ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第381話 キレイニ

2017年11月25日(土) 10:00

 

凡矢理美術館

 

店員 「さーて、みなさん。

各々(おのおの)の、「絵のモデル」は、

決まった様ですね。

 

それでは、

次は、絵を描き始めて下さい。」

 

 

楽たち一同 「はーい。」

 

 

楽、千棘、鶫、蒼也、万里花、

冬吾、蓮、小咲、集、るりの、

 

10人は、

各々(おのおの)が選んだ、

「絵のモデル」を、

ソレゾレの、絵のキャンパスの前に立てられている、

白い台の上に置いて、

ソレゾレの、絵のキャンパスの前に、

椅子(イス)に座って、

描き出した。

 

 

楽 「よーし……………、

タダのイベントだけど、

やるからには、出来るだけ綺麗(キレイ)に上手く、描いてみるぜ。」

 

 

楽は、

「和菓子の饅頭(まんじゅう)の、レプリカ」

を、描き始めた。

 

 

蓮 「さて、

よーく考えたら、

お客さんに見て貰う、

和菓子のデザインになるかもしれないしな。

 

この描いた絵を、

店員さんに聞いて見て、

持ち帰りが可能だったら、

 

持ち帰って、

ウチの店の看板にしようかな……………。」

 

 

蓮は、

菓子職人(パティシェ)らしく、

「イチゴのショートケーキのレプリカ」

を、

「絵のモデル」にして、

描いていた。

 

 

千棘 「よーし……………、

頑張って、綺麗(キレイ)で上手い、

テディベアのクマちゃんを描くわよ!」

 

グッ

 

小咲 「千棘ちゃん、

意気込んで、やる気出してるなぁ……………。

よーし……………、

私も、頑張って、

綺麗(キレイ)な、リンゴを描いてみよう。

下手くそな私なりに。」

 

小咲 (出来れば一条君に、褒めてもらいたいなぁ……………。

あと、弥柳くんにも、

出来れば、

私が描いた林檎(リンゴ)を、

洋菓子に使うタルトとかの、

見本(みほん)にして貰いたいなぁ……………。)

 

 

千棘は、

テディベアのクマをモデルに、

絵を書く事に意気込み、

 

小咲は、

楽と蓮に、自分の描いた絵を、

認めて貰いたい一心(いっしん)も相まって、

千棘と同じくらい意気込み出した。

 

 

万里花 「ふむふむ……………、

みなさん、ソレゾレ張り切ってらっしゃいますわね。

 

よーし……………、

私(わたくし)も、

楽様に認めて頂けるような、

美しい絵を描く為に、

ひたすら、努力あるのみですわ!」

 

 

カキカキ……………、

 

ズバズバァッ……………、

 

 

万里花は、

まあ、彼女の場合は、

いつものパターンで、言わずともか、

 

「楽への愛情」と、「そこから来る、努力」により、

 

「オレンジ色の花弁をした、

花の植木鉢(うえきばち)」を、

描き出した。

 

 

 

冬吾 「ふーむふむ………。

みなさん、ソレゾレ張り切ってますねぇ……………。

 

よし、俺もそれなりに頑張るか。

「星物書き(ほしものかき)」、

として、

 

記事を書く際、

「絵を描く力」も、

場合によっては、必要だからね。」

 

 

カキカキ……………

 

スラスラ……………

 

 

冬吾は、

あろうもことか……………

「双眼のカメラ」を、「絵のモデル」に、

描き出した。

 

マフィア・ギャング界の、

ジャーナリスト、「星物書き(ほしものかき)」である、

彼に似合う、「絵のモデル」と言えば、

そうだが……………、

 

この、「凡矢理美術館(ぼんやりびじゅつかん)」には、

楽たち10人に似合う、

「絵のモデル」が、

都合良く揃い過ぎている……………。

 

 

 

蒼也 「……………。」

 

サラサラ……………。

 

鶫 「ふーむ……………、

中々上手く、描けそうだ。

蒼也、そっちはどうだ?」

 

蒼也 「ああ……………。

俺の方も、予想より大分上手く描けている。

 

しかし、

俺は絵などの、「芸術関係(げいじゅつかんけい)」には、

まったく、経験と心得(こころえ)が無かったのだが……………、

 

まさか、

こうも都合良く、「ククリ刀のレプリカ」が、この美術館にあるとは……………。」

 

 

鶫 「ああ、私もだ……………。

「モデルガン」、などと言う、

私に合い過ぎている、

「絵のモデル」が、あるとは……………。」

 

 

蒼也は、「ククリ刀のレプリカ」を、

鶫(つぐみ)は、「モデルガン」を、

絵のモデルに選んで描いていた。

 

2度目になるが……………、

この、「凡矢理美術館(ぼんやりびじゅつかん)」には、

楽たち10人にとって、

都合の良い、「絵のモデル」が、

揃い過ぎているのである……………。

 

 

 

集 「ふんふんふーん♪。

やっぱり、こんな可愛い女の子の写真だと、

描き気が、心の底から湧きますなぁ………♪。」

 

るり 「……………。

こんなのが、私の彼氏だなんてね。

 

いや、こんな彼氏を許して、

付き合ってる、私も私かぁ……………。」

 

 

スラスラ……………。

 

カキキキ……………。

 

 

 

集は、「10代くらいの女の子の写真」を、

るりは、「眼鏡(メガネ)」を、

「絵のモデル」に、描いていた。

 

 

再三(さいさん)言うが……………、

この、「凡矢理美術館(ぼんやりびじゅつかん)」には、

楽たち10人に対して、

「都合の良い絵のモデル」、

が、揃い過ぎているのである……………。

 

 

そして、

楽たちの、絵描きは進み……………、

 

第1巻 第381話 完

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