ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第274話 ワルクハ

2017年11月3日(金) 12:00

 

佐張大学(さわりだいがく)

 

16号館前

 

ケーキ屋、「みやなぎ おのでら ケーキ屋」

 

 

弥柳 「よーし。

午前中の商売は、これで終わりー。

昼休みーー。」

 

一同 「はーい。」

 

千棘 「さーて、お昼だお昼ーー!」

 

小咲 「みんなありがとう。

こんなにケーキが売れたのは、皆んなのお陰だよ。」

 

楽 「宮本と千棘のアイデアは、

良かったな。」

 

千棘 「ねぇねぇ皆んな、

そんな事より、

早くお昼食べに行こーよ。」

 

楽 「やっぱり、

お前の頭の中は、食い物のことだらけだな………。」

 

千棘 「うっさいわね!

小咲ちゃんのお店を手伝って、お腹ペコペコなの!」

 

楽 「で、

どこにメシ食いに行く?」

 

千棘 「色んな食べ物のお店を回ろうよ!」

 

蓮 「あ。

その事なんだけどみんな、

昼食(ちゅうしょく)は………。」

 

一同 「?」

 

 

10分後、

 

佐張大学(さわりだいがく) 8号館

第2食堂

 

バスケ部の出し物、ハンバーグ屋

 

 

ジュウゥゥ………

 

 

千棘 「わぁ〜〜、

美味しそうな、ハンバーグ!」

 

小咲 「ありがとうね、弥柳くん。」

 

万里花 「中々いいお店ですわね。」

 

鶫 「やはり、仕事の後の食事というのは、

美味しいものですね。」

 

蒼也 「まあ、悪い店では無いな………。」

 

るり 「パクッ パクッ モグモグ………。」

 

蓮 「桐崎さん、

あんたはケーキの外見のアイデアを出してくれたからな。

遠慮せずにジャンジャン食ってくれ。」

 

千棘 「ありがと、弥柳くん!

いっただっきまーす!」

 

パクッ

 

モグモグ………

 

 

楽 「おい千棘、

少しは遠慮しろって!

弥柳くん、ホントにいいのか?

ここのハンバーグ定食の代金、

俺らの分まで奢って貰って………。」

 

蓮 「構わないよ。

君らは俺と小野寺さんの店を、

無償で手伝ってくれてるんだ。

今日のケーキ屋で大分稼いだし、

元々俺は、洋菓子店(ようがしてん)でバイトもしてるしな。」

 

楽 「なんだよ。

そんな事気にしてたのかよ?

弥柳くんは、あのパピヨンコクーンの電撃グラサンから小野寺を守ってくれただろ?

俺たちもう、立派な仲間じゃねーか。」

 

パクッ

 

モグモグ………

 

 

蓮 「……………。

そうか………。」

 

蓮 (仲間か………。

俺は今まで、

菓子作りも、星神としての戦いも、

全部1人でやって来た。

自分の道や、戦いに他人を巻き込みたくなかったからだ。

でも……………。)

 

蓮 (……………。

こういう風に、

仲間とお互い助け合うのも、

やってみたら全然悪くないな………。)

 

スッ

 

ズズズ………

 

 

蓮は、

カップを手に取りお茶を飲みながら、

仲間の良さを感じていた。

 

第1巻 第274話 完

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