ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第217話 テッポウ 第1巻 第218話 タマイレ

2017年10月21日(土) PM:16:00

 

凡矢理ウォーターパーク

 

子供用プール

 

千棘 「よーし、準備完了!

ただの遊びとはいえ、手加減はしないわよ、

楽!」

 

楽 「おう。

しかしまさか、大学生にもなって、

水鉄砲をやる事になるとはな。」

 

カチャ

 

楽と千棘は、ウォーターパークに無料で貸し出し自由にされていた、

水鉄砲を借りていた。

 

千棘 「いいじゃない。

楽しければ、年齢なんて関係無いわよ。

それに、高2の時、あんたに頼まれたプール掃除覚えてる?

あの時、小咲ちゃん達とやった水鉄砲、

楽しかったんだから!」

 

楽 「ああ、そういやあやってたな。

あの時。」

 

千棘 「そーれ、行くわよ、楽!」

 

ピューー

 

 

千棘は、楽に向かって水鉄砲を発射した。

 

楽 「うわっ!

やったな!お返しだーー!

喰らえーー!」

 

ピューー

 

千棘 「アハハ………ん?」

 

ピチャ

 

 

楽の打った水鉄砲は、偶然千棘の胸に当たった。

 

 

千棘 「ほぉ〜〜、やるじゃないダーリン。

この私に、セクハラするなんて………。」

 

楽 「いや、偶然当たっただけだって!

てかお前、彼女なんだから胸くらいいいって、

さっき言ってたじゃねーか!」

 

千棘 「問答無用!

このセクハラもやし!

くらいなさい!」

 

ピューー ピューー ピューー

 

 

千棘は、楽に向かって水鉄砲を連射した。

 

 

楽 「うわっ!うわっ!

ちょっとやめろってお前!

この………。」

 

ピューー

 

ピチャッ

 

千棘 「あっ!」

 

楽 「え?」

 

 

楽が、とっさに千棘に一発だけやり返した水鉄砲が、今度は千棘のお尻に当たった。

 

 

千棘 「一度ならず二度までも………。

もう、許さないわ………。」

 

楽 「ま、待て!

だから偶然だって!」

 

千棘 「変態もやし!

あんたなんか、ズブ濡れがお似合いよ!」

 

ピューー ピューー ピューー

 

楽 「ったく………。」

 

楽 (………でも、何だかんだ言って、

こいつとこうやって、

お互いバカやって、

ケンカして仲直りしてを繰り返してるのは、楽しいよな………。)

 

第1巻 第217話 完

 

 

 

第1巻 第218話 タマイレ

 

2017年10月21日(土) PM:17:00

 

凡矢理ウォーターパーク

 

25m競泳用プール

 

係員A 「はーい。

ただ今、17:00になりましたー。

当ウォーターパークでは、毎日午後5時に、

水中玉入れ大会を実施していまーす。

参加したい方は、集まって下さーい。」

 

千棘 「へーー、ここそんなものもあるんだ!」

 

楽 「玉入れなんて、

小学校以来だな。」

 

千棘 「よーし………。」

 

タタタッ

 

楽 「お、おいっ」

 

千棘 「はいはーい。

私、参加しまーす!」

 

楽 「行動早えーな………。」

 

係員A 「はーい。

お嬢さん、パートナーはいますか?」

 

千棘 「パートナー?」

 

係員A 「当イベントは、2人一組で参加して貰い、

2人が入れた玉の数の合計が1番多いチームが優勝でーす。」

 

千棘 「なるほど………。」

 

チラッ

 

 

千棘は、楽の方を見た。

 

楽 「へいへい。

やらして貰いますよ。」

 

千棘 「そうこなくっちゃ!

やるからには、優勝を目指すわよ、楽!」

 

楽 「やれやれ………。」

 

 

そして、水中玉入れ大会は始まり………

 

 

係員A 「それでは参加者の皆さん、

準備はよろしいですか?

よーい………ドンッ!」

 

ピーー

 

千棘 「そーら、行くわよ楽!

ほら、さっさと水の中の玉を拾う!」

 

チャパッ

 

タッ タッ タッ

 

千棘は、すごいスピードでプールの中のお手玉を拾い、

籠(カゴ)に投げていった。

 

係員B 「おーっと!

今回初参加の大学生のカップルペア、

すごい勢いで玉を籠(カゴ)に入れて行きます!

とても、初参加とは思えない!」

 

楽 「ホント、運動ならなんでも出来るよな、コイツ………。」

 

係員B 「大学生ペア、現在2位です!」

 

千棘 「えっ!?

それじゃあ、1位は?」

 

係員B 「1位は、前回優勝のペアです!

今回も、抜群のコンビネーションで、

玉を次々と籠(カゴ)の中に入れて行きます!」

 

 

前回チャンピオンA 「俺はプールの右側の玉を拾って入れるから、お前は左っ側をやってくれ!」

 

前回チャンピオンB 「分かった!」

 

ポイ ポイ ポイッ

 

 

楽 (コンビネーション………。)

 

千棘 (それなら、私達も………。)

 

 

楽&千棘 (それなら、俺(私)達も……………。)

 

 

千棘 「楽!

あんたはプールの中のお手玉を、出来るだけたくさん拾って私に渡して!

私はそれを、籠(カゴ)に入れるは!」

 

楽 「分かった!」

 

バシャ バシャ バシャ

 

 

楽は、必死になって水中のお手玉を拾い出した。

 

楽 「ホレ!千棘!」

 

ポーイ

 

 

楽は千棘に、拾ったお手玉を纏めて投げて渡した。

 

千棘 「オッケー!」

 

パシッ

 

千棘は、楽からのお手玉を受け取った。

 

千棘 「てやっ!」

 

ポーイ

 

千棘は、固まったままのお手玉を、

そのまま籠(カゴ)に投げた。

 

バシッ

 

 

楽&千棘 「やったぜ(わ)!」

 

 

前回チャンピオンペア 「なっ!?

こんな作戦があったなんて………!」

 

 

そして、玉入れは進み………

 

係員B 「終了ーー!

優勝は、大学生のカップルペア!

なんと、初参加で前回チャンピオンを破ってしまいました!」

 

楽&千棘 「やったぁっ!」

 

パンッ

 

楽と千棘は、ハイタッチして、

お互いの優勝の喜びを称えあった。

 

前回チャンピオンA 「なんでだ?

初参加なのに、あんなコンビネーション………。」

 

楽 「俺たちは、高校の時から

もう3年以上、ずっと一緒にいるんだ、

水中玉入れだけで組んでるあんたらとは、

コンビネーションの年季が違うって事だぜ。」

 

第1巻 第218話 完

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