私も守りますからね、辰也さん……!

 

その決意を胸に秘め、2人は先へと進んで行った……。

 

 

 

[合流により以下の機体が追加されました]

アメリカ部隊

・Vガンダム/ウッソ・エヴィン

・Vガンダム/オリファー・イノエ

・Vガンダム/マーベット・フィンガーハット

・ガンイージ/ジュンコ・ジェンコ

・ガンイージ/ヘレン・ジャクソン

・ガンイージ/マヘリア・メリル

・ガンイージ/ケイト・ブッシュ

・ガンイージ/ペギー・リー

・ガンイージ/コニー・フランシス

 

・ファントム/フォント・ボー

・デスフィズ/ジャック・フライデイ

 

・ガンダムバルバトス/三日月・オーガス

・ガンダムグシオンリベイグ/昭弘・アルトランド

・イサリビ/オルガ・イツカ

 

・ガンダムマックスター/チボデー・クロケット

・ドラゴンガンダム/サイ・サイシー

・ガンダムローズ/ジョルジュ・ド・サンド

・ボルトガンダム/アルゴ・ガルスキー

 

・ガンダムデスサイズヘル/デュオ・マックスウェル

・ガンダムヘビーアームズ改/トロワ・バートン

・ガンダムサンドロック改/カトル・ラバーバ・ウィナー

・アルトロンガンダム/張五飛

 

・エステバリス/テンカワ・アキト

・エステバリス/スバル・リョーコ

・エステバリス/アマノ・ヒカル

・エステバリス/マキ・イズミ

・ナデシコ/ミスマル・ユリカ

 

・デモンベイン/大十字九郎

 

日本部隊

・タリスマン/中島宗美

・ゴルドラン/ゴルドラン

・アドベンジャー/アドベンジャー

・ガンバルガー/イエローガンバー

・ゴウザウラー/峯崎拳一




〜エーストーク・ゼロ〜
ジゼラ「……」

辰也「……ジゼラ、何考え込んでんだ?」

ジゼラ「……あっ、辰也さん! いえ、大した事ではないんですが……あの、前に話したエースパイロットがどうのって……覚えてますか?」

辰也「ああ、アレだろ? 撃墜数60超えたらやるって奴」

ジゼラ「はい。それでですね……エースパイロットのインタビューを、私なりにレポートにまとめてみようかなと思いまして……」

辰也「へぇ〜、いいんじゃねえの……でも何でだ?」

ジゼラ「……私って、思い出せない事ばかりあるじゃないですか……社長から色々お話があったとはいえ、まだ分からない事だらけで……だから少しでも、誰かと話した事をまとめて、覚えていられるように……って思いまして……」

辰也「ジゼラ……分かった。じゃあ1つだけ聞いてほしいんだけどよ」

ジゼラ「何でしょうか?」

辰也「そのインタビュー……最初は俺にやってくれねえか? もちろん、俺も頑張るからさ」

ジゼラ「は、はい……! その時は、ぜひよろしくお願いします!」

辰也「ああ! こっちこそ、よろしく頼むぜ!」
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