ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第327話 ウチアゲ 第1巻 第328話 ヤキニク

2017年11月8日(水) 9:00

 

凡矢理焼き肉店前

 

 

小咲 「おーい、

一条くーん!

こっちだよーー!」

 

楽 「おお、

おはよう小野寺。」

 

千棘 「小咲ちゃん、

おっはよー!」

 

 

楽たちは、

7日間(なのかかん)に渡る、

大学・専門の学祭巡りを終えて、

その打ち上げに、

凡矢理焼き肉店に来ていた。

 

 

集 「楽ーー。

幹事は俺が務めるから、安心して楽しんでくれよー。」

 

楽 「ああ。

幹事頼んだぜ、集。」

 

るり 「一条くん、安心して。

集くんが変な企画を立てないように、

私が彼女として、しっかりと見張っておくから。」

 

鶫 「やはり、

このメンバーで集まるというのは、いいものですね。」

 

万里花 「私(わたくし)も楽様と打ち上げに来れるなんて、

最高ですわ。」

 

 

打ち上げに来ているのは、

いつもの楽たちの凡高時代からのメンバーと、

冬吾に、蓮、蒼也、

更には大学祭を共に楽しんだ、

蕾や綾、蛍(ほたる)や夜内(やうち)までもが来ていた。

 

 

冬吾 「大学祭に続いて、

打ち上げも楽しんで行こーー!」

 

蓮 「まあ、

君らには結構世話になったからね、

恩返しもしないと。」

 

蒼也 「何だかんだで、

楽たちの集まりに俺も混ぜて貰うの………。

悪くないな。」

 

蕾 「寺ちゃん、

寺ちゃんの友達、いい人ばっかりだね。」

 

小咲 「そうだよ。

みんな、いい人たちだよ。」

 

蛍(ほたる) 「あわわ………。

あんまり話した事がない人たちがたくさん………。」

 

集 「よーしみんな、

打ち上げの最初はこの焼肉店からだ。

じゃんじゃん食べて、楽しんで行こーー!」

 

一同 「おーー!」

 

第1巻 第327話 完

 

 

 

第1巻 第328話 ヤキニク

 

2017年11月8日(水) 9:30

 

凡矢理焼き肉店

 

店員A 「舞子さん御一行様ーー。

10人以上の席が空きましたーー。」

 

集 「お、来た来た♪

行くよ、みんな!」

 

千棘 「来た来たーー!

焼き肉、焼き肉ーー♪」

 

楽 「ハシャいでんなぁ千棘、

そこまで食い過ぎんなよ?」

 

千棘 「なっ?

失礼ね!

あんた、食べ物屋さんに行くと、

私にそればっかね!」

 

楽 「彼氏として忠告してんだよ。

誰だって、

自分の彼女が太っていたら嫌だろうが?」

 

小咲 「アハハ………。」

 

るり 「さあみんな、

席に座りましょう。」

 

 

ガタッ

 

 

楽たち一行は、

10人以上の集団客用の、16番の席に座った。

 

 

千棘 「へーー。

この焼肉店、iPad(アイパッド)で注文出来るんだ!」

 

 

千棘は、

席のメニューの後ろに置いてあったiPad(アイパッド)を手に取って言った。

 

 

楽 「ああ、

最近はiPad(アイパッド)で注文出来る焼肉店が増えてるらしいんだ。」

 

小咲 「便利だねー。」

 

千棘 「で、どのお肉を注文するの?」

 

楽 「そうだな………。」

 

店員B 「いらっしゃいませー。」

 

カランッ

 

 

楽たちが、

注文するメニューを決めている時に、

店員が水とおしぼりを持って来た。

 

 

集 「あのー、

オススメのメニューとかありますか?」

 

店員B 「お客さん方は、

大人数ですから、これなんかどうですか?」

 

スッ

 

 

店員は、

メニューのあるページの、

「2時間食べ放題」のページを指差した。

 

 

楽 「食べ放題?」

 

店員B 「はい。

お一人様3,000円で、

当店のメニュー数十品(すうじゅうしな)が食べ放題になります。」

 

千棘 「へーー、

いいじゃないそれ!

お店のメニューが食べ放題なんて、

サイコー!」

 

楽 「みんな、

それでいいか?」

 

集 「俺も、それでいいよ。」

 

るり 「私も、

たった3,000円で食べ放題なんて、

最高だもの。」

 

小咲 「私も、

それでいいよ。」

 

鶫 「お嬢がそれを食べたいのでしたら、

もちろん私もそれで。」

 

万里花 「私(わたくし)も、

楽様がそれがよろしいのでしたら、

それで文句ありませんわ。」

 

蒼也 「別に、

それでいいんじゃないか?」

 

蕾 「私もーー!

食べ放題、楽っのしみー!」

 

綾 「私も。

それでいいよ、千棘ちゃん。」

 

集 「よーし、

それなら決まりだね。

この食べ放題、人数分で!」

 

店員B 「かしこまりました。」

 

スタスタ………

 

 

そして………。

 

 

パクッ パクッ

 

 

千棘 「おかわりください!(5皿目)」

 

 

千棘は、

次々と肉をおかわりしては、

平らげていた。

 

 

楽 「お前、

容赦のない食いぶりだな………。」

 

千棘 「いいじゃない!

今日は打ち上げなんだし、

無礼講って事で。」

 

楽 (まあ、

千棘はこういう子だしな。

無邪気に食べ物を食べてるところもその………可愛いしな。)

 

万里花 「あらあら桐崎さん。

そんなに食べては、

太ってしまって楽様に嫌われますわよ?」

 

千棘 「何ですって?」

 

万里花 「ですが、

確かに焼肉のようにタンパク質を多く含んだ栄養のある食べ物は、

胸を大きくするのに必要ですからね。7

どうです?

ここは私(わたくし)と1つ、

食べ比べをしてみませんか?」

 

千棘 「望むところよ!

また、前みたいに星体技(せいたいぎ)で胃を強化して、食べ比べましょう!」

 

万里花 「では、いざ!」

 

ガッ ガッ

 

ガッ ガッ

 

 

千棘と万里花は、

星体技(せいたいぎ)で、胃を強化して食べ比べを始めた。

 

 

楽 (お前ら、

女の子らしくなりたいなら、

人前で大食いなんてすんなよ………。)

 

蒼也 「楽、

お前ももっとたくさん食べたらどうだ?」

 

楽 「あっ、蒼也。

俺はそんなにたくさんは………。」

 

鶫 「いや、

たくさん食べた方がいいぞ一条楽。

焼肉は、

脂肪だけではなく、筋肉を付けるのにもいい栄養になる。

お前は華奢(きゃしゃ)な体格なのだから。

たくさん食べるべきだ。

お嬢やみんなの為に強くなりたいんだろう?」

 

楽 「なるほど………。

分かったよ。

そういう事なら、たくさん食べるぜ。」

 

パクッ パクッ

 

 

楽も、

たくさん食べ出した。

 

 

パクッ パクッ

 

 

るり 「モグモグ………。」

 

集 「あっはっは、

るりちゃん。

桐崎さんに負けないくらいの食べっぷりだね〜〜。」

 

るり 「何よ、悪い?」

 

集 「いや、別に。

むしろそれでこそるりちゃんって感じだしねーー。」

 

るり 「そう………。」

 

 

夜内(やうち) 「……………。

まあ。

頭が回るから、

たくさん食べるのは悪くないな。」

 

 

そして………

 

 

一同 「ごちそうさまでしたーー。」

 

ガチャ

 

 

千棘 「はーー、

美味しかったーー♪」

 

楽 「お前、

今日もたくさん食べたな。」

 

千棘 「うん。

それに、みんなと食べたから、

1人で食べるより、ずっと楽しかったもん!」

 

楽 (……………。

そうだな、

こんなに大人数で大学祭を回って、

こうやって打ち上げもやって。

やっぱり、友達っていいよな………。)

 

第1巻 第328話 完

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