2017年11月6日(月) 18:30
凡矢理大学
第1体育館、バドミントン部の練習場
LRT(ラブ リアル テスト)会場の前
楽 「クリアして来たぜ、みんな!」
楽と千棘は、
LRT(ラブ リアル テスト)の全関門をクリアし、
みんなの待つ入り口の前に戻って来た。
集 「おっ!
楽に桐崎さん、クリア出来たんだ!」
千棘 「もっちろん!
全関門クリアよ!」
小咲 「おめでとう。
一条君、千棘ちゃん。」
千棘 「小咲ちゃん………。
ありがと。」
冬吾 「いやーー、
見事なプレイだったね、
楽に桐崎さん。」
楽 「あっ、冬吾。」
楽と千棘がみんなと話してると、
冬吾が歩いて来た。
冬吾 「ほら、
楽に桐崎さん、これは参加賞だ。」
冬吾は、
楽がデザインした
赤と青の割れたハート型のバッジを楽と千棘に渡した。
楽 「ああ、俺がデザインしたバッジか。」
千棘 「え?
このバッジ、楽が考えたの?」
楽 「ああ、
割れたハート型ってのは、
恋人同士が2人揃って始めて、
愛が完成するって意味だ。」
千棘 「なるほど………。
楽、あんたもなかなかデザインセンスあるじゃない!」
楽 「へへ………。
だろ?」
冬吾 「それと、
これはクリアした2人にだ。」
スッ
楽 「え?」
冬吾は、
同じく割れたハート型の、
2つの指輪を差し出した。
千棘 「何コレ?
指輪?」
冬吾 「楽のバッジのアイデアを元に、
俺が考えてクリア賞にしたんだ。
ほら、こうやって指輪を2つ合わせると………。」
カチッ
冬吾は2つの指輪の割れたハート型を合わせて、
完全なハートが完成した。
冬吾 「な、
指輪の方が、恋人同士の思い出の品っぽくていいだろ?」
楽 「なるほどな………。
ありがとな、冬吾。」
千棘 「わーー、
私、毎日コレ付けてLAB(ラボ)に行こうかしら!」
楽 「千棘、
お前はアクセサリーはもう、
俺のオレンジの錠の鍵に、
俺があげた金の薔薇(バラ)のネックレスと菊(きく)の花のブローチも持ってるだろ?
付け過ぎだろ、それじゃあ。」
千棘 「それもそうね………。
じゃあ、時々付けることにするわ。」
楽 (でも………。
ホントにいい指輪だよな。)
第1巻 第310話 完
第1巻 第311話 ナノカメ
2017年11月7日(火) 9:00
凡矢理大学
楽たちの大学祭巡り、
7日目(なのかめ)。
楽 「よーし、
今日もみんな集まったな。」
楽たちは、
大学祭巡りの最終日、
凡矢理大学の大学祭2日目(ふつかめ)に来ていた。
小咲 「それで一条君、今日はどうするの?」
楽 「そうだなぁ………。
昨日で大体、面白そうなイベントは回っなし、
LRT(ラブ リアル テスト)も、
昨日千棘と行ったしなぁ………。」
ザワザワ………
ガヤガヤ………
千棘 「ん?
楽、なんだかむこう、騒がしく無い?」
楽 「え?」
千棘の言う通り、
大学のキャンパスの方は、
随分と騒がしかった。
学生A 「また1人、倒れたぞ!」
学生B 「原因は何なんだ?
医務室の先生も、
「体はどこも悪くなく、ただ気を失ってるだけ」だって………。
10人も20人も同時にそんな事、
起こり得るのか?」
蒼也 「!体が悪く無いのにいきなり倒れた?
まさか………。」
学生C 「まさか、
きのう大学に届いてた変な蝶のマークが描かれた手紙に書いてあった事か?」
楽 「!
蝶のマーク?まさか………。」
第1巻 第311話 完