2017年11月8日(水) 9:00
凡矢理焼き肉店前
小咲 「おーい、
一条くーん!
こっちだよーー!」
楽 「おお、
おはよう小野寺。」
千棘 「小咲ちゃん、
おっはよー!」
楽たちは、
7日間(なのかかん)に渡る、
大学・専門の学祭巡りを終えて、
その打ち上げに、
凡矢理焼き肉店に来ていた。
集 「楽ーー。
幹事は俺が務めるから、安心して楽しんでくれよー。」
楽 「ああ。
幹事頼んだぜ、集。」
るり 「一条くん、安心して。
集くんが変な企画を立てないように、
私が彼女として、しっかりと見張っておくから。」
鶫 「やはり、
このメンバーで集まるというのは、いいものですね。」
万里花 「私(わたくし)も楽様と打ち上げに来れるなんて、
最高ですわ。」
打ち上げに来ているのは、
いつもの楽たちの凡高時代からのメンバーと、
冬吾に、蓮、蒼也、
更には大学祭を共に楽しんだ、
蕾や綾、蛍(ほたる)や夜内(やうち)までもが来ていた。
冬吾 「大学祭に続いて、
打ち上げも楽しんで行こーー!」
蓮 「まあ、
君らには結構世話になったからね、
恩返しもしないと。」
蒼也 「何だかんだで、
楽たちの集まりに俺も混ぜて貰うの………。
悪くないな。」
蕾 「寺ちゃん、
寺ちゃんの友達、いい人ばっかりだね。」
小咲 「そうだよ。
みんな、いい人たちだよ。」
蛍(ほたる) 「あわわ………。
あんまり話した事がない人たちがたくさん………。」
集 「よーしみんな、
打ち上げの最初はこの焼肉店からだ。
じゃんじゃん食べて、楽しんで行こーー!」
一同 「おーー!」
第1巻 第327話 完
第1巻 第328話 ヤキニク
2017年11月8日(水) 9:30
凡矢理焼き肉店
店員A 「舞子さん御一行様ーー。
10人以上の席が空きましたーー。」
集 「お、来た来た♪
行くよ、みんな!」
千棘 「来た来たーー!
焼き肉、焼き肉ーー♪」
楽 「ハシャいでんなぁ千棘、
そこまで食い過ぎんなよ?」
千棘 「なっ?
失礼ね!
あんた、食べ物屋さんに行くと、
私にそればっかね!」
楽 「彼氏として忠告してんだよ。
誰だって、
自分の彼女が太っていたら嫌だろうが?」
小咲 「アハハ………。」
るり 「さあみんな、
席に座りましょう。」
ガタッ
楽たち一行は、
10人以上の集団客用の、16番の席に座った。
千棘 「へーー。
この焼肉店、iPad(アイパッド)で注文出来るんだ!」
千棘は、
席のメニューの後ろに置いてあったiPad(アイパッド)を手に取って言った。
楽 「ああ、
最近はiPad(アイパッド)で注文出来る焼肉店が増えてるらしいんだ。」
小咲 「便利だねー。」
千棘 「で、どのお肉を注文するの?」
楽 「そうだな………。」
店員B 「いらっしゃいませー。」
カランッ
楽たちが、
注文するメニューを決めている時に、
店員が水とおしぼりを持って来た。
集 「あのー、
オススメのメニューとかありますか?」
店員B 「お客さん方は、
大人数ですから、これなんかどうですか?」
スッ
店員は、
メニューのあるページの、
「2時間食べ放題」のページを指差した。
楽 「食べ放題?」
店員B 「はい。
お一人様3,000円で、
当店のメニュー数十品(すうじゅうしな)が食べ放題になります。」
千棘 「へーー、
いいじゃないそれ!
お店のメニューが食べ放題なんて、
サイコー!」
楽 「みんな、
それでいいか?」
集 「俺も、それでいいよ。」
るり 「私も、
たった3,000円で食べ放題なんて、
最高だもの。」
小咲 「私も、
それでいいよ。」
鶫 「お嬢がそれを食べたいのでしたら、
もちろん私もそれで。」
万里花 「私(わたくし)も、
楽様がそれがよろしいのでしたら、
それで文句ありませんわ。」
蒼也 「別に、
それでいいんじゃないか?」
蕾 「私もーー!
食べ放題、楽っのしみー!」
綾 「私も。
それでいいよ、千棘ちゃん。」
集 「よーし、
それなら決まりだね。
この食べ放題、人数分で!」
店員B 「かしこまりました。」
スタスタ………
そして………。
パクッ パクッ
千棘 「おかわりください!(5皿目)」
千棘は、
次々と肉をおかわりしては、
平らげていた。
楽 「お前、
容赦のない食いぶりだな………。」
千棘 「いいじゃない!
今日は打ち上げなんだし、
無礼講って事で。」
楽 (まあ、
千棘はこういう子だしな。
無邪気に食べ物を食べてるところもその………可愛いしな。)
万里花 「あらあら桐崎さん。
そんなに食べては、
太ってしまって楽様に嫌われますわよ?」
千棘 「何ですって?」
万里花 「ですが、
確かに焼肉のようにタンパク質を多く含んだ栄養のある食べ物は、
胸を大きくするのに必要ですからね。7
どうです?
ここは私(わたくし)と1つ、
食べ比べをしてみませんか?」
千棘 「望むところよ!
また、前みたいに星体技(せいたいぎ)で胃を強化して、食べ比べましょう!」
万里花 「では、いざ!」
ガッ ガッ
ガッ ガッ
千棘と万里花は、
星体技(せいたいぎ)で、胃を強化して食べ比べを始めた。
楽 (お前ら、
女の子らしくなりたいなら、
人前で大食いなんてすんなよ………。)
蒼也 「楽、
お前ももっとたくさん食べたらどうだ?」
楽 「あっ、蒼也。
俺はそんなにたくさんは………。」
鶫 「いや、
たくさん食べた方がいいぞ一条楽。
焼肉は、
脂肪だけではなく、筋肉を付けるのにもいい栄養になる。
お前は華奢(きゃしゃ)な体格なのだから。
たくさん食べるべきだ。
お嬢やみんなの為に強くなりたいんだろう?」
楽 「なるほど………。
分かったよ。
そういう事なら、たくさん食べるぜ。」
パクッ パクッ
楽も、
たくさん食べ出した。
パクッ パクッ
るり 「モグモグ………。」
集 「あっはっは、
るりちゃん。
桐崎さんに負けないくらいの食べっぷりだね〜〜。」
るり 「何よ、悪い?」
集 「いや、別に。
むしろそれでこそるりちゃんって感じだしねーー。」
るり 「そう………。」
夜内(やうち) 「……………。
まあ。
頭が回るから、
たくさん食べるのは悪くないな。」
そして………
一同 「ごちそうさまでしたーー。」
ガチャ
千棘 「はーー、
美味しかったーー♪」
楽 「お前、
今日もたくさん食べたな。」
千棘 「うん。
それに、みんなと食べたから、
1人で食べるより、ずっと楽しかったもん!」
楽 (……………。
そうだな、
こんなに大人数で大学祭を回って、
こうやって打ち上げもやって。
やっぱり、友達っていいよな………。)
第1巻 第328話 完