ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

250 / 383
第1巻 第318話 モクテキ

2017年11月7日(火) 10:45

 

凡矢理大学

 

30号館前

 

 

楽 「九愛太陽(きゅうあいたいよう) レオン」

 

蒼也 「海王霧梟(かいおうむきょう) ブウロ」

 

シュンッ

 

シュンッ

 

 

楽と蒼也は、

レオンとブウロをそれぞれ召喚した。

 

 

トレス 「星獣(せいじゅう)も出揃ったか、

よーし。

やるか。

僕も君達に、部下の邪魔を沢山されたから、

放っておくままにするのも嫌だしね。」

 

蒼也 「楽、来るぞ!」

 

楽 「……………。

その前にトレス、1つ聞いていいか?」

 

蒼也 「!?」

 

レオン 「?楽………。」

 

楽 「蒼也、レオン、

すまねぇ。

少しだけこいつと話をさせてくれ。」

 

蒼也 「……………。

分かった。」

 

トレス 「ああ、僕もいいよ。

なんだい?」

 

楽 「……………。

お前らなんで、一般の人からも星の光を奪うんだ?」

 

蒼也 「!」

 

楽 「自分の契約星獣を育てたいだけなら、

野生の星獣を倒したり、星の光を浴びさせるだけで十分な筈。

現に俺も、

蒼也に星神としての戦闘を習いだしてからは、ずっとそうして来た。

何でなんだ?

その地球アゲハを育てたいからか?」

 

蒼也 (それは………。

俺もずっと疑問に思ってた事………。)

 

トレス 「ああ、そんな事か。

簡単な事だよ。

星獣を育てたいから、

大量の星の光が必要だったからさ。」

 

楽 「!

じゃあやっぱり、

その地球アゲハを………?」

 

トレス 「ああ、

レインをじゃあ無いよ。

別の契約星獣では無い星獣を育てたいからさ。」

 

蒼也 (契約星獣以外の星獣………?

論士(ロンシー)の飼い星獣か?

いや、飼い星獣は自分の契約星獣より強い星獣を飼う事は出来ない。

それならあの地球アゲハを強化する方が、手っ取り早い筈だが………。)

 

楽 「……………。

なるほど。

どんな星獣を育てるつもりかは知らないけど、

お前らは自分達の力の為に、

関係無い一般の人からまで、

星の光を奪って巻き込んだわけだ。」

 

トレス 「え?

別にいいだろう?

星の光を奪うくらい。

何も傷つけたわけじゃ無いし、

確かに一般人から星の光を奪うのは、

卑怯なやり方として、

星神の間ではあまり好まれていないが、

僕たちはちゃんとした目的があって………。」

 

楽 「そんな事を言ってるんじゃねぇ!

星の光は、その人の感情や思い出のエネルギーだ!

それを私欲で奪うなんて………。

義理と人情を重んじる、

集英組の2代目として、

許せないぜ!」

 

蒼也 「俺も、

ビーハイブも色々と派手な事はしているが、

根は集英組と同じ、義賊側の組織。

ビーハイブの星神として、お前らは許さん!」

 

スッ

 

スッ

 

 

楽と蒼也は、

再び構えた。

 

 

トレス 「やれやれ………。」

 

第1巻 第318話 完

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。