琵琶湖沿岸公園
楽 「え!?じゃあ、偶然出て来た鶫の星獣が小野寺にも見えたって事?」
鶫 「ああ…私も驚いたが、小野寺様にはメガオンがハッキリと見えていた。
どうやら素養があるようだ。」
千棘 「ビックリだわぁ〜〜、小咲ちゃんは全然そんな感じの子じゃ無いと思ってたのに!」
小野寺 「うん………私も驚いたよ。
私なんかがそんなすごい力の素質があったなんて………」
鶫 「あ、ではお嬢。そろそろ宿に戻る時間ですし、宮本様達を呼んで来ます。」
小野寺 「あ、私も行くよ〜」
千棘 「お願いね、2人とも。」
スタスタ
そういうと鶫と小野寺はたんぽぽ旅館の方に歩いて行った
千棘 「………………………」
楽 「さーてとっ、今日はだいぶ疲れたし早く寝てーぜ。やっぱり星の光を使うとまだ大分眠くなる………」
フワァーーァ
千棘 「ねぇ楽」
楽 「あ?」
千棘 「ありがとう。」
楽 「え?何だよ急に?」
千棘 「私を助けてくれて」
楽 「そんなん当たり前だろ?お前はもう俺のホントの彼女なんだから………」
千棘 「うん。そーだよね、あんたは私が嫌いだった時ですら溺れたあたしを助けてくれた。
あんたはそういう奴だって………分かってた。」
楽 「あったよなぁ、そんな事も。」
ギュッ
楽 「え?」
千棘は楽を優しく抱きしめた
千棘 「あんたと再会したあの日に行った、「私をその力で守ってくれたら惚れ直しちゃう。」こんなに早く叶っちゃった……」
楽 「お…おう。まあ、今回は運が良かったしな。」
千棘 「これはその、感謝の気持ち」
楽 「え?」
スッ
チュッ
楽 「………………………!」
千棘 「ーーんんっ…」
千棘 「ーーっはぁあ…」
千棘は楽にキスをした。唇同士では初めての。
楽 「ーーーーっ、ちょお前、そんないきなり………」
千棘 「何、嫌だったの?」
楽 「そうじゃねーけど………お前はいいのかよ?こんなに早く?」
千棘 「ううん。これでも遅過ぎたくらい!」
スッ
千棘は自分の唇に手を当て、顔を赤らめた満面の笑顔で言った
千棘 「ありがとう楽、カッコよかった!」
第27話 完
第1巻 第28話 キタクロ
2017年5月5日 (水) GW5日目最終日
滋賀県→凡矢理市の帰宅路
ブォォ………
集 「いや〜〜中々楽しい旅行だったねぇ!」
宮本 「まあ半分は、あんたの変な企画に巻き込まれただけどね。」
鶫 「全くだ……何だあの山道と人生ゲームは?」
小野寺 「まあまあつぐみちゃん、楽しかったんだし………」
集 「小野寺は優しいね〜ー。ところで、楽
と桐崎さんは何でそんなにだんまりなの?」
楽・千棘 「ええ!?」
楽 「………………」
千棘 「……………」
千棘 (ついに私のファーストキス、楽にあげちゃったなぁ………)
楽 「いきなりだったけど、千棘の唇………柔らかかったなぁ………)
楽 (そうだ。これからヤクザやギャングの世界に加えて、星獣や他の星神と戦う事もあるかもしれないんだ。
もっと、鶫や蒼也に戦いを教わろう。
こいつを守れる用に………)
集 「お!みんな、凡矢理着いたよ〜」
ガチャっ
集 「じゃあ、楽と桐崎さんのマンションはこの近くだったよね。じゃあね〜、また駅で。」
ブォォォォ………
楽 「…………なぁ、千棘。」
千棘 「何?」
楽 「俺、もっと強くなるからな。」
千棘 「え?何よいきなり」
楽 「なんでもねーよ。さぁ、帰ろーぜ。」
千棘 「う…うん。」
俺はもっともっと強くなる。
この街を、みんなを、千棘を守る為に
第28話 完