2017年11月7日(火) 10:15
凡矢理大学
25号館の近く
鶫 「む?
19号館の方の木星の光の気配が消えた?
お嬢が勝ったのか………。
流石です、お嬢。」
タタッ
鶫 「ここか………。」
鶫は、25号館に着いた。
ロンシー 「ム?来たか………。」
25号館で地球アゲハの護衛をしていたのは、
道 論士(タオ ロンシー)だった。
鶫 「貴様、道 論士(タオ ロンシー)、
また会ったな。」
ロンシー 「そういうお前は、
ビーハイブの黒虎(ブラックタイガー)、
この前はお前と一条楽が太陽融合(たいようゆうごう)したお陰で負けてしまったが、
今回はそうはいかないヨ。」
鶫 「フ、それはどうかな。」
スッ
スッ
鶫と論士(ロンシー)は、
星匣を共に出した。
鶫 「金星機械王(きんせいきかいおう) メガオン」
論士(ロンシー) 「冥王袋鼠(めいおうふくろねずみ) ガリュウ」
シュンッ
シュンッ
メガオン 「行くぜ、誠士郎!」
ガリュウ 「お呼びですか、論士様。」
スッ
カシャンッ
ロンシーの星匣 「籠手の札(コテノフダ)」
ロンシーの両手に、
金色に光るグローブが装備された。
ロンシー 「チョイヤ!」
ヒョイッ
鶫 「おっと!」
ヒュンッ
ロンシーは、
得意の少林寺拳法でパンチを繰り出して、
鶫はそれをかわした。
ロンシー 「フフフ………。
私はパピヨンコクーンの他の奴らとは違ウ。
星神の力ばかりに頼らずとも、
他の戦闘力も十分に鍛えているのだヨ。」
鶫 「……………。」
ロンシー 「さあ、行くヨ!」
ヒョイッ
スッ
カシャンッ
鶫の星匣 「銃の札(ジュウノフダ)」
ヒュンッ
鶫の右手に、
黄色い銃が装備された。
ロンシー 「ム?銃か。」
ドンッ
鶫は、星の光の弾丸を発射した。
ロンシー 「ガリュウ、かわセ!」
ガリュウ 「はい!」
ヒュンッ
ガリュウ 「ん?」
ドンッ
ガリュウ 「ぐわっ!」
ロンシー 「ム?
なぜダ?ガリュウはちゃんと避けたのニ?」
鶫 「私はビーハイブのヒットマンだぞ?
相手の避ける方向を予想して、
撃つ術(すべ)くらい覚えている。」
ロンシー 「ムムム………。
ならバ、格闘戦ネ!」
ヒョイッ
ロンシーは、
また少林寺拳法を繰り出した。
ガジッ
ロンシー 「ナ?」
鶫 「たあっ!」
ドンッ
ロンシー 「ぐあっ!」
鶫は、
ロンシーの腕を掴んで、一本背負いした。
鶫 「ああ、
言い忘れていたが、
私はCQC(近接格闘戦)も10歳の頃からずっとやって来た。
少林寺拳法だけの貴様と違ってな。」
ロンシー 「くっ、ビーハイブの黒虎(ブラックタイガー)、ここまでとは………。」
鶫 「さて、そろそろトドメだ。」
スッ
カシャンッ
鶫の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
ドガァァッ
鶫が終の札を星匣に入れると、鶫の全身に黄色い銃やバズーカや弾丸が無数に装備された。
メガオン 「よーし、飛ばすぜ誠士朗!」
最後にメガオン自身が巨大な銃になり、
鶫の胸に取り付いた
カシャンッ
メガオン 「発射!」
ドン ドン ドン ドン ドン ドガァァンッ
ガリュウ 「ギャアァァッ!」
鶫の終の札(ツイノフダ)を喰らったガリュウは、
光化(こうか)して論士(ロンシー)の星匣(ほしはこ)に戻った。
ロンシー 「くっ!
覚えてろヨ!」
ダッ
鶫 「……………。
あとは任せたぞ、一条楽。」
第1巻 第316話 完