ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第409話 パーキン

2017年 12月4日(月) 10:00

 

中部地方 車道

 

 

集とるりの乗っている、

 

トヨタの、黄緑色の、

「パッソ 1,0X イロドリ」

 

集 「ん?アレは……………。」

 

集は、

カーナビを見て、

自分たちの行く末、500m〜1kmほどに、

「parking area(パーキングエリア)」があるのを見つけた。

 

 

集 「おーい、みんな〜〜〜。

パーキングエリアが近づいて来たから、

そこで一旦(いったん)、休憩にしよう〜〜〜。」

 

楽たち一同 「はーい。」

 

 

キイィィィ……………。

 

 

楽たち一同は、

「パーキングエリア」の駐車場に、

ソレゾレの車を停めた。

 

 

千棘 「わーー、見てよ楽、

綺麗(キレイ)な山の景色!」

 

 

千棘が指差した先には、

一面の山景色(やまげしき)が広がっていた。

 

 

楽 「おう、綺麗(キレイ)だな。」

 

千棘 「こんなところに、

みんなとコレて良かったわぁ……………。」

 

 

集 「るりちゃん〜〜、

記念に、山を背に写真を1枚撮らない?」

 

るり 「まあ、今のあなたは、

私の彼氏だから良いけど……………。

パーキングエリアの飲食店で、

何か奢ってよね。」

 

集 「アッハッハ……………。

相変わらずるりちゃんは、

食べ物にがめついねぇ……………。

 

おーい、双神くん、

カメラマンやってよー。」

 

蒼也 「ん?

ああ、良いよ。」

 

スッ

 

 

蒼也は、集からカメラを受け取った。

 

 

蒼也 「ハイ、チーズ。」

 

パシャッ

 

 

蒼也は、カメラのシャッターを押して、

集とるりの写真を撮った。

 

 

蒼也 「はい、舞子くん。」

 

スッ

 

 

蒼也は、

集にカメラを返した。

 

 

集 「ありがとうね、双神くん。

おっ、キレイに取れてるじゃん〜〜〜。」

 

蒼也 「……………。

そりゃどうも。」

 

集 「ソレに、「舞子くん」なんて、

よそよそしい、

「集」で良いよ〜〜〜。」

 

蒼也 「……………。

いや、

俺はまだ君たちと、そこまで慣れ親しむ気にはなれないんだ。」

 

スタスタ……………。

 

 

蒼也は、

集のそばを離れて行った。

 

 

集 「……………?」

 

 

スッ

 

シュボッ

 

スーハー……………、

 

 

蒼也は、

崖の近くの、手すりに腕をかけて、

タバコを吸った。

 

 

蒼也 「……………。

確かに、中々良い眺めと景色だな。」

 

鶫 「蒼也、お前も結構、

羽を休めてるな。」

 

蒼也 「!誠士郎、

いや、俺は別に、

今回も、楽の「クアトロオーラ・アップ」の仕上げの、任務で来ているんだ。

そんなに、気を抜くわけには……………。」

 

鶫 「フッ、

そう言いつつお前も、

少しずつ丸くなって行ったな。」

 

蒼也 「え?」

 

鶫 「私が昔の固すぎた私から、

少しずつ変わって行ったのと同じだ、

 

少しずつ、お前も柔らかくなって来たな。」

 

蒼也 「!

まあ、そうかもな……………。」

 

蒼也 (誠士郎の言う通り、

俺は、

楽やその友達の一般人の、

小野寺さんや、舞子くんに感化されて、

少しずつ心を開いて来たのかもしれない。

 

だが……………、

絶対にダメだ。

表の世界の人間に、完全に心を開くなんて。

玲香の時の、二の舞になる……………。)

 

 

冬吾 「ふーう。

中々良い眺めだね。

こりゃ、「星物書き(ほしものかき)」として、

記録(キロク)に残しとかなきゃな。」

 

パシャッ パシャッ

 

 

冬吾は、

持って来ていたカメラで、

そびえ立つ山々や、他の景色を撮った。

 

 

クリア 「気楽ですね、冬吾。」

 

 

蓮 「おっ、小野寺さん、

このバニラと抹茶のアイスクリーム、

良くないか?」

 

小咲 「あっ、そうだね。」

 

蓮 「ソレに、こっちのチーズケーキも。」

 

小咲 「やっぱり弥柳くんは、

和菓子にせよ洋菓子にせよ、

お菓子を見る目がすごいね。

 

私も見習わなきゃ。」

 

蓮 「いや、こんくらい別に普通だよ。」

 

小咲 「あのー、すいません、

バニラと抹茶のアイスクリーム2つと、

チーズケーキを3つ、

下さい。」

 

店員 「はーい。」

 

チャリンッ

 

 

小咲は、

お代を店員さんに渡して、

バニラと抹茶のアイスクリーム2つ、

チーズケーキを3つ、

受け取った。

 

 

モグモグ……………。

 

 

小咲 「冷たくて美味しい〜〜〜。

後で千棘ちゃんにも、教えてあげよう。」

 

蓮 「しっかし小野寺さん、

なんでチーズケーキの方は3つなんだ?」

 

小咲 「ああ、それはね、

春にお土産(おみやげ)に買ってってあげようと思ったんだ。

 

アイスクリームは、溶けちゃうから無理(ムリ)だけど、

チーズケーキなら、

保存すれば持って帰れるでしょう?」

 

蓮 「ああ、なるほどそういう事か……………。

ホントに、妹想いなんだな、

小野寺さんは。」

 

 

その頃、

楽と千棘。

 

 

楽 「みんな、楽しそうにやってるな〜〜〜。」

 

千棘 「フフ………そうね。

楽、この旅行は、

あんたとレオ君が、「クアトロオーラ・アップ」する為の、

仕上げの修行であると同時に、

私とあんたの、「交際8ヶ月記念」の、

旅行でもあるのよ?

 

楽しまなくちゃ。」

 

楽 「ああ、そうだな……………。」

 

 

巻1巻 第409話 完

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