ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第399話 アイサツ

2017年 12月3日(日) 15:20

 

凡矢理大学裏山、

正式名称:凡矢理山(ぼんやりやま)、

 

頂上付近、ハチノス、

 

リビング

 

 

 

万里花 「始めまして、

桐崎さんのお母さま。

 

橘 万里花と、申します。」

 

ペコッ

 

 

万里花は、

華に挨拶(あいさつ)した。

 

 

華 「よろしくね、万里花ちゃん。

 

あなた、千花(ちか)の娘なのよね?

お母さんは元気?」

 

 

万里花 「……………。

まあ、私(わたくし)は、

昔も今も、母をあまり好きではありませんでしたが……………。」

 

チラッ

 

 

万里花は、

楽と千棘の方を見た。

 

 

万里花 「楽様と桐崎さんのおかげで、

母の呪縛からは、

解放されましたわ。

 

それに私(わたくし)は、

母の様な弱い女のままで、はいませんわ。」

 

華 「そっかぁ。」

 

ニコッ

 

 

華は、

万里花の強気な発言に、

思わず笑顔を見せた。

 

 

万里花 「ソレに、

楽様が私(わたくし)を、

「いい友達」と、思ってくれるのは、

大変嬉しいですが、

 

まだまだ私(わたくし)も、

楽様を、「恋愛の対象」として、

完全に諦めたわけでは、

ありませんわ。

 

あなたの娘さんの千棘さんにも負けないくらい、

素敵な女性になって、

楽様をいつか、

奪ってしまうかもしれませんわ!」

 

 

華 「……………。

大分強気で、前向きな子ね。

お母さんの千花とは大違いよ。

 

千棘、

このままじゃああなた、

坊やをこの子に取られちゃうかもよ?」

 

 

チラッ

 

クスッ

 

 

華は、

目線を千棘の方に変えて、

小さく笑みをこぼしながら言った。

 

 

千棘 「ま、負けないわよ、ママ!

私は万里花には!

 

高校の頃、

楽と、「ニセモノの恋人」、

だった時から、

ずっとそうだったもの、

 

万里花には負けないわ!」

 

 

華 「……………。

いい心がけね。

それでこそ、私の子だわ。

 

ソレと……………、」

 

スッ

 

 

万里花 「はい?」

 

 

華は、

万里花の右手を掴みながら、言った。

 

 

華 「万里花ちゃん、

あなた、天皇属性の、

ソレも、治癒専門の星神ね?」

 

万里花 「はい?

私(わたくし)の属性だけで無く、

そんな事まで、分かるのですか?」

 

華 「ええ、

私が契約している、

星獣(せいじゅう)の、能力でね、

 

他の星神の子や、星獣(ほしけもの)に触れると、

その子の、

星の光の特性や、

「クアトロオーラ」が、

大体分かるの。」

 

 

千棘 「やっぱり、

ママも星神(ほしがみ)なの?」

 

華 「ええ、もちろんよ。

それも、あなたと同じ、

「月の光」の属性のね。

 

まあ、私の契約星獣(けいやくせいじゅう)は、

後で見せてあげるわ。

 

それより……………。」

 

チラッ

 

 

華は、

再び楽に目線をやった。

 

 

華 「坊や、

他の子たちも、私に紹介してくれるかしら?」

 

楽 「ああ。

いいっすよ、華さん。

まずは……………。」

 

チラッ

 

 

楽は、

冬吾の方に目線をやった。

 

 

楽 「華さん、

コイツは久野冬吾(くのとうご)、

 

俺が今通っている大学の、

「凡矢理大学(ぼんやりだいがく)」の、

同級生で友達です。

 

まあ、

入学してしばらくしてから、

星神だと、分かったんですがね……………。」

 

 

冬吾 「久野冬吾(くのとうご)です。

どうぞよろしく。」

 

スッ

 

 

冬吾は、華に手を差し出した。

 

 

ギュッ

 

 

華 「どれどれ……………。」

 

 

華は、

冬吾と握手して、

冬吾の星の光を測って調べた。

 

 

華 「久野くんだったわね?

あなた、属性は、「水星」、

 

ソレに……………、

もしかして、「星物書き(ほしものかき)」、

なのかしら?」

 

冬吾 「えっ?

そんな事まで、分かるんですか?」

 

華 「ええ。

星物書き(ほしものかき)の子の、

星の光は、大体、

「興味、好奇心、関心」の、

感情が元になっているもの。

 

手を取って、

星の光を感じ取れば、

大体、分かるは。」

 

千棘 「ママ、スッゴ〜〜〜い。」

 

 

華 「ちなみにあなた、

契約している星獣(せいじゅう)は?」

 

冬吾 「「水星エイ」の、クリアっす。」

 

華 「へーえ、「水星エイ」ね……………。

なかなか、いい星獣(せいじゅう)と、

契約してるじゃ無い。

 

ソレじゃあ、次は……………。」

 

チラッ

 

 

冬吾の自己紹介を聞き終えた華は、

次は、蓮の方に目をやった。

 

 

スタスタ……………。

 

 

華は、蓮の方に歩いて行った。

 

 

華 「あなた、お名前は?」

 

蓮 「……………。

弥柳 蓮です。」

 

華 「弥柳くんね、

千棘や坊やとは、どこでしりあったの?」

 

蓮 「星神としての、戦いを通してです。

楽とは、通ってる大学は違うんですが、

 

俺は小野寺さんと同じ大学で、

俺が、野生の星獣(せいじゅう)から、

小野寺さんや、妹の春ちゃんを守った事が、

キッカケで、

楽と出会って、

最近、この「ハチノス」にも、

入りました。」

 

華 「なるほどね。

どれどれ……………。」

 

ポンッ

 

 

華はまた、

蓮の肩に手を置いて、

万里花や冬吾の時と同じように、

 

蓮の「星の光」を、

測って読み取った。

 

 

華 「星の光の属性は、「土星」、

 

それにあなた……………、

星神に、自分から進んでなったわけじゃあ、

無いみたいね?」

 

蓮 「!そんな事まで、分かるんですか?」

 

華 「あら。やっぱり、

当たりのようね?」

 

蓮 「……………。

俺は、星神として覚醒した時、

いろいろあったからな……………。

 

まあ、この話は、

この「ハチノス」の、みんなにすらも、

あまり話したく無いんです。」

 

華 「そう……………。

分かったわ。

それなら、無理に話さなくていいわ。」

 

蓮 ふぅ……………。

 

 

蓮は、

下向きになって、

少し、後ろめたいような表情になった。

 

 

楽 「?蓮……………。」

 

 

華 「さーて、

万里花ちゃんに、久野くんに、弥柳くん、

3人の自己紹介を聞いた事だし、

 

最後はあなたね。」

 

 

チラッ

 

 

華は、

夜内(やうち)の方を見た。

 

 

夜内(やうち) 「……………。

俺は、夜内(やうち) 俊介って、

言います。

 

星神としては、

ついこの前、

橘さんと一緒に帰ってた時、

 

野生の星獣(せいじゅう)の、

「冥王星ツバメ」が現れて、

 

その時に、

橘さんから、「星錠(せいじょう)」を

貰って、覚醒したばかりです。」

 

華 「なるほど……………。

じゃあ、星神歴(ほしがみれき)は、

あなたが1番、浅いわけね。」

 

夜内(やうち) 「はい。」

 

華 「でも、どれどれ……………。」

 

スッ

 

 

華は、

夜内(やうち)の手を取って、

夜内(やうち)の、「星の光」を、

調べた。

 

 

華 「属性は、火星属性……………。

あなた、結構な、「努力家(どりょくか)」、

ね。」

 

夜内(やうち) 「!

まあ……………、

自分で言うのも、なんですが……………。」

 

万里花 「まあ、

流石(さすが)は、桐崎さんのお母さま。

スゴく、的中ですわね。」

 

 

華 「……………。

夜内(やうち)くん、

あなた、契約星獣(けいやくせいじゅう)は?」

 

夜内(やうち) 「はい、

「火星シマウマ」の、ゼブラって子です。」

 

 

華 「「火星シマウマ」ね、

あなたも、結構な大物(おおもの)の、

星獣(せいじゅう)の子と、

契約してるわね。

 

さてと……………。」

 

チラッ

 

 

華は、

自分に挨拶(あいさつ)と、

自己紹介をしてくれた、

 

万里花、冬吾、蓮、夜内(やうち)の、

4人に、目をやった。」

 

 

華 「あなたたち、

「ハチノス」に入ってくれて、

ありがとう。

 

これからも、

私の娘の千棘と、

その恋人の、坊やをよろしくね。」

 

 

万里花・冬吾・蓮・夜内(やうち) 「はいっ!」

 

 

第1巻 第399話 完

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