第1巻 第333話 ノミカイ
2017年11月8日(水) 17:00
中華料理店クサナギ 凡矢理店
集 「さーて、みなさん。
お待ちかねの、飲み会でーす!」
一同 「おーー!」
楽たち一同は、
大学祭巡りの打ち上げ会の最期の店で、
飲み会を開いていた。
楽 「やっぱり、
大学生の打ち上げの最後って言ったら、
飲み会だよな。」
小咲 「みんなで楽しく食べたり飲んだりするの、
やっぱりいいよね。」
千棘 「みんなで飲み会なんて、
楽しそーー!」
集 「いやー、みなさん。
この打ち上げと飲み会を企画した俺に、
感謝してよーー。」
るり 「女子のみんな、安心して。
集君が酔ったみんなに変な事をしないように、
私がちゃんと見張っておくから。」
集 「え?
ヒドいなるりちゃん〜〜。」
るり 「……………彼女としてね。」
ボソッ
集 「え?」
るり 「何でも無いわよ………。」
蕾 「やっぱり、
飲み会って、楽しいよね〜〜。」
綾 「千棘ちゃん。
千棘ちゃんは、お酒強いの?」
千棘 「ううん。
弱い方だよ。
まあこれでも、
弱いお酒なら飲めるし、
昔に比べたら大分強くなった方だけどね。」
蒼也 「まあ、飲みというのは悪くないな。
任務や訓練後に戦友と飲む酒は美味い。」
冬吾 「さあさあ、
飲み会も盛り上がって行こーー!」
蛍 「僕、お酒弱いから不安だよ………。」
集 「さあさあみんな、
お話はその辺にして、
さあ、飲もうよーー!」
楽 「おお、そうだな。
それじゃあ………。」
一同 「カンパーイ!」
コンッ
楽たち一同は、
酒の入ったグラスを叩き合って、
乾杯をした。
そして………。
千棘 「あ!
この白ワイン美味しいよ、小咲ちゃん!」
小咲 「こっちの梅酒(うめしゅ)も美味しいよ、千棘ちゃん。」
グビグビ………
万里花 「まったく………。
桐崎さんときたら、
お酒の飲み方もはしたなくて、
やはり、楽様の彼女としてまだまだですわね。
私(わたくし)のように、
気品のある飲み方をして貰いたいものですわ。」
グビッ
集 「楽、この酒もイケるぜ〜〜。」
楽 「おっ、
マジか?」
千棘 「楽、
私、お酌してあげるよ〜〜。」
楽 「ああ、
ありがとうな千棘。
ほれ、注いでくれ。」
スッ
楽は、
千棘にグラスを差し出した。
千棘 「はい、どうぞダーリン〜〜。」
トクトク………
千棘は、
楽のグラスに酒を注いだ。
アハハ………
そして、1〜2時間後………
ゴゴゴ………
第1巻 第333話 完
第1巻 第334話 サケヨイ
2017年11月8日(水) 19:00
中華料理店クサナギ 凡矢理店
楽 「ん?」
パチッ
楽は、
目を覚ました。
楽 「ああ、そうか………。
俺、酒飲んで寝ちまってたのか。」
スーースーー………
他のみんなも、
泥酔しきって眠っていた。
楽 「みんな寝ちまってる………。
まあ、あんだけ飲んだからな。
でも、やっぱり楽しいよな………。
高校時代から続いたメンバーや、
大学に入ってから新しく知り合ったメンバーと、こうやって楽しく飲むって。」
千棘 「うーん………。
ムニャ?」
パチッ
千棘も、目を覚ました。
楽 「お、千棘。
お前も起きたのか。
大丈夫か?あんまり酔い過ぎてねーか………。」
千棘 ガシッ
楽 「へ?」
千棘は、楽に抱きついて来た。
楽 「ち、千棘?
いきなり何を………。」
千棘 「ら、楽ぅ〜〜。」
楽 「は、はい?」
千棘 「せっかくの学祭の打ち上げなんだから、
みんなにも私たちのラブラブっぷりを見せつけてやろーよー、
ダーリン♪」
楽 「なっ!?
な、何言ってんだお前?
そんなのダメだって!
俺らは本当に付き合いだしてからも、
ピュアな関係だろ?
帰って、2人っきりになったらやってやるから、みんなの前じゃあダメだって………。」
千棘 「エヘヘ………。」
楽 「!」
ハッ
楽は、千棘の顔が真っ赤なのに気が付いた。
楽 「そ、そうだった………。
忘れてた!
千棘も他の女子のみんなも、
お酒を飲み過ぎると酔っ払って、見境無く甘えてくるんだった!」
千棘 「エヘヘ………。
楽ぅ〜〜。」
ダキッ
ギュッ
楽 「ひぃ〜〜!」
千棘は、
更に楽に抱きついて来て、
体を押し付けて来た。
千棘 「そんな硬いこと言わないで、
甘えさせてよ〜〜、ダーリン〜〜。」
楽 「ひぃ〜〜!」
ムニュッ
千棘は、
冬服の白い毛糸製の上着の上から胸を押し付けて、
下は赤いジーンズに食い込んだお尻を、
楽の下半身に押し付けて来た。
楽 (やっぱり、
こいつ、スッゲースタイルいいな………。
胸もお尻も柔らかいし、
それに俺に甘えてくる千棘、スッゲー可愛い………。
って、何考えてんだ俺は!
俺は千棘の外見だけじゃ無くて、
内面にも惹かれて付き合ってるんだ!
いくら彼女だからって、
酔って正気を失ってる千棘を好きにするなんて、絶対にダメだ!
……………彼氏として。)
千棘 「楽ぅ〜〜。」
ムニッ
楽 「うぅ………。
でも、このままじゃあ、誘惑に負けちまいそうだ………。」
楽 (ハッ。
そうだ、千棘だけじゃあ無くて、
他の女子のみんなはどうなんだ?
確か千棘以外の女子も、
酒にめっちゃ弱かったはず………。)
万里花 「らっくん〜〜!」
ガジッ
ギュッ
楽 「ああっ!?」
千棘 「ああっ。」
千棘を押しのけて、
今度は万里花が楽に抱きついて来た。
万里花 「らっくうん〜〜。
らっくんとの大学祭巡り、とっても楽しかったばい〜〜。
やっぱり、ウチはらっくんが大好きばい〜〜。
そろそろ、千棘しゃんからウチに乗り換えるとよ〜〜。」
ムニッ
万里花は、
楽たちと遊ぶ時によく着ている白いワンピース姿で、
豊満な胸を押し付けて来た。
楽 (うう………。
やっぱり橘も可愛いな………。
最初に会った時にも思ったけど、
やっぱりめちゃくちゃ可愛いし、
胸も千棘より大きいし………。
って、何考えてんだ俺は!
俺は千棘一筋で、千棘を彼女として大事にして行くって決めたじゃねーか!)
千棘 「あっ、万里花。
楽は私の彼氏よ〜〜。
あんたには渡さないんだから〜〜。)
ガジッ
千棘は、
万里花を手で掴んで、
楽から押し退けようとした。
万里花 「いやばい〜〜。
千棘しゃんよりウチの方が、
らっくんにふさわしいばい〜〜。」
楽 (ヤ、ヤバい………。
頭がどうにか、なっちまいそうだ………。)
第1巻 第334話 完