スーパーロボット大戦N   作:黒百合蜂

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次の分岐

とっ散らかってる気がするし薄味だけどまあ…こんなもんか


分岐2

〜とある町・食堂〜

各々の目的のため、歩みを進める物達……ふと立ち寄った町で、彼らは食事を摂っていた。

 

ヴァン「……」

 

出された料理に、ヴァンは遠慮なく調味料をぶっかける。

 

辰也「ドレッシングにケチャップにマヨネーズ、おまけにマスタードとソース……」

 

ジゼラ「駄目……見てるだけで吐きそう……」

 

弁慶「まさしく、魑魅魍魎……地獄とは、このような光景を言うのだろうな」

 

カルメン99「やっぱり、相変わらずね」

 

ウェンディ「私、一向に慣れる気配がしないわ……」

 

凱「無理に慣れる必要はないさ……」

 

隼人「全く……見ていられんな」

 

卓を共にする仲間達は、その光景に慄いていた。

 

???1「酷いな……これじゃ料理が泣いてるよ……」

 

???2「だね。ねえ、あんた……それ、本当に美味しいの?」

 

ヴァン「……あ? 別にどう食おうが、俺の勝手だろ」

 

通りがかりの客の2人にも、顰蹙を買うヴァンの皿……

 

ジゼラ「……って、貴方達は……!」

 

辰也「アキトさんに三日月!」

 

ユリカ「はいは〜い! 私達もいるよ〜!」

 

アトラ「ジゼラに辰也さん、久しぶりだね!」

 

面影のある客の姿……アキトに三日月と、その後ろから現れたユリカとアトラ……彼らとの再会は、かつての仲間達にとっても喜ばしいものであった。

 

隼人「お前達も飛ばされてきたか」

 

三日月「うん。オルガ達と一緒にね」

 

ユリカ「私達も、ナデシコと一緒にこっちに来たんだ!」

 

カルメン99「……ねえ、こいつら……貴方達の知り合い?」

 

凱「ああ……俺達の仲間だ」

 

この世界で出会った仲間達に、再会した彼らを紹介する凱。

 

アトラ「ねえ、皆……後でイサリビとナデシコに来てよ!」

 

アキト「色々、話したい事もあるし……それ、食べ終わってからでいいからさ」

 

ヴァン「なあ……それって、俺らもか?」

 

ユリカ「うん! だって貴方達、辰也君達の友達でしょ?」

 

ヴァン「違えよ」

 

ウェンディ「ヴァン……でも、せっかくだし、行ってみない?」

 

カルメン99「色々、面白い情報も手に入りそうだしね」

 

ヴァン「仕方ねえな…… 面倒くせえが、行くか」

 

そうして食事を摂り終わると、彼らは店を出て行った。

 

〜ナデシコ・ブリーフィングルーム〜

町を出て、仲間の艦へと辿り着いた辰也達……彼らは今、ナデシコにて話を聞いていた。

 

辰也「……それじゃあ今、鉄華団はそのウルグスクって所にいるのか」

 

三日月「うん……フォントとジャックも一緒だよ」

 

ユージン「こっちにいるのはそんだけだ……見つけられた奴らは少ねえが、新しい仲間もできた」

 

オルガ「んで、ここから北に少し行くと、そこに着く……ちょいとばかし寒いが、我慢してくれ」

 

辰也「分かりました」

 

ジゼラ「……で、ナデシコはノヴィス・ノアという船と一緒なんですね」

 

ユリカ「そうだよ! こっちにはねぇ……リガ・ミリティアとJUDA、地球防衛組にザウラーズの小学生、第一中隊の人達がいるんだ!」

 

ルリ「JUDAと第一中隊の人達は、ちょいちょい抜けがあるけどね。後、こっちにも新しいお仲間さんがいるよ」

 

アキト「そうだね……それで、ここから東の方に行くと海に出るんだけど……そこを航行してるはずだよ」

 

ミナト「私達、別働隊みたいな感じで動いててね……そろそろ、戻らなくちゃって感じかな」

 

ジゼラ「そうですか……」

 

ユリカ「でね、私達……ナデシコとイサリビで、二手に分かれて行動しようかなって話してたんだけど……」

 

オルガ「あんたら、どっちに来るよ?」

 

リーダー2人の問いかけに、頭を悩ませる辰也達。

 

弁慶「……どうする、隼人?」

 

隼人「そうだな……俺達はウルグスクに行こう。あそこと地続きの所に、俺達が必要とするものの情報があると掴んでな」

 

凱「それに、そっちに新しい仲間がいるとしても、人数としては心許ないはずだ……俺達も数は少ないが、少しでも力になりたいと思ってる」

 

オルガ「ありがとよ……あんた達がいれば百人力だ」

 

三日月「……で、そこのタキシードの人はどうすんの?」

 

ヴァン「そうだな……」

 

暫し頭を抱えるヴァン……ふと、腰に差していた蛮刀を抜くと、オルガとユリカの間へと立てる。

ヴァンが手を離すと、支えを失った蛮刀はその体勢を保てなくなり……オルガの方へぱたりと倒れた。

 

ヴァン「……そっちだ」

 

ウェンディ「え……それでいいの……?」

 

カルメン99「ま、いいんじゃないかしら」

 

オルガ「とにかく、これで決まったな……後は辰也とジゼラ……お前達2人だが……」

 

ユリカ「貴方達はどうするの?」

 

最後に残るは辰也とジゼラ。

 

ジゼラ「辰也さん……」

 

辰也「ああ……」

 

ちょっと振り返ってみるか……えっと……

 

ウルグスクには鉄華団にフォント達蛇の足、それとヴァンさん達に凱さん、ゲッターチームがついて行くって言ってて……

 

ノヴィス・ノアの方にはナデシコクルーとリガ・ミリティア、地球防衛組にザウラーズ、欠けてはいるけどJUDAと第一中隊の人達がいるんだっけ……

 

……よし、決めた!

 

 

 

〜ウルグスクへ行く〜

辰也「フォントの顔も見たいし、数も必要だと思うんで……ウルグスクに行きます」

 

ジゼラ「それに、アトラさんもいますしね」

 

オルガ「分かった……んじゃ、イサリビに来い」

 

三日月「あいつも喜ぶよ。改めてよろしく」

 

アトラ「ありがとう、ジゼラ! またよろしくね!」

 

辰也「ああ! よろしくな!」

 

ジゼラ「アトラさん……はい! よろしくお願いします!」

 

わいわいと騒がしくなる少年少女達……隼人はそれを、呆れながら眺めていた。

 

隼人「全く……遊びに行く訳じゃないんだがな」

 

凱「でも、前向きなのはいい事だぜ」

 

ヴァン「ま……何でもいい」

 

カルメン99「それじゃ、イサリビってのに乗せてもらうとするわ」

 

オルガ「ああ……今から案内するぜ」

 

こうしてオルガを先頭に、辰也達はナデシコを出て、イサリビへと向かうのであった……。

 

 

 

[この部隊に以下の機体が編成されました]

・ダン・オブ・サーズデイ/ヴァン

・ガオガイガー/獅子王凱

・ガンダムバルバトス/三日月・オーガス

・イサリビ/オルガ・イツカ

・イールソウル/瀧城辰也

 

 

 

〜ノヴィス・ノアへ行く〜

辰也「JUDAがいるならサトルもいるし、数が多くても万が一って事もありますんで……ノヴィス・ノアに行きます」

 

ジゼラ「それに、城崎さんやシャクティさんもいますしね」

 

ユリカ「了解! それじゃ、このままナデシコに残ってて!」

 

アキト「山下君も、辰也に会ったら喜ぶよ……改めてよろしく」

 

ルリ「ごめんね、城崎さんはいないんだ。シャクティはいるけど」

 

辰也「はい! よろしくお願いします!」

 

ジゼラ「そうなんですか……でも、シャクティさんがいるなら……とにかく、よろしくお願いします」

 

混ざり合う少年少女達の言葉……それが静まると同時に、アオイが彼らに声をかける。

 

アオイ「じゃ、そろそろ出ようか……ウルグスク行きの人は、イサリビに移ってください」

 

メグミ「それじゃあ……行きますよ、艦長!」

 

ユリカ「は〜い! ナデシコ、面舵いっぱ〜い!」

 

こうしてナデシコは浮上し、辰也達は大海原へと向かう事となった……。

 

 

 

[この部隊に以下の機体が編成されました]

・ナデシコ/ミスマル・ユリカ

・エステバリス/テンカワ・アキト

・イールソウル/瀧城辰也




・エーストーク(辰也)
ジゼラ「辰也さん! エースパイロット、おめでとうございます!」

辰也「おお! ありがとな、ジゼラ!」

ジゼラ「辰也さん……約束通り、最初にインタビューしてくれましたね」

辰也「ああ……お前と約束したんだ、守るしかねえだろ。ってか、こうなれたのもお前のおかげだよ」

ジゼラ「え?」

辰也「お前がいてくれるから、俺も頑張れるんだ……お前が一緒に戦ってくれるから……だからよ、この調子でもっと頑張ろうぜ!」

ジゼラ「辰也さん……はい! 私達、一緒に頑張っていきましょう!」
ジゼラ(私も……貴方のおかげで今、こうしていられるんですから……)
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