2017年 12月3日(日) 20:00
ギャング組織、ビーハイブ、
日本のアジト
庭
アーデルト 「さあ、楽くん。
そのワゴンRで、
思う存分、初運転してくれたまえ。」
楽 「はい。
ありがとうございます、
千棘のオヤジさん。」
アーデルトと華から、
クリスマスプレゼントに、
愛車の、
オレンジ色と銀色のワゴンRを貰った
楽は、
ギャング組織、「ビーハイブ」の庭で、
試運転の、初運転をしていた。
楽 「まずはキーを刺して……………。
っと、」
ブルウゥゥゥ……………。
楽は、
華から貰ったばかりの、車のキーを、
ワゴンRに刺した。
楽 「あ、そーだ。」
ピッ
ウイィィィ……………ン。
楽は、
窓のボタンを押して、
車の窓を開けた。
楽 「あ、そういやあ華さん、
このワゴンRの正式な名前、
なんてゆーんすか?」
華 「ああ、
「ワゴンR 660FX」よ、
坊や。」
楽 「
「ワゴンR 660FX」、かぁ。
よーし……………。」
チラッ
千棘 「ん?」
楽は、
車の窓から、千棘を見た。
楽 「なあ千棘、
俺の車の助手席に、乗ってくれねーか?」
千棘 「え?何でよ?」
楽 「だって、
コレは俺とお前の愛車だろ?
お前を乗せたいんだ。」
千棘 「なるほどね……………。
よーし、良いわよ楽。
ただし……………、
変な運転したら、
しょーちしないからね!」
ガチャ
ストンッ
千棘は、
「ワゴンR 660FX」の、
助手席に乗った。
千棘 「よろしくね、楽!」
楽 「お、おう……………。」
楽 (初運転で、千棘と一緒かぁ……………。
緊張もするけど、
やっぱり、ドキドキするなぁ……………。)
鶫 「一条楽、
お嬢を交通事故に遭わしたら、
許さないからな?」
ガチャ
ゴゴゴ……………。
クロード 「良く言ったぞ、誠士郎。
そうだ、一条楽。
お嬢を交通事故に遭わしたら。
「ビーハイブ」の名の通り、
「蜂の巣」に、するからな?」
ガチャ
ゴゴゴ……………。
華 「2人とも、言い過ぎよ。
でも坊や、初めて会った時、
言ったわよね?
「私の娘を、ボンクラと交際させる気は無い。」って。」
ゴゴゴ……………。
楽 「ひいっ、
向こうから、
3つの殺気と、2つの銃口(じゅうこう)が……………。」
千棘 「気にしなくて良いわよ、楽。」
楽 「そんなん言われてもなぁ……………。
小咲 「一条くん、頑張って。」
万里花 「楽様〜〜〜!
運転に慣れたら、
次は私(わたくし)を、助手席(じょしゅせき)に座らせて下さい。」
蓮 「頑張れ、楽。」
夜内(やうち) 「頑張ってよ、
一条くん。」
楽 「みんな……………。
ありがとう!
よーし……………。」
ドゥルルル……………。
楽は、車のエンジンをかけた。
楽 「出発するぞ、千棘。」
千棘 「うん、楽。」
キイィィィ……………。
楽は、
アクセルを踏んで、出発した。
楽 「よーし、まずは。
ブレーキで減速……………。」
グッ
楽は、ブレーキを踏んだ。
ガッ
千棘 「きゃっ!」
千棘は、ブレーキがかかった拍子に、
揺れた。
楽 「大丈夫か?千棘。」
千棘 「うん、大丈夫だよ。
私、楽を信じてるから。」
楽 ドキッ
楽は、
千棘の言葉に、「ドキッ」とした。
楽 「よーし、千棘の為にも……………。
次は、ハンドルで方向転換。」
キィッ
楽は、左折した。
楽 「よーし……………、
少し離れて来たぜ。」
そして、10数分後……………。
楽 「よーし、大分慣れて来たぜ……………。」
千棘 「頑張ったじゃない楽、
ふぁ〜〜〜あぁ〜〜〜。」
千棘は、
あくびをした。
千棘 「私、眠くなっちゃった。
少し、寝るわね……………。」
楽 「ああ、良いぜ。」
ゴロンッ
ムニッ
楽 「!」
千棘は、後ろの席に眠り、
膝を曲げて寝た為、
お尻がジーンズに食い込んだ。
千棘 「スーースーー……………。」
楽 「やっぱり可愛いなぁ……………。
千棘は。
こんな子が俺の彼女で、
こんな子を載せて、
ドライブ出来るなんて、
サイコーだ。
よーし……………、
千棘の為にも、
安全運転を心がけるぞーーー。」
巻1巻 第405話 完