スーパーロボット大戦N   作:黒百合蜂

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投稿者、わし

スーパーロボット大戦Y、クリアしました…
一言で表すなら、とても面白かった(小並感)

あと、まだ届いてないけどクロアンtr.も実機含めて購入しました…痛い出費だった…

ナオミってこんな感じなんか分からんけどとりあえず今話はこれで

前書き長くなりましたがスタートや


第十五話 ドリルでブチ抜き絆を繋げ!

〜アルゼナル・格納庫〜

新たな仲間が加わったアルゼナル……早速、辰也達はその仲間の機体を見るために、格納庫へと足を運んでいた。

 

辰也「……これがラーゼフォンか……改めて見てるけど……やっぱ、神々しさがすげえな……!」

 

綾人「乗ってる俺が言うのも何だけど、色々とまだ、分かんない所が多いんだよな」

 

そう話している最中、メイが近づく。

 

メイ「辰也! 言われた通りに、こいつら並べてみたよ!」

 

辰也「ありがとう! ジゼラ、カメラ頼むぜ!」

 

ジゼラ「はいはい……」

 

呆れながらジゼラが、携帯に内蔵されたカメラで辰也を写す。レンズ越しの辰也の後ろには、ラーゼフォン、ヴィルキス、ウイングゼロが肩を並べて立っていた。

 

辰也「撮ったか!? 見せてくれよ!!」

 

ジゼラ「そ、そんなに慌てないでください!」

 

写真を撮り終わったジゼラの携帯を、ぐいと辰也が覗き込む。

 

辰也「おおお……やっぱし……神がかってるぜ……」

 

天使のような姿をした機体群の写真を見て、辰也が恍惚とした表情を見せる。

 

フォント「辰也ほどは思わないけど……確かに、いい写真だな」

 

綾人「あの……その写真さ、現像してくれない? 俺も欲しいんだよね」

 

ジゼラ「構いませんけど……直接送った方が早いような……」

 

綾人「……俺の携帯、古くてさ……そっちのと上手く繋がるか、分かんないんだ」

 

何か含みを持たせたように話す綾人。ちらほらと、その意味を察する者もいた。

 

フォント「そういえば……えっと、他意はないんだけど……綾人は、時間の進みが遅い世界から来たんだったよな……」

 

ジゼラ「あ……」

 

綾人「……な〜んちゃって。実はTERRAから、スマホは支給されてんだよね」

 

手元の携帯をちらつかせ、冗談めかして笑う綾人。

 

辰也「何だよ、驚かせやがって」

 

ジゼラ「でも、すみません……事情も知らずに余計な事を……」

 

綾人「いいって、そんなに気を遣ってもらわなくても。それに、現像してほしいのはそういう理由じゃないんだ」

 

メイ「じゃあ、どうして?」

 

綾人「形として手元に残しておきたい、ってのもあるけどさ……俺、絵描くのが趣味で……この写真、いいなって思ったんだよ。だからこれを参考にして、絵を描こうと思って」

 

ウリバタケ「うむ!! 趣味に熱意を傾けるその心意気、俺は胸を打たれたぞ!!」

 

突然、ウリバタケが興奮し、叫ぶ。

 

ウリバタケ「よし、こんな事もあろうかと発明した、俺の現像マシーンを出してやろう! どんな機種にも対応可能! しかも精度も2……3……いや、10倍増しだ! これで写りの悪い写真もパーフェクト……精度が良すぎて見えてはいけないモノも見えてしまうおまけ付きだがな!」

 

メイ「いや、それはいらないでしょ……ジャスミン・モールでやってもらうよ」

 

ジゼラ「そうですね……行きましょうか!」

 

ウリバタケを置き去り、数人がジャスミン・モールの方へと向かっていった。

 

ウリバタケ「あ……待ちたまえ、少年少女達よ!」

 

辰也「……俺、使いますよ? ちょうど今、写真送ってもらったんで……」

 

ウリバタケ「本当か!? くぅ〜っ、やはり持つべき物は友達だな!」

 

辰也「はは……」

 

辰也も、ウリバタケと共に後をついていった。

 

〜アルゼナル・ジャスミン・モール〜

アルゼナルで賑わっている商業エリア、ジャスミン・モール。「下着から戦車砲まで」を謳い文句にしているこの場所に、辰也達が足を踏み入れる。

 

山下「お、瀧城に皆! こんなにぞろぞろと……どうしたの?」

 

目の前の売り場に集まっていた山下が声をかける。

 

辰也「サトル! 実はな、ジゼラが撮った写真を現像してもらおうと思ってよ」

 

ジゼラ「それで、山下さんはどうしてここに?」

 

山下「それがさ……ここに『美少女聖騎士プリティ・リリアン』のグッズが置いてあって……今、ヒカルさん達と見てたんだよ!」

 

目の前には、魔法少女モノのコンテンツが広がっている。ここ一帯が「プリティ・リリアン」のコーナーなのだろう。

 

ヒカル「ここ、凄いよ! プリティ・リリアンの原作本にアニメ……しかも、公式グッズだけじゃなくて、同人誌まで揃ってる!」

 

メイ「サリアも、これ見に来たの?」

 

サリア「……私は、教本を買いに来ただけだから」

 

山下「ウソだァ! サリアだって、さっきからボクらのコト、チラチラ見てたクセに!」

 

サリア「そ、それは……」

 

ヒカル「……私が昔描いた、プリアンの同人誌もあるね」

 

サリア「!」

 

山下「あれ? コレは……リリアンの抱き枕カバーだ!」

 

サリア「!!」

 

辰也「! これ……あの敵幹部が操ってた巨大ロボットのプラモじゃねえか! こんなのまで売ってんのかよ!?」

 

サリア「!!!」

 

ウリバタケ「それに、マスコットキャラの擬人化フィギュアまであるとは……いやはや、実にマニアックだねぇ……」

 

サリア「!!!!!」

 

ジゼラ「……さっきから、すごい食いついてますけど……」

 

サリア「! だ、だからこれは違うわよ!」

 

山下「ホントかなァ〜? いい加減認めた方が楽っスよォ〜?」

 

ヒカル「そうそう! 実は好きなんでしょ〜?」

 

サリア「〜〜〜っっっ!!」

 

山下とヒカルに詰め寄られ、臨界点が突破しそうになるサリア。

 

フォント「み、みんな! そろそろその辺にしとこう!」

 

綾人「だね……あんまりグイグイ行きすぎると、相手に嫌われちゃうよ」

 

慌てながらも、フォントと綾人が2人を諌めた。

 

ヒカル「……そうだよね。ごめん! 悪い癖、出ちゃった!」

 

山下「ボクも好きなのかなって思って、つい興奮しちゃったよ……今後は、気をつけるからさ」

 

そう言い残し、2人はリリアン見物に戻る。

 

サリア「あ……いや……」

サリア(……私の馬鹿! どうして素直になれないのよ! せっかく志を同じとする仲間がいたと思ったのに!!)

サリア(……いえ、落ち着いて考えなさい……隊長である私が、こんな物を好きだなんてバレたら、沽券に関わるわ……だから、だからこれでよかったのよ……!)

 

胸中に複雑な思いが混ざり合い、その場から走り去るサリア。その目からは一筋の涙が溢れていた。

 

ウリバタケ「……表に出せず、素直になれず、か。世知辛いねぇ、オタク街道」

 

それを察したのか、ウリバタケがそう呟く……と、サリアと入れ違いにヴィヴィアンと宗美がやってきた。

 

ヴィヴィアン「お〜! みんな〜、おっす〜!」

 

宗美「皆さん……お揃いで」

 

メイ「ヴィヴィアンじゃん。またペロリーナ?」

 

ヴィヴィアン「せ〜かいっ! 新作が入ったって聞いたから、買いに来たんだ!」

 

メイ「新作……ねぇ。一昔前のマスコットなのに? どうせ、奥に残ってた在庫から引っ張り出してきたとかでしょ?」

 

辰也「……綾人、聞いた事あるか?」

 

綾人「いや、ないな……MUが来る前に流行ってたのかな……?」

 

ウリバタケ「ううむ……知る人ぞ知るマイナーグッズだと記憶していたが、果たしていつ頃の物だったか……」

 

困惑する者達。それを他所に、宗美がしみじみと過去を振り返っている。

 

宗美「……ペロリーナ……懐かしい名前ですね」

 

山下「宗美さん、知ってるんスか?」

 

宗美「ええ……昔東京にいた時、薫さんとお揃いにしていたコトがありまして……あの頃は色々あったケド、今となっては良い思い出です」

 

辰也「宗美さん……」

 

ジゼラ「宗美さんの時代に流行ってたって事は……」

 

フォント「どれだけ昔なんだろうか……」

 

ヴィヴィアン「じゃあ、趣味の分かる宗美には〜……これ!」

 

ヴィヴィアンがポーチから人形を取り出す。ツギハギだらけで舌を垂らした熊のような人形……ペロリーナは、見る人が見れば「キモカワ」として受け入れられそうなデザインであった。

 

宗美「いいんですか?」

 

ヴィヴィアン「いいの! あたし、他にもいっぱい持ってるし……それに、仲間の証だから!」

 

宗美「ありがとうございます……では、僕からもこちらを……」

 

宗美も袖口から、木彫りの熊を取り出し、ヴィヴィアンへと手渡す。

 

ヴィヴィアン「おお〜! ちょ〜かっちょいい〜っ!!」

 

宗美「ふふ……喜んでもらえて幸いです」

 

ヒカル「木彫りの熊……渋いねぇ〜」

 

ウリバタケ「剛健さの中に洗練さも感じられる……まさに芸術品だ!」

 

辰也「俺も彫ってもらおうかな……木彫りのガンダムとか……」

 

フォント「辰也……流石にそれはハードルが高くないか……?」

 

和やかな雰囲気……それを遠くから、居心地悪そうに睨んでいる人影があった。

 

ヒルダ「……ったく、どいつもこいつも……外からやってきた連中と馴れ合いやがって……」

 

クリス「私達は違うよね……ヒルダ、ロザリー……!」

 

ロザリー「だな……鏡様以外は、アタシらの敵だ!」

 

ヒルダ「ああ……ん?」

 

同意しそうになるヒルダ。だが寸前、理解し難いワードが出た事で、思考を止める。

 

ロザリー「なあなあ、聞いてくれよ、ヒルダ! 鏡様……訓練だとか言って、あのスケベバカ共と行きやがったんだぞ!?」

 

クリス「私達よりも、あの変態共の方がいいのかな……」

 

ヒルダ「……ちょっと待てよ、お前ら……その……鏡……様って……?」

 

ロザリー「ヒルダ、遅れてんな〜! 鏡様って言ったら、ビッグシューターってのに乗ってる、銀髪のイケメンに決まってんだろ!」

 

クリス「あの人……カッコいい……!」

 

ヒルダ「……」

 

2人の話についていけず口を噤む。

 

ロザリー「でも、鏡様の近くには、あのスケベ野郎もいるし……ほんと、嫌になるぜ!」

 

クリス「つばきって女も……鏡様とどういう関係なのか……事と次第によっては、許さない……!」

 

ヒルダ「……アタシ、行くわ」

 

はぁ……と呆れ、2人を置き去りにどこかへと消えるヒルダ。

 

ロザリー「あ、おい! どこ行くんだよ、ヒルダ!」

 

ヒルダ「うるせえ! 1人にさせろ、裏切り者!」

 

クリス「行っちゃった……」

 

2人の間には、静寂が残った……。

 

〜アルゼナル・医務室〜

マギーが諸用で席を外し、傷病人が横たわるだけの部屋……そこにヒルダが腰掛け、ゾーラと会話をしていた。

 

ヒルダ「……なんて事があってさ……」

 

ゾーラ「ははは! ヒルダも随分と苦労してんじゃないか」

 

ヒルダ「笑い事じゃねえっての!」

 

ゾーラ「でもアタシ、聞いたよ? アンジュの帰還パーティーで、アンタがエルシャを手伝ったって」

 

ヒルダ「あ、あれは……上から言われたから仕方なく……!」

 

ゾーラ「そう言いながら、案外楽しそうだったとも聞いたけどねぇ」

 

ヒルダ「ん、んな訳……!」

 

ゾーラ「ま……人の気持ちってのは複雑だからねぇ……心の底では、いきなりやってきた訳分かんねえ奴らと仲良くなんてしてられっか……なんて、壁作ってんだよな?」

 

ヒルダ「……」

 

ゾーラ「……アタシもさ、最初は思ったよ。余所モンと手え組むなんて、司令はどうかしちまったのか……ってな。でもな、意外とあいつら、面白れえ奴らばっかだし……もうちょい話してみりゃ、割りかし溶け込めんじゃないか?」

 

ヒルダ「ゾーラ……」

 

ゾーラ「ヒルダ……アンタは誤解されやすいけど、本当は繊細で……だけど、頼り甲斐のある可愛い奴だ。それはアタシが一番分かってるよ……腹ん中で何か、隠してる事もな」

 

ヒルダ「!」

 

ゾーラが目を細める。自分の心を見透かされ、びくりと体を反応させるヒルダ。

 

ゾーラ「安心しな、別にアンタを責めるつもりはない。ただ……少しだけでもいいから、心を覆ってる壁を壊してもいいんじゃねえのって思うだけさ」

 

ヒルダ「……」

 

だったら……言う通りにしてやろうか? コイツの目の前で、アタシの本心って奴を……!

 

ヒルダが心の奥底で、黒いモノを吐き出そうとする……喉元まで出かかった寸前、ドアのノック音が響き、その瘴気は引っ込められた。

 

浩一「お邪魔しま〜す……あ、先客いたんだ」

 

道明寺「お、赤髪の姉ちゃん。ゾーラさんの見舞いか?」

 

ヒルダ「アンタら……!」

 

城崎「皆さん、ここで争いゴトは控えてください……ゾーラさん、具合はどうですか?」

 

小競り合いが始まりそうになる場を抑える城崎。そのまま、ゾーラの方へと目を向ける。

 

ゾーラ「ああ、ぐっすり眠ったおかげで、この通りピンピンしてるよ! ありがとうな、えっと……浩一の彼女、だよな?」

 

城崎「かっ、かの……っ!?」

 

唐突な言葉に、口元を押さえる城崎。側で聞いてた浩一も、顔を赤らめていた。

 

浩一「ちょ……ゾーラさん! オレたち、別にそういう関係じゃ……」

 

ゾーラ「隠す事ないじゃないか! いや〜いいねぇ、楽しんでるみたいで何よりだよ」

 

道明寺「言われてんぜ、お二人さん」

 

浩一「お前は黙ってろよ!!」

 

城崎「かっ、からかわないでください!!」

 

ミランダ「……ゾーラさん、それ以上はセクハラになりますよ」

 

ココ「……」

 

そんな中、呆れながらミランダが部屋へと入る。後ろにいるココは、頬を染めながら顔を伏せっていた。

 

ゾーラ「ココにミランダ! アンタらもアタシのお見舞いに来たのかい?」

 

ミランダ「まあ、それもありますけど……」

 

ココ「私達、ナオミに会いに来たんです」

 

ゾーラ「……ああ、そっちか……」

 

城崎「ナオミ?」

 

聞き慣れない名前に首を傾げる城崎。それを見て、ゾーラが口を開いた。

 

ゾーラ「アンタらは知らなかったね……ナオミってのは、こいつらと一緒に入る予定だった新人だよ」

 

ミランダ「あたし達3人、幼年部の頃から仲良くてね……一緒に第一中隊に入れるって聞いた時は、そりゃあ喜んだよ」

 

ココ「うん……でも、テスト中の事故で、ドラゴンに……」

 

浩一「え……」

 

ココの言葉を聞き、浩一が動揺する。場の空気も一転、ひやりとしたものに変わった。

 

ゾーラ「間一髪、命は拾ったけど、ずっと寝たきりでさ……体はほとんど治ったが、心はまだ夢の中……ってね」

 

ココ「……私達、無事に今日まで生き残れたのに……その中に、ナオミがいないなんて……!」

 

ミランダ「泣くなよ、ココ……!」

 

ココが顔を覆い、嗚咽を漏らす。諌めようとするミランダの目からも、涙が溢れかけていた。

 

ゾーラ「……って訳さ。悪いけどアンタ達、少し席外してくんないか?」

 

城崎「はい……お邪魔しました……」

 

道明寺「……ま、その前に、席外したっぽい奴もいるケドな」

 

浩一「あ、そういえば……」

 

道明寺の言葉で、赤髪のツインテールが、いつの間にか視界から消えていた事に気づく浩一達であった……。

 

〜アルゼナル・ゾーラの部屋〜

絢爛で広々とした部屋……淫靡な雰囲気を漂わせる大きなベッドで、ヒルダはぽつんと体を縮こまらせていた。

 

ヒルダ「畜生……」

 

ヒルダ(アタシ……独りぼっちだ……ロザリーもクリスも、ゾーラも、皆も……アタシから離れていって……気づいたら、周りに誰もいなくて……)

 

そうかよ……そんなに孤独に閉じ込めたいのかよ……だったら……!

 

ヒルダ(だったら……もっとメチャクチャにしてやるよ……!)

 

蓋をされたドス黒い瘴気……それが心に広がる最中……耳を劈く警報が鳴った。

 

ヒルダ「!」

 

それを聞き、ヒルダもまた外へと出ていった。

 

 

 

第十五話 ドリルでブチ抜き絆を繋げ!

 

 

 

〜DB海域・とある島〜

アルゼナル近郊の島……ビルドベースの面々と、色々とやらかしていた弁慶やサイ・サイシーが訓練を行う目の前で、シンギュラーが開く。

 

柳生「! 気をつけて、貴方達!」

 

剣児「あのデケェ穴……ドラゴンが来んのかよ!?」

 

言うが早いか、大穴からドラゴンが出現する。

 

つばき「訓練中にドラゴンが出るなんて……!」

 

弁慶「何という不運……だが!」

 

サイ・サイシー「面白え! オイラ達で返り討ちにしてやるぜ!」

 

門子「調子に乗ってんじゃねえぞ、馬鹿共!」

 

身堂「そう逸るな、お前達……今、援軍も来てくれた」

 

身堂がそう言うと、ジーグ達の後ろから、ナデシコとイサリビ……そして、そこから様々な機体群が現れた。

 

オルガ「チッ……ドラゴンの野郎共か……!」

 

ユリカ「柳生さん達にドスケベトリオの皆さ〜ん! 大丈夫ですか〜!」

 

ユリカの発言にずっこける該当者3人。

 

剣児「ど、ドスケベって……!」

 

竜馬「ははっ! 随分とスケールがデカくなってんじゃねえか!」

 

アルゴ「これもお前達の自業自得だ」

 

鏡「だな……少しは反省しろ」

 

アキト「ユリカ! 女の子がそんな言葉をなぁ!」

 

ルリ「別に間違ってはいません。何ならバカもつけましょう」

 

アキト「そういう問題でもないって!」

 

リョーコ「お前ら、いつまでふざけてんだ!!」

 

サリア「今いるのはドラゴンの出現空域だ! 死にたくなければ気を引き締めろ!!」

 

リョーコとサリアの怒号で、一気に緊張感が広まる。同時に静寂もまた、場を支配した。

 

森次「……落ち着いたか? ならば……戦闘開始だ」

 

ジュンコ「今はドラゴンだけだけど、前にもMUってのが出てきたからね……そいつらも警戒しつつ、叩きな!」

 

綾人「ああ……どんな奴が来ても、倒してやる!」

 

ジゼラ「行きますよ、辰也さん!」

 

かくして、戦いが始まった。

 

〜戦闘開始〜

サリア(初戦闘時)

サリア(あの2人……ストレス解消しようとしたら、最悪のタイミングで……! おかげで今、とってもイライラするわ!!)

サリア「……いけないわね、隊長である私が、人のせいにするなんて……でも、最悪な気分は変わらないし……だったらここは、ドラゴンに当たらせてもらうわよ!!」

 

 

ヴィヴィアンorエルシャ(初戦闘時)

ヴィヴィアン「さっきのサリア、超おっかね〜かったな、エルシャ!」

 

エルシャ「そうね……サリアちゃんも色々と、溜まる物があるのよ……だからこそ、私達が支えていかないと……!」

 

ヴィヴィアン「うん……じゃあ早速、ドラゴン退治にレッツラゴーだ!」

 

 

ヒルダ(初戦闘時)

ヒルダ(クソが……どいつもこいつも、アタシをイラつかせやがって……!)

ヒルダ「気に入らねえ……気に入らねえ! ムカつく!! この鬱憤は、テメェらブッ殺しても、晴れねえだろうよ!!」

 

 

ロザリーorクリス(初戦闘時)

ロザリー「ヒルダの奴……あんな怒っちまって……どうしたんだよ?」

 

クリス「う、うん……とても怖かった……!」

 

ロザリー「ああ……でも、今んな事考えてたら、ドラゴンに食われちまうぜ! だから、まずはコイツら倒してからだ!」

 

 

ココorミランダ(初戦闘時)

ココ「ナオミ……いつになったら、目を覚ましてくれるのかな……」

 

ミランダ「ココ! あたしだって同じ気持ちだよ……けど、今はそんな事、考えてる余裕ないから!」

 

ココ「ミランダ……ごめん! そうだよね……ナオミの事心配しすぎて、私達が死んじゃったら、ナオミが悲しむ! だから、まずはドラゴンを倒してからにしよう!」

 

 

ビルドベース(初戦闘時)

柳生「ビルドベースから支給されたジーグの新兵器……その訓練中にドラゴンが出るとはね……」

 

鏡「予想はしていましたが……やはり、ぶっつけ本番にはなるかと」

 

つばき「そうね……剣児、やれる!?」

 

剣児「おおよ! 楽園にいたと思ったら地獄にぶち込まれたんだ、こうなりゃとことん、暴れてやるぜ!!」

 

 

ゲッターチーム(初戦闘時)

竜馬「おい、ドスケベ生臭坊主! 訓練でへばってんだろ? 無理すんじゃねえぞ!」

 

弁慶「だ、黙れ竜馬! この程度の相手、俺にとっては不足なしよ!」

 

隼人「威勢はいいな……煩悩のままに行動し、ジル司令に玉蹴られた後とは思えん位には、な」

 

弁慶「お前もしつこいぞ、隼人! こうなれば、この勢いのまま蹴散らしてくれる!!」

 

 

サイ・サイシー(初戦闘時)

サイ・サイシー「くそ〜……せっかく色々と楽しんでたら、大目玉食らって訓練付き合わされた挙句、ドラゴンまで出てきちまうなんて……オイラ、ここ来てから結構ツいてねえや……」

サイ・サイシー「ま……こっからは気持ちを切り替えて……ドラゴン退治、いっちょやってやるぜ!」

 

 

綾人(初戦闘時)

綾人「ラーゼフォンに乗って、TOKYO JUPITERから出て、色々あってアルゼナルに来て……やっぱり俺、とんでもない事に巻き込まれてるよな……」

綾人「まあ……そんなの、今更だよな! とにかく今は、目の前の窮地を切り抜けるんだ!」

 

 

〜〜〜

つばき「剣児! マリンパーツを出すわ!」

 

剣児「ああ! 水の上からぶっ放してやるぜ!」

 

弁慶「ミサイルの大盤振る舞いだ……遠慮せず食らえい!」

 

サイ・サイシー「伸びろ! ドラゴンクロォォォーーーッ!」

 

鬼気迫る3機の攻撃が、ドラゴンを次々と蹴散らしていく。

 

アンジュ「どいて、アンタ達」

 

ヴィルキスもまた前に出て、ドラゴンを落とす。

 

ロザリー「あいつ……アタシ達の獲物、横取りしやがった!」

 

クリス「どこまでも邪魔しやがって……!」

 

目と鼻の先にいた獲物を横取りされ、憤る2人。

 

ココ「アンジュ様……あれ? でも……」

 

ミランダ「今のって、考えてみたら……ある意味、守ったって事になるのかな?」

 

ヒルダ「ああ!?」

 

そんな中で、ココとミランダがふとした疑問を口に出す。

 

舞人「確かにな……一見、邪魔してるようにも見えるが……」

 

飛鳥「見方を変えれば、自分が前に出て、ドラゴンから守った……とも言えるような……」

 

三日月「そうかもね……別にどっちでもいいけど、ギャーギャーうるさい奴らが突っ込んで死ぬより、幾分かマシだよ」

 

ロザリー「んだと……テメェ!!」

 

チボデー「ヘイヘイ! ドッグ&キャットファイトは後にしな!」

 

アレンビー「またシンギュラーってのが開くよ!」

 

アレンビーの言葉通り、シンギュラーが開く。そこからまた無数のドラゴンと、その中に特徴的な角を持つ、巨大なドラゴンが現れた。

 

ドラゴン「……」

 

巨大なドラゴンは大地に降り立つ。ずっしりとしたその巨体からは、どことなく威圧を感じさせるものがあった。

 

シズナ「な、何やアイツ!」

 

シロー「随分とデケェドラゴンだな……!」

 

ヴィヴィアン「うん! でも、何だ……ピリピリ感じる……」

 

エルシャ「サリアちゃん……あのドラゴン、何か知ってる?」

 

サリア「いいえ……あんなの、今までのデータにない……!」

 

ヒルダ「って事は……初物か!」

 

言うが早いか、ヒルダの機体が角付きの方へと向かう。ロザリーとクリスも、その後を追った。

 

ウッソ「ヒルダさん達!? 何してるんです!?」

 

ヒルダ「決まってんだろ? 初物食いだよ!」

 

ロザリー「見つけただけでも大金持ちなんだ、討伐すれば見た事もねえくらいの金が手に入るぜ!」

 

九郎「目的はやっぱ金かよ! 気持ちは分かるがなぁ!」

 

ジャック「ちいとばかし、危険じゃねえのか?」

 

九郎やジャックの言葉もどこ吹く風、3人はドラゴンへと向かう……ドラゴンの群れが、角付きから離れている事に、疑問を抱える事なく。

 

ゴルドラン「ドラゴン達が離れている……妙だな……」

 

ハロロ『ドランさんもそう思っているようですね……!』

 

ヴィヴィアン「ピリピリ……ビリッ……ビリ……!」

 

アンジュ「ヴィヴィアン……?」

 

隼人「竜馬……」

 

竜馬「ああ……ゲッターも俺も感じてやがるぜ……妙な気をよ……!」

 

久遠『堕天……深き地の底……欲深き乙女達は、地に伏し罪を懺悔する……』

 

樹『……なるほどね。艦長さん、全機に後退指示を出してくれないかな?』

 

ユリカ「えっと……よく分かんなかったけど、そういう事なら!」

 

ルリ「皆さん、あのドラゴンから離れてください」

 

ルリがそう言う間もなく、角付きは自らの足元に、魔法陣を広げた。

 

アル「ぬ……あの魔法陣は……!」

 

鏡「聞こえたか3人共! 攻撃が来るぞ!」

 

ヒルダ「はっ! 余計なお世話だぜ、余所者!」

 

ロザリー「何心配してんだよ、鏡様!」

 

クリス「嬉しいけど、こんなの大した事ない───」

 

鏡の言葉を意に介さず、3機はドラゴンへと攻撃を続ける───

 

 

 

 

 

───自らの機体が、地に落ちるまで。

 

ヒルダ「ぐっ!!?」

 

ロザリー「なっ!?」

 

クリス「ううっ!!?」

 

突然の出来事に、ただ声を出す事しかできない3人。

 

エルシャ「ヒルダちゃん! ロザリーちゃんにクリスちゃんも!」

 

サリア「押し潰されてる……あのドラゴンがやったの!?」

 

辰也「スピード馬鹿の使った策を思い出すぜ!」

 

ジゼラ「でも、電磁場とはまた違う……あれは!」

 

由木「もしかして、重力を操ってる……!?」

 

ルリ「由木大尉の言う通りです。あのドラゴンは重力を操る能力を持っている……そして発生源は、あの角でしょうね」

 

ルリが角付きの攻撃について説明する。

 

ブルーガンバー「ヒルダさん達を助けなきゃ!」

 

イエローガンバー「おう! あの角をへし折ってやりゃいいんだろ!?」

 

レッドガンバー「分かってるけど、どうすんだよ!? 下手に近づいたら、俺たちまでぺしゃんこだぞ!?」

 

ヴィヴィアン「でも、ほっとけないよ! ドラゴン! ヒルダ達を離せぇぇぇ〜っ!」

 

ヴィヴィアンがブーメラン……ブンブン丸を、ドラゴンの角目掛けて放つ……が、それは重力に絡め取られ、威力を失い、力無く舞い落ちた。

 

ヴィヴィアン「あ……ブンブン丸が……」

 

ジョルジュ「飛び道具も無駄……という訳ですか……!」

 

三日月「フォント、Iフィールドとかのバリアは?」

 

フォント「それも駄目かもな……どこまで耐えられるかが分からない……っ!」

 

舞人「凱さん! ディバイディングドライバーはどうですか!?」

 

凱「重力の範囲を湾曲させるか……だがこの状況、どうなるかは分からん上、最悪ヒルダ達が巻き込まれる恐れもある!」

 

ユリカ「目には目を……重力には重力を! ここはグラビティブラストで!」

 

メグミ「駄目です! 下手に撃てば、ヒルダさん達まで巻き添えに……!」

 

アンジュ「別に、いいんじゃない? 大金諸共死ぬなら、あいつらも本望でしょう」

 

仲間達の窮地……アンジュはそれを、冷ややかに吐き捨てる。

 

ミランダ「アンジュ!」

 

浩一「アンタ……変わったと思ったらまだそんなコト……!」

 

ヒルダ「ケッ……そうかよ……!」

 

クリス「イタ姫……!」

 

ココ「アンジュ様の気持ちも分からなくはないですが、今はそんな事を言ってる場合では……!」

 

アンジュ「……なんて、前の私なら言ってたでしょうね。けど、いくらあんな奴らでも、目の前で死なれちゃ気分が悪いわ! それにあんなの、真上から角をへし折ってやれば……!」

 

サリア「高高度から垂直落下し、質量をぶつける……確かにそれなら……!」

 

アンジュ「言い出しっぺは私よ! とっとと飛んで、決めてやるわ!」

 

そう言うとヴィルキスは、エンジンをふかし空へと舞い上がろうとする……が、寸前で柳生がそれを止めた。

 

柳生「待ちなさい、それならもっと良い手があるわ……剣児君!」

 

剣児「あん!?」

 

つばき「柳生さん! まさか……」

 

柳生「ええ! 鏡、つばき! マッハドリルを出して!」

 

柳生が鏡達に指示を出す。訓練に付き合っていた者達は、様々な声を上げていた。

 

サイ・サイシー「大丈夫なのかよ!? あれ……オイラ達が手伝った時は失敗ばっかだったじゃんか!」

 

弁慶「うむ……だが、今は四の五の言っている場合ではない!」

 

鏡「実戦で成功させるぞ! 2人共、いいか!」

 

剣児「おうよ! 俺は本番に強えんだ……やるぞ、つばき!」

 

つばき「剣児……分かったわ! マッハドリル、シュゥゥゥーーートッ!!!」

 

ビッグシューターからマッハドリルが射出される。ジーグが飛び上がり、換装しようとする。が……

 

剣児「うおおっ!? は、速え!!」

 

つばき「剣児!」

 

……あまりの速さにジーグが弾かれ、地面とぶつかり合ってしまった。

 

サイ・サイシー「だ、だから言ったじゃんよ!」

 

ドモン「いや、まだ諦めるには早い!」

 

ロザリー「何……してんだよ……あいつは……!」

 

クリス「早く……しないと……っ……!」

 

剣児「うっせえ! 黙って待ってろ!」

 

危機的状況の中、言い争う3人。それを冷ややかに見つめるアンジュ。

 

アンジュ「……見てられないわね。やっぱり私が!」

 

ヒルダ「……」

 

再び、ヴィルキスが空高く飛び上がる。そしてその間に、ヒルダが何かを考えている……と、ジーグへ通信を繋いだ。

 

ヒルダ「おい……スケベ野郎……!」

 

剣児「な、何だよ!? お前も文句あんのか!?」

 

ヒルダ「アンタさぁ……アタシ達の体……興味ある……よな?」

 

ロザリー「ヒルダ……!?」

 

竜馬「あいつ……こんな時に何言ってやがんだ!?」

 

エルシャ「あらあら……子供達にはまだ早いわね〜」

 

ゴルドラン「主達よ、少し耳を塞いでいてもらいたい」

 

唐突な発言に、困惑の声が上がる。

 

剣児「お……おう! 当たり前だろ!」

 

つばき「け、剣児!?」

 

シズナ「アンタもハッキリ答えんなや!!」

 

サリア「ヒルダ……急に何を……」

 

身堂(なるほど、そういう事か……!)

 

門子(へぇ〜……考えたな)

 

ヒルダ「もしその……マッハドリルって奴……成功させて……アタシ達助けてくれたら……胸、揉ませてやるよ」

 

剣児「!!!」

 

突拍子もなく提示された条件……剣児は驚き、同時に顔を綻ばせた。

 

クリス「ヒルダ……本気で言ってるの……!?」

 

サリア「ひ、ヒルダ!! 貴方、そんな冗談言ってる場合じゃないでしょ!!?」

 

ヒルダ「大マジだ……死にかけてんのに……冗談言う馬鹿が……いるかよ……! おい……どうなんだ……? やれんのか……!?」

 

剣児「本当なんだな!? 本当に助けたら、おっぱい揉ませてくれんだろうな!!?」

 

ヒルダ「……ああ……嘘は……つかないよ……!」

 

苦しみながらもにやりとした笑みを浮かべるヒルダ。一方の剣児は、提示された「ご褒美」に闘志を漲らせていた。

 

剣児「っしゃあっ!! やる気が湧いてきたぜぇぇぇぇ〜〜〜っ!!!」

剣児(よっし! やってやる……こいつを成功させて、俺はおっぱいを……!)

 

ってか……あのドリル、見てると段々と……

 

闘志が滾り、意識も研ぎ澄まされる……その中で剣児の目には……

 

剣児「! 見えた……俺の大好きな物……!」

 

……マッハドリルが、自分の好きな「アレ」として、映っていた。

 

剣児「来い! 俺のおっぱいドリル!!」

 

指をわきわきと動かし、向かってきたドリルを揉むように握る。ドリルと掌がぶつかり合い、貫かれ、そして……ジーグの腕に、マッハドリルが換装された。

そしてその勢いのまま、空を猛スピードで突き抜けるジーグ。既にある程度飛んでいたヴィルキスを追い抜き、急降下した。

 

アンジュ「! 速い!」

 

剣児「おりゃあああぁぁぁ〜〜〜っ!! おっぱいドリルアタァァァーーーック!!!」

 

アンジュ「……っ、私も!」

 

アンジュも負けじと、ヴィルキスの速度を上げ、そして蹴りの体勢で急降下する。ジーグがドリルで、ヴィルキスは蹴りでドラゴンの角を破砕した。

 

ドラゴン「グアアアァァァーーーッ!」

 

両角を折られたドラゴンは、雄叫びを上げふらつく……が、大地を踏み締め、体勢を整える。一方でヒルダ達も、重力から解放され、すぐにその場から離れた。

 

ヒルダ「……っし! これで機体が動かせるぜ!」

 

ロザリー「ああ! でも……」

 

ロザリーがちらと目をやった先には、大はしゃぎの剣児の姿。

 

剣児「おい! これでおっぱい揉ませてくれんだよな!?」

 

アンジュ「アンタいちいちうるさいわよ! さっきから聞いてて恥ずかしいわ!!」

 

クリス「最悪……!」

 

城崎『本当に……最低ですっ!』

 

ルリ「やっぱり、バカだ」

 

女達が口々に罵声を浴びせる……そんな中、自軍戦艦の後続から、紫色と白色のパラメイルが出現した。

 

???1「はははっ! 面白いモン見せてもらったよ! じゃあ、今度はこっちの番だ!」

 

???2「イエス・マム! 私も行きます!」

 

ヒルダ「! その声……」

 

ココ「もしかして……!」

 

ヒルダとココの言葉が終わらない内に、2機のパラメイルはドラゴンを次々と撃ち落とす。手際よく、あるいは覚束なくとも、ドラゴンの数を減らしていった。

 

ゾーラ「アンタ達、アタシがいない間によく頑張ったねぇ!」

 

ナオミ「ここからは私達も戦います! 任せてください!」

 

ロザリー「お姉様!!」

 

ミランダ「ナオミ……お前、ナオミだろ!?」

 

ゾーラ「そうだよ! 第一中隊前隊長ゾーラ……ただいま復帰ってね!」

 

ナオミ「同じく第一中隊新人隊員ナオミ……復活です!」

 

自らを呼ぶ声に応える2人。縁のある者達は、口々に歓喜の声を上げていた。

 

クリス「ゾーラお姉様……よかった……!」

 

ミランダ「もう……起きるのが遅いっての!」

 

ゾーラ「さて……感動の再会といきたい所だが、ちょいと邪魔者が多いね……んじゃ、とっとと全員撃ち落とすとするか!」

ゾーラ「ココ、ミランダ! アンタらにはナオミを任せる……新人同士、支えてやりな!」

 

ココ「イエス・マム! 待っててね、ナオミ!」

 

ミランダ「今行くよ!」

 

ゾーラのアーキバスは最前へと向かう。ナオミも、ココとミランダを両側につけ、そこに並んだ。

 

身堂「マッハドリルの換装も無事完了、それに心強い仲間も増えた……か」

 

柳生「この勢いでドラゴンも全滅よ……いいわね、皆!」

 

ゾーラとナオミ……新たに2人を加え入れ、更に戦闘が続けられた。

 

〜戦闘再開〜

ゾーラ(初戦闘時)

ゾーラ「流石はマギー……名医だよ、アンタは。おかげで絶好調で戦える!」

ゾーラ「さて……アタシの可愛い部下達を泣かした悪いドラゴンには、キツいお仕置きをしてやらなきゃねぇ!」

 

 

ゾーラ(対ビッグホーンドラゴン)

ゾーラ「こいつだね? ヒルダ達を泣かしたドラゴンってのは」

ゾーラ「アタシも寝たきりだったんだ、手負いだろうが関係ないね……覚悟しな!」

 

 

ナオミ(初戦闘時)

ココ「ナオミ! やっと目が覚めたんだね!」

 

ミランダ「ったく……寝坊した分、しっかり働いてもらうよ!」

 

ナオミ「ココ、ミランダ……うん! それじゃあ、3人で一緒にやろっか!」

 

 

ナオミ(対ビッグホーンドラゴン)

ナオミ「大っきいドラゴン……幼年部でも教わった事ないけど……もしかして、初物?」

 

ミランダ「そうだよ! あんたの先輩、あいつにやられてたんだ!」

 

ココ「3人で倒そう、ナオミ、ミランダ!」

 

ナオミ「そうだね……どこまでやれるか分かんないけど、3人でなら!」

 

 

アンジュ(初戦闘時)

アンジュ(ゾーラ……ちょくちょく見舞いには行ってたけど、やっと復帰したのね……それとナオミって、この服の元の持ち主よね……返した方がいいかしら……?)

アンジュ「……まあ、そんなの後でもいいわ。それよりもまず、こいつらを蹴散らす!」

 

 

アンジュ(対ビッグホーンドラゴン)

アンジュ「ご自慢の角、へし折ってやったわよ……これでもう、あの変な攻撃はできないわね……!」

アンジュ「覚悟しなさい、デカブツ! 私達を相手にした事、後悔させてやるわ!」

 

 

サリア(初戦闘時)

サリア(ゾーラ……隊長……私は貴方のように、ちゃんとやれていますか……?)

サリア「この後はどうなるか分からない……だけど、今は私が隊長よ……最後まで、やってみせるわ!」

 

 

ヒルダorロザリーorクリス(初戦闘時)

ロザリー「お姉様、やっと復帰したぜ!」

 

クリス「嬉しい……これでまた、一緒に戦える……!」

 

ヒルダ「……だな」

 

ロザリー「何だよヒルダ、嬉しくねえのか?」

 

クリス「あのスケベバカに胸揉まれる事考えてるんでしょ……助けてもらって何だけど、あいつ、本当にキモい……!」

 

ヒルダ「さてね……何でもいいけど、目の前の事に集中しないと……死ぬよ!」

 

 

ヒルダorロザリーorクリス(対ビッグホーンドラゴン)

ヒルダ「散々アタシ達を苦しめたんだ、覚悟はできてんだろうな?」

 

ロザリー「ブッ殺して、大金に変えてやるぜ!」

 

クリス「許さない……あのスケベバカの前に、殺してやる!」

 

ヒルダ「気合い入ってんじゃねえか……んじゃ、やってやろうぜ!」

 

 

ヴィヴィアンorエルシャ(初戦闘時)

ヴィヴィアン「前に出したあたしのクイズ、答えは……誰も死にませんでした〜!」

 

エルシャ「ええ……よかったわね、ヴィヴィちゃん。でも、油断しちゃダメよ……しっかり気を引き締めていかなくちゃ!」

 

ヴィヴィアン「うんうん! それじゃあ次のクイズ! この場で1番ドラゴンを倒すのは誰でしょ〜か!」

 

エルシャ「その答え、私達だといいわね……それじゃ、行くわよ!」

 

 

ヴィヴィアン(対ビッグホーンドラゴン)

ヴィヴィアン「ピリピリビリビリも、もう感じない……じゃあ、もう怖いもんなしだ!」

ヴィヴィアン「ブンブン丸の仇、取っちゃうよ!」

 

 

剣児(初戦闘時)

剣児「見たか! ジーグのマッハドリルを! これでおっぱいは俺のもんだぜ!」

剣児「お前ら倒しておっぱい揉ませてもらうからよ、とっととやられちまえっての!」

 

 

剣児(対ビッグホーンドラゴン)

剣児「ざまあ見ろ、角ドラゴン! おっぱいドリルでぶち壊してやったぜ!」

剣児「お前なんか、角なきゃただのデカブツだ! お前を倒して、俺はおっぱいを揉むんだよぉぉぉ〜〜〜っ!!」

 

 

鏡(初戦闘時)

つばき「剣児の奴……本当にもう……!」

 

鏡「ま……結果としては成功だな。しかし、この後の事を思うと頭が痛くなるな」

 

つばき「全くよ! 鏡君、何とかならないかしら……」

 

鏡「あの女の事だ……裏で何かは考えていそうだが……とにかく今は、この場を切り抜けるとしよう!」

 

 

柳生(初戦闘時)

門子「面白え! あの女、あの馬鹿をやる気にさせやがった!」

 

身堂「一緒にいれば、扱い方も分かってくるもんだ……特に、あの手の単純な奴はな」

 

柳生「後の事はヒルダに任せとこうかしら……でもあの子の事だし、裏はありそうね〜」

柳生「それじゃ、後はこいつらを片付けるとしましょう! 何だかんだ剣児君も頑張ったんだし、私達もやらなきゃね!」

 

 

ゲッターチーム(初戦闘時)

弁慶「よくやったぞ剣児! しかし、奴が羨ましいものだ……」

 

竜馬「お前、本気で思ってんのかよ!? あいつがそう簡単にやらせる訳ねえだろ!」

 

隼人「ほう、珍しく意見が一致したな……ま、あの女の裏など、見ていれば分かるか」

 

弁慶「う、うむう……だがまずは、戦友の特訓成功に祝砲を上げてやろう! ゲッター3のミサイルでな!」

 

 

サイ・サイシー(初戦闘時)

サイ・サイシー「いや〜、まさか成功させるなんてな〜! オイラももっと信じてやりゃあよかったぜ!」

サイ・サイシー「……でも、何か嫌な予感がすんだけど……あいつ、嘘つくつもりはねえよな……」

サイ・サイシー「……ま、いいか! とりあえずダチのお祝い、派手にやってやるぜ!」

 

 

〜〜〜

ゾーラ「ヒルダ、ロザリー、クリス! フォーメーションだ!」

 

ロザリー「イエス・マム!」

 

ヒルダ「腕、鈍ってないよな?」

 

クリス「また戦える……お姉様と!」

 

ゾーラ機、ヒルダ機が前に出て、ドラゴンを斬り撃ち、落とす。ロザリーとクリスの機体も、後方から砲撃で援護している。

 

ゾーラ「これで止めと行くよ!」

 

ゾーラの合図で、各機が凍結バレットを放つ。次々とドラゴンが氷漬けにされ、海へと落ちていった。

 

ココ「すごい……ゾーラさん達……!」

 

ミランダ「だね……あたし達も負けないよ! ココ、ナオミ!」

 

ナオミ「うん! 上手くできるか分かんないけど……やってみる!」

 

ナオミ達も、剣や銃を使って、ドラゴンを倒していった。

 

ミランダ「それじゃあ、こいつで止めだ!」

 

ミランダがそう言うと、3機もまた凍結バレットで、ドラゴンを凍らせていった。

 

ナオミ「流石だね、2人共……!」

 

ミランダ「これでもあんたより先に、戦場出てるからね」

 

ココ「私達の方が、ちょっとは先輩だから!」

 

そう話すココの前に、ドラゴンが大口を開けて迫る……が、ヴィルキスとサリアのアーキバス、レイザーがそれを撃墜した。

 

サリア「油断しないで、貴方達」

 

アンジュ「足引っ張るなら下がってなさい!」

 

ヴィヴィアン「ほらほら、どんどん行くよ〜!」

 

ココ「は、はい……!」

 

ミランダ「……やっぱり、まだまだかもね」

 

ナオミ「だ、だね……」

 

そうこうしている間にも、ドラゴンは数を減らしていき、残るはビッグホーンドラゴンと数匹程度となった。

 

つばき「ジーグバズーカ、シュートォッ!!」

 

剣児「おっしゃあ! ぶっ放してやるぜ!」

 

ビッグホーンドラゴンの体に砲撃が当たる……それでも、未だに姿は残っていた。

 

剣児「しぶてえな! まだやるってのかよ!」

 

剣児がぼやく中、後ろからヒルダ達の機体がジーグを押しのけ、ドラゴンへと突撃する。

 

ヒルダ「邪魔すんなよ、胸触らせてやんねえぞ〜?」

 

ロザリー「どけよ! お前が吹っ飛ばしたら、キャッシュがパーになるだろうが!」

 

クリス「……死ね」

 

剣児「どわっ……おい! 待てよ!」

 

つばき「……自業自得よ、エロ剣児」

 

鏡「……」

 

気がつくと、ビッグホーンドラゴンの周りは、第一中隊の機体で囲まれていた。

 

ドラゴン「……!」

 

ゾーラ「さて……そろそろお開きと行こうか!」

 

サリア「総員、速攻で仕留めるぞ!」

 

サリアがそう叫ぶと、各機体は銃を撃ち、刃で斬り、最後には凍結バレットで氷に包み……物言わぬ氷像を作り上げた。

 

サリア「……対象、沈黙。撃墜と判断」

 

ヒルダ「ふぅ……やっと終わりかよ」

 

ゾーラ「んじゃ、とっとと戻るか。ナオミもお疲れさん」

 

ナオミ「は、はい……! ありがとうございます!」

 

全機体は帰投を行った。

 

柳生「さて、我々も戻りましょう。ちょっと……大変な事になりそうだから」

 

柳生がそう呟くと、どこからか通信が入った。

 

柳生「……! ふふっ……!」

 

〜アルゼナル・格納庫〜

ゾーラ「よう! アタシの可愛い部下達……地獄から地獄へカムホームだ!」

 

戦闘を終え戻ってきたゾーラ。早速、ロザリーやクリスを両腕で抱え込む。

 

ロザリー「わぷ……苦しいよ、お姉様!」

 

クリス「でも……お姉様の腕だ……!」

 

ゾーラ「アンタらそんなに嬉しかったかよ〜! 後でもっと可愛がってやるから、覚悟しな〜!」

 

ヒルダ「……」

 

ロザリーとクリスを抱き締めるゾーラ。ヒルダはそれを、複雑な表情で見ていた。

 

道明寺「行ってきなよ、赤髪……いや、ヒルダちゃん」

 

ヒルダ「あっ、ああ!?」

 

浩一「ゾーラさん、やっと復帰したんだろ? せっかくなんだし、水入らずで楽しんでこいよ」

 

城崎「お見舞いの邪魔をした件もありますから……」

 

ヒルダ「ちっ……変な気ぃ回しやがって……」

 

ゾーラ「ヒルダ〜!」

 

ヒルダの元に、ゾーラが声をかける。それを受けておずおずと、ヒルダがゾーラに近づいた。

 

ヒルダ「あ……あの……ゾーラ……」

 

ゾーラ「……まだつっかえてるモンはあるんだろ?」

 

ヒルダ「……」

 

ゾーラ「気にすんなよ、全部アタシが受け止めてやる……ほら!」

 

ロザリーとクリスを両脇に抱えたゾーラが、腕を開く。ヒルダは暫し止まっていたが、目に涙を浮かべながら、ゾーラの胸元へと飛び込んで行った。

 

ヒルダ「……っ! ゾーラぁ……!」

 

ゾーラ「よしよし……今まで頑張ってきたんだねぇ……」

 

自らの胸で赤子のように咽び泣くヒルダを優しく撫でる。道明寺達は口元を緩ませながら、それを見ていた。

 

道明寺「良かったな、ヒルダちゃん」

 

城崎「ええ……」

 

そんな中、サリアがゾーラに近づき、声をかける。

 

サリア「……復帰おめでとうございます、ゾーラ……隊長」

 

ゾーラ「おお、サリア! アンタもアタシがいない分、よく頑張ってくれたねぇ!」

 

サリア「はい……」

 

ゾーラ「話は色々と入ってたよ……アンタなら、引き続き隊長を任せても良さそうだ」

 

サリア「え……」

 

ロザリー「お姉様、隊長には復帰しないんですか!?」

 

ゾーラ「ああ、言うのが遅れたね……アタシ、今までの腕を買われて、教官を勤める事になったんだよ。リハビリも兼ねてな」

 

ヴィヴィアン「それじゃあこれからゾーラは、ゾーラ先生だ!」

 

エルシャ「教官よ、ヴィヴィちゃん」

 

ゾーラ「どっちでもいいさ! 少しでもたるんでたら、すぐ『指導』してやるからな〜?」

 

……そしてアンジュもまた、ゾーラに近づいた。

 

アンジュ「……ゾーラ」

 

ゾーラ「お、アンジュじゃないか。見舞いに来てた時から見てたけど、アンタも随分変わったよなぁ!」

 

アンジュ「ごめんなさい……私のせいで貴方は……」

 

ゾーラ「だから、気にすんなっての! 戦場じゃよくある事だし、アンタも今は頑張ってるみたいだしな! その調子で、第一中隊を頼んだよ!」

 

アンジュ「ありがとう……ゾーラ。で……アンタが確か……」

 

抱えていたモヤモヤが晴れたのか、アンジュも口元を綻ばせる。続けて、彼女はピンク髪の女に目をやった。

 

ナオミ「! は、はい! 第一中隊新入隊員のナオミです!」

 

城崎「貴方が、ゾーラさん達が言っていた……ナオミさん、ですか」

 

ナオミ「はい! 配属前に色々あったけど……この通り、ピンピンしてます!」

 

ミランダ「寝坊しといてよく言うよ……今までどんな夢見てたんだか」

 

ココ「でも……嬉しいよ……ナオミ……!」

 

ナオミ「ココ……ミランダ……これからは、3人一緒だからね!」

 

3人も目に涙を浮かべ、体を抱き寄せ合った。

 

ゾーラ「感動の再会の所、悪いんだけど……ナオミ、アンタ忘れてないよな?」

 

ナオミ「! え、え〜っと……」

 

ゾーラ「アンタ……ぶっ壊したパラメイルの修理代とか入院費とか、その他諸々で、1億キャッシュの借金抱えてんだろ?」

 

ナオミ「あ……あはは……」

 

法外な額の借金に、ただ笑うしかできないナオミ。周りも茫然とし、哀れみの目を向ける事しかできなかった。

 

ミランダ「え……この歳で、借金……!?」

 

九郎「うお……悲しすぎるぜ……」

 

クリス「それも、1億キャッシュって……」

 

ロザリー「か、考えたくもねぇ……」

 

ココ「な、ナオミ……私も、手伝える事は手伝うから……」

 

エルシャ「もちろん、私達も……ね? 一緒に頑張っていきましょう、同じ第一中隊なんだから」

 

アンジュ「……とりあえず、服……返す?」

 

ナオミ「ありがとう、皆……あと、その服はいいよ……アンジュ、似合ってるみたいだし……」

 

アンジュ「そ、そう……ならいいけど……」

 

剣児「……水を差すようで悪いがよ……ヒルダ、忘れてねえよな?」

 

クリス「うわ……」

 

唐突に話に入る剣児に、嫌悪感を隠そうともしないクリス。女性陣の何人かも、苦々しそうに顔を顰めていた。

 

ヒルダ「……ああ、当たり前だろ?」

 

ロザリー「ヒルダ!? お前マジで言ってんのか!?」

 

サリア「今なら撤回してもいいのよ!?」

 

クリス「そうだよ……ヒルダに手出したら、殺すから……!」

 

剣児「テメェらに用はねえっての! 俺はヒルダの……おっぱいに用があるんだからよ!!」

 

クリス「キモ……」

 

つばき「剣児……アンタ本当に……!」

 

ヒルダ「待ちな……誰がアタシの、って言ったよ?」

 

剣児「は……?」

 

ヒルダの言葉に唖然とする剣児。約束を反故にされるのかとも思い、沸々とした怒りも見せていた。

 

ヒルダ「確かにアタシは胸を揉ませてやるとは言った……でも、『誰の』とは言ってねえよな?」

 

アンジュ「そうね……それは間違いないわ」

 

柳生「ええ。それで彼女から提案が出てね……触らせる人、指名してくれたわ」

 

つばき「ええ!?」

 

門子「揉み応えのある奴ばっかだから、期待しとけよ!」

 

その言葉で一転、上機嫌ににやりと笑みを浮かべる剣児。

 

剣児「おほ〜、やっぱ話の分かる女だぜ! で、相手は誰なんだ?」

 

アルゴ「それは……」

 

昭弘「俺達だ」

 

剣児の前に立ち塞がるアルゴと昭弘。いやらしくニヤついた笑顔が消え、血の気がサッと引いた。

 

剣児「……!!!??!!?」

 

アルゴ「ガンダムファイトのため、鍛え上げた体……存分に味わうといい」

 

昭弘「こんな事のためにトレーニングしてきた訳じゃねえが……いいぜ、来いよ」

 

2人の男は、剣児の方へと迫っていく。

 

剣児「お、おい……やめろ! く、来るんじゃねえ!」

 

ヒルダ「ははは! ロザリー、クリス! そいつ、逃げられねえようにしとけよ!」

 

ロザリー「おう! 覚悟しろよ、スケベ野郎!」

 

クリス「ざまあみろ……絶対離さないから……!」

 

剣児「ちょっ……おまっ……は、離せ! やめろ! うわぁぁぁぁーーーーっ!!!」

 

両腕をホールドされ、筋肉質の男2人にぐいぐいと近づけさせられる剣児。苦悶の叫びは、アルゼナル中に広がっていった……。




・中断メッセージ(ナオミの挨拶)
ナオミ「とほほ……やっと参戦できたと思ったら、いきなり借金抱えちゃった……私、どうすればいいの〜!?」

ミランダ「そういう時は、『幸運』でも使ったらいいんじゃない? 手に入るお金も2倍になるよ」

ココ「もし『幸運』がないなら、『祝福』をかけてもらおうよ! これで借金も楽に返せるよ!」

ミランダ「2人共……でも、それってスパロボの話だよね? 現実じゃ、そんなに上手くはいかないよ……」

ココ「な、ナオミ……」

ミランダ「あーもう、そんな落ち込むなっての! プレイヤーの皆も心配しちゃうじゃないか!」

ナオミ「そ、そうだね……! プレイヤーの皆さん……せめてゲームの中だけでも、私の借金返済を手伝ってください……」
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