2017年11月7日(火) 10:50
凡矢理大学
30号館前
スッ
カシャンッ
楽の星匣 「剣の札(ツルギノフダ)」
ヒュンッ
楽の右手に、
オレンジ色に輝く日本刀が装備された。
楽 「喰らえ、トレス!」
ヒュンッ
楽は、トレスに向けて刀を振った。
トレス 「行くよ、レイン。」
レイン 「うん、トレス。」
スッ
カシャンッ
トレスの星匣 「剣の札(ツルギノフダ)」
ヒュンッ
トレスも剣の札を発動して、
トレスの右手に、
青く光る蝶々(ちょうちょう)の形の鍔(つば)をした刀が現れた。
楽 「おっ?
向こうも、剣の札(ツルギノフダ)か?」
楽 (しかし、意外だな。
地球の光は三色に光ってるから、
てっきりあいつの星札(ほしふだ)も、
三色に光ってるものかと………。)
トレス 「たあっ!」
楽が考え込んでるうちに、
トレスが切りかかってきた。
楽 「くっ!」
カキィンッ………
楽は、
トレスの刀を自分の剣の札(ツルギノフダ)で受け止めた。
ジュウゥゥゥ………
楽 「え?」
楽とトレスが切り結ぶと、
楽の刀の太陽の光が、
輝きを弱めてしまった。
トレス 「何を驚いてるの?
水星の光の特性の「浄化」だよ。
君も知ってるだろう?」
楽 「浄化?水星の光の?」
蒼也 「楽、
言っただろう?
地球の光は、
水星、木星、土星の3属性の特性を3つとも使えるんだ。
だから、地球属性の星神の星札も、
3種類の特性を持つ札を使い分けれるんだよ。」
楽 「なっ!?
大分、厄介(やっかい)じゃねーかそれ!
3属性の星神をそれぞれ、同時に相手にしてるようなもんだ………。」
トレス 「フフ………。
分かった?
君じゃあ、僕には敵わないって事。」
楽 「くっ!なら………。」
スッ
カシャンッ
楽の星匣 「籠手の札(コテノフダ)」
ヒュンッ
楽の左手に、
レオンの頭部を模した籠手(こて)が装備された。
楽 「喰らえ!」
スッ
楽は、
籠手をトレスの方に向けて構えた。
楽 「紅炎(プロミネンス)!」
ボウッ
楽は、
トレスに太陽の光の火炎放射を発射した。
スッ
カシャンッ
トレスの星匣 「盾の札(タテノフダ)」
ヒュンッ
トレスの前に、
茶色い光をまとった、
蝶々型の盾が現れた。
トレスは、
その盾の後ろに隠れた。
楽 「え?」
バシュウッ
楽の「紅炎(プロミネンス)」は、
トレスの盾で防がれてしまった。
ジュウゥゥゥ………
楽の発した太陽の光は、
たちまちトレスの盾に吸収された。
トレス 「土星属性の「吸収」だよ。
君の攻撃は通用しないよ。」
楽 「くっ、
こんなやつ相手にどう戦えば………。」
蒼也 「……………。」
第1巻 第319話 完