2017年10月5日 AM:7:30
守山 黒百合旅館(もりやまくろゆりりょかん)
食堂
山中さん 「舞子さん御一行、朝食でーす!
この朝食を食べ終わった後、当旅館の最後の観光スケジュールで、お土産屋さん街で、
お土産を買って貰いまーす。」
一同 「はーい!」
集 「いやー、楽しい3日間(みっかかん)だったね〜〜。」
楽 「そうだな。」
楽 (土産屋さん(みやげやさん)かぁ………
紅葉(モミジ)とか、茶道や華道のセットや、蒼也に買って貰った日本刀とか、色々思い出の品は手に入ったけど、最後にもう一つ、
千棘との半年記念の思い出の品が欲しーな。)
楽 「千棘ー、一緒に土産買いに行こーぜ。」
千棘 「もちろん、いいわよー。」
モグモグ パクパク
楽 「さーて、朝メシも食べたし、
そろそろ………」
ピカーー!
楽 「!」
楽の星匣が、緑色に光った。
千棘 「楽、これ………」
楽 「ああ、野生の星獣だ!」
蒼也 「………どうやら、今回は2匹みたいだね。」
楽 「あっ、蒼也!」
千棘 「えっ?星獣が2匹いるの?」
蒼也 「はい。
緑色の木製の光が二重になっているでしょう?
これは、この近くに木製属性の星獣が2匹いるという事です。」
楽 「2匹か………どうする?」
蒼也 「この方角は、1日目に周った
紅葉公園と鹿公園の方ですね。
楽、お嬢、鹿公園の方に行って下さい。
俺と誠士郎は紅葉公園の方に行きます。」
楽・千棘 「分かった!」
蒼也 「首領羽(ドン ユイ)、あなたはここで、小野寺さん達を守っていて下さい。」
羽(ユイ) 「分かったわ。
こんな楽しい旅館を、星獣の危機に晒すわけにはいかないもの。」
第1巻 第169話 完
第1巻 第170話 ニカショ
2017年10月5日 AM:8:00
鹿公園
千棘 「楽、鹿公園って確かここだったわよね?」
楽 「ああ、1日目に鹿に乗ったあの公園だ。
ってか、星獣(せいじゅう)って、アイツの事じゃねーか?」
千棘 「はぁ?何言ってんのよ、あの子はただの鹿………って、え?」
鹿 「ウロロ………」
楽と千棘が来た鹿公園の鹿達の中に一匹、緑色の光を纏った、紅葉(モミジ)の形の角(ツノ)をした鹿がいた。
千棘 「ホントだ!あの子、緑色の光を纏ってる!」
レオン 「アレは、木星シカだね。」
千棘 「あっ、レオ君!」
楽 「レオン、あいつの事知ってるのか?」
レオン 「うん。
雷のエネルギーをエサにする金星シカと違って、木星シカはその近くの植物のエネルギーを吸収するんだ。
あの子の場合は………ここら辺一帯の、紅葉(モミジ)のエネルギーを吸収したみたいだね。」
楽 「そんな星獣もいるのか………」
レオン 「楽、千棘姉(ちとげねえ)、ボクとシルフを召喚して!」
楽 「分かった!」
千棘 「了解!」
スッ
スッ
楽と千棘は星匣(ほしはこ)を出した。
楽 「九愛太陽(きゅうあいたいよう) レオン」
千棘 「三日月銀兎(みかづきぎんと) シルフ」
シュンッ
シュンッ
楽と千棘は、レオンとシルフを召喚した。
その頃、紅葉公園(もみじこうえん)
木星モミジ 「キュロロ………」
鶫 「………まさか、こんなところでこんな珍しい星獣に出会えるとはな。」
蒼也 「ああ。「木星モミジ」か。
木の葉が落ち葉になるこの季節の地球の星のエネルギーに、木星の光が集まらないと生まれない希少星獣………
ここ数年、ビーハイブの星神メンバーで見た者はいない。
実際、俺もデータだけは見た事はあるが、
実物を見たのは初めてだ。」
鶫 「だが、野生の星獣には変わりない。
行くぞ蒼也。」
スッ
蒼也 「ああ。」
スッ
2人は星匣を出した。
鶫 「金星機械王(きんせいきかいおう) メガオン」
蒼也 「海王霧梟(かいおうむきょう) ブウロ
」
シュンッ
シュンッ
鶫と蒼也は、メガオンとブウロを召喚した。
木星モミジ 「キュロロ………」
その頃、楽と千棘
楽 「千棘、そっち行ったぞ!」
千棘 「たぁっ!」
シュンッ
木星シカは、千棘のパンチをかわした。
千棘 「あーもう!この子、すばしっこいわね〜〜。」
? 「……………」
木星シカと戦う、楽と千棘を木の陰から見る人影が一つ………
第1巻 第170話 完