ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第298話 ワタアメ 第1巻 第299話 アメダマ

2017年 11月6日(月) 10:00

 

凡矢理大学

 

 

千棘 「ねー楽、

あんたが久野くんに言われて手伝った、

カップル限定のイベントにはまだ行かないの?」

 

楽 「ああ。

あのイベントは夕方からでいいから、

まずはみんなにウチの大学の出し物を楽しんで欲しいんだ。

………お前がやったみたいにな。」

 

千棘 「やっぱり楽、

優しい〜〜。」

 

ダキッ

 

 

千棘は、

楽の腕を掴んで腕を組んだ。

 

 

楽 「……………。

ああ、ありがとう千棘。」

 

 

スタスタ………

 

 

千棘 「ん?

ねえ楽、あのお店行ってみようよ!」

 

楽 「ん?」

 

 

千棘が行きたがったのは、

わたあめ屋だった。

 

 

小咲 「わたあめかぁ〜〜。

美味しそう。」

 

集 「そういやあ、

わたあめなんて、最近全然食べてないね。」

 

千棘 「ねっ、行こうよみんな!」

 

 

ゾロゾロ………

 

 

そして一同は、

わたあめ屋へと。

 

 

店員 「いらっしゃーい!

100円で、わたあめ機で好きなだけ作ってね!」

 

千棘 「ねえ楽、

わたあめって、どうやって作るの?」

 

楽 「あ?

お前、わたあめも作ったこと無かったのか?」

 

千棘 「うん。

食べた事自体はあるけど、

ウチのみんなに、

「わたあめ食べたーい。」って言えば、

すぐに買って来てくれたもん。」

 

楽 「相変わらずの、お嬢様だな………。

いいか、

わたあめは、こうやって少しずつ回して、

わたあめを大きくして行くんだ。」

 

 

ゴゴゴ………

 

 

楽は、

千棘にわたあめを作る見本を見せた。

 

 

千棘 「へーー、

面白そう!

よーし、私も………。」

 

ゴゴゴ………

 

 

千棘も、

わたあめを作り始めた。

 

 

クルクル………

 

 

千棘 「わーー、

どんどん出来てく!」

 

楽 「あっ、おい!

そんなに早く回したら………。」

 

千棘 「え?」

 

ペチャッ

 

 

千棘 「キャッ!」

 

 

千棘は、

棒を早く回しすぎたせいで、

わたあめが顔や肩についてしまった。

 

 

楽 「まったくお前は………。」

 

スッ

 

フキフキ………

 

 

楽は、

ハンカチで千棘の体についたわたあめを拭き取った。

 

 

千棘 「あ、ありがとう楽………。」

 

楽 (……………。

千棘の体に付いてたわたあめ………。)

 

ペロッ

 

 

楽は、

千棘から拭き取ったわたあめを舐めた。

 

 

楽 カアァァァ………

 

 

千棘 「?

楽、なにわたあめ舐めて顔赤くしてるの?」

 

楽 「!

なんでもねーよ!」

 

第1巻 第299話 完

 

 

 

第1巻 第299話 アメダマ

 

2017年 11月6日(月) 11:00

 

凡矢理大学

 

小咲 「わたあめ、

美味しかったね!」

 

千棘 「そうね。

やっぱり、甘いわよね〜〜。」

 

るり 「私なんか、5,6本も食べたわよ。」

 

集 「アハハ………。

るりちゃんは相変わらず、

大食いだね〜〜。」

 

るり 「……………。

フンッ!」

 

ガスッ

 

集 「ギャース!」

 

楽 (……………。

俺がさっき舐めてたわたあめに、

千棘の体が………。)

 

ドキドキ………

 

 

千棘 「ねえ楽、

だからあんたはさっきから何1人で顔を赤くしてるの?」

 

楽 「い、いや………。

なんでもねー………。」

 

千棘 「?

そ、そう………?」

 

小咲 「あっ。

みんな、次はあのお店はどう?」

 

スッ

 

楽 「ん?」

 

 

小咲が指差した先にあったのは、

「飴玉(アメダマ)すくい」と書かれた看板の店だった。

 

 

楽 「アメダマすくい?」

 

集 「面白そうだね………。

ちょっと行ってみようよ。」

 

 

スタスタ………

 

 

集 「おっ、これは………。」

 

万里花 「おやまあ。

中々珍しいものがありますわね。」

 

 

その店には、

店の前に金魚すくいやスーパーボールすくいみたいに水が溜まった台があり、

その水の上に、

様々な色の飴玉(アメダマ)が浮かんでいた。

 

 

千棘 「面白そーー!

あのー、私一回やりまーす!」

 

店員 「はーい。

1回100円になりまーす。」

 

チャリンッ

 

 

千棘は、

店員に100円を払った。

 

 

千棘 「そーれー!」

 

ビリッ

 

 

千棘は、

紙で飴玉をすくおうとするが、

破れてしまった。

 

 

千棘 「あーもー!

金魚すくいの時といい、

こんな薄い紙で取れるわけないじゃん!」

 

楽 「……………。

千棘、ちょっと貸してみろよ。」

 

千棘 「え?

でも、飴玉は金魚より重いし………。」

 

 

スイッ スイッ スイッ

 

 

楽は、

あっという間に5個も6個も飴玉(アメダマ)をすくい上げた。

 

 

店員 「まいどありー!」

 

千棘 「やっぱ、

こういう店でのあんた、

スゴッ!」

 

楽 「フフフ………。

重さが違うのなら、

その重さも計算に入れればいいだけの話だ。」

 

千棘 「相変わらず、

細かい事だけは得意ねえ………。」

 

楽 「ほれ。」

 

スッ

 

千棘 「え?」

 

 

楽は、

千棘に飴玉(アメダマ)を差し出した。

 

 

楽 「これ、お前にやるよ。」

 

千棘 「わーい。

ありがとう、楽!」

 

ペロッ

 

 

千棘は、

飴玉(アメダマ)を舐めた。

 

 

千棘 「んーー、

美味しい〜〜♪」

 

楽 (水に濡れてる飴玉を舐めてる千棘………。

なんだか、色っぽいな………。)

 

千棘 「ん?

楽、何また顔を赤くしてるの?」

 

楽 「いや、別に………。」

 

第1巻 第299話 完

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