2017年 12月3日(日) 15:30
凡矢理大学裏山、
正式名称:凡矢理山(ぼんやりやま)、
頂上付近、ハチノス、
リビング
楽たち一同 「え?北海道に?」
華 「ええ、そうよ。
北海道の、「ある場所」に、
「星の光」が集まる、
少し特別な場所があって、
今年は、
そこで、アーデルトや、
千棘や坊やと、クリスマスを、
迎えようと思ってるの。」
千棘 「なるほど……………。
面白そーだね、ママ!」
楽 「ソレで、華さん、
ソコは一体、どういうところなんだ?」
華 「ああ、それはね坊や。
ソコには、「雪や氷」に近い、
冷気を含んだ、少し特別な、
「水星の光」が集まっててね。
毎年、冬になると、
その「星の光」が、ピークに達して、
毎年の、12月〜2月の3ヶ月間は、
ずっと雪が降ってるのよ。
だから、
そこでなら、
毎年必ず、「ホワイトクリスマス」を、
過ごせるのよ。」
千棘 「毎年必ず、「ホワイトクリスマス」かぁ……………。
なんだか、
スッゴい、素敵なところ!」
万里花 「聞くからに、素敵な場所ですわね。
ソコで、楽様と……………、
いや、楽様以外の、
私(わたくし)の大事な、友人たちと、
クリスマスを送れたら、
最高(サイコー)ですわね。」
冬吾 「そういやあ……………。
北海道の、
野生の星獣(せいじゅう)や、星神(ほしがみ)の情報を集めていた時に、
聞いた事があるな。
そういう、
少し特別な、「水星の光」が、
集まる場所があるって。」
華 「まあ、
久野くん、知ってるの?
流石(さすが)は、星物書き(ほしものかき)、
ね。」
冬吾 「え?
まあ……………、コレが、
仕事ですから。」
華 「ソレでね、
私としては、
千棘と坊やに、
私の娘が、
坊やと、「ホンモノ」の恋人になれた、
お祝いに、
そして、
坊やが、星神として覚醒して、
4月からこの8ヶ月間、
私の娘を守るように、
努力してくれた、お礼に、
この北海道での、
「ホワイトクリスマス」を、
プレゼント、したいのよ。」
千棘 「わぁ〜〜〜……………。
素敵なプレゼント……………、
ママ、ありがとう!」
華 「フフフ……………。
どういたしまして、千棘。
でもね、それだけじゃ無いの。
それは、理由の半分。」
楽・千棘 「え?」
華 「もう一つの理由はね、
坊や、あなたの星神としての鍛錬の、
第1段階の、仕上げよ。」
蒼也 「ああ。
そうだよ、楽。」
楽 「え?
どういうこったよ、蒼也?」
蒼也 「実はな……………、
お前が、「クアトロオーラ・アップ」して、
レオンを、「成獣体(せいじゅうたい)」に、
進化させる事を決めた時、
俺は、マダムフラワーと、
電話で話し合ってたんだ。
「楽の、今回の鍛錬の仕上げは、
この、北海道旅行の道中にしようって。」
楽 「北海道旅行の道中?」
華 「ええ。
ビーハイブ専属の、「星物書き(ほしものかき)」の子たちから、
日本の、野生の星獣(せいじゅう)の子たちの中でも、
特に強い、「星の光」のエネルギーをもつ、
野生の星獣(せいじゅう)の子たち、
7匹を、
この、あなたたちが住んでる、
「凡矢理(ぼんやり)市内」のある、
「中部地方(ちゅうぶちほう)」から、
「北海道」までの道中に、
見つけたのよ。」
楽 「え?
ソレってつまり……………、
俺と千棘が、
付き合いだして初めてのクリスマスの、
北海道旅行に、
俺の星神としての訓練を、
兼ねるって事ですか?」
華 「まあ、そういう事になるわね……………。
でも、
その7体の、「野生の星獣(せいじゅう)」を倒して、
エネルギーを、
あなたのレオンに食べさせれば、
あなたが、「クアトロオーラ・アップ」して、
レオンが、「成獣体(せいじゅうたい)」に、
なれる可能性は高いわよ。」
ちなみに、
その7体の、「野生の星獣(せいじゅう)」は、
「岐阜・長野・東京・神奈川・千葉・青森・
そして……………、
北海道の、7県にいるらしいわ。」
楽 「マジかよ……………。
そりゃ、俺も、
早く、「クアトロオーラ・アップ」を身に付けたいけど、
千棘との、
本当に付き合いだして、
初めての、クリスマスの旅行に……………。」
千棘 「まあっ、そんなに気を落とす事はないんじゃ無い?
ダーリンッ!」
パンッ
楽 「おっ?千棘?」
千棘は、
楽の方を叩いて、
楽を励ました。
千棘 「あんたが、「クアトロオーラ・アップ」する為に、
ママが、
私たちが付き合い始めて、
初めての、クリスマスの北海道旅行と、
あんたの修行を兼ねてくれたのよ?
ママには、
スッゴく、感謝しなきゃ!」
楽 「ああ、そうだな……………。
スマン、千棘……………。」
千棘 「ソレに……………、
あんたと、本当に付き合い始めて、
初めてのクリスマスを、
「ホワイトクリスマス」で過ごせて、
更に、あんたが、
「クアトロオーラ・アップ」して、
星神として、
更に強くなってくれるなんて、
最高の、クリスマスじゃない!
そしたら私、
あんたに更に、惚れ直しちゃう!」
ギュッ
ダキッ
千棘は、
満面の笑顔で、楽と腕を組み、
楽に寄り添って来た。
楽 「そうだな……………。
俺少し、弱気になってた。
ゴメンな、千棘。」
ナデナデ……………。
楽は、
千棘の髪を撫でた。
楽 「華さん、
俺、やってやりますよ。
その7体の、星獣、
俺が倒してみせます!」
華 「よく言ったわ、坊や。
それでこそ、
私が見込んだ、
私の娘の、千棘の彼氏よ。」
第1巻 第400話 完