ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第283話 ホットナ

2017年11月4日(土) 11:30

 

LAB(ラボ) ファッション学園

 

A塔(とう) 13階 1305号室、「ホットパンツ研究会」前

 

 

千棘 「さあみんな、

次はこの部屋よ!」

 

 

楽たちは、

次は13階の「ホットパンツ研究会」の部屋の前に来ていた。

 

 

楽 「へーー。

こんな研究会もあるのか。」

 

千棘 「ホットパンツは、

今時(いまどき)の若い女の子たちの間で流行ってるからね。」

 

千棘 「それに、

かなり履く人を選ぶズボンではあるけど、

私もお尻なら少しは自信あるしね。」

 

ボソッ

 

 

楽 「え?」

 

千棘 「な、何でもないわよ!

さあみんな、早く部屋に入りましょ!」

 

ガラッ

 

 

千棘は、1305号室のドアを開けた。

 

 

集 「おお〜〜………!」

 

るり 「これはまた、

すごい量ね。」

 

 

その1305号室の、

ホットパンツ研究会の部屋は、

部屋中に何十何百という様々なホットパンツがハンガーに掛けられて飾られていた。

 

 

集 「おっほーー!

すっごい量のホットパンツとショートパンツ!

コレを女子のみんなが履くなんて、

考えただけで興奮(こうふん)………。」

 

るり ガスッ

 

 

るりは、集をどついた。

 

 

集 「ギャース!」

 

 

千棘 「さあみんな、

好きなホットパンツを選んで着て!」

 

小咲・万里花・鶫・るり 「はーい。」

 

 

そして、女性陣はまた更衣室のカーテンの中に入り………

 

 

約10分後

 

 

小咲 「ど、どうかなみんな………?

やっぱり、地味な私には似合わないかな?」

 

楽・集 「お!」

 

 

最初に出て来た小咲は、

青一色のデニム状のホットパンツを履いていた。

小咲のヒップラインが強調されて、

可愛らしい。

 

 

集 「いやいや!

小野寺、似合ってるよ!」

 

楽 (俺もそう思う………。

ホットパンツって言うと、

千棘みたいに派手で活発な女の子に似合って、

小野寺にはあんまり似合わねーイメージがあったけど、

このホットパンツなら、

全然小野寺に似合って可愛らしい………。)

 

 

万里花 「楽様ーー!

お待たせしましたわーー!」

 

 

楽 「ん?

……………げっ!」

 

 

次に出て来た万里花が履いていたのは、

赤一色のホットパンツで、

何と言っても最大の特徴は、

丈(たけ)が短過ぎて少しお尻に食い込んでしまっている。

いわゆる、

「マイクロホットパンツ」、

というやつだ。」

 

楽 「た、橘!

お前、

水着の時といい、何つーのを選んでんだ!

そんなの、街中で変な男とかに見られたら………。」

 

万里花 「あら、

その時は曜子(ようこ)に頼んで機動隊を呼んで貰いますから大丈夫ですわよ。

それに、

こうして楽様の視線を釘付けに出来たのですから、

私(わたくし)はそれで大満足ですわ。」

 

楽 「なっ?」

 

鶫 「まったく………。

相変わらず品が無いな貴様は。」

 

万里花 「あら、

鶫さん。」

 

集 「おおっ!」

 

 

3番目に出て来た鶫は、

真っ黒のジーンズをそのままホットパンツの長さにまで切り取ったような

ホットパンツを履いて、

少し顔を赤らめて、

恥ずかしながら更衣室のカーテンの中から出て来た。

 

 

集 「誠士郎ちゃん!

今回も派手なの選んだね〜〜!」

 

楽 「鶫、

また千棘に選ばれて、無理矢理着せられたのか?」

 

 

楽は少し笑いながら、

鶫に訪ねた。

 

 

鶫 「いや………。

今回のコレは、お嬢が選んだのでは無く、

私が自分で選んだ。」

 

楽 「え?

そーなのか?」

 

万里花 「あらあら………。

珍しい事もあるものですわね。」

 

鶫 「私はもう、

お嬢のモデルを目指している身でもある。

昔みたいに、ヒットマン一筋では無い。

恥ずかしくても、

少しずつ慣れねばな………。

私にはまだ、

似合わないかも知れんが………。」

 

楽 「そんな事ねーぜ。

俺はスッゲー似合ってると思うぞ?」

 

鶫 「そ、そうか………?」

 

蒼也 「ああ、

俺も似合ってると思うぞ。

お前の男にも負けないくらいの戦士の顔は何度も見て来たが、

そんな女の子らしい顔の誠士郎、

久々に見たよ。」

 

鶫 「蒼也まで………。

ありがとう。」

 

集 「いや〜〜。

俺も似合ってると思うよ、

誠士郎ちゃん!」

 

るり 「……………。」

 

 

集の隣には、

小さい緑色のホットパンツを履いたるりが立っていた。

 

 

集 「あ、るりちゃんも可愛いよ〜〜。

で、桐崎さんは?」

 

るり 「褒めたのは良いけど、

彼女の私にだけリアクションが薄いのよパンチ!」

 

ガスッ

 

集 「ギャーー!」

 

千棘 「みんな、お待たせ〜〜!

あっ!

つぐみ、

あんたも男の子が好きそうな女の子らしい服装がわかって来たじゃない!」

 

集 「お!」

 

楽 「!」

 

 

最後に出て来た千棘は、

鶫と同じく青色のジーンズをそのままホットパンツの長さに切ったようなホットパンツを履いていた。

 

ホットパンツとしては1番メジャーなものの1つだが、

千棘のハーフ特有のスタイルのいい脚と、

その脚に履いたいつもの千棘の黒のニーハイソックスと相まって、

一層見事なものになっていた。

 

 

小咲 「わぁ〜〜。

千棘ちゃん可愛い………。

やっぱり、ホットパンツは千棘ちゃんが1番よく似合うね。」

 

万里花 「むむむ………。

悔しいですが、

見事な似合いようですわね。」

 

鶫 「お嬢、綺麗です!」

 

 

千棘 「ど、どうかな………。

楽………?」

 

 

千棘は、

上目遣いで顔を赤らめて照れながら楽に訪ねた。

 

 

楽 「お、おう………。

スッゲー似合ってると思うぞ?

やっぱりお前……………。

いい脚と腰してるよな。」

 

千棘 「なっ!?」

 

カアァァァ………

 

 

千棘は、更に顔を真っ赤にした。

 

 

千棘 「な、なんて事みんなの前で言うのよ!

このセクハラもやし!」

 

 

千棘は、楽をビンタした。

 

 

楽 「いてっ!」

 

小咲 「い、一条くん?」

 

集 「アハハ………。」

 

第1巻 第283話 完

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