ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

265 / 383
第1巻 第338話 ボロゴヤ

第1巻 第338話 ボロゴヤ

 

2017年11月11日(土) 10:00

 

凡矢理大学裏山、正式名称:凡矢理山(ぼんやりやま)

 

頂上付近

 

 

楽 「お、着いたぞ。」

 

スタスタ………

 

 

凡矢理山を登り始めて約1時間、

楽たち4人は、

ビーハイブの所有するペンションに到着した。

 

 

千棘 「楽、ありがとう。

もう私を降ろしてもいいわよ。」

 

楽 「ああ。」

 

スッ

 

ドサッ

 

タンッ

 

 

楽は、

おんぶしていた千棘を降ろした。

 

 

鶫 「それにしても………。」

 

楽 「結構なボロ小屋だな………。」

 

 

アーデルトに言われて来たそのペンションは、

丸太で作られた典型的なペンションという感じだが、

長らく人が来ずに、手をつけられなかっあた為か、

窓や庭などもあるが、

窓などは埃(ほこり)を被りきり、

庭や壁紙などには雑草や植物が伸び放題だった。

 

 

千棘 「ここに来る途中の山道も中々怖かったけど、

これもこれで雰囲気あるわね………。」

 

蒼也 「ここを使う任務が出来た時に掃除もすればいいという事になり、

結局ほとんど手をつけられないままでしたからね。」

 

楽 「で、でもよ。

中は綺麗なんじゃねーか?

一度、中に入ってみよーぜ。」

 

千棘 「そ、そうね………。」

 

 

ガチャッ

 

 

楽は、

ペンションの扉を開けた。

 

 

キイィーー………

 

 

千棘 「わわっ!」

 

楽 「おお………。」

 

 

中も真っ暗で、

扉から入ったばかりの部屋には、丸太で作った机や椅子(イス)もあったが、

暗くて埃(ほこり)を被りきっている為か、

不気味な雰囲気すらした。

 

 

千棘 「あわわ、真っ暗………。

私、こういう所が1番ダメなのよ………。」

 

鶫 「私も、どちらかと言えばこういう所は苦手で………。」

 

楽 「蒼也、ここって電気はあるのか?」

 

蒼也 「ああ、確かここに………。」

 

カチッ

 

 

蒼也は、

部屋の電気を付けた。

 

 

ジジジ………

 

 

楽 「何とか、電気は付いたな………。」

 

千棘 「でも、明るくなって見てみると、

ますます埃(ほこり)だらけね………。」

 

 

その部屋にも、

部屋中に埃(ほこり)が被っていた。

 

 

千棘 「こんは所を、

本当に私たちのアジトに使えるのかしら………。」

 

楽 「……………。

よーし。千棘、鶫、蒼也。

今日と明日で、このペンションを綺麗にしようぜ!」

 

千棘 「え?

でも楽、ここまで埃(ほこり)だらけなのに、

たった2日(ふつか)で………。」

 

楽 「やれば出来る!

俺たちは、星神でもう何度も戦いも乗り越えて来ただろ?

掃除くらい楽勝だぜ!」

 

千棘 「楽………。

うん、そうだね!」

 

鶫 「私も、

掃除や片付けは得意だ。」

 

蒼也 「ああ、やろう楽。」

 

第1巻 第338話 完

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。