2017年12月1日(金) 19:30
代々木ゼミナール 凡矢理校(ぼんやりこう)
から、
駅への帰り道
夜内 「何だよコレ?
俺の体が……………、
赤く光ってる?」
万里花 「コレは……………、
いや、レムやこの、「冥王星ツバメ」が見えてる時点で、
「星の光の素養」はあったという事ですが……………。
ソレは、
私(わたくし)の側(そば)にいたから、
夜内(やうち)さんの、
「星の光」が育っただけかと……………。」
レム 「……………。
万里花(まりか)、
あなた、星神(ほしがみ)として覚醒して、
あたしと始めてあった時、
あなたのお父様から貰った、
スペアの星錠(せいじょう)、
まだ、持ってる?」
万里花 「え?
あ、はい……………。
持ってますわよ。」
ゴソゴソ……………、
万里花は、
白いワンピースのポケットから、
星型の星錠(せいじょう)を出した。
レム 「……………。
とりあえずは、
あなたの肩の傷(キズ)を治して。」
万里花 「えっ?
あ、はい……………。」
スッ
カシャンッ
万里花の星匣(ほしはこ) 「癒の札(イヤシノフダ)」
ボウッ
万里花の右手に、
白い、「天王星の光」が、
こもった。
万里花 「ハァッ!」
ボウッ
万里花は、
その右手を、「冥王星ツバメ」の斬撃を喰らった、左肩に当てて、
傷(キズ)を治癒(ちゆ)した。
ジュウゥゥゥ……………。
レム 「……………。
治ったわね。
万里花、次は……………、
分かるわね?」
万里花 「……………。
はい、レム。」
スッ
万里花は、
夜内(やうち)に、星錠(せいじょう)を、
差し出した。
万里花 「……………。
夜内(やうち)さん、
コレを飲んで下さいまし。」
夜内 「えっ?」
万里花 「悔しいですが……………。
私(わたくし)は、
治癒専門の星神である事と、
属性の相性の問題から、
あのツバメさんには、
敵いそうにはありませんわ。」
夜内 「で、でも……………。
ソレって……………。」
万里花 「分かってますわ。
厳しい、戦いの世界に入るという事。
もちろん、
あなたにそんな事は強要しませんわ。
嫌でしたら……………。」
夜内(やうち) 「……………。
いや、やるよ。」
スッ
夜内(やうち)は、
万里花から星錠(せいじょう)を受け取った。
夜内 「今、この状況で、
君を助けれるのは、俺だけだしね。」
万里花 「……………。
ありがとう、ございますわ。」
ゴクンッ
夜内(やうち)は、
星錠(せいじょう)を飲み込んだ。
ピカァーーー……………。
夜内(やうち) 「うっ!」
冥王星ツバメ 「クェッ?」
夜内(やうち)の、
赤い光の輝きは、ますます強くなった。
夜内 「うぅ……………。」
万里花 「夜内(やうち)さん、
もっと気をしっかりして下さい!」
夜内 「あ、ああ……………。」
ピカァーーー……………。
夜内の赤い光は、
夜内の頭上で丸くなり、固まった。
ピカッ
夜内 「ハァーー………ハァーーー………。」
? 「……………。
やっと会えたね、俊介。」
夜内(やうち) 「え?」
夜内の足元で、声がした。
万里花 「どうやら……………。
成功みたいですわね。」
? 「ボクは、
「火星シマウマ」の、ゼブラ、
キミ、
夜内 俊介(やうちしゅんすけ)の、契約星獣だよ。」
夜内 「!」
夜内の足元には、
赤い、「火星の光」をまとった、
シマウマが話していた。
レム 「……………。
「火星シマウマ」、ね。
この夜内(やうち)って子、
中々(なかなか)の大物を出したわね。」
第1巻 第394話 完