ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

167 / 383
第1巻 第213話 ストロー

2017年10月21日(土) AM:12:00

 

凡矢理ウォーターパーク

 

食べ物屋付近

 

ウォータースライダーと水上アスレチックで遊び終えた楽と千棘は、

昼食に食べ物屋(たべものや)に来ていた。

 

千棘 「焼きソバ2つ下さーい。」

 

店員A 「はーい、2つで800円になりまーす。

まいどありー。」

 

チャリンッ

 

 

ガッ ガッ

 

千棘 「うーん、この焼きソバ、

美味しー〜♪」

 

楽 「水着のまま、食えるっていいよな。」

 

千棘 「そうよねぇ。

あ!そうだ楽、

次はクレープ食べよーよ!」

 

 

クレープ屋の前

 

千棘 「クレープ2つ下さーい。」

 

店員B 「600円になりまーす。」

 

チャリンッ

 

 

千棘 「うーん、

甘くて美味しいー〜♪」

 

楽 「お前、ホントに食う事好きだよな………。」

 

楽 (しかし、水着でクレープを美味しそうに頬張(ほおば)ってる千棘………

なんか色っぽくて可愛いな………。)

 

千棘 「あ!楽、見てよアレ!」

 

スッ

 

楽 「お?」

 

千棘が指差した先にあったのは、

カップル限定販売の、

2つのストローがハートの形に交差したトロピカルジュースだった。

 

千棘 「アレ、高1の最後のエイプリールフリールの定期デートで、

私がカップルっぽいから飲もうって言ったやつと同じじゃない?」

 

楽 「ホントだ。

アレ、ここにも売ってたんだな。」

 

千棘 「あの時は、恋人っぽく見えるからやろうとしただけだけど、

本物の恋人になった今だから、

あんたと2人で飲みたいの。」

 

楽 「ああ、いいぜ。」

 

楽&千棘 「すいませーん。

カップル限定販売のトロピカルジュース一つ下さーい。」

 

店員C 「はーい。

300円になりまーす。」

 

 

ガタッ

 

そして楽と千棘は、テーブルに座り、

いよいよカップル限定のジュースを飲む時に。

 

楽 「よーし、いっせーので2人同時に行くぞ千棘。」

 

千棘 「分かったわ。

しっかり、私に合わせなさいよ、楽。」

 

楽&千棘 「せーの………」

 

ズズー〜

 

 

楽と千棘は、掛け声と同時にジュースを飲み出した。

 

ピンク色のジュースが、ハートを描いてストローを通って2人の口の中に運ばれて行く。

 

 

楽 (俺、今千棘と同じジュースを飲んでる………。)

 

千棘 (私、楽と同じジュース飲んでる………

それにもしかしたら、このジュースの中に楽の唾液(だえき)が………。)

 

千棘 「!」

 

カアアァァ………

 

千棘 ブゥー〜!

 

 

千棘は、恥ずかしさのあまりジュースを吐き出してしまった。

 

楽 「ぶはっ!

ち、千棘?いきなりどうしたんだよ?」

 

千棘 「ゴ、ゴメン楽!」

 

千棘 (楽と、お互いの下を絡め合うような大人のキスをするのは、まだまだ先のようね………。)

 

第1巻 第213話 完

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。