2017年11月22日(水) 10:00
凡矢理市の、
とある、川原
楽 「まさか、
こんなところに、
野生の星獣がいるとはな……………。」
蒼也 「ああ、
久野くんの、情報が無ければ、
俺も知らなかった。
流石(さすが)は、
星物書き(ほしものかき)……………。」
楽たち、
楽、千棘、鶫、蒼也、万里花、
それと昨日から、
新たに、冬吾も加えた、
「ハチノス」のメンバー、4人は、
冬吾が、
「野生の星獣」の、「火星トンボ」が、
出る、
と、言った、
凡矢理市内の川原(かわら)に、
ソレゾレの、
大学や、専門の、
講義が終わった後に、
来ていた。
ピカァーーー!
千棘 「あ!星匣(ほしはこ)が、
光ったわ!」
千棘の星匣(ほしはこ)が、
赤く光った。
ブウゥーン……………。
千棘 「あ、
来たわ、あの子が、
久野くんが言ってた、
「火星トンボ」、ね。」
楽 「アイツか……………。」
飛んで来たのは、
赤い、「火星の光」をまとった、
「火星トンボ」、
だった。
楽 「よーし……………。
行くぜ、レオン!」
スッ
楽は、
自らの、
オレンジ色に、豹柄(ヒョウがら)の、
紋章(もんしょう)が描かれた、
星匣(ほしはこ)を取り出した。
楽 「九愛太陽(きゅうあいたいよう) レオン」
シュンッ
楽は、
レオンを星匣(ほしはこ)から、
召喚した。
楽 「よーし……………。
行くぜ、レオン!」
レオン 「楽、
ボクが「成獣体(せいじゅうたい)」に、
進化して、
楽が、「クアトロオーラ・アップ」を、
習得する為に、
今日も、頑張ろーね。」
火星トンボ 「ブウゥゥゥン……………。」
火星トンボは、
低空の、地面から、
5〜6m(メートル)を跳びながら、
楽とレオンを見ている。
楽 「よーし、行くぜ!」
カチャッ
楽は、
蒼也から京都で、
千棘との半年記念日に、
買って貰って、プレゼントして貰った、
愛用の日本刀、
日本刀の、「焔丸(ほむらまる)」を、
鞘から出した。
楽 「ハァッ!」
ボウッ
楽は、
「焔丸(ほむらまる)」に、
自らの、オレンジ色(橙色)の、
「太陽の光」を、
流し込み、
灯した。
楽 「行くぜ……………。」
カチャ
楽は、
「火星トンボ」に向けて、
日本刀を構えた。
火星トンボ 「ブウゥゥゥン……………。」
楽 「たあっ!」
ダッ
楽は、
「火星トンボ」に向けて、
切り掛かって、
走り出した。
火星トンボ 「ブウンッ!」
スッ
楽 「なっ!?」
火星トンボは、
素早い動きで、
楽の斬撃を躱した(かわした)。
冬吾 「楽、気を付けろ。
「火星トンボ」は、
火星属性の星獣(せいじゅう)の中では、
珍しい、虫型(むしがた)の星獣(せいじゅう)だ。
蜻蛉(トンボ)の翅(ハネ)を使った、
左右上下前後(さゆうじょうげぜんご)の、
高速移動で、
攻撃を躱して来るぞ。」
後ろから、
戦っている楽に、
楽 「何?そうなのか?
なるほど……………。
ありがとうな、冬吾。」
蒼也 「流石は、「星物書き(ほしものかき)」、
俺たち、ビーハイブが持っている、
「火星トンボ」のDATA(データ)と、
全く同じ解説だ。」
楽 「よーし……………。
ソレなら!」
スッ
カシャンッ
楽の星匣(ほしはこ) 「籠手の札(コテノフダ)」
ヒュンッ
楽の右手にレオンの頭を模した籠手が現れた。
ガチャ
楽は、籠手の銃口を、
「火星トンボ」に、向けた。
楽 「紅炎(プロミネンス)!」
ボウッ
楽は、
自らの、「太陽の光」の、
火炎放射、「紅炎(プロミネンス)」を、
「火星トンボ」に、向けて、
発射した。
火星トンボ 「ブウンッ!」
スッ
楽 「なっ?」
「火星トンボ」は、
またしても、
難なく、躱した。
楽 「なんて、すばしっこい奴だ、
一体、どうしたら……………。」
冬吾 「……………。」
第1巻 第374話 完