第1巻 第372話 アマエル
2017年11月21日(火) 15:00
スペクトル凡矢理 705号室
千棘 「はい、楽。
お茶。」
スッ
楽 「ああ、ありがとな、
千棘。」
グビグビ……………。
その日、
楽は、凡矢理大学の講義が、
千棘は、LAB(ラボ)の講義が、
午前中だけで、
早目に終わった為、
2人は、
「スペクトル凡矢理」の、705号室で、
くつろいでいた。
千棘 「ソレにしても、
昨日のダーリン、
格好良かったぁ……………。」
グッ
スリスリ……………。
千棘は、
楽と腕を組んで、
頬(ほお)を、楽に擦り付いた。
楽 「おいおい……………。
やめろよ、千棘。
誰も見てないからって、
恥ずかしい……………。」
千棘 「いーじゃん、ダーリン。
ここは、
私と楽だけの空間、
私たちの愛を邪魔するものは、
何も無いんだら……………。」
スリスリ……………。
千棘は、
満面の笑顔で、嬉しそうに、
楽に左腕に、寄り添いて、
スリスリ、頬(ほお)を、擦り付けて来た。
楽 「まったく……………。
お前は本当に、
俺と2人きりの、俺の前では、
甘えん坊だな。」
スッ
ナデナデ……………。
楽は、
自分の左腕に、寄り添って来る、
千棘の金髪の髪を、
優しく撫でた。
楽 (しっかし、
千棘の言う、
「2人だけの空間だから、
お互いに素(す)を出せる。」
ってのは、
ホントに、共感するよな。
小野寺や、集たちの前じゃあ、
ここまで、
素を出して、
イチャイチャ出来ないもんな……………。」
楽は、
2人っきりの空間の、ありがたさを実感しつつ、
楽しい、
大学生活の午後を、
満喫しました。
第1巻 第372話 完
第1巻 第373話 ロクニン
2017年11月22日(水) 10:00
凡矢理大学
楽 「は?
お前の近くに、
星獣(せいじゅう)が現れた?」
冬吾 「ああ。
俺は今、
「星物書き(ほしものかき)」、
として、
色んな、星獣のデータを集めてるのは、
知ってるだろ?」
楽 「ああ。
確か、「星物書き(ほしものかき)」って、
マフィア界や、星神界の、
「ジャーナリスト」、
なんだよな?」
冬吾 「ああ。
そんで、この前、
お前らが、「ハチノス」って言う、
星神のチームを作って、
お前や、桐崎さんが、
契約星獣(けいやくせいじゅう)を、成獣体(せいじゅうたい)、
にして、
「クアトロオーラ・アップ」
を習得する為に、
色んな、
野生の星獣(せいじゅう)を、
探して、倒してるんだろ?
手を貸すぜ。
早速、
一匹、見つけて来てやった。」
楽 「なるほど……………。
サンキューな、冬吾。
で、
ソレは、どんな星獣なんだ?」
冬吾 「ああ、ソレはだな……………。」
夕方、
2017年11月22日(水) 17:00
凡矢理大学裏山、正式名称:凡矢理山(ぼんやりやま)
頂上付近、ハチノス
リビング
蒼也 「なるほど………。
「火星トンボ」か。
まさか、
こんな、人気(ひとけ)の無いところに、
いたとはな。
千棘 「久野(くの)くん、
ありがとーね。」
蒼也 「さっそく、
明日にでも、倒しに行ってみるか。
それと、久野(くの)くん、
君、俺たちのチームに入る気は無いか?」
冬吾 「え?」
楽 「そーだぜ!
俺も、冬吾が入ってくれたら、
嬉しいぜ。」
冬吾 「確かに……………。
俺の、契約星獣(けいやくせいじゅう)の、
バオも、
まだ、「幼獣体(ようじゅうたい)」の、
ままで、
「クアトロオーラ・アップ」
を、習得して、「成獣体(せいじゅうたい)」に、なってないもんな……………。
よし、分かった。
いいぜ。」
楽 「よし。
冬吾が新たに(あらたに)、仲間に加わって、
くれたぜ。」
蒼也 「コレで、6人目の仲間か……………。」
第1巻 第373話 完