2017年12月1日(金) 19:00
代々木ゼミナール 凡矢理校(ぼんやりこう)
から、
駅への帰り道
冥王星ツバメ 「クエェェェ……………。」
万里花 「よーし……………。
行きますわよ、ツバメさん!」
スッ
カシャンッ
万里花の星匣(ほしはこ) 「角の札(ツノノフダ)」
ヒュンッ
万里花の右手に、
白い光をまとった、
羊のツノが装備された。
万里花 「てやっ!」
冥王星ツバメ 「クェッ!」
ヒュンッ
「冥王星ツバメ」は、
万里花の攻撃を、
難なくかわした。
万里花 「素早いですわね……………。」
レム 「万里花、
「冥王星ツバメ」は、
鳥形(とりがた)の星獣(せいじゅう)である事もあって、
スピードはかなり上の方よ。
まして、あたしは、
羊型でスピードは全然、少ない方だしね。」
万里花 「なるほど……………。
ソレなら。」
スッ
カシャンッ
万里花の星匣 「籠手の札(コテノフダ)」
ヒュンッ
万里花の左手に、
今度は羊(ヒツジ)の頭を模した、
籠手(コテ)が装備された。
万里花の籠手の札(コテノフダ) 「メエェ〜〜〜!」
万里花の、「籠手の札(コテノフダ)」は、
泣き声の超音波を放った。
万里花 「「天王星ヒツジ」である、
レムの、催眠作用(さいみんさよう)を載せた、超音波ですわ。
これなら……………。」
冥王星ツバメ 「クェッ!」
ザンッ
万里花 「あっ?」
「冥王星ツバメ」は、
万里花の、「天王星の光」の超音波を、
自らの、「冥王星の光」、
で、かき消した。
レム 「万里花、言い忘れたけど、
「冥王星の光」は、
属性的に、アタシとあなたの、
「天王星の光」に、
強いのよ。」
万里花 「相性の問題でしたか……………。
でしたら、どうすれば……………。」
冥王星ツバメ 「クェッ!」
ザンッ
万里花 「あっ?」
「天王星ツバメ」は、
翼をはばたかせて、「冥王星の光」の斬撃を、
万里花に飛ばして来た。
ザンッ
万里花 「うっ!」
夜内(やうち) 「あっ!」
万里花の肩に斬撃が当たってしまった。
万里花 「くっ!」
ガタッ
万里花は、
膝をついて肩を押さえた。
夜内(やうち) 「大丈夫か?
橘さん?」
万里花 「大丈夫ですわ……………。
このくらいの傷(キズ)、
私(わたくし)の、
「冥王星の光」の、
治癒の力があれば簡単に……………。」
夜内 「……………。
おい、ツバメ。」
ザッ
万里花 「あっ?」
夜内(やうち)は、
前に出た。
夜内(やうち) 「女の子に、何してんだ?
怪我(ケガ)してるじゃないか!」
万里花 「夜内(やうち)さん、
危ないですわ!」
夜内(やうち) 「だからって……………、
もう、見てられないよ!」
ピカァーーー!
夜内 「え?」
万里花 「あら?」
レム 「!」
夜内(やうち)の体が、
赤色に輝いた。
第1巻 第393話 完