ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

323 / 383
巻1巻 第412話 ラクチト(岐阜県) 巻1巻 第413話 ムナモト(岐阜県)

巻1巻 第412話 ラクチト(岐阜県)

 

2017年 12月4日(月) 13:00

 

岐阜県

 

 

千棘 「さーて楽、どこに行く?」

 

楽 「そうだな……………。」

 

 

みんなとは、

夜、岐阜県の旅館で集合することを約束して、

2人で岐阜県観光をしていた。

 

 

千棘 「しっかし、

折角(せっかく)、みんなで岐阜県まで来たのに、

コレじゃあ、いつもとおんなじ、

あんたと2人のデートじゃない。」

 

楽 「まあ、良いんじゃねーか?

お前と2人の、

「交際8ヶ月突破記念旅行」、

でも、あるしな。」

 

千棘 「アハハッ、

確かにそーね。

 

ん?

楽、何かしらアレ?」

 

スッ

 

楽 「ん?」

 

 

千棘が指差した先には、

太鼓を打ってる人たちがいた。

 

 

楽 「アレは……………。

ちょっと待ってよ。」

 

ピッ

 

 

楽は、iPhoneで調べ出した。

 

 

楽 「ああ、アレは、

岐阜県の名物の1つ、

「飛騨(ひだ)の伝統神事(でんとうしんじ)、

起こし太鼓(だいこ)」、だな。

 

千棘 「起こし太鼓(だいこ)?」

 

楽 「ああ、

岐阜県の名物の1つで、

「ユネスコ 無形 文化遺産」、にも、

登録されているらしい。」

 

千棘 「なるほど……………。

よーし、面白そうね。

少し行ってみましょうよ、楽。」

 

楽 「ああ、いいぜ。」

 

 

スタスタ……………、

 

 

楽と千棘は、

「起こし太鼓(だいこ)」が行われている、

会場の近くに足を運んだ。

 

 

太鼓打(たいこうち)A 「そーれっ!」

 

太鼓打(たいこうち)B 「そいやっ!」

 

 

千棘 「へぇ〜〜〜、女の人もいるんだ。」

 

 

千棘の言った通り、

10数人の「太鼓打(たいこうち)」の中には、

女性も何人か混じっていた。

 

 

楽 「ああ、

カッコいいよな、

江戸っ子の女の子って、感じで。」

 

千棘 「そうねぇ……………。

よーし!」

 

 

スタスタ……………。

 

 

千棘は、

「起こし太鼓(だいこ)」の、

会場の受け付けに、

足を運んだ。」

 

 

千棘 「あのー、すいません。

この太鼓(たいこ)、私も参加出来ますか?」

 

受け付けの人 「はい、出来ますよ。

一般の方は、

参加料1,000円払って、

 

太鼓の先生に、1番簡単な曲を、

1時間掛けて、教わります。」

 

千棘 「やったぁーーー!

 

はい、お代。」

 

スッ

 

 

千棘は、

受け付けの人に、

お代の1,000円(千円札)を払った。

 

 

千棘 「よーし、頑張るわよーーー!」

 

楽 「やれやれ……………、

俺の彼女は、好奇心旺盛(こうきしんおうせい)過ぎるな。」

 

 

巻1巻 第412話 完

 

 

 

巻1巻 第413話 ムナモト(岐阜県)

 

2017年 12月4日(月) 14:00

 

岐阜県

 

 

楽 「千棘のやつ、まだかなぁ……………。」

 

 

楽は、

 

岐阜県の名物の1つ、

「飛騨(ひだ)の伝統神事(でんとうしんじ)、

起こし太鼓(だいこ)」を、

 

1,000円で1番簡単な曲から習いに行った、

千棘を待っていた。

 

 

「起こし太鼓(だいこ)」の、

司会の人 「えーでは、次の組みの参加者の人でーす。」

 

スタスタ……………。

 

 

「起こし太鼓(だいこ)」の会場に、

次の組みの参加者が入って来た。

 

 

レオン 「あっ、楽。

千棘ねえの番が来たよ。」

 

楽 「おっ、ホントか?」

 

 

スタスタ……………。

 

 

舞台に上がって来た、

数人の参加者の中に、千棘が混じっていた。

 

 

楽 「おお……………。」

 

 

「起こし太鼓(だいこ)」の、

司会の人 「それでは参加者の皆さん、

 

お客さんに、礼を。」

 

 

参加者A 「どうも。」

 

参加者B 「よろしくお願いしまーす。」

 

千棘 「どうも。」

 

ペコリッ

 

 

他の参加者と同じ様に、

客にお辞儀(おじぎ)した千棘は、

 

 

赤い着物を着て、

腰に白い帯を巻いて、

さながら、「江戸っ子の、美人太鼓打(たいこうち)」、

と言った感じだった。

 

しかも、

高1の時の夏祭りに、

クロードに持って来て貰った、

浴衣(ゆかた)を着た時と同じように、

 

千棘が、

日本の着物や浴衣(ゆかた)の着付け(きつけ)に、慣れていないためか、

 

胸元が少しはだけで、

胸が見えてしまっている。

 

 

客A 「おーー!

見ろよ、あの金髪の女の子、

可愛いぜ〜〜〜!」

 

客B 「ハーフかな、

スタイル良い〜〜〜!

足細っそ〜〜〜!」

 

客C 「しっかも、胸元(むなもと)少し、

見えてるぜーーー!」

 

 

楽 「あわわ……………。

どうしよう……………。

 

まさか千棘のやつ、

高1の時の夏祭りの時の浴衣(ゆかた)同様、

下着着てねーんじゃ……………。」

 

 

シルフ 「ああ、楽、

それなら大丈夫よ。」

 

ヒュンッ

 

楽 「あっ、シルフ。」

 

 

観客席にいる楽のところに、

シルフが降りて来た。

 

 

シルフ 「私、千棘の契約星獣(けいやくせいじゅう)だから、

千棘の記憶は大体把握してるから、

 

あの高1の時の夏祭りの、

浴衣(ゆかた)の時と同じにならないように、

 

私が千棘に、

「下着を着るのよ。」、

って、

言っておいたから。」

 

 

楽 「そっかぁ……………。

それは良かった。

ありがとな、シルフ。

 

でも……………。」

 

シルフ 「ん?」

 

楽 「千棘の胸元が見えてるのは、

やっぱり、彼氏として放っておけない。

 

千棘にそれを言ってくれ。」

 

シルフ 「なるほどね……………。

分かったわ。」

 

 

ヒュンッ

 

 

シルフは、

千棘の元に戻った。

 

 

千棘 「あっ、シルフ。

あんた、どこに行ってたのよ?」

 

シルフ 「それがね、

楽がね……………。

ゴニョゴョ……………。」

 

 

シルフは、

楽からの伝言を、

千棘に伝えた。

 

 

千棘 「なるほどね……………。

よーし、分かったわシルフ。」

 

スッ

 

 

千棘は、

来ていた着物の、

胸元(むなもと)を締め直した。

 

 

千棘 「ありがとう、楽。

よーし、太鼓(たいこ)、

頑張るわよ、シルフ。」

 

シルフ 「はい、千棘。」

 

巻1巻 第413話 完

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。