ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第198話 イチゴウ 第1巻 第199話 キョーコ

2017年10月17日(火) PM:18:00

 

スペクトル凡矢理 705号室

 

千棘 「へーー!

小咲ちゃん、自分のオリジナルのお菓子に、

1号、2号って、

レシピの番号を付ける事にしたんだ!」

 

小咲 「うん。

自分のオリジナルのお菓子が1つずつ増えて行くと思うと、

自分でレシピを研究して考えていったり、

お菓子を作るのが楽しくなると思うんだ!」

 

千棘 「良いよね〜〜、そういうの!

自分の仕事を、楽しく出来たら最高だよね!」

 

小咲 「うん。

そうだよね、じゃあね千棘ちゃん。」

 

千棘 「うん。

じゃーねー、小咲ちゃん。」

 

プッ

 

プーープーー………

 

楽 「へーー。

小野寺、自分の和菓子のレシピを作る事にしたのか。」

 

千棘 「よーし、それなら………。」

 

楽 「?」

 

 

千棘と小咲の電話から、10分後

 

千棘 「じゃーん!

見てよ、楽!」

 

千棘は、赤と黒の縞々(しましま)のボーダーの服を楽に見せた。

 

楽 「えっ?それって………」

 

千棘 「そう!

この前、あんたにモデルになって貰って私がデザインした、

あんたに似合う様にデザインしたボーダー服よ!」

 

楽 「もう、出来たのか?」

 

千棘 「ふふーん♪

私を甘く見ないでよ?

あのデザイン画を描いた次の日には、

LAB(ラボ)の授業が終わった後に、

学校で裁縫して作ったのよ!」

 

楽 「へーー。

でも、

これ、俺に本当に似合うのか?」

 

千棘 「もちろんよ!

あんたに似合う色を、

LAB(ラボ)の色彩学(しきさいがく)で今までの半年に習った数10の色の中から、

私が厳選して選んだんだから!」

 

楽 「ふーん………。

でも、いいのか?

この服、学祭の服屋で売りに出すんだろ?

俺だけに似合う服なら、

たくさんのお客さんには売れねーんじゃねーのか?」

 

千棘 「いいのよ、今はそれで。

今の私は、変に背伸びしなくていいんでしょ?

私の1番大事な人のあんたに

似合うと思ってデザインしたこのボーダー服を、私のアパレルオーダーの1番にできれば!」

 

楽 「1番?」

 

千棘 「うん!

私も、小咲ちゃんが自分でレシピを考えたお菓子にそうした様に、

自分でデザインした服に1ずつ番号を付けて

行く事にしたの!

その方が、お洋服を作るのが楽しくなりそうだから!」

 

楽 「へーー………

そうなのか。

まあ、頑張ってくれ。」

 

 

こうして、小咲と千棘は、

自分達の作品の洋服と和菓子に、

1つずつ番号を付けて行く事になりました。

 

第1巻 第198話 完

 

 

 

第1巻 第199話 キョーコ

 

2017年10月17日(火) PM:15:00

 

中央大学 23号館

 

集 「それじゃあ、舞子先生の1日講義を始めまーす!」

 

るり 「………何、その自分を先生とか言うテンション。」

 

集 「やだなぁ、るりちゃん〜〜。

何事も、入るならまずは形からって言うじゃ無い?」

 

るり 「全く………私達の大学祭の出し物の1日教室の準備の為に、空き教室を1つ借りれたのは良いけど、

準備要因が2人だけというのは……………

まあ、私とあなたで始めた出し物だから、

仕方が無いのだけどね。」

 

 

そして、集の1日講義は始まり………

 

集 「………で、あるからして〜〜、

ここの問題はこう解いて………。」

 

るり 「……………。」

 

集 「ん?どーしたの、るりちゃん?

俺の方ばっかり見て、

ちゃんと問題を解かなきゃ。」

 

るり 「………いや、あなたが実際に勉強を教えてるとこを初めて見たけど、

なんだか、随分生き生きしてる様に見えるわね。」

 

集 「アハハ………。

そりゃそうかもね。

俺、勉強を教えてると、なんだか思い出すんだ。

キョーコ先生の事を。」

 

るり 「キョーコ先生の事を?」

 

集 「うん。

生徒に何かを教えてると、思うんだ。

キョーコ先生も授業中は、こんな気持ちだったのかなぁ、って。」

 

るり 「……………集くん、

あなた、今だにキョーコ先生の事が好きなの?」

 

集 「いや、あの人は今では憧れって感じだしね。

今、俺がホントに好きなのは、るりちゃんだけだよ♪」

 

るり 「あなたほど、その言葉を言っても信憑性が無い人はいないけど……………。

でも、あなたがそれならいいわ。

これからもよろしくね。」

 

 

集の昔の気持ちと今の気持ちをるりが確認して、集とるりの大学祭の出し物の1日講義の準備は終わりました。

 

第1巻 第199話 完

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